メール配信システムとは?【2020年最新】システムの選び方を紹介

公開日:2020/12/28
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メール配信システムとは?【2020年最新】システムの選び方を紹介



目次

1.メール配信システムとは?

2.メール配信システムのメリット

 2.1大量メール配信

 2.2メールマーケティング

 2.3トランザクションメール

3.メール配信システムの機能

 3.1一斉送信と高速・確実なメール配信

 3.2パーソナライズメールの配信

 3.3ステップメール・シナリオ配信

 3.4HTMLメールの作成・配信

 3.5クラウドサービスとオンプレミスのメール配信システム

 3.6メール・メルマガ配信の効果測定

  3.6.1メール配信の到達率

  3.6.2メールの開封・クリック

 3.7メルマガの顧客管理機能

 3.8システム連携

 3.9セキュリティ対策

4.クラウドサービスとオンプレミスのメール配信システム

 4.1クラウドサービスのメール配信システム

 4.2オンプレミスのメール配信システム

5.メール配信システムの料金プランを比較

 5.1無料のメール配信システム

 5.2有料のメール配信システム

  5.2.1従量課金型のメール配信システム

  5.2.2月額固定型のメール配信システム

6.メール配信システムの選び方のポイントとは?

 6.1メール配信システムに必要な機能で選ぶ

 6.2メール配信システムの料金プランで選ぶ

  6.2.1料金だけでメール配信システムを選ぶデメリット

  6.2.2メール配信の到達率や導入実績で選ぶ

  6.2.3メール配信システムのセキュリティ対策で選ぶ

7.メール配信システムを選ぶときの注意ポイント

 メール配信システムとMAどちらを選ぶ?

8.2020年最新のメールマーケティングから考える配信システムとは?

9.メール配信システムを選び方のまとめ




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メール配信システムとは?【2020年最新】システムの選び方を紹介


メール配信システムとは?

メール配信システムは大量のメールアドレスに高速・確実に一斉送信メールを配信することができます。

また、メール配信システムの自動配信やターゲティングメールの機能を利用することで、効果的なメールマーケティングも可能です。

その他にも、webサービスやアプリからユーザーに送信される自動返信もメール配信システムで送信できます。

Outlookのようなメール配信ソフトや、Gmailのようなwebメーラーの場合、大量配信やメールマーケティングの用途は想定されていないため、そういった目的のメール配信をしたい場合、メール配信システムを導入する必要があります。

メール配信システムには顧客データの管理機能に加え、最近ではメール配信システムによるシナリオ配信の自動化や外部システム・データベースとの自動連携も柔軟に行えるようになっています。
そのため、必要に応じて機能の拡張も可能です。

このように、最近のメール配信システムにはある程度のマーケティングオートメーションに近い機能が備わっているものもあります。
そのため、高機能で料金負荷が大きいマーケティングシステムを検討する場合、まずはメール配信システムも比較先システムの選択肢にいれてみるのもおすすめです。




メール配信システムのメリット

冒頭で紹介したメール配信システムのメリットについて具体的に紹介します。



大量メール配信

数十件程度のメール配信であればメール配信ソフトでも十分です。 それ以上の配信数となると様々な問題が発生します。

メールの遅延、メールが到達しない、迷惑メールになってしまうといった問題です。

一般的なメール配信ソフトでは、メール配信専用のサーバーではなく、配信ソフト利用者自身のサーバーを経由してメールが配信されます。

一方、メール配信システムを利用した場合、メール配信システムを提供する会社がそれぞれ保有している、大量・高速メール配信ができるメール配信サーバーを経由して配信を行います。そのため、大量メールの高速配信が実現します。

さらに、一斉送信をしたメール送信元は迷惑メール判定をされやすくなるリスクを抱えていますが、メール配信システム(配信エンジン)側で、意図しない迷惑メール判定を避けるための迷惑メール対策をした配信も可能です。
これにより、不達を最小限に抑えてメールを確実に届けることができます。

高速・確実にメール配信ができる配信性能は、メール配信システムによっても異なりますが、システムによっては数千万規模の大規模メール配信も遅延なく確実に届けることができます。

