ユーザの心が離れるメルマガとは・・・メルマガNG集
メルマガはユーザに対して、企業側から情報発信を行うことができるプッシュ型のマーケティングツールです。しかし、ユーザが望む情報ではなく、一方的に企業から配信を行うことになるので、ともすればユーザから嫌われてしまうリスクも存在します。ではいったいどんなメルマガがユーザに嫌われてしまうのでしょうか?
今回はメルマガを配信する上で、気をつけるべきNGポイントをまとめてご紹介したいと思います。
▼嫌われたメルマガの行く末
ひと言で「嫌われる」とっても、どういう状態がユーザに嫌われているといえるのでしょうか。軽微なところでは、開封せずに無視されてしまうことや、即ゴミ箱行き、というようなこともあるでしょう。しかし、最も嫌われていると感じるのは、やはり配信停止を行われるような状態ではないでしょうか?
配信停止とはつまり、メルマガの会員をやめるということであり、ユーザにとっては面倒な退会処理を行ってまでメールを受け取りたくない、という状態です。 なので、今回はこの配信停止を引き起こすケースについてご紹介します。
▼嫌われるメルマガの三大要因!
では、いったいどんなメルマガがユーザを配信停止にまで追い込んでしまうのでしょうか。
経験則としては以下の3つが大きな要因として挙げられます。
(1)配信頻度が多すぎる
(2)文字数が多すぎる
(3)配信内容がそぐわない
配信頻度があまりにも多いと煩わしさを感じますし、文字数が多ければ読むのも苦痛です。しかもそれが自分の求めている情報でないとしたら、その苦痛は倍増するといえるでしょう。
要するに、しつこくて、つまらないメルマガは嫌われてしまうということなのです。
では、ユーザに嫌われることを避けるために、どのような点に留意すればよいでしょうか。
▼嫌われるメルマガから脱却するには・・・
先にお伝えしたもののなかでも、特に深刻なのが(1)の配信頻度。あまりにも頻繁にメールが送られてくると、無視することもできず、思わず配信停止を選択したくなってしまうもの。配信停止まで至らなくても迷惑メールとして処理されることも考えられます。
一般的な配信頻度は週一回とされていますが、2週間に一回程度がいいと考えるユーザもいますし、逆にもっと情報がほしいと考える人もいます。適正な配信頻度はテストを繰返して探していくしかありませんが、もしも今、週一回以上配信している場合は、少なくとも配信頻度を半分に減らしてみることをオススメします。
続いて、(2)の文字数に関してですが、情報量が多すぎるメールはユーザから避けられる対象になりがちです。たくさんの情報を伝えたい、という気持ちはわかりますが、メールはあくまで"WEBサイトへのショートカット"と割り切って、ユーザの気持ちを惹きつける短いコピーと、1~2行程度の短いテキスト、CTAだけに留めたほうがよいでしょう。
感覚としては2回程度のスクロールで読むことができる分量が好ましいと思います。
(3)の配信内容については、再度ユーザの気持ちを考えてみるしかありません。ユーザが企業にメールアドレスを預けているのは、なにかしらメリットのある情報を求めているからです。ユーザが求めるメリットといってもその内容は様々です。ある人はとにかく割引やプレゼントなどの直接的なメリットを求めるかもしれませんし、ある人は業界のトレンドや最新情報を求めているかもしれません。過去に反応のよかったコンテンツなどを見返して、ユーザが求める情報を探っていきましょう。
関連記事:メルマガ調査レポート 2019年版【EC売上ランキング上位50】
おわりに
いかがでしたでしょうか。メールマガジンはユーザに直接情報をプッシュできる非常に便利なツールですが、それゆえに反発もダイレクトに返ってきます。いろいろとポイントをお伝えしましたが、大切なことはユーザの気持ちを考えること。そこをメールマガジンの肝として、配信を行うようにしましょう!
キューノート エフシー
メール配信システムCuenote FC(キューノートFC)は、会員管理やメール配信後の効果測定をグラフィカルに表示。システム連携用APIなども提供しており、一斉配信からメールマーケティングまで行えます。独自開発のMTA(配信エンジン)とノウハウで、月間のメール配信数42億通・時間700万通以上(※)の高速配信を実現し、スマートフォンや携帯にもストレスなく高速・確実にメールを届けます。
※クラウド型サービス(ASP・SaaS)の実績値