スマホ読者に嫌われるメルマガ5つの特徴

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総務省の調査では、スマートフォン保有が急速に増加し普及率が6割を超え、インターネットの利用では「電子メールの送受信」が最も多いことがデータから明らかになっています。

参照:総務省 インターネットの普及状況
   http://www.soumu.go.jp/johotsusintokei/whitepaper/ja/h27/html/nc372110.html

つまり、みなさんが日頃配信しているメルマガのほとんどはスマホで読まれているとも受け取ることができます。 今回はスマホでメールマガジンを購読している読者にとって「嫌われるメルマガ」の特徴を5つご紹介します。

スマホ読者に嫌われるメルマガの特徴


目次
1.件名や送信元の表記にアルファベットが連なっている
2.テキスト文の冒頭が飾り記号で埋め尽くされている
3.HTMLメール文書内に謎の空欄がある
4.訴求ポイントがわからない
5.表示が崩れている


1.件名や送信元の表記にアルファベットが連なっている

受信ボックスをざっと眺めたとき、やたらアルファベットが続いているメールがあると、瞬時に「スパムかな?」と思ってしまうことはありませんか?

「そうは言っても、社名や製品名称がアルファベットだから仕方がない」という担当者もいらっしゃるかと思います。
当社も社名が「YMIRLINK」、さらに「Cuenote」という製品名ですのでアルファベットだらけ。また、初めて見る方にとっては読みづらい字面です。

回避策としてメールマガジンや営業からの連絡を行う際、送信元の情報は「ユミルリンク」「キューノート」など、日本語表記にしています。



2.テキスト文の冒頭が飾り記号で埋め尽くされている

上部に飾り文字等を連続して配置している場合は、注意が必要です。

テキストの周辺を「■」や「◆」「★」などを連ねて利用することで、特定の文字を目立たせる手法の一つとして一時期よく見かけたかと思います。
しかしながらこの手法、現代では特に冒頭に配置することはあまりお勧めできません。

例えばiPhoneなどのスマートフォンでは、メールの着信が通知される際、 "差出人名""件名"に続き"テキストメール本文"の冒頭が、画面上部にテキストで表示されます。

また、テキスト表示領域で見える文字数は限られます。
ブログでもご紹介していますが、例えばiPhoneの標準メーラーの場合は、以下の文字数で表示されます。

iPhoneの標準メーラー

  件名:22文字(全角)
  プリヘッダーテキスト:45文字(全角)

もしテキストメールの上部に飾り文字などが連続して使用されていると、記号だけがスマホ画面上に表示され何のメールなのかさっぱり検討がつきません。

HTMLメールを配信する際、マルチパート機能を利用していることとは思いますが、テキストメールを作成する際は上部に記号や無意味な文字列の配置は控えるようにしてください。

テキストメールの上部には、そのメールのイチオシコピーを配置しておきましょう。

"件名を読んだ後に63%もの人がメールを削除する" というDMAのレポートからもわかるように、購読者にメール着信が表示されたほんの数秒で、「興味のある内容ではなさそう」と判断されたら、その場で削除されてしまいますので特に意識が必要です。

参照:DMA Insight: Consumer email tracking study2015
   http://dma.org.uk/uploads/56543b6e6d645-email-tracking-report-2015_56543b6e6d5b5.pdf



3.HTMLメール文書内に謎の空欄がある

画像が本来配置される場所に、正しく表示されずに空欄となってしまうケースです。
原因としては2つ考えられます。

1つは、画像を呼び出し表示させるためのリンクが"相対パス"で記述されている場合。HTMLメール内に画像を配置する際は、表示エラーを防ぐためから始まる"絶対パス"で記述することが原則です。

 ○絶対パス img src=http://xxx.xxx.xx.xx/xxx/image-name.gif
 ×相対パス img src=xxx/image-name.gif

もう1つは受信者が利用しているメーラー側の設定に関わります。
セキュリティ上の設定でHTMLメールの画像表示が許可されていないメーラー上で発生し、画像が本来入るはずの場所に空欄ができます。さらに、ただの空欄のみの場合は、"ALT属性"も記載されていません。
"ALT属性"とは、補足要素としての役割があり、HTMLメールで画像を表示させる場合に、その画像が一体何なのかをテキストで知らせます。

例えば速度制限がかかってしまう受信者のモバイルデバイス上では、画像が全て表示されるのに時間を要してしまうケースがあります。この場合は本来画像が配置されている場所には何も表示されず、空白のままになってしまいます。

このようなケースを考慮し、ALT属性に画像の代替テキストを記載しておくことで、何の画像が表示されるのか受信側へ知らせる手助けになります。

スマホなどのモバイルデバイスのみならず、PCで受信した場合でも当てはまります。
セキュリティ上HTMLメールの表示許可設定がされていない場合には、テキストパートまたはHTMLメールのテキストのみが表示される仕組みのため、ALT属性は必ず記載するようにしてください。



4.訴求ポイントがわからない

単調な見た目になりがちであるテキストメールと比較して、HTMLメールはカラフルにも華やかにも仕上げることができ、とても魅力的です。

しかし自由度が高いからといって、そのメールで本来一番伝えるべきポイントが不明瞭になってしまうメールも多々存在します。

遷移をたくさん配置しているのに、いまいち結果に結びついていない。。という場合は、一度思い切って1コンテンツに絞り配信してみてはいかがでしょう。



5.表示が崩れている

開封してみても何が書いてあるのかわからない、画像やらテキストが訳もわからず混在しているようなHTMLメールを受信したら、あなたはどう感じますか?

購読者がどうしても知りたい情報が掲載されているメルマガなら、どうにか読んでもらえるかもしれません。しかし通常、読みづらいメルマガはすぐに削除されてしまったり、表示崩れが続く場合は購読自体を解除されてしまうおそれがあります。

せっかく送ったのに、受信先のユーザーデバイスが古かったり、HTMLメールのコードを再現できないメーラーがあると表示崩れが発生します。

HTMLメールは魅力的ではありますが完璧ではありません。

商談の際、「レスポンシブメールを送りたい」と希望されるご担当者もいらっしゃいます。
しかしながら、レスポンシブタイプのHTMLメールをすべてのユーザーの受信環境に合わせて完璧に表示させることは、現実的ではありません。
また、コーディングには高度な技術を要し、外注する場合も高コストになることは避けられません。

HTMLメールを採用する際は、表示崩れしないかどうか、実際に多種多様なモバイルデバイス上での表示確認だけでなく、メーラーや組み合わせでの検証が必要です。
HTMLメールの表示崩れに関しては、モバイルデバイスや表現方法の多様化に伴って今後もついて回る課題です。

回避策として以下が挙げられます。


テキストメールにする

コーディングの手間やコスト、表示崩れの懸念がありません。

思い切ってモバイルデバイス向け専用に制作する

購読者がスマホで受信すると想定できるのであれば、専用に用意する手も一つの手です。

リキッドタイプを採用する

レスポンシブデザインのように、デバイスの横幅に応じて表示幅が可変します。
当社でも、比較的表示崩れのリスクが少ないリキッドタイプのHTMLメールテンプレートを提供しています。


まとめ

いまや表示を意識することの重要性が年々高まっているモバイルデバイス。

配信先にきちんと届けることは大前提ではありますが、ストレスなく読んでもらえるよう、購読者に対する思いやりがあるメルマガであることも必須です。
読者離れを起こすメルマガになっていないか、たまに見直してみてください。

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