Gmailの容量はどれくらい?添付ファイル上限や容量を空ける方法を紹介!
Gmailは、Googleが提供する無料でプライベートやビジネスのメールとして利用できる便利なフリーメールの一つです。
しかし、データ容量に一定の制限があるため、上限を超えるとメールを受信できなくなってしまったり、Googleドライブの利用にも支障が出てしまいます。
本コラムでは、Gmailの容量に関する基本的な情報から、容量の確認方法、容量を増やす方法を紹介します。
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Gmailの容量はどのぐらい?
Gmailの容量は無料と有料、また法人で利用されるWorkspaceのプランによって変わります。
- 無料版の容量:15GB
- 有料版の容量:200GB~2TB ※Googole oneの登録
- Workspace Business Starterプランの容量:30GB
- Workspace Business Standardプランの容量:2TB
- Workspace Business Plusプランの容量:5TB
ただし、容量はGoogleアカウントで利用するサービス全体になる!
Gmailは、Googleアカウントを利用するサービスであり、GoogleドライブやGoogleフォトなど合わせて合計15GBの容量があらかじめ確保されています。
つまり、Gmailを利用するときは、必然的にGoogleドライブとGoogleフォトの容量にも気を配らなければならないということです。
Gmailの添付ファイルの制限容量
Gmailでは、メール1通あたりに添付できるメールの容量にも制限があります。 添付するファイルの数が1つであっても複数であっても、合計25MBまでと決められています。
そのため、データ容量が25MBを超えるファイルは添付できません。 その場合、Googleドライブのリンクが自動的にメール内に追加される仕組みになっています。 サイズ容量の制限を超える動画などを送信したいときは、Googleドライブを使用すると覚えておきましょう。
Gmailの容量が上限に達すると、どうなる?
Gmailの容量が上限に達すると、メールの受信ができなくなってしまいます。
突然メールが受信できなくなると、仕事やプライベートの大切な連絡を受け取れなくなり、生活に支障をきたしてしまいかねません。実際には上限に達しても一定期間は受信されるケースもありますが、放置していると受信できなくなります。
また、2021年6月1日以降からは、保存容量の上限を超えた状態が2年以上続いたとき、すべてのメールが削除される変更がありました。 メール以外のGoogleサービスを利用している場合、いつの間にか容量が不足してしまうこともあります。 Gmailを主要メールとして利用している方であれば、上限を超えないように日ごろから容量を見落とさずに確認するようにしましょう。
Gmailの容量を確認する方法
Gmailの容量を確認しようと思っても、メール画面からは容量を示す数値がなかなか見つからず困っている方もいるでしょう。
パソコンから確認する方法
空き容量を確認したいときは、専用のURL(https://one.google.com/storage)にアクセスするのが簡単な方法です。
アクセスすると、Gmailのデータ容量がGoogleドライブとGoogleフォトのデータ容量と一緒に確認できます。 なお、Googleドライブから直接保存容量を確認することもできます。
Googleドライブにアクセスすると、左側の項目で保存容量が表示されます。 ゴミ箱の項目の下です。Gmailを含む使用中のデータ容量を確認できるので、一度試してみてください。
スマホから確認する方法
Gmailの容量はスマホから確認することもできます。
スマートフォンの画面にあるGoogleドライブのアプリを起動し、 ホーム画面で左上の≡(3本線のマーク)をタップすると、ストレージという項目で現在使用している容量が表示されます。 簡単なタップ操作でスムーズに確認できるので、気軽に容量をチェックしたい方におすすめの方法です。
Gmailの上限容量を増やす方法
Gmailの容量がいっぱいになり、制限がかかってしまった場合は使用しているデータ容量を減らす必要があります。
ここからは、Gmailのデータ容量を減らす方法について紹介します。
容量の大きいメールを削除する
効率的にデータを削除したいのであれば、検索ボックスを活用するのがおすすめです。 具体的なメールの削除手順は以下の通りです。
- Gmailにアクセスする
- 検索ボックスに「has:attachment larger:〇M」と入力する(例:5MB以上のメールを検索する場合は「has:attachment larger:5M」など)
- 検索アイコン(虫眼鏡)をクリックする
- 不要なメールを選択する
- 削除アイコン(ゴミ箱)をクリックする
- ページの左にあるメニューアイコンから「ゴミ箱」をクリックする
- 上部に表示される「ゴミ箱を今すぐ空にする」をクリックする
上記の手順の中で、〇の数値を変えることができます。 データ量量が大きいメールのみに絞れば、効率的にデータを削除できるというわけです。
迷惑メールを削除する
迷惑メールフォルダに振り分けられているものを削除することで、データ容量を減らすことができます。 手順は以下の通りです。
- Gmailにアクセスする
- 左側にある「迷惑メール」をクリックする
- 「迷惑メール」が表示されない場合は「もっと見る」をクリックする
- 上部にある「迷惑メールをすべて削除」をクリックする
もちろん、すべて削除せずに、特定のメールのみ選択して削除することも可能です。
Googleドライブのファイルを削除する
Gmailのデータ容量はGoogleドライブと共有されているため、Googleドライブのファイルを削除することも容量を減らすことにつながります。
手順は以下の通りです。
- Googleドライブ(https://drive.google.com/drive/quota)にアクセスする
- 右上の「使用容量」が↓になっていてファイルのデータ容量が大きい順に並んでいることを確認する
- 不要なデータファイルにカーソルをあわせて右クリックをする
- 表示されたメニューから削除をクリックする
- 左側にあるゴミ箱をクリックする
- 上部に表示される「ゴミ箱を空にする」をクリックする
この作業を行うことで24時間以内にファイルが削除され、空き容量が増えます。 データ容量が大きい順に並んでいると、効率的にデータ容量が大きいファイルを削除しやすくなります。
そのほかにもGoogleフォトにアップロードされている写真や動画を削除することで、データ容量を減らすことができます。
Gmailの上限容量を増やす方法
有料にはなりますが、Gmailの上限容量を増やすこともできます。
有料サブスクリプションのGoogle Oneにアップグレードする方法です。 プランに応じて金額が異なり、以下の通りとなります。
プラン | 月額料金 | 容量 |
---|---|---|
ベーシックプラン | 250円 | 100GB |
スタンダードプラン | 380円 | 200GB |
プレミアムプラン | 1,300円 | 2TB |
Google Oneへのアップグレードには、上限容量をアップさせられる以外にも、家族で最大5人までストレージを共有できるというメリットがあります。 Gmailの容量不足が気になったときは、有料のアップグレードを検討してみるとよいでしょう。
まとめ
本記事では、Gmailの容量を確認する方法から容量がいっぱいになってしまった際の具体的な対処法をご紹介しました。 無料でメールの送受信ができるGmailをお使いの方も多いかと思いますので、お役に立てましたら幸いです。
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