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メール・メルマガ配信における効果測定のポイントについて解説。その分析方法とは?

メールマーケティング・メルマガ配信において効果測定は非常に重要です。なぜなら、1通のメルマガだけでは大きな成果を出すことは難しく、継続した配信と改善が必要になるためです。
今回は、メール配信における効果測定のポイント、改善の方法について解説していきます。
この記事の要約
- 効果測定は、メールの閲覧状況とメール経由の売上・問合せ数を定量的に測る取り組みである
- 見る指標は到達率・開封率・クリック率・CVR・購読解除率・迷惑メール率・直帰率の7つ
- 迷惑メール率はGmailで0.3%を超えると届かなくなる可能性があり、優先度が高い
- 測定はメール配信ツールとGA4などのサイト計測ツールを併用し、1通ごとと過去10回の串刺しで振り返る
- 改善は到達率はエラーアドレスの除外、開封率は件名冒頭14文字、CVRは遷移先との一貫性から着手する
メールマーケティングを

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メルマガ配信の効果測定とは?
メルマガ配信の効果測定とは送信したメールに対する閲覧状況および、メール経由の売上・問合せ数などを定量的に測定することです。メルマガを含めたメールマーケティングは、継続して送ることが一般的であるため、効果測定を通じて次の配信に反映していくことで、長期的な成果向上につながります。
特にメルマガは同じ内容のメールを多くの人に送ることから、定量的な効果測定を行いやすい特徴もあるため、必ず確認して効果改善に繋げることをおすすめします。
メルマガ配信における効果測定の主な指標(KPI)7選
メールに対する閲覧状況とメール経由の売上・問合せなどを計測するにあたり、以下のような指標(KPI)があります。
到達率
到達率とは、送信したメール総数から実際にメールが届いた率を指します。
メルマガ配信に限らずメールは、アドレス間違いなどのさまざまな理由で相手に届かないケースがあります。到達率を上げることで到達数を増やすことができるので、おのずと開封数、クリック数など後の指標の数が増えていきます。
また到達率が著しく悪い場合には、無差別にメールを送っているスパムメールと判断されてしまい、正しく届いていた人に対しても届かなくなる可能性があるため、到達率は維持していく必要があります。

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開封率
開封率とは、届いたメールのうち、開封された割合を指します。開封率は画像を埋め込むことができるHTMLメールのみ計測が可能で、ユーザーがメールを開封した時に、測定用の画像を読み込むことで閲覧されたと判断しています。
開封率はメールの件名と受信のタイミングが強く影響し、メールの効果を左右する大きな指標の一つです。平均は20%と言われ、企業や業界によって幅広く変わります。開封率が2倍になると、以後の指標(クリック率やCVR等)が同じでも、最終的な売上などのゴール数はおおよそ2倍になります。

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クリック率
クリック率は、届いたメールのうち、メール本文のURLをクリックした割合を指します。
メルマガはURL(リンク)をクリックされることで、売上や問合せに繋がります。そのため、売上に大きく直結する重要指標です。主にメール本文が興味をひく内容か、リンク先も読みたくなるか、またメール件名とメール本文の間に整合性があるかなどが影響します。
またURLが目立つかどうかなども重要になるため、改善が必要になるポイントです。
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コンバージョン率
コンバージョンとは、売上や問合せなど、フォームを経由して発生した成果の数を指します。コンバージョン率は、届いたメールのうちコンバージョンした数の割合を指します。メールの効果の有無は、コンバージョン率・数で決まるというケースが多いでしょう。どんなにクリックされていても、売上などの目的に貢献しなければ意味がありません。
コンバージョン率は、メール側の改善だけでなく、リンク先のサイトからも影響を受けます。非常に多くクリックされていてもコンバージョンに至らないという場合には、リンクの飛び先であるページの改善を行いましょう。

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購読解除率
購読解除率は、届いたメールのうちメルマガ購読を停止した割合を指します。
各指標の中で一番優先度の低い指標です。解除率が高くなったとしても、コンバージョン数が増えているのであれば基本的にメルマガの施策を変える必要はありません。
ただし、メルマガの内容に関心のない人が多く含まれるリストに配信する場合には、セグメント配信などで対象外の人に届かないように配慮する必要があります。