また、誤配信の防止にも導入されることがあります。 例えば、BCCにメールアドレスを入れて一斉配信しているケースなどでは、誤ってCCにメールアドレスを入れて、個人情報が他の送信先の人たちに洩れてしまったという問題をしばしば耳にします。

メール配信システムでは配信システムに取り込んだCSV形式のメールアドレスの一覧に対して、1件1件、個別でメール配信をすることで、誤配信の問題を減らすことができます。



メールマーケティング

一斉送信や不特定多数に配信されるメルマガと、「メールマーケティング」は意味合いが違います。

「メールマーケティング」とは、メール配信対象のもつ属性情報(性別、地域、購買履歴、業種など)や行動(Webのアクセス履歴など)に応じてコンテンツを最適化する、いわゆるパーソナライズ化されたメール配信のことです。

メール配信システムでは、配信先の属性対象を絞り込んだセグメントメール配信や、メール受信者の開封、クリック、サイト行動履歴などに併せて自動配信されるシナリオメールの配信、カート情報を元にしたカゴ落ち対策メール、DMPと連携したレコメンドメールなどの様々な配信機能が備わっています。

これらのメール配信機能を利用することで、一斉送信メールよりも高い効果が期待できます。
このようにメール配信システムを利用することで本格的なメールマーケティングをすることができます。



トランザクションメール

トランザクションとは、いわゆるシステムから自動配信されてくる通知メール(自動応答)のことです。
例えば、Webサービスやアプリ利用に際し、会員登録や購入手続き、決済など、なんらかの行動をユーザーが起こした際の自動応答メールなどがあります。

メールを送信しているサーバーからSMTPリレーを行うだけで、メールを代行して送ることで自動応答メールのような、ユーザーが行動を起こした際にすぐに通知メールを配信することができます。




メール配信システムとは?【2020年最新】システムの選び方を紹介



メール配信システムの機能

一斉送信と高速・確実なメール配信

高速なメール配信

メール配信システムを提供する企業は、システム会社自身が保有するメール配信専用のサーバーを経由してメール配信を行います。
これにより、個人のサーバー経由で送信される一般的なメール配信ソフトよりも圧倒的な速度でメール配信を実現します。

メール配信システムの提供会社は、大量のメールを高速かつ確実に送るための、ノウハウと配信エンジンやテクノロジーを持っているため、膨大なメール配信量であっても導入し易い料金プランでシステムを導入することができます。



パーソナライズメールの配信

パーソナライズ配信は、一斉配信メールと異なり、個々の顧客ごとに適したメールを送ることで、マーケティング効果を高める方法です。

最近のメール配信システムではカゴ落ちメールやレコメンド、シナリオ配信などといった高機能なメール配信が可能となり、通常のメール配信の4~5倍近いコンバージョンをだすこともできます。

簡単なパーソナライズ機能でいえば、宛名などのメールに差し込む機能や、地域や性別、職種などの条件で絞り込んでメール配信するようなセグメント機能は、比較的どのメール配信システムでも配信可能です。
そのため、まずは簡単なパーソナライズメールの配信機能を試してみるのがおすすめです。



ステップメール・シナリオ配信

ステップメール(フォローアップメール)とは、顧客や会員などが特定の行動を起こした日時を起点日に、予め作成しておいたメール文書をメール配信システムから自動配信する仕組みです。
例えば、会員登録、または商品購入された日時を起点日に、3日後⇒2週間後⇒1ケ月後とシナリオに基づき、顧客をフォローするメールやセールスメールを自動配信することなどが可能です。

サンクスメールや商品発送通知などといった定型化されたメールはメール配信システムの自動配信機能を利用することで、顧客のフォローアップを自動化することができます。

メール配信システムとは?【2020年最新】システムの選び方を紹介


ステップメールよりも更に上位の自動配信機能として、シナリオ配信機能があります。シナリオ配信機能では、メールの開封・クリックの有無、またサイト行動履歴などに応じて次に自動配信されるシナリオメールをシステム側で分岐して配信する機能になります。

