メール配信サービスとはどのようなもの?選定するポイント5選を紹介!
数多くあるメール配信サービスの中で、どのようなポイントをみて選べば良いのか分からない部分が多いと思います。
そもそも、メール配信サービスについての必要性がいまいちわからない、費用をかけてまで導入するメリットはあるのか?や価格や強みについても紹介。
2022年現在、「メール配信」はWEBマーケティング分野において、ますます注目度が増してきています。費用をあまりかけずに効果的に運用するポイントも解説していくので、メール配信システムとは?目的や効果、導入事例などを解説と併せて参考にご覧ください。
最後に低価格で、メールマーケティングができる配信サービスの紹介もしています。
まず、メール配信サービスとは?
メール配信サービスは、あらかじめ自社に登録してある顧客に、大量のメール(メルマガ)を一斉送信が可能なサービスです。
また、メールの一斉配信時に起こりやすい「メールの不達」や「誤送信」のリスクを最小限に抑える工夫がされていたり、指定したターゲットにのみ送信するセグメント配信が簡単にできるツールです。
基本的には、メールを確実に届けるように特化したサービスですが、豊富なメール配信機能が搭載されていることがほとんどのため、システム利用者の負担が少なく、便利で効果的なメール配信が可能です。
その他にも、サンクスメールや登録完了メールといったトランザクション(通知メール)にも対応しています。
普段、特に気にも留めずにメールが簡単に送れるので、メール配信サービスに対しての必要性意識はなかなかあがってこないと思います。
その一般的なビジネスシーンで利用されるGmailやOutlookなどのメーラーソフトでは、大量メール配信やメールマーケティング、トランザクションメールを送信するのには向いていません。
なぜならば、実はメールを送信することは高度な技術と配信ノウハウが必要になるからです。したがって、多くの宛先に一斉配信やメールマーケティングを行うにはメール配信サービスが必要となります。
それでは、一般的に使用しているメーラーソフトから、メール(メルマガ)配信を行った場合どのような問題が生じてしまうのでしょうか?
例えば...
・迷惑、スパムメール扱いをされ、到達率低下
・配信先の登録など、手動で設定する部分が多く、システム運用負荷が大きい
・メール配信サービスが得意とする配信やリスト管理のOne to Oneメールは送れない
・ユーザー行動に合わせてリアルタイムに通知メールを送信できない
上記のような問題が生じてしまいます。
一般的なメーラーソフトは、大量に送ることを想定していないシステム設計なのでこのような問題が生じます。
大量送信、メールマーケティング、自動応答メールなどを送信したい場合はメール配信サービスの導入を検討する必要ができてきます。
メール配信サービスでできること
それでは、メール配信サービスを導入することで、どのようなことができるようになるのでしょうか?
①メール配信サービスで「一斉配信」ができる
まず1つ目が、前節からお伝えしました通り「一斉配信」のメールが送れるようになることです。
一度にメールを大量に配信するためには、送信技術と配信ノウハウをもったメール配信サービスの利用が不可欠です。
これは、一般的なメーラーソフト(Gmailやoutlook等)では「大量配信」するためにシステムが設計されていないためです。
また、メール配信サービスを利用することで一斉配信が可能になることはもちろん、配信スピードやメールの不達リスクが減少するという点があります。
この点も技術的な観点になってしまうのですが、「一斉配信」を高速に確実に届けるためには、送信先(顧客の受信ボックス)に合わせた送信を行わなければならなく、配信ノウハウと技術を持っているか否かがカギとなります。
この送信先に合わせた配信というのは、メール送信先のISP(インターネットサービスプロバイダ)は迷惑メール対策等で独自の配信ルールを設けています
ISPごとに最適な送り方があったり、さまざまな対策を施しています。
表に見えにくい実情ですが、メールのノウハウを有するシステムでなければ、高い到達率を維持することが難しいのです。
この配信性能に関しては、メール配信サービスを提供しているベンダーによって異なるので、配信実績を確認するのが良いです。
②効果的なメールマーケティングができる
2つ目は、一斉配信のメルマガだけではなくターゲットに合わせたメール配信をする「メールマーケティング」ができることです。
毎月、定期的なメールマガジンを配信することもデジタルマーケティングにおいてとても重要な手段となりますが、よりマーケティング効果を高める特定の顧客に合わせたメール配信ができるようになります。
特定の顧客とは?
