アンケートの作り方・作成例 10のポイント

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アンケートを実施した際、回答が集まっただけで満足していませんか?
そのアンケート回答は正確なものですか?

アンケート調査における回答情報は、ただ回収しただけでは意味がありません。集まった回答から分析を行ない、その分析結果をサービス・製品に反映させていくことがアンケート施策のゴールです。

アンケートの取り方を間違ってしまったら、せっかく費用と人件コストをかけても的外れな結果が集まるだけで、費用も手間も無駄になってしまいます。

今回は基本中の基本。アンケート作成で失敗しないための10のポイントを、前後編に分けてご紹介します。


1.アンケートのタイトルと目的は明確か

何のアンケートなのか、何のために回答を集めるのかを明記してください。
回答者にアンケート調査の目的をきちんと理解してもらったうえで回答してもらいましょう。

また、回答に躊躇すると予測される質問が含まれる場合には、承諾のうえで進んでもらうよう、あらかじめ注意事項を記載しておくと良いでしょう。

アンケートサンプル


2.アンケートの収集期間を明記

いつまで回答を募集しているのかを明記しましょう。
期日が定まっていない場合は、集める予定の回答数(募集人数)を記載しましょう。

記載箇所は、アンケート回答画面に移動してもらう前(アンケート画面への案内用メール文書内と、1と同様にアンケート回答開始ページ)が良いでしょう。

  記載例:
      本日~2016年4月25日(木)まで。
      300名
      また、回答数が達した場合は、期間内でも締め切らせていただきます。



3.アンケートの質問は全体で何問あるのか明記

回答者は、このアンケートがどのくらい手間のかかるものなのかを把握することができません。そのため、あらかじめ冒頭で、どの程度のボリュームかを明記しておきましょう。

  記載例:
      質問数 5問/ 目安 3分/


謝礼を用意している場合は、回答することで得られるポイント数や商品券の額なども併記します。さらに、不正回答の防止として、明らかに正確でない回答が続く場合は対象外とすることも明記しておきましょう。



4.スマホ・フィーチャーフォンなどモバイルデバイスへの配慮

オンラインアンケートの回答環境は、PC上に限りません。いまや所有率が60%を超えたスマートフォンはもちろんのこと、ガラケー(フィーチャーフォン)の所有者も少なからず存在します。

回答者の所持するデバイスはそれぞれ操作性に特長があります。特にモバイルデバイスでは、PCと比較しテキストの質問が読みづらかったり、選択肢をタップ選択しづらい場合があります。

 出展:MMD研究所 2015年10月スマートフォンの所有率は63.9%、昨年より4.9ポイント増
 参考:「携帯(フィーチャーフォン)対応って、いつまで必要?


今お使いのアンケートシステムが、スマートフォンやガラケーなどのモバイルデバイスに対応していない場合は、アンケートの通知をする際、またはアンケート画面1ページ目に推奨デバイス等の記載をすることで、スムーズに回答可能な対象者を絞り込みましょう。


 例1: このアンケートは、PCでの回答を推奨しています。
 例2: スマートフォンから回答される方は、以下のURLからお進みください。


など、回答させやすい回答ページへ誘導させると良いでしょう。
アクセスも回答者にとって容易な方法であるよう心がけてください。URLを入力させるなど手間のかかる方法は極力避けることが賢明です。


アクセス方法1:メール配信で通知

 ・文書内にアンケート回答用のリンクを掲載しておくことで、ユーザーは1クリックで
  回答画面まで辿りつけます。
 ・ここでポイント1~3でご説明したアンケートの条件やパーソナルな質問の有無などを
  記載することにより、回答者の回答承諾確認の場としても利用できます。


アクセス方法2:QRコードを配布

 ・スマホやガラケーなどのモバイル端末から、バーコードを読み込ませるだけで
  回答画面へ誘導できます。



5.文章は一貫性を保ち、簡潔なアンケートに

全体を通して統一性を保ち、簡潔かつやさしい文章を意識してください。
質問が長文になってしまうと、PCと比べ表示領域の狭いスマホやガラケーの場合、説明文を読むためにスクロールが発生してしまいます。スワイプができないガラケーは、なおさら回答側の手間です。


