「ビジネスのおカタい空気をなごやかに!」をキャッチフレーズに、ハイチュウや小枝といった人気のお菓子をオリジナルデザインで製作できる、森永製菓のおかしプリント。会社の創立・周年記念や展示会のノベルティ、営業ツールなど、さまざまな場面で利用されています。その人気は、2016年のサービス開始以来のべ5,000社を超える企業が採用していることからも窺い知ることができるでしょう。
今回は、森永製菓 ダイレクトマーケティング事業部 おかしプリント事業担当・大森貴裕氏と江口美輝氏に、Cuenote FCの導入背景やメルマガを使った営業活動について話を聞きました。
大森:おかしプリントは2016年に社内の新規事業として始まった、法人向けのノベルティサービスです。森永製菓のブランドであるハイチュウ、小枝、ミルクキャラメルといったパッケージを、お客様のオリジナルデザインで製作し提供しています。
江口:当初は個人のお客様向けに始まったサービスですが、法人からのお問い合わせが増えてきたこともあり、現在は主に法人向けサービスとして展開しています。
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江口:私と大森は、2023年4月からおかしプリントの事業担当になりました。その際に課題であったことのひとつは、新規のお客様への対応です。具体的には、ホームページからサービスの価格表をダウンロードいただいたお客様に対し、次のステップとしていかに具体的な見積依頼をしていただくかの誘導が課題でした。
また、過去にご注文いただいた既存のお客様にリピート注文していただくという点でもできる施策があるのではないかと考えていました。これらの課題をクリアすべく、なかなか着手できていなかったメルマガを再開することにしました。
江口:6社ほど比較検討しましたが、一番の選定理由はセキュリティ面でした。弊社が強固なセキュリティ対策を求めていることもあり、条件をクリアできたサービスはCuenote FCだけでした。例を挙げれば、システムにログインする際に通常のパスワードのみでなく、ワンタイムパスワードを発行して行う「二要素認証」に対応していたことです。
江口:デモアカウント使用時から、操作画面がシンプルでとても使いやすいと感じました。本文作成も、これまでに見たことのあるようなアイコンが出てくるので感覚的に操作できました。
また、わからないことがあっても営業担当の方にお電話するとすぐに教えてくれるのも頼りになります。サポート窓口にもいつでもメールや電話ができて、そちらでも親切に答えていただけます。頻繁に操作するシステムなので、サポート体制が整っている点は大変安心できます。
江口:季節のイベントや催事に合わせて、おかしプリントを提案しています。直近では、「夏休みの来場者イベントで、社名入りのハイチュウいかがですか?」といった感じです。メルマガに対する反応も良いので、現在の配信頻度は月に2~3回ですが、さらに回数を増やそうとしています。1回あたり、約1万通の送信です。
江口:この事業自体が好調なこともあって、数字だけ見ると低く感じてしまうかもしれませんが、売上の約3%がメルマガ配信効果によるものです。また、価格表から具体的な見積依頼への引き上げ率は10%ほど向上しています。メルマガを配信することで受注に繋がる可能性が高いという実感もあるので、少ない人員で営業力を推進するという観点では今や必須の施策となっています。
江口:配信後のレポートはすべて見ています。そのレポートも円グラフで表示されるので、直感的に確認できて便利です。また、Cuenote FCのデータと弊社のデータを突合し、1回のメルマガに対して何件の受注が取れたかを可視化できるようにもしています。
江口:メルマガ経由の受注の6~7割はリピーターのお客様です。とはいえ、配信内容によっては新規のお客様が5割程度のときもあるので、そこの差はあまり感じません。
江口:メルマガ配信を始めて1~2ヶ月経ったときに、営業担当の方に文面のアドバイスをお願いしたんです。その際、「商材がお菓子だし、もっと柔らかい文章表現でもいいのでは?」というアドバイスをいただきました。すぐに改善したところ、クリック率や開封率も上がったので感謝しています。
また、最近はメルマガ配信が習慣化したこともあり、以前よりもスムーズに業務ができるようになりました。
江口:そうですね。メルマガ配信サービスを探している他部署の担当にCuenote FCを紹介しました。
優れたサービスですし、当社のセキュリティ要件にも対応しているのでおすすめしたところ、すぐに採用を決めたようです。担当者も「使いやすいし、すごくいいね」と喜んでくれています。
江口:近年、私たちのようにセキュリティ要件が厳しくなっている会社も増えていると思うので、そういった企業の方におすすめしたいです。また、サポート体制がしっかりしていて、いつ電話しても対応いただけるので安心です。アドレス件数に応じて月額費用が決まり、配信通数は送り放題なので、コスパに優れている点も魅力だと思います。
今後は私たちもメルマガ配信をさらに活用し、セグメント配信やステップメールなどのメールマーケティングにも挑戦していきたいと考えています。