メール配信システムとは?【2020年最新】システムの選び方を紹介


不特定多数に一斉に配信されるメルマガも重要ですが、ステップメールやシナリオ配信を駆使することで、さらにメールマーケティングの効果を高めることができます。



HTMLメールの作成・配信

HTMLメールはメール文書に画像や装飾などを施したメールです。 テキストメールと異なり、HTMLメールの視覚訴求力は高くなりますが、その分、作成の手間がかかります。
アパレルや旅行業界など、ビジュアルに訴えかける訴求が効果的な業種であれば、HTMLメールは非常に効果の高いメール配信となります。

HTMLメールを作成するには、HTMLをコーディングする知識に加え、HTMLメール特有の作法(通常のHTMLとHTMLメールでは、メーラーの挙動により一部レイアウトが変わるなど、作法が違うことがある)に関するノウハウが必要とされます。ただ、メール配信システムを利用すれば、HTMLメールエディターという機能があり、HTMLの知識がない方でも、ドラッグアンドドロップだけで、簡単かつ直感的にHTMLメールを作成できます。

メール(メルマガ)配信システムとは?効果やメリットをご紹介

メール配信システムの利用料金はかかりますが、HTMLメールを作成するたびにかかる制作費用や時間などの負担がなくなります。

弊社が行っているEC売上トップ50サイトのメルマガ配信を調査した結果、2020年最新のデータでは、HTMLメールでメルマガを配信しているECサイトは80%以上にのぼりました。

メール(メルマガ)配信システムとは?効果やメリットをご紹介



多くの人は毎日膨大なメールを受信している昨今、開封されてすぐに興味を持たれないメールは読み飛ばされてしまいます。 HTMLメールは開封と同時に視覚的に訴求したい内容が読者に伝わるということが最大のポイントです。
そのためメール配信システムのHTMLメール作成機能は是非活用しみるのがおすすめです。



クラウドサービスとオンプレミスのメール配信システム

メール配信システムには大きく分けて、クラウドサービスとオンプレミスの2種類があります。
まず、クラウドサービスのメール配信システムを導入する場合、最大のメリットは安価な料金でシステム導入ができること、不要となった場合には解約できること、常に最新の機能が更新されることで機能的な恩恵を受けられることです。

クラウドサービスの料金プランは配信先のメールアドレス数でシステム利用料金が決まる月額定額性の料金プランと、メールの配信数で料金が決まる従量課金性のメール配信システムの2種類があります。

メール配信数も一定数あり、料金も毎月変動しない固定の方が良いという場合は、予算も見通し易い定額性の料金プランがオススメです。

クラウドサービスのメール配信システムは、パソコンにインストールする買い切り型のメール配信ソフトと比較するとトータルの料金は高くなる可能性もあります。
ただし、個人情報を取り扱うメール配信システムの最大のリスクでもある、セキュリティの脆弱性を、クラウドサービスであれば定期的にメンテナンス、アップデートすることでシステム利用者は安心してメール配信システムを利用することができます。

また、クラウドのメール配信システムはセキュリティだけではなく、機能面もアップデートされていくため、使い勝手や費用対効果も向上していくことが期待できます。

一方、オンプレミス型のメール配信システムの最大のメリットは導入企業の独自の要件を実現することができる点です。
例えば、金融機関や大手企業の中では独自の厳しいセキュリティ要件をもつケースがあります。
独自の環境が構築できるオンプレミスのメール配信システムは、柔軟に企業の独自要件に応えることができ、保有する重要データをクラウドサービスに保存する必要がなくなります。また、機能面も独自のカスタマイズを入れられるなどシステムの汎用性も高まります。
(ただし、当社が提供するクラウドサービスのようにカスタマイズが可能なクラウドサービスもあります。) しかしデメリットはシステム導入料金がクラウドサービスと比較して圧倒的に初期導入コストが高くなること、システムの運用・維持に一定の人件費が必要なことです。