「回答を1つ選んでください」と「1つ選択しましょう」といった文章ひとつでも回答者への印象が違ってきます。回答者のターゲット層だったり、その製品・サービスのイメージに合わせた口調にする必要もあります。



「アンケート作成で失敗しない 10のポイント(前編)」でもお伝えしましたが、アンケート施策とは回答を集計することがゴールではありません。集めた回答をきちんと分析してこそ正確な結果を知ることができ、その結果を活かすことが目的です。

後編では、質問や回答形式における適切な選択についてご紹介していきます。



6.思いついたまま質問しない

きちんと目的に沿った順序で並べましょう。
回答者側は、質問の文章を読むにもこちらが想像する以上に負担がかかります。アンケートに時間がかかるほど、回答者のストレスに繋がります。それに伴い適当な回答になってしまったり、アンケートの離脱リスクが高まります。

そのため質問の順は、回答者の経験に沿う順に並べたり項目をジャンル分けするなど、ある程度分類したりページを分けたり、小見出しを付けるなどして回答範囲を絞りましょう。


7.マトリックスを多用しないアンケート

質問や選択肢を繰り返すスペースを省略できて便利なマトリックス。しかしながら、やたら連立して利用してしまうと、適当な選択や偏った選択をされるリスクが高まる一面もあります。

どうしても利用される場合は、設問のランダムな項目に、「ここでは、一番左から2番目の選択しを選んでください」「この項目では4を選んでください」など、本当に質問を読んでいるのかを識別するための設問を入れます。これにより集計時に、適当な回答をしている(有効回答ではない)ユーザーを除外する目安とすることが可能です。

マトリックス利用時のアンケートサンプル


また、どうしても質問が続いてしまう場合は、ある程度の箇所で選択肢を再度表示させるようにしてください。

ラジオボタンやチェックボックスで選択させる形式の場合、回答を進める(ページ内で移動)うちにその選択肢が何だったのか見えなくなり、確認するためにスクロールなどで戻るという手間が発生するためです。



8.回答の選択肢は最小限に

選択肢の数が多いと、回答側は自分に該当する項目を探すのに手間がかかり、ストレスに繋がります。

そのため、それぞれに適した選択方法を用意する必要があります。


 プルダウン・・・都道府県や西暦など、回答者側が予測できるもの。
 チェックボックス/ラジオボタン・・・せいぜい並べるのは10個まで。それより多くなる場合は、
                   五十音/アルファベット順、またはジャンル分けや小見出しを
                   設けるなど、確認すべき箇所を分類します。



9.複数選択させる場合は選択数を明記

質問の後、または選択肢の先頭に、いくつまで選択可能かを明記しておきましょう。

オンラインアンケートであれば選択数が不足している場合は次の画面に遷移できないなど、制限や条件を設けられる機能もありますので、利用しましょう。

 例:3つまで選択してください



10.目的のない自由回答欄の質問は設けない

「○○について、思いついたことをご自由に記載してください。」
などのように回答者に記述させるタイプです。よく見かけますが、回答を収集する明確な目的がない場合には、お勧めしません。

自由回答の場合、記載された内容を人が目視で確認する必要があり、手間とコストがかかるだけでなく、回収結果を有効活用できている会社は多くないのが事実です。

回答者側にとっても、何を記載すべきか分からないために無駄な時間と負担がかかります。つまり、両者にとって無意味なアンケートになってしまいます。

自由回答を設ける場合は「何に対してどんな回答をしてほしいのか」、具体的に何を聞くべきかを明確にしておいてください。



アンケートの作り方・作成例 10のポイント まとめ

当社でも「上司から指定された回答数を集めただけだった」という声を聴くこともあります。

アンケートに回答するということは、いくら謝礼があったとしても、回答者の手間に変わりはありません。
コストをかけて正確さに欠ける回答を得ることにならないよう、アンケートは慎重に作る必要があります。

優先度の低い質問は、不要なストレスにつながるだけでなく、実施側も有効な回答を得られない場合があり良い事がありません。 どうしても、あれもこれもと聞きたくなってしまいがちですが、思い切って質問を外す決断も必要です。

アンケートを作成していると見えづらくなりがちですが、「時間を割いて回答してもらう」こと、「回答することが手間」であることを念頭に、回答する側の気持ちになって質問を設計してみてください。


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