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メールマガジンの開封率とは?開封率の基本と、測り方のポイント

公開日:2019/12/25  更新日:2023/11/27
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メールマガジンの開封率とは?開封率の基本と、測り方のポイント



メールマガジンの効果を測る上で、重要な数値として「開封率」があります。そもそもメルマガは、開封して読んでもらわなければその効果をあげることはできません。そのため、開封率は最も基本的な数値であるとともに、そのメールがユーザーに支持されているかどうかを測る、最も重要な数値であるといえます。
では、その開封率について、きちんと理解ができているでしょうか?
今回は知っているようで知らないメルマガの開封率についてご紹介します。


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そもそも開封率とは?


メールマーケティングを行っているのであれば、メルマガの開封率という言葉は日常的に耳にしているかと思います。しかし、開封率とはそもそも何のことを表しているのでしょうか?開封率とは以下のように言い表すことができます。



"HTMLメールの総到達数のうち、何通のメールが開封されたかを表す比率"


開封率を測る上で重要なことの一つに、単純な総配信数ではなく、配信成功数を測ることがあります。そもそも未達のメールに関してはメールボックスに届くこともないので、総配信数で開封率を求めると数値が下がってしまい、かつ正当な数字とはいえないためです。
また、開封率を測るためにはテキストメールではなく、HTMLメールである必要があります。それは、メールの開封確認はメールに埋め込まれた画像のリクエストがあったかどうかで判断をしているからです。そのため、画像を載せられないテキストメールでは開封率の確認を行うことはできません。

また、埋め込まれた開封タグの位置によっては、開封率に差が出ることがあります。開封タグが下部に設定されている場合は、スクロールされるまでに時間がかかり、途中で離脱したユーザーのことを未開封と判断してしまう場合があります。配信システムを選ぶ際には、開封タグの埋め込み場所についても確認しておいたほうがいいでしょう。



開封率で見えてくること


では、開封率がわかることで、どのような効果があるのでしょうか?
その効果は大きく分けて2つあります。一つは冒頭でも紹介したように、ユーザーの支持のバロメーターになること。ユーザーがメルマガを読みたくないと判断してしまっている場合、ユーザーはそのメルマガをフィルタリングしてしまうことが考えられます。つまり、開封されないということは、忘れられているか避けられてしまっている可能性が高いのです。逆に、毎回開封をしてくれるユーザーは、クリックの有無に差はあるものの、何かしらの興味は持ってくれていると考えられます。

もう一つは件名のブラッシュアップに役立つことができます。受信ボックスにズラリと並んだ未読メールの中から、ユーザーが開封しようと思うための要素は、件名しかありません。そのため、魅力的な件名を作ることが開封率の向上につながるのです。開封率の良し悪しで、ある程度ユーザーがどのような件名を好むのかを知ることができます。



開封率を測る期間は?メールの消費期限の変化


また、開封率を測る上で、計測の期間も重要になってきます。メールボックスに届いたからといって、ユーザーはすぐにメールを確認するわけではありません。ある程度の期間が必要になります。
これまで、その期間はおよそ1週間とされてきましたが、近年ではおよそ2倍の2週間の長さを見たほうがよいとされています。

それではなぜ、受信から開封までの期間が延びたのでしょうか。考えられる理由は、スマホの普及と、それに伴うメッセンジャーの普及です。
今までは、個人間の連絡にもメインツールとして利用されていたメールですが、近年はLINEをはじめとしたメッセンジャーの登場により、メールは個人間のコミュニケーションに使われることは少なくなってしまいました。

そのため、ユーザーはメールボックスを確認する頻度がどんどん下がってきているのです。
言い方を変えれば、メールの消費期限が従来よりも長くなっているため、メールボックスを確認するタイミングで2週間前のメールが開封される、というような現象が起きています。
したがって今後、開封率を正確に測りたいと考えているのならば、2週間を目安に期間を設定したほうがよいでしょう。



いかがでしたでしょうか?
基本的な数値でありながら、重要な意味を持つ開封率。重要な数値だからこそ、今回ご紹介した情報を元に、正確な数値が取れるよう、調整してみてはいかがでしょうか?




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この記事の著者

米澤信弘
株式会社ライトアップでメールマーケティングやコンテンツ制作のプロデュースを担当。トレンドとユーザーニーズを組み合わせた企画を得意とし、伸び悩むメルマガに改善策を提案するメールコンサルタントとしても実績をあげている。近年は、顧客企業からの依頼でメールマーケティングセミナーの講師も務める。
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東証グロース上場のユミルリンク株式会社は、18年以上にわたり、メール配信システムをクラウドサービス・ソフトウェアとして提供し、メールに関する専門的な技術や運用ノウハウを蓄積してきました。
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