BtoCメールの役割とは? メルマガでユーザーとのよりよい関係づくり!
ひと昔前のメールマガジンであれば、単純に売上にどれだけ貢献できるか、どれだけ集客に貢献できるか、といった利益に直結する役割を求められていたのではないでしょうか。もちろん、現在でもマーケティング施策である以上、利益への貢献は求められます。しかし、それ以上に重要な役割をメルマガが担っている部分も出てきました。
それがCRM、いわゆる顧客関係管理といわれる部分です。では、なぜメルマガが担う役割としてCRMが注目されているのか、その理由についてご紹介します。
メルマガの特長の変化
メルマガによるCRMという役割が注目された理由として、ひとつはメルマガのもつ特長が時代とともに変化してきたことが挙げられます。
メルマガの特長とは、
- 1.企業側から発信できるプッシュ型のツールであること
- 2.メールアドレスの希少性が高まっていること
この2点です。
インターネットが進化した現代において、コミュニケーションツールはメールだけではなく、SNSやメッセンジャーなど多様化しています。しかし、SNSやメッセンジャーなどによる告知は、不特定多数に向けたものであり、また情報の蓄積性も少ないものです。企業側が送りたい情報を直接ユーザーに届けることができるプッシュ型のツールと呼べるものですと、いまだにメルマガが挙げられます。
また、SNSアカウントによる登録が一般的になりつつある現代では、メールアドレスの登録のハードルが高まっており、その希少性は高まっています。
つまり、希少な個人情報であるメールアドレスに直接連絡をすることができるメルマガは、CRMに最適なツールであるということがいえるのです。
メルマガとリレーション構築
では、メルマガとリレーション構築の相性がよいのはどうしてでしょうか?
その理由として、すでにメールアドレスを預けているという点があります。
メルマガの受信者は、企業のサービスを購入、あるいは資料請求などを行ったことがある人たちのこと。企業のサービスを知り、それを選んだ上でアクションを起こしているため、いくらかの帰属意識があり、そもそも企業との親和性が高い人たちであるということがいえます。
すでにある程度の関係を構築できている人たちですから、企業側からの働きかけに対しての反応率も高くなります。
また、メールを見逃していても、メールBOXに情報が蓄積されるため、確実な情報伝達を行うことも可能です。メルマガは、確実に情報を届けることで時間を掛けてユーザーを育成し、ファン化させることができるのです。
関係性を深めるメルマガとは
とはいえ、どんなメルマガでもユーザーとの関係性を深めることができるかといえば、そうではありません。むしろ、直接働きかけることができてしまうことで、手段を間違えればユーザーの心が離れるのも早くなります。こうした事態を避けるためにも、鍵となってくるのが『パーソナライズ』です。
様々な情報を自ら取得する現代において、あまりにセールス色が強いメールマガジンはユーザーの反感を買ってしまいます。むしろ現在では、ユーザーの属性を元に最適化された情報をそれぞれに送り分けることが求められます。
その際も興味がある商品・サービスをただ紹介するのではなく、買った商品との関連性をもたせた例など、ユーザーの興味を喚起するコンテンツの工夫が大切です。
いかがでしたでしょうか?メルマガはいまや顧客育成において大きな役割を担うツールです。現代のトレンドに合わせ、メルマガをうまく活用して、自社サービスのファンを増やしていきましょう。
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