メール・メルマガ配信の効果測定

メール配信の到達率を確認

メール配信システムを利用すればメールが必ず届くわけではありません。 到達率を確認してみると一定数メールが到達していないことが分かります。実はこの状況確認はとても重要な作業です。
メール配信システムでは、メール配信後、アドレス単位でだれにメールが届かなかったのか、なぜ届かなかったのか?といった原因の可視化や、エラーのアドレスを除外するといった機能があります。
メール到達率が下がっている場合、メールが到達しない原因をつきとめることで、具体的な改善施策をうちだすことができます。


メールの開封・クリック率を確認

メール配信システムでは開封率・クリック率・コンバージョンといった配信結果も確認できます。開封率の確認により、メール開封の重要な要素であるメールの件名を見直すことができます。

メールの開封率には送信元名の見直しも重要です。なぜなら送信元名はもっとも目立つ要素だからです。
メール配信システムでは送信元名を変更する機能があるので、メール受信者が、親しみを持っているショップ名やサイト名などを設定することで、アルファベットの羅列されたただのメールアドレスよりも受信ボックス内で目立つため、よりメール開封率を高めることができます。

クリック率からは開封後のメールコンテンツを見なおすことができます。どんな商品やコンテンツが受信者にとっていいのか、クリックされやすい文章構成、バナーの傾向はなんなのか?ということがクリック率からみえてきます。

メール配信システムでは開封率やクリック率などの効果測定結果がグラフィカルに見れるため、直感的にメルマガの効果を把握することができます。
さらに必要に応じてメール配信システムからCSV形式で詳細なレポートもダウンロードしたり、APIで効果測定データを別のマーケティングツールに連携したりすることもできます。



メール配信システムの顧客管理機能

メール配信システムでは顧客管理システム(CRM)のように、顧客の商談ステータスの把握やフォーム作成、マルチチャネル配信のような機能を有していませんが、メールアドレスをはじめとする様々な顧客情報をメール配信リストとしてメール配信システム内で管理することができるため簡易的な顧客データベースとしても機能します。

メルマガの退会、管理もメール配信システム内で一元管理が可能であり、メールの自動配信機能やエラーアドレスの管理などの機能も含めると、メール・メルマガ運用にかかる作業のほとんどはメール配信システム内で効率的に完結させることができます。

メール配信システムではAPIなどのシステム連携機能も活用でき、期間システムやデータベースの連携、外部システムとの自動連携もできるため、システム運用の自動化を行うことができます。



システム連携

メール配信システムのAPIを活用することで、自社システム(顧客データベース)やマーケティングツール(レコメンド、DMP、CDP、マーケティングオートメーション、CMS)など、さまざまなシステムとの自動連携を行うことができます。

例えば自社データベースとメール配信システムをシステム連携する場合、メール配信先の設定にあたり、通常は手動で自社データベースからリストを抽出し、それからメール配信システムに顧客データを取り込む手間も、セキュリティ上のリスクもあります。
また、メール配信システム上で退会・解除の処理が行われた場合、自社データベース上にもそれを反映させるデータベース更新の作業が必要になるのも手間です。

しかし、データベースとシステム連携をすることにより、システム間でデータベースの自動連携が行われるため、手動更新の手間の削減や個人情報に触れる機会を減らすことができるというメリットがあります。

その他にも、メール配信システムの管理画面から配信設定をするのではなく、自社システムの操作画面からメール配信システムを介してメール送信が設定できるようになったり、
DMPと連携して、カゴ落ちメールやレコメンドのような非常に高度なパーソナライズ配信を実現することもできます。

ただし、メール配信システムも、システムによって連携のし易さ、システム連携の形式が異なるため、システム連携が簡単にできるか?というのも確認しておくのがおすすめです。



メール配信システムとは?【2020年最新】システムの選び方を紹介

セキュリティ対策

メール配信システムでは膨大な個人情報を取り扱います。

昨今、メール配信にかかる通信の盗聴や不正アクセス、システム・ネットワークセキュリティの脆弱性をついた外部からのマルウェア攻撃などにより個人情報を流出させられたり、不正にアカウントを利用されたりといった自己が起こっています。