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迷惑メール率
届いたメールのうち、ユーザーが迷惑メールと報告するか迷惑メールフォルダに振り分けた率を指します。購読解除率とは異なり、高いとプロバイダーやメールサービス側から受信拒否をされたり、最初から迷惑メールに振り分けられたりするなど、大きな影響が出る可能性があります。
Gmailでは、迷惑メール率が0.3%を超えると届かなくなる可能性があります。メルマガは正しく購読希望者のみに送ることや、ユーザー目線の内容を送ること、簡単に購読解除ができるようにすることで、低く抑えることができます。

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直帰率
直帰率は、メール経由で訪れた読者が着地ページを1ページだけ見て離脱した割合を示し、遷移先の内容が読者の期待に合っているかを測れます。クリック率は高いのに直帰率も高い配信は、件名やリンク文言で伝えた内容と着地ページの中身がずれているサインです。配信システム側の数値には現れないため、GA4などの解析ツールと組み合わせて確認します。直帰率が跳ねたページから順に見出しや冒頭の記述を見直すと、CVRの改善にもつながっていきます。
その他の分析すべき指標
主要な指標に加えて、配信の目的や商材に応じて確認する指標があります。毎回すべてを追う必要はなく、課題に合わせて取捨選択する位置づけです。
費用対効果(ROI)
費用対効果(ROI)は、メルマガ経由で得た利益を配信にかけたコストで割って算出します。開封率やクリック率が社内で伝わりにくい場面でも、投資対効果の形にすれば他施策と同じ土俵で比較できます。コスト側に含めたいのは、配信システムの利用料だけでなく、原稿作成やデザインに費やした工数の人件費です。BtoBのように受注まで数か月を要する商材では、商談化の段階に想定金額を置いて暫定評価し、受注確定時に振り返る二段構えにすると実態に近づいていきます。
配信直後のアクション
配信直後の反応を観察すると、開封やクリックが集まる時間帯が読み取れます。多くの配信では反応が数十分のうちに立ち上がり、その形は配信時間帯や曜日によって変わってきます。普段なら30分ほどで動きが出るのに今回は反応がないといった違いに気づければ、配信そのもののトラブルを早い段階で疑えるはずです。日々の観察が、次回以降の配信時間を決める材料になります。
開封デバイスの種類
開封デバイスの内訳がわかると、本文のレイアウトをどちらに寄せるかの判断がつきます。読者の多くがスマートフォンで開いているなら、1行あたりの文字数やボタンの大きさをスマートフォン基準に合わせる必要があります。PC中心の読者層であれば、横幅を使った2カラムのレイアウトも選択肢に入ってくるでしょう。デバイス比率は業種やリストの獲得経路で変わるため、半年に一度ほど確認しておけば設計の前提がずれません。
転送・シェア率とリピート購買率
転送・シェア率やリピート購買率は、商材と配信目的に合わせて追加する指標です。コンテンツの拡散を狙うニュースレターなら、転送やSNSでのシェア数が内容の評価軸になります。購買を伴う配信では、メール経由のリピート購買率やカート放棄率まで追うと、売上への貢献度を細かく分解できるようになるでしょう。ただし追う指標を増やすほど運用の負荷も上がるため、まずは前章で紹介した主要7指標が安定して回るようになってから広げると無理がありません。
メルマガの効果測定を行う方法
メルマガの効果測定は、2種類見ることをおすすめします。1つは、直接メール配信ができるツールで見る方法、そしてサイトに訪れた後の行動を見るためのWebサイトの計測ツールで見る方法です。
メール配信ができるツールで見る
メール配信システムやMAツールなど、大量のメールを送ることができる専用ツールのほとんどにおいて、到達率・開封率・クリック率などWebサイトにアクセスする前までの状態を分析することができます。例えば以下のようなイメージです。

当社が提供しているメール配信システム「Cuenot FC」などでは、計測を元にRFM分析など高度分析が行える場合もあります。ツール選定時には行いたい効果測定ができるかも検討してみると良いでしょう。

