イプロス様

イプロス サムネール

バウンスメールやエラーアドレスの問題をリレーサーバーで改善

会員数の拡大とともに問題となっていたバウンスメールやエラーアドレスの処理を自動化。さらに、配信処理を効率化できたことでお客様に確実に届くメールマガジンを実現。

メール送信API

導入決定のポイント

  • エラーアドレス管理機能

    エラーアドレスは「Cuenote® SR-S」のAPI側で記録・管理できるため、エラーアドレスのクリーニングも可能

  • メルマガ毎のエラーアドレスを把握

    ヘッダーに拡張情報を入れてエラーメールのメルマガの種別判定が可能

  • コストパフォーマンスの高いASP

    完成度の高いシステムでありながら導入のし易い価格帯

産業向けの技術情報が揃う場所をインターネット上に実現

建築業や製造業に関連する技術情報を紹介するウェブサイト「イプロス」を展開する株式会社イプロスは、産業向けセンサーなどを取り扱う大手メーカーであるキーエンスの社内プロジェクトとして2001年にスタートした。

当時、B to Cと比べてB to Bに関連する情報の流動性は低く、どういったメーカーがどのような商材を扱っているか、一か所で情報収集できるような場所がなかった。そこで同社は、産業向けの商材を検索・閲覧できる情報ポータルサイトを立ち上げた。

そのうちの一つ「イプロス 製造業」の収録数は、現在7万点を超え、製造業向け情報サービスサイトとしては国内最大規模にまで成長している。これまで、新しい情報を獲得する手立てのなかった企業の担当者にとって、同サービスは頼れる存在となっている。

「忙しい時でも簡単に最新情報をチェックできるメールマガジン

同社が配信するメールマガジンは、エンジニアが70%を占めるサイト会員35万人のうち、購読希望者に対し定期的に配信している。内容は、新製品や注目の企業の情報、編集部がおすすめする情報を集めた特集などとなる。

同社 VAセクションの担当者は、「B to B向けメールは、多くのユーザーが職場で受け取り、業務時間中に読まれます。そのため、少しでも不要と思われる情報に対する読者の反応は、プライベートメールよりも厳しいと感じます。その一方で、ユーザーが常にメーラーを立ち上げている環境にいる可能性が高いため、コンタクトポイントとしてのメールのウェイトは、非常に高いと感じています」と言う。

システム概要

また続けて、「設備や製造に関する商材の買い替え頻度は、高くありません。そのため、こちらから積極的に情報を届けなければ、なかなかサイトに訪問していただけません」と、同社にとってメール配信がアクティブユーザーを維持するための重要なプッシュツールであることを強調した。

同社は、ユーザーにとって価値のある情報を届けるため、業界のトレンドやカタログ情報など、製造技術に付帯する情報をあらゆる角度で配信している。同社が配信するメールやウェブサイトから得た情報がきっかけとなり、数億円にもなる高額な商談に発展することがあるという。

受信ブロックを防ぎメールを確実に早く届けるシステムが必要に

同社は、これまで独自システムによるメール配信を行ってきた。しかし、配信数が十数万件を超えたあたりから、速度に対する不満やバウンスメールやエラーアドレスの処理に困るようになっていた。配信数が増えたために、配信時間が長くかかるようになり、エラーになった場合の問題の切り分けも難しくなっていた。

そこで同社は、会員にメールを確実に素早く届けるため、リレーサーバーの導入を決定した。リレーサーバーの最大の特徴は、今使っているメール配信システム・配信操作画面はそのまま利用でき、配信速度や受信ブロックといったメール配信に関するトラブルを改善できることだ。選定するにあたって、エラーメールのハンドリングがAPI経由で行えることと、さらに、どのメールマガジンで発生したエラーかを容易に把握できることを条件として挙げた。3~4社のメールリレーサーバーを比較検討した結果、これらの条件を特にカスタマイズの必要性なくデフォルトで満たしていたのはユミルリンクの「Cuenote® SR-S」だった。

さらに、「Cuenote® SR-S」は、送信時に生じたエラーをバウンスメールとして送信元サーバーに送ることができるため、各種配信エラーを即座に把握できることが魅力だった。価格面でも他の製品と比べて最も低コストであったため、迷わず導入を決定した。導入にあたり、同社VAセクション チーフアーキテクトの担当者は、「営業担当の方の対応も細やかでしたし、『Cuenote® SR-S』自体は、完成された製品であったため、特に導入の苦労は感じませんでした」と導入までがスムーズにできたことを評価した。

同社は、この秋に数年越しの大がかりなサイトリニューアルを行った。「当社のウェブサイトとメールの関係は非常に密接で、切っても切り離せないものです。そのため完全に繋ぎ合わせて考えていかないと意味がないと考えています(担当者)」。同社は、このサイトリニューアルに向けて独自のマーケティングエンジンを開発した。今後、メールシステムと連携させ、会員の業界や役職、さらにサイト上での行動履歴から最適にパーソナライズ化したコンテンツの配信にむけて取り組みを推進する。ユミルリンクの「Cuenote® SR-S」は、実践的なウェブマーケティングを行う同社のパートナーとして選ばれたのだ。

イプロス
会社名
株式会社イプロス
代表取締役社長
岡田 登志夫
設立日
2001年10月1日
所在地(本社)
東京都港区台場2-3-1トレードピアお台場
事業内容
1. 企業間取引における販売促進・マーケティング支援
2. 製造技術データベースサイト「イプロス製造業」の企画・開発・運営
3. 建設技術データベースサイト「イプロス建設業」の企画・開発・運営

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