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アンケート作成前の事前準備に行うべきことを解説!失敗しないために考えるポイントとは

公開日:2025/09/02  更新日:2025/09/24
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アンケート作成前にやるべき準備・考えるべきこと

さまざまなWebツールやサービスもあるアンケートは、誰でも気軽に行える状況になっています。しかし、適切な準備をしていないと、回答が集まらないことや収集結果が目的と異なり扱いづらいデータになる可能性もあります。

そこで今回は、アンケートの事前準備について抑えておくべき点を解説していきます。

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アンケート作成前の事前準備は、結果を大きく左右する

アンケートは、多くの人に協力頂くことで得られるもので、すぐに再調査は難しい側面があります。事前準備は以下のような点で大きく結果を左右します。

  • アンケートの回答数の有無に差が出る
  • アンケート内容の有効性に差が出る
  • アンケート結果から得られる情報の活用度合いが変わる

アンケートは何らかの課題や目的をもって調査します。より多くの回答者がしっかり回答してもらえるか否かによって、データの有効性に差が生まれます。

アンケート作成前の事前準備で行うべきこととは?

アンケートを実施するテーマと目的を明確化する

アンケートの目的を明確にしましょう。特に「どのような疑問に対して調査することで、どのように活用するのか」という点です。

  • 目的:自社サービスの顧客満足度の向上
  • 知りたい要素:サービス認知経路、利用状況、満足・不満足な点など

目的や知りたい要素はアンケート調査を行おうと考えた時点で既に頭の中などにはあるでしょう。ポイントは途中でブレないよう文章化して関係者で共有しておくことも重要です。

アンケート回答者のターゲットを決める

アンケートに回答してもらうターゲットを決めます。例えば、目的が「自社サービスの顧客満足度の向上」なのであれば、ターゲットは「既存利用顧客も含めてサービスを認知している可能性のある不特定多数」になります。

単に顧客・利用者ではなく、〇〇の状況の顧客など目的に合わせて具体的にすると良いでしょう。ただし、対象を狭めすぎるとサンプル数が不足するため、注意が必要です。

回答してもらう場面を決める

「どこで」「どんな時に」アンケートに回答をしてもらえるのかを決めます。例えば、インターネット上で任意の時間で行うのか、街頭なのか、セミナーの後なのかなどです。回答をしてもらいやすいか否かをシミュレーションして、適切な場面を設定しましょう。

アンケートのサンプル数(回答数)目標を決める

アンケートの結果は、回答者数が少なすぎると信憑性のないデータになってしまうので、一定以上確保することが必要です。アンケートのサンプル数は、最低数の基準値として100と言われており、民間の市場調査だと300~500サンプルぐらいが多いようです。

アンケートを実施する媒体と告知方法を決める

どの媒体を使ってアンケートを行うのか、何を使って告知をするのかを決定します。 媒体はおおまかな分け方でウェブまたは紙、告知方法はメール、郵送、FAX、声かけがあります。アンケートを実施する側も回答する側も、負担にならないようにしましょう。

回答手段を決める

街頭調査など対面を通じた調査を除いて、Webアンケートを基本とすると良いでしょう。郵送など回答者に負担が生じるものは、回答者特典などがない限り回答率が低くなる可能性があります。

郵送物を起点に回答してもらいたいケースにおいても、二次元バーコードよりWebアンケートに遷移できるようにするとよいでしょう。

設問数を決める

設問数が多いと途中でアンケート回答を中断される可能性があるため、回答者の負担にならない、必要最低限な設問数を設定するようにしましょう。例えば1つの設問の回答を集計することで、取得したい結果を2つ得られる可能性もあります。

また目安となる回答時間をアンケート作成時に記載することもオススメです。

アンケートに回答するメリットを決める

アンケート回答者に謝礼やプレゼントを用意するかを決めます。
謝礼やプレゼントがあると回答率は向上する傾向にありますので、できる限り用意したほうがよいと言えるでしょう。

個人情報を取得するかどうかを決める

アンケートを実施した上で、回答者の個人情報を把握する必要があるかどうかを検討しましょう。
たとえば、「満足度が低かったお客様に対してフォローを行い、満足度の向上を促す」ことを目的としている場合、名前、連絡先(電話番号・メールアドレスなど)レベルの個人情報の取得を最低限は必須にしてアンケートを設計しなければなりません。また、アンケートの謝礼やプレゼントを用意する場合も同レベルの個人情報を取得することが必要になります。

なお、個人情報を取得する場合は、取扱利用目的の周知と利用目的以外に使用しないことの周知が信頼度の観点から必要です。

さいごに

以上がアンケートを実施する上で決めておくべきことです。 ここまで決めてから実際のアンケートの設計やフォーム作成に進められます。 これからアンケートを始める前に、ぜひとも見直してみてください。


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この記事の著者

福島 竜司
過去に介護・美容の資格情報メディアにて事業統括責任者としてBtoC・BtoB共にメールマーケティング含めた、マーケティング全般の業務に携わる。 ユミルリンクではマーケターとして、メールマーケティングを中心に、メッセージングマーケティングの研究を行い、多くの記事の執筆・編集を行う。またメールマーケティングに関するウェビナー・展示会などのイベントでのセミナー登壇も行っている。 本記事に関しては、企業の公式サイト・公的機関のデータ・当社が調査したデータと、著者の実績を踏まえて実態に即した内容提供に努めています。
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