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Webサイトの計測ツールを利用する
Googleアナリティクスなどでは、Webサイトやアプリなどに訪れた人の行動履歴を追うことができます。実際にメール経由でどのページが見られたのか、どのページが売上や問合せに貢献したのかなどを分析することもできます。
その他、ヒートマップツールやMAツールなどでも分析することができます。
メルマガ配信の効果測定で見るべきポイント
数値の良し悪しは、指標単体ではなく判断の枠組みで決まります。1通ごとの振り返りと過去10回単位の串刺し分析を並行し、ゴールの数値が満たせているかを先に確認する形が土台です。基準のルール化から数字の背景の読み解き方まで、メルマガ配信の効果測定で見るべきポイントについて解説します。
1通ごとと、複数のメールの串刺しの両方で分析する
メルマガの効果測定では、1回のメルマガごとに指標を見てどのポイントが良かったのか・悪かったのかを振り返り、次のメールに反映していくことが大切です。
また過去10回のメルマガと、それ以前の10回のメルマガを比較して低下傾向にないかなど、複数のメルマガを串刺しで分析していくこともおすすめします。なぜなら、1回のメルマガ単体では見つけづらい送信タイミングや送信頻度の影響などの動きを、串刺しで見ることができるからです。
ゴールが良ければ、他の指標を必ずしも改善する必要はない
開封率は平均20%程度などおおよその目安がありますが、売上や問合せなどメルマガの目的であるゴール数値が達成できていれば、他の数値が平均以下でも問題ありません。やみくもにクリック率や開封率を上げようとすると、迷惑メール率が上がる可能性や、ゴールの数値が低下してしまう可能性もあります。
効果測定結果の基準はルール化する
メルマガの効果は、内容・タイミング・メールそのものの質などさまざまな理由で変動します。そして、クリック率は高いけどコンバージョン率は低い、コンバージョン率は高いが到達率は低いなど、さまざまな状況が考えられます。
そのため、そのメルマガが良かったのか悪かったのかの判断は、見方次第で変わる可能性が十分にあります。メルマガの目的と照らし合わせて、どの数字がよいならメルマガとして良いとするのか、事前に基準を決めて振り返ることをオススメします。
数字の裏側にある背景をよく考える
例えば開封率が低い時には、メールの件名やタイミングなどテクニカル面で良くないパターンと、そもそも読者の関心と内容が合っていないパターンの2つが考えられます。そのため、どちらがなぜよくなかったのかを分析することが重要です。
メルマガ配信の効果測定からの「改善」につなげる方法
改善の打ち手は、下がった指標ごとに切り分けられます。到達率は登録時の確認とエラーアドレスの除外、開封率は件名冒頭14文字が起点です。指標別の対処からセグメント配信による全体の底上げまで、メルマガ配信の効果測定からの「改善」につなげる方法について解説します。
到達率は、登録時の確認とエラーアドレスの除外
メルマガの登録を受け付けるときに、アドレスを2回入力してもらう方法や、ダブルオプトインと呼ばれる、一度登録したアドレス宛に購読確認のメールを送りリンクをクリックしてもらうことで正式登録とする方法などで、アドレスの間違いを防ぐことが有効です。
またエラーアドレスとなってしまったアドレスは、メルマガの配信リストから除外をすることも重要です。主にスパムメール判定を避けるための対策です。

エラーメールとは?届かない原因の確認方法とメール配信における対策を紹介
開封率は件名が重要!冒頭の14文字に注意
メルマガの開封率を上げるには、メールの件名が重要です。一瞬で内容を認識できる冒頭14文字程度に、重要な文言を入れると良いでしょう。具体的には以下のような記載です。
- 【20%OFF】夏服の売り尽くしセール
- 残り24時間!〇〇のライブ先行予約受付中
- 開封率を上げるには〇〇が重要!~~~
ユーザーにとってお得な数字や、文言を冒頭に入れることで興味をひきます。【】や!などを使って文章に切れ目を入れることで視認性もあがります。