例えば、地域や趣味嗜好、性別等の属性をセグメント(抽出)した顧客にだけメールを送信するセグメント配信が挙げられます。
メール配信を行うにあたって、受信者の年齢や性別、行動履歴などの情報から、受信者をグループ分けすることをセグメントと言います。
抽出配信(セグメント配信)は条件を設定してターゲットを抽出し、セグメントされたユーザーにのみメールを配信する仕組みです。
条件を細かく指定しメールの配信先を絞り込むことで、より受信者側のニーズに合わせたコンテンツ提供が可能となります。
訴求効果が高まり、開封率やクリック率を促進します。
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(例) 「女性」「関東在住」「映画に興味のある」顧客を抽出
⇒関東限定キャンペーン付き新作DVD情報を配信
その他にも、シナリオ配信といったメール受信者の行動に合わせてメール配信の内容を自動的に分岐させる機能もあります。
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最新のメールマーケティングのトレンドは「パーソナライズ」されたメールを配信することです。
顧客の温度感やタイミングに合わせて私信風なメールを送ることで、顧客との関係が良好になりやすいです。
メールマーケティングによって、顧客の関係構築を行うことで自社のファンやサービス認知を高めることができるようになります。
③効果測定、分析ができるようになる
3つ目は、効果測定や分析ができるようになることです。
普段、利用しているメーラーソフトでは効果測定や分析を行うことは難しいです。
メール配信サービスを利用することで、一目で開封率やクリック率の測定が可能になります。
これらの数値を測定、分析できるようになることで次の施策の改善点が分かりメール配信の効果がより高めることができます。
どのチャネルのマーケティング施策においても、施策後に振り返りを行うと思いますが、メール配信もこの振り返りができることで自社の売上に寄与するためのデータを把握することができるようになります。
④業務効率化につながる
4つ目は、業務効率化に大きく貢献できることです。
マーケティング担当者は、日々多くのチャネルでマーケティング施策を実施されているかと思います。
その中でもメール配信だけに時間を大きく割くことは出来ないはずです。
例えば、通常のメーラーソフトでメールアドレスを個別に入力したり、1つ1つ宛先を設定していたら他の作業ができない上に宛先設定ミスのヒューマンエラーのリスクもあがってきます。
メール配信サービスを利用すれば、宛先の設定は登録されているメールアドレスをワンクリックで選択できたり、間違いもしにくい設計になっています。
また、メール配信コンテンツを作るのに時間がかかります。
メール配信サービスは、簡単にコンテンツを作成できるようにテンプレート保存ができたり、かつノーコードでHTMLメールを作成できる機能(HTMLエディター)もあります。
メール配信において「HTMLメール」を利用することはスタンダードになりつつあります。
ユミルリンク株式会社が調査したメルマガ配信統計データによると、2021年でHTMLメールを利用している企業が92.7%にも及んでいました。
メルマガ配信を行うには、HTMLメール作成機能が必須であるとも読み取れますね。
そもそもHTMLメールは、コーディング知識がないとできないものですが、メール配信サービスのHTML作成機能(HTMLエディター)を利用すれば制作会社に外注する必要もないので、業務効率化にもつながってきます。
メール配信サービスのタイプ
ここからは、本題のメール配信サービスの選び方について解説していきます。
メール配信サービスには大きく2つのタイプがあります。
それは、クラウド型とオンプレミス型の2種類です。
近年、ほとんどの企業ではクラウド型のメール配信サービスを導入していますがそれぞれにメリット、デメリットがあります。
クラウド型とオンプレミス型について詳しくみていきましょう。
クラウド型メール配信サービス
クラウド型のサービスは、インターネットを経由してサービスを利用するタイプです。
一般的には、月額費用や年額費用をサービス提供元に支払う形になります。申し込みから数日で利用開始できるのがクラウド型の大きな特徴ともいえます。
クラウド型のメール配信サービスは、自社の環境にインストールするオンプレミス型と比較して、比較的安価なコスト(数千円~)で利用でき、サーバーの管理等はメール配信サービスベンダー側が行うので、システム関連に詳しくなくても気軽に利用ができるのがメリットです。