そのためメール配信システムのメール配信にかかる通信の暗号化、送信元認証の一種あるSPFやDKIMへの対応、不正アクセス防止のためのIP制限や二段階認証の導入、システムやアプリケーションの脆弱性対策を定期的に行うなどといったセキュリティ対策はかかせません。

クラウドサービスのメール配信システムというと、メール配信サーバーを共有するため、むしろセキュリティ対策に不安が残るように感じるかもしれません。
実際には、メール配信ソフト(パソコンにインストールするソフト)と比較して、クラウドサービス型のメール配信システムのほうがセキュリティの脆弱性対策などを定期的にアップデート対応してくれるため安心したシステム利用が可能になります。

わかりやすい指標はある程度の規模感の導入実績があるメール配信システムを導入することです。
大手企業などでも利用実績があるクラウドサービスのメール配信システムを比較検討してみましょう。




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クラウドサービスとオンプレミスのメール配信システム

クラウドサービスのメール配信システム

昨今、あらゆるシステムがクラウドサービスとして提供されることとなり個人事業主、中小、大手に限らずクラウドサービスが導入されています。
クラウドサービスのメール配信システムでは毎月一定のシステム利用料金が発生しますが、システム構築にかかる負担が少なく済むのがうれしいポイントです。
また、オンプレミスのメール配信システムと比較した場合、導入時の料金が圧倒的に安いというメリットもあります。

さらにクラウドサービスという性質上、定期的にシステムセキュリティの見直しや機能アップデートなどがあり、メール配信システムのユーザービリティはシステムを利用していくにつれて強化されていきます。
クラウドサービスのメール配信システムは月額数千円から利用できるため、よほど特別且つ独自のセキュリティ要件がない限りはオンプレミスではなくクラウドサービスのメール配信システムを選ぶのがおすすめです。



オンプレミスのメール配信システム

オンプレミスのメール配信システムの最大のメリットは自社のセキュリティ管理下でシステムを管理、セキュリティ環境を構築できることです。

クラウドサービスと異なり、オンプレミスはメール配信サーバーやシステム環境を完全に占有できるため、クラウドのように他社のシステム利用にかかる影響を受けません。
さらに、自社要件に合わせた独自のカスタマイズにも十何に対応できます。

オンプレミスは金融商品を取り扱う金融機関をはじめ、大手企業の中でも独自のセキュリティ要件がシステム導入にかかってくる企業には重宝します。
しかし当然、メール配信システムの環境をオンプレミスで構築するということは膨大な料金と工数がかかるため、オンプレミスのメール配信システムを導入する企業は極々少数に限られます。




メール配信システムの料金プランを比較

無料のメール配信システム

無料のメール配信システムは全ての機能が無料で使えるわけではありません。
あくまで一部の機能と、一定数の配信数に限り無料で利用できるというものです。

無料のため、メール配信システム利用の初心者にはお試しがしやすくなります。無料の範囲である程度システムを利用してみて、よければ有料プランに切り替えるといったものです。

ただし、無料のメール配信システムで配信できるメール件数や、利用できる機能が極めて限定的です。そのため、本当に小規模で、且つ最低限のメール配信ができれば十分でいいということであれば、無料のメール配信システムでもいいかもしれません。

しかし、数千件以上の配信をしたい、またはある程度メール・メルマガ配信をマーケティング施策として本格的に活用していきたいといった場合は有料のメール配信システムを導入するのがおすすめです。
有料のメール配信システムでもトライアルが提供されているので無料のお試しができ、システムの操作感を確かめることができます。

また有料のメール配信システムではメールマーケティングやメルマガ配信で必要とされることが多い機能は標準機能として利用できるシステムが多いです。
無料のメール配信システムと比較して、有料のシステムは数万、数十万規模の企業も利用しているシステムのため、セキュリティ、サポート面なども含めると、当然無料のシステムと比較して充実していることが期待できます。



有料のメール配信システム

有料のメール配信システムでは自動配信機能やHTMLメールの編集機能などメールマーケティングで非常によく使われている機能が充実しています。
有料のメール配信システムにも2種類の料金プランがありますので具体的に紹介します。



