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WEBアンケートの離脱を減らすテクニックとは?
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アンケートを作成していくと、あれもこれもとどんどん1ページに掲載する内容が多くなってしまったり、長すぎてしまうから1ページに掲載する内容は短くするが、その分ページ数が増えてしまう、といったことはアンケートでの「あるある」ではないでしょうか?
1ページに掲載するアンケート内容が長かったりページ数が多かったりすると、回答者としては途中でうんざりしてしまい最後まで回答せずに途中で離脱してしまいますよね。
アンケートを途中で離脱されてしまい、なかなかアンケートの回答率が上がらない・・・と頭を抱えていらっしゃるご担当者の方も多いのではないでしょうか?
ある機能を使うことでアンケートを短くすることが出来るのですが、みなさんはご存知でしょうか?
今回は、その機能を使ってアンケートを短くし、少しでも途中でアンケートを離脱されないようにする方法を例を含めてご紹介します。
マトリックスと多段マトリックスとは?
みなさんは、マトリックスと多段マトリックスはご存知でしょうか?
ご存知ではない方のために、こちらで簡単にご説明します。
【マトリックスとは】
縦と横、ふたつの軸をもつ表タイプの質問形式のことです。
一つの質問に対して連続して回答を求める場合に、ひとつの表にまとめて表示させることができます。
【多段マトリックスとは】
上記でご説明したマトリックス表を隣り合わせて表示させる質問形式のことです。
一つの質問に対して比較等をさせて回答を求める場合に、ひとつの表にまとめて表示させることが
できます。
では、実際にこれらのマトリックスを使った時と使わなかった時のアンケートの長さや、どのような時に利用されているかをご紹介していきます。
ケース①:同じような単一の回答が続くアンケート
例えば、カフェ店舗で設問は異なるが回答内容は同じアンケートを行うとします。
左側はマトリックスを使わずに1つずつ設問を作成します。右側はマトリックスを使った設問になります。
アンケートの長さはもちろんですが、マトリックスを利用した方が見た目もスッキリとします。
上記の例では設問数が少ないのでこれを見ただけではボリュームがあるとは感じませんが、このようなアンケートが下に続いた場合、左側のアンケートだとパッと見では「こんなに設問があるのか、、、」と思われがちですが、マトリックスを利用することによって設問が1つにまとめられていると、回答者の気分的にも少し楽になるかと思います。
アンケートを開いた時の先入観も離脱を防ぐポイントの1つです。
ケース②:○○前・○○後のアンケート
ケース①では、マトリックスを利用することによりアンケートが短くなることをご覧頂きました。
多段マトリックスもマトリックス以上に短くすることは可能ですし、それ以外にも効果的な利用方法があります。
下記では、不動産関連にて物件「入居前」と「入居後」の設備や仕様に関してのアンケートを行った場合を想定したアンケートになります。
ケース①でもアンケートの長さはご覧頂きましたが、3つのパターンだとどれだけアンケートの長さや見栄えが違ってくるのかご覧ください。
左 側:1ずつのアンケート
真ん中:マトリックスを利用したアンケート
右 側:多段マトリックスを利用したアンケート
上記ではアンケートの長さに違いが出るのは一目瞭然ですね。
同じ設問内容でもマトリックスや多段マトリックスを利用することで、アンケートは半分~1/3位短くすることが出来ます。
長いアンケートは離脱されてしまう要因の1つでもありますので、マトリックスや多段マトリックスを利用してスッキリさせることが重要です。
次に、多段マトリックスを利用したアンケート例をご紹介します。
例①:フィットネスクラブでのアンケート
フィットネスクラブに入会する前の印象と、入会後の印象についての質問になります。
例②:購入後アンケート
商品購入後に、サンプル利用時と実際に1ヶ月利用してからの印象についての質問になります。
さいごに
今回ご紹介させて頂いた内容は、アンケートの途中離脱を防ぐ方法の1つの手段となり、あくまでもアンケート内容の作りの部分となります。
アンケート内容ももちろんですが、アンケート回答者側の立場となって考えてみるもの大事な事です。アンケートページの右上部分に回答ページ数の表示や、現在どのあたりまで回答していて残りがどれだけあるといった事が確認できるステータスバーの表示も必要ですね。
キューノート サーベイ
Cuenote(キューノート)のアンケートシステムは、直感的な操作画面で誰でも簡単にWebアンケートや問い合わせフォームを作成できるクラウド型(ASP・SaaS)サービス。PCの他、スマートフォンや携帯電話にも対応しています。