また最近はセキュリティ体制も強化されており、サービス提供会社側で定期的に脆弱性対策やアプリケーションのアップデートを行うため、個人情報の管理や、アカウントセキュリティの安全性が高いといえます。
しかし、クラウド型のメール配信サービスにもデメリットがあり、複数の企業とメール配信のシステムを共有して利用するため、複数の企業が同時に大量配信を行った際や、迷惑メール等を送ってしまった場合に、メール配信サービスを利用している他のユーザー企業の配信に遅延や不達の障害が発生することがあります。
さらにクラウドサービスでは、自社独自の機能追加や細やかなカスタマイズができない場合もあるというデメリットがあります。
カスタマイズに関しては、配信ベンダーによっては対応可能の場合もあるので、実装したい機能を相談してみましょう。
オンプレミス型メール配信サービス
一方のオンプレミス型のメール配信サービスは、自社の環境にインストールしてサービスを利用するタイプです。
サービスを導入するまでに、環境を整えたりする必要があるので時間を要します。
オンプレミス型は、導入初期に数百万以上の導入コストがかかることに加えて、保守費用の月額料金が数万円程度発生するため、トータルの運用コストが高くなる傾向があります。
加えて、環境の整備やセキュリティアップデート等は自社で行わなければならないので、サービスを保守するための専任のスタッフも必要です。
オンプレミス型は、セキュリティ要件が非常に厳しい金融業や一部の大企業などで、システム導入には独自のセキュリティ要件があり、かつ自社セキュリティ管理下でシステムを運用したいというケースで導入されることがほとんどです。
しかし最近では、先ほども述べたとおりクラウドサービスでもセキュリティ体制が高まっていたり、独自のカスタマイズや他ユーザー企業と配信環境を分ける専用環境を構築するクラウドサービスもあります。
※専用環境のため、利用企業独自の要件や、メール配信時に他社の影響を受けないというメリットがあります。
専用の環境を構築したクラウドサービスは、オンプレミスより低価格で導入ができます。
詳しくはメール配信サービスを提供しているベンダーに確認してみるのがいいでしょう。
メール配信サービスの選び方
メール配信サービスの選び方は、自社がメール配信で何を達成させたいのかを明確にしてから選択していきましょう。
以下に基本的な選定ポイントを挙げるので参考にしてみてください。
- ・クラウド型かオンプレミス型か
- ・サービス利用にかかるコストが適正か
- ・利用したい機能が揃っているか
- ・セキュリティ体制は万全か
- ・操作が簡単であるか
メール配信サービスの選び方ポイント
次は選び方のポイントについて紹介していきます。
1、サービスのタイプを選択
サービスのタイプ、クラウド型かオンプレミス型かは前述をご確認ください。
2、サービス利用に関わるコスト
サービスを利用するにあたって気になるのはコストの部分だと思います。
実はメール配信サービスは有料のものだけではなく無料で利用できるサービスもあります。
メルマガの運用は短期ではなく長期的な目線で成果を上げることを前提としましょう。
顧客関係の構築や育成、啓蒙・情報発信といったことは目に見えて短期では成果がでません。
また、メールマーケティングは奥が深く、運用を重ねるにつれて改善ポイントが次々とでてきます。
その際、ただ料金が安いというだけで選んでしまうと運用していく中でやりたいことができないとなり、利用しているメール配信サービスの導入を見直さなくてはいけなくなります。
低価格な料金で導入したものの、結果的に構築にかかる費用や時間も余計にかかってしまうこともあるので注意が必要です。
無料のメール配信サービスとは?無料のメール配信サービスを利用するのがおすすめなのは個人事業主やブロガーなど、配信対象が数十、数百件程度の配信であったり、メルマガを試験的に送ってみたいという場合などに導入するのがおすすめです。
最大のメリットは料金が無料という点ですが、当然利用できる機能が限定的だったり、配信数が一定数を超えると無料から有料の料金プランに切り替わります。
メルマガに力を入れたい、成果を出したいと思う場合、当然パーソナライズ配信や、ある程度の分析機能といったものが必要になります。
あくまで、無料の配信サービスは配信数が少なく、シンプルに一斉配信だけできればいいという企業向けといえます。
有料のメール配信サービスとは?
