1. メールは消えゆくのか?現実的に考えて。改善策さえあればいい。

メールは消えゆくのか?現実的に考えて。改善策さえあればいい。

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※この記事は、Entrepreneurのサイトに掲載されているPeter Gasca氏の『Think Email Is Dying? Get Real. You Just Need a Better Strategy.』を翻訳した内容です。 Original source: "Think Email Is Dying? Get Real. You Just Need a Better Strategy." in Entrepreneur.com by Peter Gasca (September 04, 2015)


メールは滅びたのか?ちょっと待ってください。


5年前、FacebookのCOO、シェリル・サンドバーグが "メールは淘汰されるだろう" と目立った発言をしてからというもの、メールの実用性と寿命に関する論争が湧きあがりました。

新しい世代は、毎日新しいコミュニケーションツールやアプリを受け入れており、そのため、メール本来の実用性は役割を失うのではといった激論もあるのかもしれません。

多くの技術まわりに関する議論のようですが、実際問題として、何を選ぶかというような問題ではないのです。

例えば、広く周知されている見解として、若いユーザーがこぞってInstagramに流れ、Facebookが晩年として注目されなくなってきたことを例にとってみましょう。

とはいえ、Faceookは、最近、10億のアクティブユーザー数/日の新たな金字塔を打ち立てました。

メール送信数とメールアカウント数に関する肯定的な傾向を示した他の最新調査では、2014年から2017までに、どちらも8%と19%の増加が見込まれています。


もっと証拠が必要ですか?先週、AdobeがリリースしたEメールの消費行動について調べたレポートを考察てみましょう。

この調査は、米国のビジネスパーソン400人以上を対象にしており、Eメールは明らかに衰退していく様子はなく、メールに対する依存は、これまでにないほど強くなっていることを示しています。"メールに関する行動" について、回答者の統計を見てみましょう。


  • ・70%の人がTVをみながらメールをチェックする

  • ・50%の人がベッドでメールをチェックする

  • ・50%の人が休暇中にメールをチェックする

  • ・42%の人がバスルーム(セカンドオフィスとして知られている)でメールをチェックする

  • ・43%の人が電話をしながらメールをチェックする

  • ・18%の人がドライブをしながらメールをチェックする

  • ・回答者は、6時間/日メールをチェックしている


私も確実にこららのカテゴリーに分類されます― 彼らの一員ということです。

もちろん、絶え間なく変わるテクノロジーとコンテンツを次々に作っていかなければならない情勢の中、今まで顧客を獲得する方法を見つけるのに苦労してきたマーケッターにとっては良いニュースです。

しかし、マーケッターは、今すぐ慌てて配信リストの送信ボタンを押すべきではありません。

Adobe Campaignのシニアプロダクトマネジャー、パトリック・トリップは、Eメールキャンペーンマネジメントシステムは、顧客がまだEメールを使っていることを示す一方で、データは、彼らはどうメールを使うかに関してとても慎重であることを示していることを述べています。


  • ・28%の顧客がEメールのスクロールしなければならなことを面倒に感じている

  • ・24%がモバイルに最適化されていないレイアウトのメールにイライラしている

  • ・39%が一般に受け取るメールを少なくしたいと思っている


そして、面白いことに、


  • ・58%がブランドからのコンタクトされる方法として、Eメールが望ましいと回答しています。

  • しかし、

  • ・32%が既に接点があるブランドからは、もっと少ない頻度で定期メールを受け取りたいと回答しています。


比較するための歴史的数値もなく、消費者の好みに関するトレンドを導き出すことは難しいことです。しかし、フォーマットやコンテンツに関する問題があるものの回答者のほぼ3分の1がEメールを使っていると考えると、マーケッター自身が気づき、それに応じて戦略を調整していくのが簡明です。


Snapchatみたいな斬新な戦略に乗り換えようと思う前に、Eメールからより多くの利益を獲得するためのこれらのヒントを考えてみましょう。


1.モバイルの準備

より多くの人が手持ちのスマートデバイス経由でコンテンツを消費しています。そのためEメールマーケッターは、戦略として "モバイルファースト" を考慮する必要があります。実際、ランディングページにリンクされるメール自体からショッピングカートに渡るまで、メールキャンペーンの全ての構成要素においてシームレスな体験ができるよう、モバイル対応がされている必要があります。


2.少ない方が良いということ

とはいえ、顧客はメールが殺到するのは好みません。彼らの時間を考慮して、彼らの生活に価値を与え、顧客の生活を何も改善しないようなメールは送らないようにしましょう。


3.顧客のペースに合わせる

顧客の連絡先を得るために、顧客を操ろうとしているとは絶対に感じさせないようにしてください。配信時間や頻度を含め、メールのオプションを設定することは、驚くほど簡単です。また、ロイヤルカスタマーとの信頼を構築する一方で、メール配信リストをきれいにするために、たまに "再オプトイン" を要求しましょう。


4.パーソナライズと付加価値

Adobeの調査が証明したように、58%の顧客が彼らが好むブランドからのコンタクトを希望しています。これは、パーミッションに同意した顧客の10人に6人にあたります。では、彼らから連絡をもらいたいと思われるブランドになるためには、どうしたらよいでしょう?より重要なことは、パーミッションを解除されるのをどのように避けるかです。

顧客の情報や行動パターンが、最適な内容、最適な時間、最適な場所(メールアドレス)に届けるためのヒントとなるのです。これらを踏まえたパーソナライズメールを送って、役に立つコンテンツを提供し、価値を付け加えるとういのがその答えです。

例えば、多くのビジネスパーソンが仕事用と個人用メールアカウントを持っています(時には、より多く)。1つのメールを複数のメールアドレス対して週に何回も送る代わりに、多分、位置情報か何かの行動情報を使うなどして、顧客のウェブ行動履歴に基づき、特定のメールアドレスをターゲットにするべきです。

さらに、Adobeのデータは、私たちは1日の大半をデータ処理に費やしていることを示していますが、私たちは、"最適な時間にメールを送る" ことについて話すことにも多くの時間を費やしています。もし、あなたの顧客がいつベッドにいるか、もしくは "セカンドオフィス(バスルーム)" にいるか、といったことが分かれば、彼らがメールを読むより良いタイミングを狙ってメールを送ることができます。

もちろん、これらのヒントはよく考えられたメール戦略を補足的するもので時間と努力を要し、さらにお金もかかります。しかし、利点は、とても実践的であるということです。

Adobeによると、Adobe Digital Indexのサイトの実訪問やコンバージョンのトラッキングデータから、より多くの時間を過ごし、高い確率でコンバージョンに至るロイヤル顧客は、通常のチャンネル経由よりもEメール経由の方が2倍も多いということが分かりました。


Eメールは、衰退しそうにもありませんね。

どう考えますか?Eメールは衰退している、それとも顕在だと思いますか?あなたの考えをお聞かせください。

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