メール配信における効果測定のポイントについて解説。その分析方法とは?

公開日:2022/01/25  更新日:2022/01/31
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 メール配信における効果測定のポイントについて解説。その分析方法とは?



メール配信における効果測定についてきちんと理解をしていますか?

メール配信における効果測定は、マーケティングを行う上で非常に重要なポイントとなります。
なんとなくメルマガを配信しているだけでは、せっかくの顧客情報を存分に活用しきれずに売上に寄与することができません。この記事では、基本的に押さえるべきポイントと改善策を紹介していきます。


目次

メール配信の効果測定の必要性

メール配信はファーストパーティデータを活用できる

メール配信の主要KPIについて

メール配信の効果測定をする方法

メール配信の効果を改善する方法

メール配信とアクセス解析ツールの連携

メール配信の効果測定について~まとめ~




メール配信における効果測定のポイントについて解説。その分析方法とは?



メール配信の効果測定の必要性


そもそもなぜ、メール配信に効果測定が必要なのでしょうか?

企業のマーケターは日々、様々なチャネルでマーケティング活動をしているかと思います。
施策を実施してみたけども、全然PV数も上がらないし、誰にも見られていない。なぜだろう?コンテンツが微妙だったかな、ターゲット違っていたか?等と施策に対して原因をチェックし、確認しているでしょう。

メール配信に関しても同様で、配信後に原因をチェックする効果測定が必要です。

メール配信(メルマガ配信)に関して、きちんと振り返りが出来ていない事が多く見受けられます。他のマーケティング施策と比較して、メールマーケティングに関しては作業のウェイトが軽視されがちです。しかし、顧客にダイレクトにコンタクトがとれるという点では、他のマーケティング施策にはないメリットが多分に含まれています。

企業として、顧客の個人情報を持っていることは他のマーケティング施策にも活かせるデータでもあり、自社の商品やサービスを拡販させる可能性が多くあります。

ここ近年コロナ禍におけるデジタルマーケティングトレンドで「メール配信」が再注目されています。正直、今更メール配信(メルマガ配信)に力を入れたって意味がない。と思われるかもしれませんが、メール配信はなんとなく片手間で実施しておけば良い。という考えは一度捨てて、このタイミングで見直してみましょう。

次節以降で、効果測定のポイントやメール配信が有益となる理由をご紹介いたします。


メール配信はファーストパーティデータを活用できる

近年「サードパーティデータが使えなくなる」、「cookieが使えなくなる」等、従来当たり前に活用できていたマーケティングデータに大きな影響を与える規制が動き始めています。まず、ファーストパーティデータとサードパーティデータについて解説していきます。

1、 ファーストパーティデータ

オンライン、オフライン問わずに自社で取得したデモグラ情報をはじめとしたデータのことを指します。

(例)氏名、年齢、年代、性別、地域、職業、家族構成、行動履歴、趣味嗜好等

2、サードパーティデータ

自社で取得のできない外部が提供するデータ。自社と消費者が直接の関係を持たない主体によって収取された第三者データのことです。


このサードパーティデータの利用方法に厳しい動きが働いています。
サードパーティデータが従来通り使えなくなると、自社の商品やサービスの潜在ターゲットに届けにくいというマーケティングの弊害が起きます。

企業は新規を獲得するためには、ある程度のボリュームが必要となり、サードパーティデータが広く使われていました。

しかし、個人情報保護の観点により、GDPR(EU一般データ保護規則)を発端にサードパーティデータの利用を規制する流れになっています。2022年4月、日本でも個人情報保護法の改正でCookie等含む個人情報関連の規制が強まります。

また、既に規制が実施されている例としてはiOSブラウザのSafariがトラッキング防止機能を実装し、Google Chromeは2023年を目標にサードパーティCookieの廃止が決定されました。
これらの動きは、自社と顧客のタッチポイントを減少させ、コミュニケーションを希薄にさせてしまいます。

したがって、企業は自社で顧客の了承を得た状態でデータを集めなければなりません。これがファーストパーティデータとなります。ファーストパーティデータは、顧客からオプトインの取得は必要になるものの、大きな規制を受けることがないので自由にマーケティング施策を行うことが可能となります。

そのファーストパーティデータを活かしたマーケティングが「メール配信」となるのです。


メール配信の主要KPIについて

それでは、「メール配信」を行うにあたって指標となるものは何になるのでしょうか?メール配信の効果を測定するための主な指標を紹介します。


1、到達率

到達率とは送信したメルマガがどのくらいのユーザーに届いたかを表わす割合です。

配信総数÷有効配信数で割り出すことができます。
この有効配信数というのは、配信エラーがなく、メールが無事にユーザーに届いた実数のことです。


2、開封率

開封率とはユーザーが、メルマガを開封した割合のことです。

開封率は、(メルマガの開封された数÷配信成功数(配信エラーを含まない))×100%=開封率
で割り出すことができます。ちなみに、開封率の確認ができるのはhtmlメールのみです。


3、クリック率(CTR)

クリック率とはメルマガ本文にあるリンクをクリックしたユーザーの割合です。


4、コンバージョン数

コンバージョン数とは、メールの送信目的が達成された回数のことです。

例えば、メール配信の目的が、メールを通して商品を購入されること。と設定していた場合、配信したメール経由の購入数となります。


これらはメール配信において主要なKPIですが、まずはどのような目的でメール配信を行っていくのかを明確にしておくことが重要です。

例えば、自社の商品やサービスの認知を高める目的であれば、メールの開封率(メールを読んだという証拠)が重要となります。

また、メール経由のコンバージョンが目的であれば開封数はもちろん、コンバージョン数やコンバージョン金額、コンバージョン率も必要となってきます。

メール配信の効果測定をする方法

次にメール配信の効果測定を行う方法について紹介します。これらはメール配信システムを導入することで、ほぼ自動的に判断し測定をしてくれるのでメール配信システムの導入をおすすめします。

