機能・性能について

1時間300万通配信というのは、送信・受信どちらの性能ですか?

「メールを受信⇒そのメールを相手先サーバへ送信」する、という動作で1通のリレー処理として計測しています。
従って、1時間に300万通の受信と送信が可能な性能ということになります。
※ベンチマーク用環境での測定のため、実配信での性能とは異なります。
※エラーアドレス管理機能を利用した場合は、150万通/時、メール文書の生成を行う場合は100万通/時の性能となります。

なぜ高速に配信できるのですか?

メール配信エンジン(MTA)を独自開発し、ドメインごとにの通信制御(送信IP・受信MTA数に応じたセッション制御など)をしております。
また、定期的な調査により、各ISP・各キャリアの受信MTAの特徴にあわせチューンナップしておりますので、高速な配信を実現しています。

1時間300万通メール配信を測定した環境を教えてください。

サーバー筐体
CPU:Intel Xeon E5335 (2GHz)×2
メモリ:8GB
HDD:146GB SAS 10000rpm ×2(RAID1)

1KBのメール文書をメールリレーサーバー Cuenote SR-S(キューノート SR-S) へ送信し、メール受信サーバがリレーされたメールを受信するまでの時間を測定し、性能を算出しております。
※暗号化・配信ログの記録機能も動作中での性能となります。

どのくらいのメールアドレス数まで送信できますか?

送信メールアドレス数に上限はありません。
ただし、キューに蓄積できるメール数はメモリ容量により異なります。
当社推奨環境では、キューに蓄積できるメール数が1,000万通程度とお考えください。

フリーアドレスへのメール配信も高速ですか?
フリーメールアドレスに対しても高速に配信できるように、定期的な調査を行い、MTAに最新パラメーターを反映しています。
配信エンジンには、配信実績が豊富なメール配信システムCuenote FC(キューノート FC)のノウハウが活かされております。
携帯アドレスへのメール配信は可能ですか?

はい。
携帯アドレスに対しても高速メール配信が可能です。
また、配送の時間帯制御も可能ですので、夜間の配信を防止することもできます。
メール配信速度のご要望などがございましたら、当社までお問い合わせください。

キュー状況を確認することができますか?

はい。リアルタイムにキューの状況を確認することができます。
下記項目を確認することができます。

* 未配信のメール数
* 再配信予定のメール件数
* 配信処理中の件数
* 配信成功数
* 配信失敗数
* 一時失敗の発生件数
* DNS名前解決の一時失敗件数
* SMTP接続の失敗回数
* SMTP接続エラーの発生回数
* DNS名前解決の失敗件数
* メール配信期限切れ件数
* メール配信中断機能により中断された件数

また、上記のデータを、下記の単位で確認することができます。

* 過去全ての累計
* 過去6時間以内の1時間単位の合計
* 過去1時間以内の5分単位の合計
* 上記のグループ別(メールヘッダによるグループ指定別)
* 上記のドメイン別

これらの機能により、配信遅延が生じたときも、原因をすぐに把握することが可能です。

夜間にメール配信しないように設定できますか?

はい。
メール配信をする時間帯を制限することができるため、携帯向けメール配信時の夜間着信を簡単に防止することができます。
配信をする時間帯は、サーバ全体または宛先ドメイン毎に設定ができます。

メール配信のスピードを制御できますか?

はい。
ウェブサーバーに負荷がかからないよう、メールの配信速度を制御することができます。

暗号化はどのように行っていますか?

メールのキュー、及び配信ログに関しては、アプリケーションレベルで暗号化しております。
AES暗号を用い、メモリ上にしか保持していない暗号鍵を使い、暗号化しています。
アプリケーションレベルの暗号化であるため、サーバへのアクセスができ、暗号鍵を知っているユーザでも、容易に復号することはできません。

メール文書生成はどのようなメールに対応してますか?

以下のようなメールに対応しております。

* テキストメール
* HTMLメール
* デコメール®(全キャリア対応)
* 添付ファイル付きメール
* 絵文字の利用(全キャリア対応)
* 文字列の差込
* 条件によるメール文書の組み替え

冗長化したシステム構成にすることはできますか?

はい、できます。


ディスクをレプリケーションすることで、コールドスタンバイによる冗長化が可能です。


詳細は当社までお問い合わせください。

メール配信など、負荷分散させることは可能ですか?

はい、可能です。


複数台のメールリレーサーバー Cuenote SR-S(キューノート SR-S)を設置し、ロードバランサー等を利用し負荷分散させることが可能です。


ただし、負荷分散を行う上での制限があるので、詳細は当社までお問い合わせください。

APIでの通信方法として何を使用しますか?

