1. Cuenote
  2. メール配信システム・メルマガ配信サービス
  3. ブログ・各種資料
  4. マーケティングブログ
  5. メール配信システムとMAツールの違いとは?選び方もご紹介!

メール配信システムとMAツールの違いとは?選び方もご紹介!

公開日:2023/07/31
  • このエントリーをはてなブックマークに追加
top_mamail.gif

比較的機能がメール配信用に特化しているメール配信システムと顧客の行動管理から幅広いマーケティング活動を効率化する機能を備えたMAツールですが、それぞれの違いが分からず選び方に困っている方も多いと思います。

この記事では、MAツールとメール配信システムはどういうツールかの紹介から、各ツールの機能や役割の違い、企業ごとの選び方などについて詳しく紹介します。


Cuenote FCで成果が見える
メールマーケティングを
Cuenote FC - Cuenoteシリーズ契約数2,300以上、続率99.6%(業界最高水準継/2021年1月~12月実績)

Cuenote FCはハイスピードな大量配信を得意としながら、効果測定や自動処理も可能で大手企業にも選ばれるメール配信システムです。メールマーケティング機能も豊富で、配信数上限はなく送り放題です!

詳しくはこちら »



メール配信システムとは

メール配信システムとは、メールマーケティング活動を効果的に行うためのツールです。皆さんはお客様とコミュニケーションを取ったり、商品やサービスの宣伝、情報提供をするためにメールを利用するかと思います。メール配信システムを利用することで、これらのメールを効率的に管理・配信することができます。

メール配信システムが持つ主な機能は以下のようなものがあります。

メール送信機能

配信先のリストに対して、テキストメール(文字のみのメール)やHTMLメール(画像などの装飾を含んだメール)の一斉送信はもちろんのこと、あらかじめ作成したメールを、設定したスケジュール通りに自動配信するステップメール、メール受信者の行動に応じたシナリオメールといった機能があります。

分析機能

配信したメールに対して、開封率・URLクリック率・エラー分析等の取得ができる機能があります。

開封率を測定することにより、開封率の平均値やどのような件名がターゲットに開封されやすいか、また、曜日や時間帯による開封率の傾向をつかめます。

URLクリック率を測定することにより、日別や時間別のクリック情報も閲覧できるため、メール・メルマガ読者の反応のよい時間帯・曜日を把握でき、ターゲットに最適なタイミングで配信することで、メールの効果を高めることができます。

エラー分析により、「今後も届く可能性がないアドレス」を判別し、「今後届く可能性があるアドレス」を残していくことができます。

登録フォーム(会員収集)機能

メールマガジン(メルマガ)の購読者を収集・管理するための機能があります。会員の住所/氏名/電話番号などの情報を取得できます。

スパム対策機能

SPF(Sender Policy Framework)、DKIM(DomainKeys Identified Mail)といった"なりすまし"対策の機能があります。

SPFは、送信元IPアドレスをもとにメールが正規のサーバーから送られたものかどうかを検証することができる送信ドメイン認証技術です。

DKIMは、メールを送信する際に送信元が電子署名を行い、 受信者がそれを検証することで、 送信者のなりすましやメールの改ざんを検知できるようにするものです。

MAツールとは

MAとは、「Marketing Automation」の略称であり、マーケティング業務の自動化を実現するためのツールのことを指します。今まで人手で行っていたマーケティング活動を効率化し、顧客とのより良い関係構築やリードナーチャリングを自動化するために使用されるツールです。MAツールには多くの機能が搭載されていますが、ここで基本的な機能を紹介します。

リード管理機能

Webサイトやランディングページへの訪問者、セミナー参加者、展示会で得た名刺データ等の情報を収集し、リード(見込み顧客)としてデータベースで一元管理する機能です。一元管理したリードは、それぞれの特徴に合わせたアプローチへと繋げられます。

スコアリング機能

リードが受注になるまでの確度(主にA~Eという形で付けられる)を自動的に算出する機能です。リードスコアリング(Lead Scoring)とよく言われます。

リードスコアリングは、収集したリードの質や興味関心のレベルを評価し、優先順位を付けるために使われます。これにより、インセールスや営業担当は時間とリソースの配分を適切に行え、熱量や興味関心が高いリードへのアプローチに集中できます。

ランディングページやフォームの作成機能

自社の商品やサービスを顧客に知ってもらうために必要なランディングページ(LP)と質問やお問い合わせ、資料請求を受け付ける際に顧客情報を入力してもらうフォームを作成できる機能です。

MAツールで作成されたランディングページやフォームから得た顧客情報は、MAツールにリード情報として蓄積され、その後のリード育成へと繋げられます。

レポート・分析機能

どの顧客が何に興味関心を抱き、どの程度見ているのかを知ることができればリードに対してより的確にアプローチが可能になります。

MAツールではWebサイトへの訪問率やコンバージョン率はもちろん、

メール配信システムとMAツールの違いとは

second_mamail.jpg

メール配信システムとMAツールはどちらも便利なツールです。しかし、一見似ているようで使える機能や役割が異なっています。自社に合ったツールを検討するにあたってそれぞれのツールの違いについて理解すべきです。