メールマーケティングを行うのであればメール配信システムの導入がほぼ必須と考えても良いでしょう。無料のツールもあるので自社で必要な機能が揃っているか確認しサービスを選定しましょう。

先述したメール配信の主要KPIの効果測定・分析を行う際にメール配信システムの管理画面上でグラフィカルに表示してくれるものがほとんどです。

例えば、到達率は配信結果がリアルタイムに一目でわかる仕様になっていて、手動で1件1件確認する必要はありません。

配信結果のグラフ

クリック率も一目でわかります。配信したメールがどのくらい興味を持たれたかすぐにわかります。メール本文内にURLを複数設置していた場合も、どのURLのクリックが多かったかもわかります。

クリック率の結果

様々なマーケティング施策と並行して実施されるメール配信なので、業務上の負担を極力減らせるような管理画面や操作方法を選びましょう。
有料のツールでも無料トライアルで体験することが可能なので、気になったベンダーに問い合わせて操作性の確認をおすすめします。


メール配信の効果を改善する方法

さて、メール配信の効果測定が分かったら次は、どのように改善していくか?に着目していきましょう。 それぞれメール配信の主要KPIに沿って改善のポイントを挙げていきます。


到達率

到達率に関しては、「利用するメール配信システム」、「リストの管理・精査」が大きなカギを握るでしょう。

まず、「利用するメール配信システム」についてですが、メール配信システムによって、到達率は時によって大きく変わります。

事実、当社の事例として「到達率が3%改善した」という事例もあるほどで、"実は、大量のメールを確実に送ることは非常に難しい"のです。

これは、メール送信先のISP(インターネットサービスプロバイダ)は迷惑メール対策等もあり、ISPごとに最適な送り方があったり、さまざまな対策を施しています。表に見えにくい実情ですが、メールのノウハウを有するシステムでなければ、高い到達率を維持することが難しいのです。

さらに、メールアドレスは変更されたり、削除されたりと入れ替わりが非常に多いです。膨大な配信リストで、手動でエラーアドレスを振り合分けるのは現実的ではありません。
メール配信システムを利用すると、自動でエラーメールアドレスをチェックし、かつエラーの原因を判明してくれるシステムもあります。

エラーアドレスに送り続けると送信元の評価が下がり受信側にブロックされる可能性も高くなります。
メール配信には送信元の評価がポイントとなります。したがって、配信リストは常にクリーンに保たなければなりません。

その他にも、送信元のドメイン認証を行うことも必須です。

開封率

開封率の改善は、まず差出人・件名の見直しで改善することがあります。

差出人名は、件名ほどにものを言います。ユーザーは日々、多くのメールを受信しており、まず目にするのが差出人名となります。

差出人名は、個人名を入れると開封率があがる傾向です。ただ、個人名を入れるだけではなく、どこの誰かが一目でわかるように受信するユーザーの気持ちになって設定しましょう。


次に、件名の改善です。

件名は、いかに受信ユーザーにメリットを感じさせられるか、注意をひくことができるかがポイントです。
人が一目で意味を判断できる件名の文字数は14文字程度と言われています。

冒頭14文字に訴求したい点とメリットを伝えられるよう件名を設定しましょう。これらは、何度もトライ&エラーを繰り返して検証することが必要です。

クリック率

クリック率を高めるためには、本文コンテンツ内でユーザーがクリックしたくなるような配置にすることが必要です。

そのためには、1通のメルマガにリンクは1~2個程度にとどめておき、気付きにくいリンクを設置しないようにしましょう。配信するメルマガのKPIに沿って、適切なリンクを設置を心がけることが必要です。

なお、メルマガの定石ではありますが、一番クリックしてもらいたいコンテンツは一番上部に配置することも忘れてはいけません。


メール配信とアクセス解析ツールの連携

メール配信を行うにあたって、様々な指標を設定しているかと思いますが最終的にはコンバージョン数を目的とすることが多いでしょう。

Googleが提供している無料のアクセス解析ツール「Google Analytics」を利用してパラメータを付与すると、データを取得することが可能になります。
無料で使えるツールなので、メルマガ配信を行う際には設定を行うことをおすすめします。


メール配信の効果測定について~まとめ~

今回は、メール配信後の効果測定のチェックすべきポイントについてご紹介しました。

メールマーケティングの効果を高めるには、PDCAをできるだけ早くまわして都度、設定したKPIの数値を確認、分析することが重要です。
メルマガの内容を改善するだけでコンバージョン率が格段にアップする事例もあります。

メールマーケティングをすべて、手作業で行うことは現実的ではないので、ある程度自動化してくれるメール配信システムの導入をおすすめします。

多機能でありながらリーズナブルな価格で利用できるCuenoteFCは、エラーリストの精査やメールコンテンツのABテストの自動化、ユーザーの行動に応じて自動でメールを出し分けてユーザーをフォローするシナリオメール、効果測定機能等がオプション料不要で利用できます。

その他にもメールマーケティングを始めるに必要な機能はすべて揃っています。月間の配信数は送り放題の定額制なので、たくさん配信しても料金が変わらないので安心です。無料トライアルも受け付けているので気になる方はお問合せください。


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東証グロース上場のユミルリンク株式会社は、15年以上にわたり、メール配信システムをクラウドサービス・ソフトウェアとして提供し、メールに関する専門的な技術や運用ノウハウを蓄積してきました。
メール以外にも、SMS配信サービスWEBアンケート・フォームシステムもクラウドサービスとして提供しています。

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