最新のメールマーケティング施策はパーソナライズにあり! メルマガならではの追客施策とは?
WEBマーケティングの中でも、歴史の古いメールマーケティング。そんなメールマーケティングの基本であり、今なお現役であるメルマガ配信は、多くの企業が行っています。その目的やアプローチの手段は、WEBトレンドの変化に合わせて変わってきています。
そこで今回は、最新のメールマーケティングについてご紹介します。
メールマーケティングとユーザの関係性の変遷
メールマーケティングの基本となるメールマガジンですが、初期のメルマガは現在と比べると非常に情報量が多いものでした。まだまだ回線速度が遅かったこの時代、メルマガはどちらかといえば「WEBサイトの代用」という役割を担っていました。
しかし、昨今ではネットワークが進化し、ユーザはスマホを通じていつでもWEBサイトにアクセスすることができるほか、企業発信の情報に頼らなくても、SNSを通じて情報を集めることができるようになりました。
このような現代では、ただ情報が羅列されているだけのメルマガでは、ユーザの気持ちを引きつけることは難しく、メルマガならではの新しいアプローチが求められるようになりました。その一つが「追客施策」です。
メールマガジンによる追客施策とは?
メールマガジンによる追客施策とは、いったいどのような施策でしょうか。通常、メルマガは月1回や週1回など、決まったタイミングに配信し、その効果測定を行います。
しかし、追客施策の場合は通常のメルマガの配信後、その測定値に基づいた後追いメールを配信します。
ユーザの行動に合わせて、メールを配信するステップメールと似ていますが、追客施策はユーザのアクションに即時対応を行うため、より短期間でユーザの購買意欲にアプローチすることが可能になります。
例えばメールを開封したユーザに対して、意向を尋ねるメールを追送することや、クリックはしたものの、コンバージョンに至らなかったユーザに対して、クリックされたコンテンツの追加情報を送る、などといったものが考えられます。
もちろんデメリットもあります。短期間でメールを複数送ることになるため、ユーザによっては嫌悪感を抱いてしまうこともあり、最悪の場合、退会につながることも考えられます。
しかし、使い方によってはユーザ一人一人に最適化したメールを送ることができる有効な施策になりえます。注力キャンペーンなど短期間で成果を挙げたいタイミングなどで利用してみるとよいかもしれません。
今後のメールマーケティングの流れ
追客施策に関しては、やや強引な部分もありますが、これからのメールマーケティングはこうした施策を含め、よりユーザ一人一人と向き合った施策が中心となっていくことが考えられます。すでにセグメント配信やターゲティングメールのような、ユーザにパーソナライズされた施策を実施している企業は多くあります。
ユーザの趣味嗜好を分析し、よりユーザに高精度でフィットした情報を送ることで、ユーザのファン化を狙う。今後のメールマーケティングはそのようなリードナーチャリングとしての側面が主流になっていくでしょう。
今回紹介した追客施策も、ユーザにフィットした情報を送るという点では、同様の効果をもたらします。メリット・デメリットを理解した上で、上手に活用しましょう。
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