ここでは、メール配信システムとMAツールの基本的な機能や役割の違いを紹介します。

機能の違い

メール配信システムは搭載機能がメールマーケティングに関するものに特化されています。機能が絞られている分メール配信をメインで行いたい企業にとってはシンプルで使いやすいツールです。

一方、MAツールは、メール配信に加えてリードスコアリング、セグメンテーション、トリガーメールなど、より高度な自動化機能が含まれています。顧客ごとの行動履歴に応じた施策が打ちやすく、より詳細な属性の分類を行いたい企業にとっては機能面で満足のいくツールです。

また、費用に関しては、メール配信に特化していてシンプルな機能のメール配信システムの方が多機能なMAツールよりも割安になる傾向にあります。スモールスタートを行いたい企業にとっては大きいメリットとなるでしょう。

役割の違い

メール配信システムの主な役割は、メールマーケティング活動を効率的に実行し、効果的なメール配信を実現することです。メール配信システムは効果的なメール配信を計画、実行、分析するための重要なツールであり、配信後のデータの分析により顧客の興味関心を少しずつ向上させ、購入や商談化に繋げるためのツールです。

一方、MAツールの主な役割は、マーケティング活動全般を自動化し、顧客との関係構築やリードナーチャリングを効果的に行うことです。メール配信システムでは顧客全体の育成をメインで行いますが、MAツールでは顧客1人ひとりに合わせたOne to Oneマーケティングで強みを発揮します。

メール配信システムとMAツールで迷ったときの選び方とは

third_mamail.jpg

メール配信システムが合っている企業は、

・まだメールマーケティング自体に取り組めていない企業
・メールマーケティングに割ける人的リソースや予算が少ない企業
・マーケティングの部署を立ち上げたばかりで何から始めればよいか悩んでいる企業

といった企業におすすめします。

メール配信システムは料金が比較的に安価なサービスが多く、月額数千円から利用可能です。機能もメールマーケティングに必要な機能の搭載のみとなっており、マーケティング初心者の方でも扱いやすいです。そのため、これからマーケティングに取り組んでいこうという企業は、メール配信システムの導入を第一歩として始め、自社に合った機能やより強化したい部分を把握してからMAツールの導入を検討するのがよいでしょう。

MAツールが合っている企業は、

・メールマーケティングを実施しているが、なかなか成果に繋がらない企業
・より商談に繋がるリードの創出をしたい企業
・顧客一人ひとりの行動履歴とリード情報を一元管理したい企業

といった企業におすすめします。

MAツールにはメール配信システムと比べて多くの機能が搭載されており、メール配信システムでは追いきれない顧客の行動履歴を追うことができます。そのため、メール配信システムを導入してから足踏み状態になっている企業はMAツールを導入することで、さらにOne to Oneに特化した顧客との関係性構築ができ、メール配信システムに比べて商談に繋がるリードの増加が見込めます。

また、メール配信システムは顧客管理の機能が不十分なのに対して、MAツールは顧客管理のデータベースとしても機能するため、煩雑な管理による見込み顧客の放置を防ぐことができます。

まとめ

今回は、メール配信システムとMAツールの簡単な機能説明からそれぞれのツールの機能と役割の違い、いざ導入を検討するとなった時の選び方まで紹介しました。

もちろん、一概にどっちが良いと言うことはできないため、自社の求めている機能や予算、どこまでの施策を行いたいのかに応じて選定するのがよいと言えるでしょう。

ツールを選ぶ際に多くの企業で陥りがちな考え方として、「安い」「機能が豊富」「みんな使っている」という選定理由があります。もちろん結果としてよい方向に進むこともありますが、どちらのツールも理解した上で、自社に合ったツールを選ぶことが最も重要です。




メール配信システム・メルマガ【Cuenote FC】 キューノート エフシー



メール配信システムCuenote FC(キューノートエフシー)は、会員管理やメール配信後の効果測定をグラフィカルに表示。システム連携用APIなども提供しており、一斉配信からメールマーケティングまで行えます。独自開発のMTA(配信エンジン)とノウハウで、月間のメール配信数76億通・時間1,000万通以上(※)の高速配信を実現し、スマートフォンや携帯にもストレスなく高速・確実にメールを届けます。
※クラウド型サービス(ASP・SaaS)の実績値


メール配信システム・メルマガ配信サービス【Cuenote FC】について詳しく見る >>



この記事の著者

五月女 翔

某ITベンチャー企業にてフィールドセールスに携わる。 ユミルリンク入社後はインサイドセールス担当として、獲得リードのナーチャリング~商談化を担う。普段お客様との電話コミュニケーションで得た経験から、「お客様に寄り添ったわかりやすい記事」を心掛けています。

  • このエントリーをはてなブックマークに追加
この記事の運営企業

東証グロース上場のユミルリンク株式会社は、18年以上にわたり、メール配信システムをクラウドサービス・ソフトウェアとして提供し、メールに関する専門的な技術や運用ノウハウを蓄積してきました。
メール以外にも、SMS配信サービスWEBアンケート・フォームシステムもクラウドサービスとして提供しています。

Cuenoteシリーズの導入に関して
ご不明な点がございましたら
お気軽にお問い合わせください

ユミルリンク株式会社
受付時間 平日 10:00〜18:00
ページの先頭へ