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メールマーケティングにおける間違い・改善ポイント11選

公開日:2024/11/27
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メールマーケティングにおける間違い・改善ポイント11選

メールマーケティングは、なんらかの接点があった顧客に対して、お知らせなどのメールを送って、購買行動に促すことができる特徴のある手法です。

多くの企業が行っていますが、実はよくない方法で送ってしまっているというケースも少なからずあるでしょう。今回はそのような間違いや、改善ポイントを11個紹介していきます。

メールマーケティングとは?

メールマーケティングとは?基礎知識やメリットの解説


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メールマーケティングにおける間違い・改善ポイント11選

メールマーケティングの目的が定まっていない

メルマガは、無料のメーラーで送ることも可能であるため、比較的簡単に試すことができます。そのため、何となく送っているというケースは多いのではないでしょうか。

送る内容の方向性や、読者にどう読み取り・どのような行動してほしいのかを明確にできていないと、良い効果に繋がり辛くなります。

メールから直接購入してもらうようにしたいのか、ナーチャリングを目指すのかなど、目的を明確に定めましょう。合わせて「ターゲットが誰であるか」など基本的な戦略も考えると良いでしょう。

セグメント・絞り込み配信ができていない

自社の顧客を一括りにまとめても、年齢・性別・住まい・趣味嗜好やBtoBでは事業規模などにおいて、さまざまな違いがあるでしょう。基本的にメルマガはすべてを一括りにまとめて配信します。そのため、メルマガの内容に関係しない人も現れます。興味・関心が無いメールを送られてしまうと迷惑メール扱いされることや、ブランドイメージの低下につながる可能性もあります。

特に迷惑メール報告やフォルダに移動される率が多いと、Gmailなどを中心として企業は顧客に対して正しくメールを送ることができなくなる可能性があります。

メール配信システムなどには、顧客属性に応じてセグメントを分けて配信する機能があります。関東圏だけの人にメルマガを配信することなど、内容によって適切に配信設定をわけましょう。

抽出配信(セグメントメール)の機能利用例_映画に興味のある顧客へ配信

メルマガ配信だけを行っている

メールマーケティングにおいて一番メジャーな手法は「メルマガ」ですが、広告メール色が強いことや一斉に送ることによるデメリットも生じます。補うために他の手法もセットで行うとよいでしょう。

前項で紹介した通り、メール配信システムなどメルマガを送ることができるツールには、セグメントメールなどメルマガ以外の手法もあります。代表的なものは、ある行動を起点に短期間で複数のメールを自動で送る「ステップメール」や、メールの閲覧状況などに応じて次のメールの送付の有無や内容の変更ができる「シナリオメール」などがあります。

例えばメルマガを送る時に、シナリオメールと組み合わせて、開封しなかった人には件名だけを変えて再送することができます。一般的にメルマガの開封率は20%であることから、中身を変えずに送ることで開封しなかった80%に再度アプローチすることができます。

メールの件名が魅力的でない

メールマーケティングで特に重要な部分は「メールの件名です」。どんなに内容を充実させて魅力的な内容にできたとしても、開封されなければ目に留まることもありません。 メールの件名は、メールボックス内でもパっと目を引き、一瞬で内容が伝わるよう工夫しましょう。

特に冒頭の14~15文字に魅力的なキーワードを盛り込めると良いでしょう。人が一瞬で認識できる文字数と言われており、メールの開封率を大きく左右する部分です。

メール件名の例:
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配信のタイミングが企業都合になっている

メルマガは、企業の送りたいタイミングで送ることができます。しかし、企業都合過ぎると受取手にとっては迷惑に受け取られてしまう可能性があります。また、他のメールに埋もれてしまい、開封の意思があった場合でも読み飛ばされてしまう可能性もあります。

基本は、読者の人たちの多くが読むことができるタイミングの直前がオススメです。読者が読もうとするタイミングで、メールボックス内の一番上に位置しており、プッシュ通知などがONになっている場合には、送ったメールのタイトルなどが表示されている可能性があります。

例えば、都内の会社員であれば通勤電車に乗るタイミングがよいでしょう。大学生に送る場合には、お昼休みや放課後などもよいでしょう。

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デバイスごとの対応が確認できていない

作成したメルマガについて確認せずに送ることや、スマートフォンなど異なる環境でも確認していないと、表示が崩れたまま相手に届いてしまう可能性があります。

メールは、パソコン・スマートフォンなどのさまざまなデバイスで閲覧することや、Gmail・Outlookなど閲覧するメールソフトも多岐に渡ります。それぞれ表示方法に若干のズレが発生します。特にデバイスの違いでは、ディスプレイサイズが大きく変わるため、パソコンで横並びになっていたコンテンツは、スマートフォンでみると縦並びで表示されます。