1.従量課金型のメール配信システム

従量課金はメールを配信した通数分だけシステム利用料金がかかります。
年に数回や、極々限られた回数しかメールを送りませんという企業では配信した分しか請求されない従量課金型のメール配信システムがおすすめです。
ただし、毎月のシステムにかかる請求金額が変動するという点が難点です。メルマガの配信先アドレスは日々変動するもので、配信件数もそれに合わせて変動します。
予算通りの計画や稟議が面倒な場合などは料金が定額の配信システムがおすすめです。


2.月額固定型のメール配信システム

料金が月額固定型のメール配信システムでは、メールの配信通数だけではなく、メールを配信するレコード数(メールアドレスの数)で料金プランが決まります。一ヶ月間の間にメール配信システムに登録されたメールアドレス数で月額料金が決まるため、メールを何通配信しても料金は変わりません。
よって、配信回数が多かったり、毎月決まった範囲内でメール配信システムを利用したいという企業では月額定額料金のメール配信システムを選ぶのがおすすめです。




メール配信システムとは?【2020年最新】システムの選び方を紹介

メール配信システムの選び方のポイントとは?

メール配信システムに必要な機能で選ぶ

メール配信システムによって実装されている機能は異なります。
クラウドサービスのシステムの多くは、ある程度の機能が各社のシステムで共通していることが多いのですが、高度なパーソナライズメールを配信したいといった要件の場合、対応できるメール配信システムが限られてきます。

よく機能の有無で検討の軸にだされやすい機能は、 メール配信結果の確認、セグメント配信機能、HTMLメールの作成と配信の可否、ステップメールなどの機能があげられます。
その他にはエラーアドレスの管理、会員収集ができるメール配信システムに備え付けのフォーム機能、ファイル添付の可否、メール文書の多言語対応、APIによるシステム連携などといった機能があります。

知っておきたいポイントとしては、各機能の内容がメール配信システムによって異なることです。


例えば...

・セグメント機能はメール配信システムによっては複雑な条件が組めない

・ステップメール配信はできるが、受信者の行動に応じたシナリオ分岐はできない

・テンプレートの縛りがあり、自由なレイアウトが組めるHTMLメールの作成・編集機能を有していない


など、メール配信システムによって機能の内容は異なります。


検討の際に優先度の高い機能が決まっている場合は、機能の有無だけで判断するのではなく、機能の内容にまで考慮してシステムを選びましょう。



メール配信システムの料金プランで選ぶ

料金だけでメール配信システムを選ぶデメリット

携帯料金のプランを比較するのと同じように、メール配信システムによっても月額の料金には幅があります。

「メールを高速・確実に届けたい...」、「メール配信システムを導入する以上はきちんと効果をだしていきたい...」といった要望がシステム導入企業としては当たり前にあるはずです。

しかし、メール配信システムによっては一定数メールが届かない、遅延するといった問題が発生したり、機能不足でやりたい施策が行えなかったりということが導入後に発覚し、結果的にメール配信システムを見直さなければいけないといった問題が起きることも少なくありません。

メール施策はおまけ程度で、最低限のメールアプローチができればいいという企業でなければ、やはりシステム利用料金以外の配信精度やシステムセキュリティ、メールマーケティングの機能面にも目を向けたシステム選びが大切です。


メール配信の到達率や導入実績で選ぶ

メール配信システムを利用する中で「メールが届かない」、「なぜか迷惑メールにいってしまう」といった問題が発生することが多々あります。

また、メディアなどを運営していて速報として情報を送りたいのに、配信に数時間単位の遅延が生じてしまうことがあり、情報の鮮度が落ちてしまうといった問題も起こることがあります。

メールを高速・確実に届けるには、メール配信システムを提供するシステム提供会社の配信にかかるノウハウや技術力といったものが影響します。

あまりシステムを検討する企業側には目に見えないところではありますが、大量メールを高速、確実に配信している実績がある企業を選定候補にあげることで、比較的配信も安定したシステムを選ぶことができます。

導入実績以外にも実際にそのメール配信システム事業者がどのくらいのメールを配信している実績があるかなどにも注目してみると数値情報としてシステムの比較がしやすくなります。