通信プロトコルはHTTPS を利用します。
GETメソッドでパラメータを渡すことで、結果をタブ区切りのテキストで返す仕組みとなります。
詳細は当社までお問い合わせください。

メールの配信ログではどのようなことが調べられますか?

メール配信毎に以下のような内容を確認することができます。

* DNSの名前解決結果
* SMTP通信の接続元・接続先IPアドレス、および相手サーバーからの Greeting 応答
* メール送信先の受信MTAから返されたSMTP応答

応答は細かくステータス別に分けられ、その集計結果を管理画面で確認できます。
また、ログのサンプルが必要な場合はご提供いたします。
詳細は当社までお問い合わせください。

配信中のメールを緊急停止させることはできますか?

はい、可能です。
メールヘッダーに配信グループを設定しておくことで、配信グループ単位で配信を中断させることもできます。

メール配信の結果、エラーリストを取得できる機能はありますか?

はい。メールの配送ログからエラーとなったアドレスを取得することができる機能があります。

配送ログには、時刻、メールアドレス、配信ステータス(成功・失敗等)などが記入されています。
また、既存システムで複数の配信を同時に行うような場合は、メールヘッダーに配信情報を記入し、その情報を配送ログに含めることが可能です。

メールの配送ログに既存システムとの連係情報(配信番号やユーザーIDなど)を含めることで、エラー原因を正確に特定できます。

届かないメールアドレスをクリーニングできますか?

はい、できます。


お客様システムで、バウンスメールを受信し、エラーアドレスをクリーニングする機能がある場合は、メールリレーサーバー Cuenote SR-S(キューノート SR-S)上で発生したエラーをお客様システムにバウンスメールで通知することにより、お客様システムにてクリーニングをすることが可能です。

お客様システムにそのようなクリーニングの機能がない場合は、メールリレーサーバー Cuenote SR-Sのエラーアドレス管理機能が利用できます。


エラーアドレス管理機能を利用すると、相手サーバに送信するときに発生したSMTPエラーや、相手サーバから戻ってきたバウンスメールを解析し、エラー情報を蓄積することができます。
エラー回数が一定回数以上になった場合に、メールリレー時にエラーアドレスを自動的に除外(当該アドレスへの配送を中断)することが可能です。


このエラー履歴情報は管理画面から検索することができます。
また、エラー回数をリセットして、再度配送するようにすることも可能です。
エラーアドレス管理機能を利用することにより、お客様システムに一切の変更をすることなく、エラーアドレスのクリーニング機能を追加することができます。


※エラーアドレス管理機能はオプション機能です。

エラーアドレス管理を使うと何ができるのですか?

エラーとなったメールアドレスに対して、それ以降の送信を行わないようにすることができます。
携帯キャリアのメールサーバーは、エラーアドレスの含有率が高くなると、メールの受信を拒否するような動作をします。このような事態を回避するためには、エラーとなるメールアドレスに対する送信を行わないようにする必要があります。

お客様システムでエラーアドレスの除外処理を行うのが難しい場合は、メールリレーサーバー Cuenote SR-S(キューノート SR-S)のエラーアドレス管理機能が利用できます。
エラーアドレス管理機能を有効にすると、メールアドレス毎にエラーの発生回数をカウントし、一定回数以上エラーが発生したアドレスには、以降の送信を行わないようにでき、これにより、メールの受信を拒否されるリスクを回避できます。

メールアドレスの過去のエラー発生状況や、エラー発生回数は、メールリレーサーバー Cuenote SR-S(キューノート SR-S)の管理画面や、APIを利用して取得することができます。
また、エラー回数をリセットして再度送信するように指定することも可能です。

OSの異常終了でメール配信が途中停止した場合、再開できますか?

メール配信中にOSが異常終了した場合など、再起動すればメール配信は再開されます。
詳細は当社までお問い合わせください。

バウンスメールの解析はできますか?

はい。バウンスメールの解析に対応しています。

エラーアドレス管理機能を利用した場合、バウンスメールは メールリレーサーバー Cuenote SR-S(キューノート SR-S)が受信し解析します。さまざまなメールサーバーのバウンスメールを解析できるように、多数の解析パターンを用いて解析しています。

メールアドレスが間違っているのか、メールボックスの容量が制限を超えてしまって受け取れなかったのか、あるいは、エラーではない返信なのか等を詳しく解析し、エラーアドレス管理に反映します。

DKIM(送信ドメイン認証)に対応していますか?

DKIM(送信ドメイン認証)に対応したメールを下記2つのどちらの方法でも、送ることができます。

  • ・メールを「メールリレーサーバー Cuenote SR-S」にリレーさせ、DKIM署名つきのメールを送る。
  • ・ APIで、メール送信の指示を行うことにより「Cuenote SR-S」からDKIM署名つきのメールを送る。

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