メールを送る時には、デバイスごとに問題なく受信ができるかテストを行ってから送りましょう。

過剰な頻度でメールを送信している

メルマガは1回のメールで、大きな売上を生むことは難しく、積み重ねが重要です。そのため、送信頻度を過度に増やして効果を高めようとすると、迷惑メールと受け取られてしまいます。

ユーザーにとって有益となる頻度で送るように心がけましょう。例えばメルマガを閲覧することでポイントがもらえるとすれば、毎日送ってもユーザーは喜ぶでしょう。高頻度で新商品を求める人にとっては、新商品が出るたびに送ることも良いでしょう。

そのため、具体的な頻度を定めることは難しいものの、BtoCであれば週1~2回程度。BtoBでは1日1回程度までを目安にすると良いでしょう。反対にクリスマスケーキなどシーズナリティのあるメールでは、時期が近付いた時のみに送るなどが良い場合も考えられます。

行動喚起が出来ていない。CTAが分からない

どんなに良いメルマガを送っても、行動に繋がらなければ意味がありません。
メール内にクリックすべきURLが無いことや、リンクが見辛くなっていないか確認しましょう

特にWebサイトのようにレイアウトを組むことができるHTMLメールでは、リンクもボタン形式のCTAにすることができますが、見づらい色になっていないかなどよく確認しましょう。

テストや改善を行っていない

メールマーケティングは、さまざまな内容やさまざまな状況に応じて繰り返し送っていく性質があります。そのため、定量的なデータを取得しやすいマーケティング手法です。

長期的に高い効果を生み出すためには、データを分析することやABテストを行うことなど、PDCAを回していく必要があります。メール配信システムに備わっているABテストのほとんどが、総送信数のうちの一部だけを用いてABテストを行い、効果が高いほうのメールで残りの購読者に送信する機能になっています。非常に効果が高いため、定期的に活用するようにしましょう。

なりすまし対策がおろそかになっている

メールは、「なりすましメール」が多く流通しています。企業のメルマガなどになりすましたメールを送り、受信者が気づかずに情報を入力してしまうことで、情報流出などに繋がってしまう危険性のあるメールです。

企業から顧客にメールを送る時には、自社になりすましたメールが相手に届かないようDMARCなどのドメイン認証対応が必要です。対応していない場合には、Gmailなどに対しては正しく送信できなくなる可能性もあります。

到達率や配信速度まで確認できていない

メールマーケティングを行っているときの落とし穴として、到達率や配信速度を見ていないというケースがあります。到達率が低いと、ランダムに大量のメールを送り付ける「スパムメール」と思われてしまうことで、正しくメールを送ることができなくなります。

配信エラーとなっているアドレスを送信先から除外するなどを行い、到達率を高めるようにしましょう。

また配信速度が低い場合には、送信ボタンを押してから相手に届くまでの時間がかかる「配信遅延」が起きてしまいます。夕方に送信したはずが、深夜にメールが届いてしまうなどのケースでは、迷惑メールになってしまいます。

十分な配信速度が出ているかなどよく確認しましょう。

メールマーケティングの効果を高めるなら、より良い「メール配信システム」を

メールマーケティングの効果を高める場合には、メールなど送信者が工夫できる部分だけでなく、シナリオメールが配信できるか・配信速度は高いかなど、メール配信システムの品質・機能が影響する場合もあります。

当社が提供している「Cuenote FC」では、シナリオメールやABテストなど、必要なメールマーケティングの機能は標準装備で提供しています。また自社開発のメール配信エンジン(MTA)により、高い到達率と高速配信を実現しています。
メールマーケティングの効果を高めたい場合には、ぜひご活用ください。

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この記事の著者

福島 竜司
過去に介護・美容の資格情報メディアにて事業統括責任者としてBtoC・BtoB共にメールマーケティング含めた、マーケティング全般の業務に携わる。 ユミルリンクではマーケターとして、メールマーケティングを中心に、メッセージングマーケティングの研究を行い、多くの記事の執筆・編集を行う。
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東証グロース上場のユミルリンク株式会社は、18年以上にわたり、メール配信システムをクラウドサービス・ソフトウェアとして提供し、メールに関する専門的な技術や運用ノウハウを蓄積してきました。
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