メール配信システムのセキュリティ対策で選ぶ

個人情報を取り扱うメール配信システムでは管理画面への不正アクセスやシステムセキュリティの脆弱性を狙ったマルウェア攻撃をされるといった心配もあり、情報漏洩のリスクがつきものです。

セキュリティ対策もいってしまえばぴんきりです。 具体的には、自社の環境に完全に依存するインストールタイプのメール配信ソフトから、厳しく複雑なセキュリティ要件にも十何に対応できるオンプレミス型のメール配信システムまでさまざまです。

導入にかかる料金やシステム構築の工数負荷、セキュリティのバランスが高いクラウドサービスの導入が多くの企業においてはおすすめなのですが、気を付けるべきポイントは、メール配信システムのセキュリティは万能ではないということを認識することが必要です。
情報漏洩や誤送信などの問題をきちんと意識したうえで、メール配信システムを導入検討するようにしましょう。




メール配信システムを選ぶときの注意ポイント

メール配信システムとMAどちらを選ぶ?

MA(マーケティングオートメーション)は非常に高機能で優秀なマーケティングツールです。
MAの主な特徴に顧客のスコアリング機能や顧客行動履歴に基づいた複雑なシナリオ配信機能があります。
さらにはメール以外のチャネルへ配信(LINE、SMSなど)することも可能です。

しかし、このような高機能システムは当然料金がメール配信システムよりも高額になるというデメリットは避けられません。
メール配信システムでは顧客のスコアリング(主にBtoB用途で活用)やマルチチャネルでの配信などはできませんが、最近の配信システムではMAの主力機能であるシナリオ配信ができるシステムも登場してきています。

メール配信システムではMAほど複雑で膨大なシナリオを組むことには向いていませんが、ある程度のシナリオ配信をすることができます。

よって、料金を抑えて、高度なオンラインマーケティングを行いたいという場合は、メール配信システムの導入を検討してみるのがおすすめです。
また、料金以外にも、システムの操作や設定がシンプルという点はメール配信システムのメリットとして捉えることができます。




2020年最新のメールマーケティングから考える配信システムとは?

Adobeが2019年に発表したマーケティング関連の考察記事では、これからのマーケティングトレンドはパーソナライズといっていました。

SNSやインターネット、スマートフォンなどの誕生により、消費者の価値観が多様化した昨今では、画一的なアプローチでは多くのユーザーの心を掴むことはできなくなりました。

そこでユーザーの行動履歴(Web行動履歴をトラッキングしたり、メールの開封・クリック・コンバージョン、カート情報など)から顧客のパーソナリティを分析・蓄積し、ユーザー一人ひとりに適したコンテンツを届けたり、アプローチしたりする必要性も出てきています。
これは、メルマガの退会・解除の低下、リピート率、クロスセルの上昇にも繋がるため、メール配信システムを選ぶ際は、どの程度のパーソナライズを行っていけるかという点にも注目するとトレンドに即したメールマーケティングを行うことができます。




メール配信システムを選び方のまとめ

今回はメール配信システムの選び方について徹底的に解説しました。

クラウドサービスかオンプレミスか、それとも格安のインストールタイプのメール配信ソフトを選ぶべきか?

多くの企業の場合、クラウドサービスのメール配信システムが選ばれることが多く、セキュリティ、メールマーケティング機能のアップデートという観点でもクラウドのメール配信システムがおすすめです。

料金プランも従量課金の料金と、月額定額の料金があることをそれぞれ説明しました。
どちらもメリットデメリットがあるため、自社の状況を適切に理解することで損をせず適切なメール配信システムの運用ができます。

是非今回紹介した知識をもとに失敗しないメール配信システム選びをして頂ければ幸いです。






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阪急阪神東宝グループのユミルリンク株式会社は、10年以上にわたり、メール配信システムをクラウドサービス・ソフトウェアとして提供し、メールに関する専門的な技術や運用ノウハウを蓄積してきました。
メール以外にも、SMS配信サービスWEBアンケート・フォームシステムもクラウドサービスとして提供しています。

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