2013年、スマートフォンやタブレットにおけるメール開封率がPCを上回る勢い
※この記事は、BUISINESS 2 COMMUNITYに掲載された『Mobile Email Opens Poised to Surpass PCs in 2013』を翻訳した内容です。
スマートフォンやタブレットでメールを見たり作成したりする人は増え続けており、2013年末までには、PCにおける開封率に対し、開封率が上回る見込みです。朝、ベッドから起き上がる前にメールをチェックする人が当たり前にいる時代ですから、この結果は、私を含め多くの人にとって別に驚くべきことではありませんね。
このレポートは、マーケティング代理店であるノティス社(Knotice)が、流通、消費財、通信業界などを含む11の異なる業界から送った5億通のサンプルメールを調査したデータに基づくものです。
2010年以降に収集された統計データを見てみると、スマートフォンやタブレット向けのメールの開封率は、増加し続けています。
例えば、2012年の下半期においては、商用メールの41パーセントがこれらのデバイスで開封されており、2011年より27%上昇しています。
これらの統計データ(下図)に基づき、ノティス社は、今年度(2013年)末には商用メールの50%以上がスマートフォンやタブレットで読まれるだろうと予測しています。
統計データのデバイス別の開封率の内訳は下記のようになります。
AppleのiPhonとiPadは群を抜いており、Androidがそれに続きます。もし、Eメールマーケティングがデジタル戦略の一環であれば(もちろんそうに決まっているでしょうが)、この統計結果は、メールに関わるあれこれをいったん考え直すべきであるという紛れもないシグナルです。
あなたが送るメッセ―ジは、スマートフォンやタブレットの閲覧に最適化されていますか? もし、このようなことに配慮しているならば、スマートフォンやタブレットで閲覧する購読者の数は、今後も年間を通して増え続けていくことでしょう。
モバイルに届くメールと、あなたがどのように付き合っているか、自分自身のことを少し考えてみてください。もし、そのメールが、何かしら自分に関わるような内容であれば、あなたは、スマートフォンやタブレットを自分の手から離さず、四六時中メールを読んでいるのではないでしょうか。
その一方、もし、製品の詳細やその他の情報に、そのメールから簡単にアクセスできないとなると、どう考えても行動を起こす可能性は低くなってしまいます。
送信者は、見込み客獲得であるとか、総合的なマーケティング戦略の一環としてメール配信を行っているはずです。
何かを良くしたいという目的なしに、メールを送っているということは、まず、ないはずです。
リードの獲得であるとか、価値のある情報やチャンスの提案を行うことをメール上で目論んでいるなら、当然のことではありますが、購読者が簡単にアクションを起こせるようにするべきです。
メールマーケティングの効果を計るのは簡単なことなのです。あなた自身のメールアドレスを配信リストに追加すれば良いだけです。
そして、メールを受け取ったら、自分のモバイルでテストしてみてください。
どんなふうに見えますか?顧客の身になって、顧客目線であなたのEメールを見てください。
より魅力的に、より利用しやすくするために、どんなところを直せば良いでしょうか?拡大するパワフルなスマートフォン市場やタブレット市場を攻略するためには、いま、このような最適化を行うべきなのです。
いかがですか? あなたも、私と同じように、大量のメールをスマートフォンやタブレットで読んでいますか?そして、どんなことを重視していますか?
キューノート エフシー
メール配信システムCuenote FC(キューノートFC)は、会員管理やメール配信後の効果測定をグラフィカルに表示。システム連携用APIなども提供しており、一斉配信からメールマーケティングまで行えます。独自開発のMTA(配信エンジン)とノウハウで、月間のメール配信数42億通・時間700万通以上(※)の高速配信を実現し、スマートフォンや携帯にもストレスなく高速・確実にメールを届けます。
※クラウド型サービス(ASP・SaaS)の実績値