Gmailの警告表示が拡張! メルマガのプロフィールアイコンを確認しよう
8月10日にGoogleが「Gmail」に新しいセキュリティ警告を追加するとの発表がありました。
今回の追加は、WEB版GmailとAndroidにおいて、" メールの送信元"や"メールのリンク"が不審である場合、警告を表示するといったものです。
では、具体的にどのような場合において、警告が表示されるのでしょうか?
[ケース1] メールの送信元が不審と判断された場合
WEB版GmailとAndroidでは、送信ドメイン認証技術である "SPF" または "DKIM" のどちらかで認証がされない場合、メールのプロフィールアイコンに"?"(はてなマーク)が表示されます。
それほど、インパクトの強い表示ではないものの、2016年2月に追加された非暗号化メールに表示される赤い鍵マーク(詳しくは「どうする? Gmail対策」をご覧ください)や"?"(はてなマーク)が付いたメールは、開封する気もなくなってしまいますので、自社のメールやメルマガに警告表示が付いてないか一度確認してみた方が良いと思います。
すでに"SPF"や"DKIM"については、一定の普及はしていますが、「初めて聞いた」、「どんな仕組みかわからない」という方は、過去のブログ「送信ドメイン認証技術(SPF、DKIM )やDMARCとはどのような仕組みか?」をご覧ください。
[ケース2] メールのリンクが不審と判断された場合
こちらのケースでは、WEB版Gmailが対象となります。
メールコンテンツ内のリンクがフィッシングやマルウェアなど、疑わしいサイトと判断された場合、リンクをクリックした際に警告表示するページが表示されます。
今年に入ってから、Gmailでは、「非暗号化メールの警告表示」や今回紹介した「警告表示追加」など、メールの安全性を高めるための機能追加がされています。
メールを送信する側も、「気づいたら警告表示が付いていた!」などとならないよう、改めて、自分が送っているメールをチェックしてみましょう。
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