最も効果的で人気のあるデジタルマーケティング施策
※この記事は、MarketingProfsのサイトに掲載されているAyaz Nanji氏の『The Most Effective, Most Used, and Most Budgeted for Digital Marketing Tactics』を翻訳した内容です。
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米国のリサーチ会社 Gigaomとマーケティングプラットフォームを提供する Extoleの最新の調査レポートによると、デジタルマーケッターは、セールスファネル全般においてEメールは依然として最も効果的な施策の一つだと回答しています。
米国を拠点とするデジタルマーケッター300人を対象に調査を行った結果、Eメールは認知形成(41%)のための最も効果的なデジタル戦略だと考えており、続いて、獲得促進(37%)、コンバージョン向上(42%)という結果となりました。
特にEメールを最も効果的な施策としてあげた理由として、56%が顧客維持に秀でていると回答しました。
使える予算が少ししかない企業の回答者ほど、特に、販売プロセスの初期の段階において、メールの価値を評価しているようです。 予算が少なめの企業の回答者は、ブランド認知を達成するための最も安価な戦略としてメールを評価しており、この割合は、予算が潤沢にある企業の回答者の数を大きく上回っていました。
以下に、本調査レポートのポイントをあげています。
利用されている施策
- ・Eメールは、セールスファネル全般を通じて最も効果的なデジタル施策であると見なされていますが、複数あるアプローチの一つにしか過ぎません。回答者の多くは、Eメールキャンペーンを通じて獲得した新規顧客は25%以下であると回答しました。
- ・回答者が最も多く使っているデジタル戦略のトップ4は、Eメールマーケティング(86%)、ソーシャルメディアマーケティング(72%)、SEO(70%)、そしてコンテンツマーケティング(64%)となりました。
予算計画
- ・回答者が予算増加を見込んでいるデジタルマーケティング施策のトップ3は、ソーシャルメディアマーティング(38%)、コンテンツマーケティング(28%)、Eメールマーケティング(25%)となりました。
- ・デジタルマーケティング予算が100万ドルを超える企業は、ソーシャルメディアマーケティングに大幅な予算増加を見込んでいます。
- ・しかし、多くのマーケッターがソーシャルメディアへの予算増加を見込んでいるものの、「ソーシャルメディアではROI(投資利益率)を証明することは難しい」という意見に大半(52%)が同意しています。
本調査について:このレポートは、米国に拠点を置くデジタルマーケッター300人を対象にした調査データに基づいています。
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