メルマガサンプル紹介!思わずクリックされる件名のコツと書き方
クリック率は、さまざまな要素で改善する
クリック率に関してはさまざまな要素によって変動します。
- 内容が読者のニーズとあっているか
- リンクであるURLが分かりやすいか
- メルマガの内容からリンクをクリックしたくなるか
ABテストを行ってみたり、TEXTメールからHTMLメールに変えてみたりさまざまな施策を行って改善していきます。

メルマガのABテストとは?やり方や注意点など解説
CVRは、メールと遷移先の一貫性を確認する
CVRが伸びないときは、メール本文と遷移先ページの整合性を疑います。訴求した内容と着地ページの見出しが食い違っていると、読者は求めていた情報がないと判断して離脱するからです。遷移先の直帰率が高い場合はこのパターンに該当しやすく、メール側の表現か遷移先の選定を調整します。フォームの入力項目数も、あわせて点検する対象になります。
購読解除率は、配信頻度とセグメントを調整する
購読解除率の上昇には、配信頻度の見直しとセグメント配信で対処します。興味と関係のない内容が届き続ける状態は、解除を選ぶ動機として十分だからです。業種・役職・クリック履歴といった軸でリストを分ければ、1通あたりの関連性が高まります。解除フォームで理由を選べるようにしておくと、頻度と内容のどちらに原因があるかも見えてきます。

メルマガの最適な配信頻度は?2025年独自調査を元に解説します。
セグメント配信で全指標を底上げする
開封率やクリック率を上げる手段として、興味がありそうな人に対してのみ限定して配信することも効果的です。そこで「セグメント配信」が有効です。例えば、とある商品を買った人のみに送ることや、キャンペーンなど特定の情報に反応した人のみに配信するということができます。
セグメント配信は特別なキャンペーン時だけでなく、通常のメルマガでも積極的に活用しましょう。一斉配信よりも1通あたりの関連性が高まり、全指標の底上げにつながります。

セグメント配信とは?効果的な活用方法やメリットを解説
メルマガの効果測定に関するよくある質問
測定を始めた担当者がつまずきやすい論点をまとめました。
開封率が正しく測れないケースはありますか
開封率は、実際の開封数と完全に一致する指標ではありません。多くの配信システムはメールに埋め込んだ測定用画像の読み込みで開封を判定するため、画像を扱えないテキストメールでは計測そのものができず、画像を表示しない設定の読者もカウントされないからです。逆に、プライバシー保護機能で画像が自動読み込みされ、読まれていないメールが計上されるケースもあります。同じ条件で測った推移として扱えば、指標としての有用性は保たれます。
効果測定はどのくらいの頻度で行えばよいですか
記録は配信ごと、振り返りは10回程度をひとまとまりとした串刺し分析という組み合わせが運用しやすい形です。配信直後の数値は翌々日にかけて動くため、1通ごとの判定は2〜3日後に行うと安定するでしょう。直近10回とその前の10回を並べて比較すれば、配信頻度の影響や解除率の傾向、リストの純増減といった変化が見えてきます。振り返りを月単位ではなく配信回数単位に置くと、配信ペースが変わっても比較の条件が揃います。
無料のツールだけで効果測定はできますか
GA4のような無料ツールだけでも、メール流入後のサイト内行動とコンバージョンは測定できます。一方で、到達率・開封率・エラー内訳といったメール内部の数値は取得できません。エラーアドレスの除外や解除処理の反映も手作業になるため、配信数が増えるほど運用負荷が積み上がっていきます。継続的に配信するなら、配信システムとGA4の併用が現実的だと考えられます。
メルマガ配信と効果測定は、Cuenote FCで
「Cuenote FC」は、高い到達率で高速にメール配信ができる、メルマガ送信に最適なツールです。シナリオメールやステップメールといった、メールマーケティングの効果を上げる施策も実施可能です。また効果測定に関しては、紹介した指標を分析することはもちろん、RFM分析などの高度な分析も可能です。ぜひご検討ください。
またメールマーケティングに関するノウハウなどは下記の資料にまとめています。無料でダウンロードいただけますので、ぜひチェックしてみてください。


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