「差し込み」と「絞り込み」で関連性をアップ

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これまでも「数撃てば当たる」、「質よりも量」といったメールマーケティングの施策は、どこの企業でも行ってきたかと思います。

販売促進やマーケティングの担当者は、あらゆるアイデアと手段を尽くして、できるだけ多くのリードを収集しようと努力しています。しかし、もしあなたがECサイトの売り上げアップを狙って、すべての顧客に対して同じディスカウントメールを一斉に送り続けていたとしたら、改善の余地があります。

せっかく努力して集めた見込み客(リード)ですから、じっくりとリードを育成して、顧客・優良顧客に変えていくことに焦点を当てていきましょう。


一人ひとりとの関連性を高める


いまは情報過多の時代、絶えず新しい情報に接している受信者にとっては、自分とは関係のない情報、知らなくても良い情報は見なくなってきています。メルマガは、ちょっとしたひと手間で情報の関連性や価値を高め、開封率やクリック率を改善できます。

・価値のある情報って?
読者に関連した情報、役立つ情報、欲しい製品や関連情報、共感の得られる情報など


できることから始めてみよう


1.差し込み

・名前を差し込む(難易度:☆)

利用したことのあるオンラインショップや会員サイトからは、自分の名前の入ったメールマガジンが届きますよね。一斉配信する場合でも、件名や本文に名前を差し込むことだけでも簡単にメルマガをパーソナライズ化できます。
これは、お使いのメール配信システムに「差し込み」の機能があれば、簡単に設定できます。次の配信でさっそくやってみましょう。


・男女別でメルマガを変える(難易度:☆☆☆)

あなたが運用するオンラインサイトは、男性向けの商品と女性向けの商品の両方を取り扱っていますか?もし、そうでしたら、男性向けと女性向けの2種類のメルマガを用意して、出し分けてみてください。
開封した際に目に入ってくるイメージや文章が受信者にマッチすると、クリック率の改善が期待できます。



2.リストセグメント(絞り込み)

・男女でセグメントする(難易度:☆)

もし、男女別に2種類のメルマガを用意するまでもなく、ご案内するメールの内容が男性、もしくは女性に限定される場合は、配信リストを対象の性別でセグメント(絞り込み)しましょう。


・店舗や住所でセグメントする(難易度:☆☆☆)

また、リアル店舗でのセールやイベントなど、特定の地域でプロモーションを実施する場合は、プロモーションの対象になり得る顧客を抽出しましょう。方法としては、登録店舗・サイトや住所情報から対象者を抽出できます。


・行動履歴でセグメントする(難易度:☆☆☆☆☆)

顧客の興味・関心を知るには、購買履歴やメールの開封履歴から探ることができます。購入履歴から興味のあるブランドの入荷情報や人数限定のセール情報など、顧客に優待感を与え、店舗と顧客との距離感を縮めるプロモーションを計画できます。


このような経路や顧客情報、行動履歴といった情報以外にも、セグメントできる情報はあります。
また、「どの業界でも使えるリストセグメンテーションの方法」でもご紹介しましたが、セグメントの方法はさまざまです。メールの目的や内容によって、より精密に対象を絞り込むこともできます。

一見面倒なようですが、お使いのメール配信システムに配信先のメールアドレスを絞り込む機能があれば、配信の際、配信リストから対象者を絞り込んで送ることが簡単にできます。
一度、どのような情報を顧客情報と関連づけて取得しているか、整理してみてください。



3.送るタイミング、頻度を考える

・開封してもらえそうな時間に送る(難易度:☆)

セール情報を送る際には、いつ送ると開封してもらえやすいか送るタイミングの見極めが大切です。
対象となる顧客の特色や傾向から生活パターンを考慮し、配信時間を設定しましょう。「朝の通勤時間」や「ランチ時間」、「金曜日の仕事後」など、何度か異なる時間帯に送ってみて、開封率やクリック率を測定すると、最適なタイミングが分かります。


・何度か送ってみる(難易度:☆)

期間限定のセール情報を送る場合は、例えば、6日前と24時間前など、計画的に複数回のリマインドメールを送るとよいでしょう。「残りわずか!」や「本日0時まで!」といった件名をつけて、メールを開封させる工夫をしましょう。



"パーソナライズ" や "One to Oneメール" メールは、価値ある情報を送るための施策として有効です。
一見、手の込んだことが必要な気がしますが、あなたが取り扱う商品のターゲットや顧客の傾向を考えてみると、それ程こみいったことをしなくても効果をアップさせることができます。


まずは、名前の差し込みやリストの絞り込みなど、できることから始めてみてはいかがでしょうか?
最近のメール配信システムに機能には便利なマーケティング機能が搭載されているものですので、それらの機能を活用しない手はありません。


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