2012.07.10 プレスリリース
メール配信エンジンにNoSQLを採用し、データ処理能力を向上
ASP・SaaS事業を展開する阪急阪神東宝グループのユミルリンク株式会社(東京都渋谷区 代表取締役社長:清水 亘)は、メール配信システム『Cuenote FC』のビッグデータ処理におけるパフォーマンス向上を目的とするバージョンアップを実施し、メール配信エンジンにNoSQLを採用した最新バージョンの提供を7月10日(火)より開始します。
本バージョンアップでは、『Cuenote FC』のメール配信エンジンにNoSQLに分類されるデータベースでドキュメント指向型のMongoDBを採用しました。MongoDBは、高パフォーマンス、スキーマレスで運用が容易、耐障害性に優れているといった特徴を持つオープンソースのデータベースです。この度、MongoDBの採用により、大規模データ処理における高速データ処理を実現しました。
『Cuenote FC』は、送信先のドメイン毎に配信制御を行うことで、キャリア側からの受信ブロックを回避し、遅延なく確実にメールを一斉配信するシステムです。並列処理が大幅に向上したことで、具体例として、1台のサーバーで数百ある全国の店舗がセール情報をそれぞれの顧客のPCや携帯に同時間帯に届けることが可能となります。さらに、複数台構成での運用が可能となり、企業が取り扱うデータ量の増加に対応できる拡張性を確保しました。
ユミルリンクは、今後メール配信システムを軸とする、企業と消費者とのコミュニケーションを実現するためのサービスを拡充していくにあたり、より多くの企業に効果的かつ快適・安全にサービスを利用していただくため、引き続きシステムの高可用性や分散機能のための技術研究を推進してまいります。
■関連URL
Cuenoteシリーズ 製品サイト
https://www.cuenote.jp
■会社概要
会社名 :ユミルリンク株式会社
代表取締役社長:清水 亘
資本金 :1億1,830万円
本 社 :東京都渋谷区恵比寿4-3-8 KDX恵比寿ビル4F
設 立 :1999年7月
事業内容:マーケティング向けソフトウェアプロダクト事業
自社製品によるASP・SaaS事業(メール配信ASP)
システムインテグレーション事業
ネットワークマネジメント事業
主要株主:アイテック阪急阪神株式会社
詳細については、 https://www.ymir.co.jp をご覧ください。
【本件に関するお問い合わせ先】
ユミルリンク株式会社
広報担当:杉浦 製品担当:五十嵐
TEL:03-6820-0515