シンプルな操作画面がスムーズなオペレーションを実現
プリントメディアとインターネットメディアの融合を目指し、メールの配信負荷を解決するとともにコストパフォーマンスに優れたメール配信システムが求められた。
導入背景
テレビ情報誌のNo.1ブランドを堅持
全国の新聞社・ラジオ・テレビ欄への番組情報を配信する東京ニュース通信社は、 “テレビ”をキーワードとする出版事業を手掛けている。
今年で創刊47周年を迎えるテレビ番組情報誌「TVガイド」の他、サブカルチャー世代向け「TV Bros.」、映画情報に特化した「TV Taro」、男性向けアイドル誌の「B.L.T.」など、幅広い読者層のニーズに応え、多彩な媒体を発行している。
その他にも、同社のもともとの成立ちである日刊英字新聞「Shipping and Trade News」や客船情報誌「船の旅AZUR」など、国内外の広範なネットワークを通じて海運・港湾に関する媒体を出版しており、「TVガイド」と同様、長い歴史を持つ。
中でも、船舶スケジュール誌「Sea Sprite」から蓄積したタイムテーブルのノウハウは、後にテレビ・ラジオの番組表を提供するきっかけとなった。
日本初のTV情報誌として創刊されたTVガイドは、近年の雑誌不況と言われる中でも堅実な売上を維持しており、テレビ情報誌No.1ブランドの地位を不動のものにしている。
「TVガイド」は、テレビが国民に定着し始めた頃の1962年に創刊された。
NHKの全国放送がスタートし、カラー放送へと切り替わっていった時代にシンプルな番組表から始まった。
それゆえ、「TVガイド」は日本のテレビ文化とともに進化してきたといえる。
現在は、週刊誌という特性を活かし、アイドルやテレビの著名人を起用して特集を組むなど、ビジュアルでも楽しめる番組情報誌として地位を確立している。
同社は、雑誌を補完することを目的に、インターネット黎明期である1997年にPC向けのウェブサイト「インターネットTVガイド」を立ち上げた。
携帯向けには、2000年にNTTドコモの公式サイトをスタート、現在はauとソフトバンクの公式サイトにも対応している。
携帯サイトでは、「TVガイド」を軸にしたHTMLメール、着メロ・着うたサイト展開のほか、同社発行のテレビ情報誌「B.L.T.」「TV Bros.」の携帯サイトなど、番組情報というソースキーに、世代や趣味・嗜好に合わせてターゲットをセグメントすることで多彩なコンテンツサービスを提供している。
特徴
サイトリニューアルと同時にメールの問題を解決
「インターネットTVガイド」で発行しているメールマガジンでは、番組情報のほか、独自のコンテンツとして番組に付随するコラムや特集記事、広告を含めて配信している。
しかし、購読会員が増えるに従い、配信に時間がかかるだけではなく送ったメールが遅延するなど、スムーズな配信が行えないと感じるようになっていた。
2008年、同社はインターネット事業の強化を目的に「インターネットTVガイド」のサイトリニューアルを計画、これを機にメール配信システムの切り替えを決定した。
同社のIT事業企画部 福島氏は、「サイトリニューアルと同じタイミングでメール送信にかかる負荷やコストの問題を解決したかった」と言う。
ユミルリンクのメール配信システムを選んだポイントを福島氏は、「何社か比較しました。
多くの場合、開発は開発のみで、メール配信のシステムはまた別の会社のものを組み込むという提案になります。
ユミルリンクは、受託開発だけではなく大規模配信向けにコストパフォーマンスに優れたメール配信システムを提供していたことから、包括的なサイトリニューアルが可能になるという点で魅力に感じました」(福島氏)。
ユミルリンクは、メール配信システムを主力とするパッケージ開発、システムの受託開発、ネットワークマネジメントサービスの3つの事業を展開している。
同社は、ユミルリンクのメール配信システムを導入したことにより、効率的なサイトリニューアルを実現すると同時に、配信遅延や運用コストなど、これまで抱えていたメール配信の問題を解決した。
新たなメール配信システムの使用感について福島氏は、「管理画面がシンプルなところがすごく良いと思います。
アドレスを登録して、原稿を貼りつけて登録するという、配信まで3ステップで出来てしまう点がとても分かりやすいと思いました」(福島氏)。
これまでのシステムでは、メール配信の都度、細かい設定が発生していたと言う。
さらに福島氏は、「インターフェイスもしっかり作られていて、不慣れなスタッフでもすぐに操作してもらえるのは助かります。
管理画面の使いやすさは、他社のシステムにはありそうで無いメリットだと思います」と操作性について高く評価した。
活用
雑誌読者の活性化、ウェブ媒体との融合を目指して
2004年に創刊した月刊テレビ誌「TV Japan」では、他誌に先駆けて番組表内にQRコードを最初に掲載した媒体だ。
これによって雑誌の発行時点では未定の番組情報をウェブ側で補完することを可能にした。
福島氏はこのようなプリントメディアとインターネットとの融合をもっと積極的に検討していきたいと言う。
その一環として、現在インターネットTVガイドでのメールマガジン配信通数15万件を増やしていくことを目標としている。
「今は会員管理とメール会員との同期が完全に取れていません。
そのため、会員データと紐付けし、メール配信と連動させて効果的なメールマーケティングを行っていくことが今後の課題となっています」(福島氏)。
地上波、BS、CS放送など、多チャンネル化により、番組情報は厚みを増してきている。
アナログからデジタル化へと放送サービスの形態が変化する一方、消費者の雑誌離れは進んでいる。
今後、同社ではデジタル化に向けて媒体をさらに進化させていくとともに、効率的なメール配信の活用が読者活性、さらにはウェブと紙媒体の相乗効果を発生させるとして大きな期待を抱いている。
大規模な配信実績
- 大規模な携帯配信にも対応
- PCだけではなく全キャリアにも高速配信が可能
- コストパフォーマンス
- 配信したら配信しただけお得な月額固定性の料金プラン
- 導入までがスムーズ
- 自社開発のため他システムからの切り替えがスムーズ
- 使いやすい操作画面
- 3ステップで配信が可能で不慣れな人でも操作が簡単