有料のメール配信サービスは無料の配信サービスと比較して、配信性能面や利用できる機能面が優れており、効果的なメールマーケティングができます。
配信性能とは、例えばメールの配信速度や到達率のことで、1時間あたりに数百万~数千万近くのメール配信が可能な配信サービスもあります。
また、メールが届かないといった問題が発生する要因に対する対策も整っており、確実なメール配信が可能です。
機能面については高度なパーソナライズ配信である複雑なセグメント設定や、コンバージョン率が非常に高い、レコメンドやカゴ落ちメールの配信、通常のステップメールの機能に加えて、顧客行動にあわせてシナリオ分岐をした配信ができるなど、メルマガ配信の効果を高める機能が充実しています。
ある程度きちんとメルマガを実施したい、長期的に運用レベルをあげていきたい場合は有料のメール配信サービスがおすすめです。
有料のメール配信サービスの料金プランには従量課金と月額定額制の2種類の料金プランがあるため簡単に紹介します。
従量課金型のメール配信サービス
従量課金型の料金プランは、メールアドレスの件数ではなく成功した送信通数で料金が決まります。
配信数が少ない場合は、料金的に得になるケースが多いです。
しかし、メール配信を行うと、キャンペーンでこのタイミングで顧客に訴求をしたい。等突発的なことも起こり得ます。
毎月の予算が定められていたりすると、社内承認の手続きなどにも時間と手間がかかるでしょう。
そのため配信サービスの月々の料金変動が起こってしまうデメリットがあります。
月額固定型のメール配信サービス
月額固定型の料金プランの最大のメリットは、何通メールを送信しても毎月に料金が変化しない点です。
月額定額制のプランは、月間の配信先メールアドレスの件数で料金体系が決まっています。
月ごとに料金の変動がなく、配信通数を気にせず送れることで急なキャンペーンにも対応ができます。
配信回数が多いケースでは特にお得です。
3、メール配信サービスに求める必要な機能があるか
メール配信サービスの導入をする際に最も優先度の高い項目が、実現できるかどうか?ということです。
メール配信サービスを使って、達成したい目的に対して必要機能を洗い出し、優先度をつけ、目標を実現できる機能が備わっているかどうかを最優先に選択をしましょう。
ただし、メール配信サービスサイトに必要な機能の情報が記載していたとしても、メール配信サービスベンダーごとに各機能の中でできることのレベルが異なるため注意が必要です。
機能のレベルという点で例をいくつか出すと...
例えば、HTMLメールが簡単に作成できるエディタ機能であれば、テンプレートに素材を当てはめるだけの機能なのか、それともデザイン・レイアウトが自由自在なのか?
自動的にレスポンシブ対応のデザインができるのか?
オプション費用がどのくらいかかるのか?
セグメント(条件絞り込み)機能で設定できる条件はいくつなのか?
ステップメールを顧客行動(web行動履歴や開封クリックの有無)に合わせて条件分岐できるか?
権限の管理はどこまで可能か?ログイン時の二段階認証などはできるか?
上記に記載した通り、製品資料に必要機能の情報が載っていてもその中身はメール配信サービスによって異なるため優先度の高い機能はきちんと中身を吟味・比較して選びましょう。
4、セキュリティ体制は万全か
メール配信サービスは膨大な個人情報を取り扱うため、悪意のある第三者にアカウントの不正アクセスやシステムの脆弱性をつかれて情報を不正に流出させられるリスクは必ずついてきます。
件数によっては非常に大きな損失や信頼が低下する要因にもなるため、アカウントセキュリティ対策の安全性や、アプリケーションの脆弱性を定期的に行っているかなど、信頼に足るセキュリティ対策ができているメール配信サービスであるかどうかをきちんと見極めましょう。
5、操作が簡単であるか
マーケティング担当者としては、見落とせない操作性は導入前にきちんと確認をしましょう。
製品資料や営業の説明だけではイメージがつかみにくいので、実際に管理画面を操作して、自分にとって使いやすいツールかどうかを見極める必要があります。
実際に使用してみると、想定していた通りのメール配信ができなかったりといったことに気づくこともできます。
多くのメール配信ベンダーでは、無料でトライアルができることがほとんどなので数社比較することをおすすめします。
これらの選定ポイントは基本的なもので他にも自社の目的によって選定のポイントは変わってくるでしょう。
この基本的なポイント以外にも、見落とされがちな点として、メール配信サービスを利用開始したからといって、メールが確実に届くわけではありません。
配信サービスの性能やサービスベンダーのノウハウによっては一定数のエラーアドレスがでてしまう可能性があります。
メール配信サービスを取り扱う各社のサイトをみてみると、確実にメールが届くことを訴求しているケースが多いですが、到達率に関してはメール配信サービスによって異なります。
具体的な数値でどの程度メール配信をしている実績があるのか、どのような会員基盤を持っている企業に導入しているか、を見てみましょう。
メール配信の処理数が多いほどノウハウが蓄積されるため、配信実績の数値なども配信サービスを選定する際のポイントにもなります。
メール配信サービスの紹介
メール配信サービスの比較ポイントは前述を参考にしながら、自社に合ったメール配信ベンダーにいくつか問い合わせてみましょう。
ここでは、高機能でありながら安価に利用できるクラウド型のメール配信サービスの紹介をします。
ユミルリンク株式会社が提供している「Cuneote FC」は、月額5,000円~使える配信通数無制限のクラウドサービスです。
大規模な会員を持っている企業への導入もあり、延べ1,900以上の契約数の実績があります。
また、月間のメール配信通数が60億通を超えて業界最高水準の配信性能を持っています。
月間60億通の配信通数実績と言われても想像もつかないと思いますが、冒頭で少しお話したとおりで、メールを配信するには、高度な技術とノウハウが必要とお伝えしました。
月間で、正しくメールを届けた数が60億通を超えたと言い換えることもできます。独自の配信エンジンとノウハウで膨大な数のメール配信を実現することができました。
大量に配信することが得意としつつも、メールマーケティング機能も充実しています。
例えば、ステップメール・HTMLエディター・効果測定機能等もすべてオプション費用無料で利用できます。
これ一つでメールマーケティングが可能です。
まずは、無料で使うこともできるので一度トライアル申込みで実際の操作性を確認してみることをおすすめします。
メール配信サービスの導入事例
ここでは、実際にメール配信サービスを導入した企業の事例を紹介します。
業務効率化のために配信サービスを導入していたり、お客様とのコミュニケーションをフォローするために活用していたりと様々です。
メール配信サービス~まとめ~
今回はメール配信サービスを選ぶ際に知っておきたい基本やポイント、導入時の注意点を徹底解説しました。改めて注意すべきポイントをまとめます。
まずはサービス導入の目的を明確にしましょう。メール・メルマガ配信はあくまで手段で、その先に何をしたいのか?どうしたいのかをある程度でいいのでまとめておきましょう。
継続的な情報発信による顧客育成や関係構築の強化が目標なのに、成果指標を売り上げの貢献度などにしてしまうと施策の評価を見誤ったり、コンテンツやシナリオが顧客の求めるものになっていない、サービスの利用料金だけがメール配信サービスを選ぶ基準になるなど、方向性がぶれてメール・メルマガ配信サービスを導入しても成果が思うように出せなくなってしまいます。
まずは方向性を決めてから、必要な機能、料金、配信性能などを確認してメール配信サービスの比較検討をしましょう。
【参考情報】
メール配信サービスは、企業での活用はもちろんですが学校・自治体・官公庁等でも活用が広まっています。
例えば、「幼稚園」や「保育園」、小学校・ptaの連絡網で利用されることも増えてきました。
メール配信システム・サービスを利用すればメールを配信するだけではなく、生徒や保護者のメールアドレス・氏名・学年といった個人情報の収集・管理をすることもできます。
また、簡単に学年ごとに送るメールを出し分けたり、誤送信を防止する機能が揃っていたり、通常のGmailやyahooのメーラーで配信するよりも配信システムを活用したほうが便利です。詳しくは下記を参考にしてみてください。
その他、メールアドレスを収集するためのフォームや空メールでアドレス収集できる機能が備わっていると、運用がより簡単になります。
特に自治体関連では、国や市のホームページで空メールを送信して登録を促すケースが多いです。
※空メール登録イメージ
キューノート エフシー
メール配信システム Cuenote FC(キューノートFC)は、会員管理やメール配信後の効果測定をグラフィカルに表示。システム連携用APIなども提供しており、一斉配信からメールマーケティングまで行えます。独自開発のMTA(配信エンジン)とノウハウで、月間のメール配信数60億通・時間1,000万通以上(※)の高速メール配信を実現し、スマートフォンや携帯にもストレスなく高速・確実にメールを届けます。
※クラウド型サービス(ASP・SaaS)の実績値