SMS認証(認証コード)が届かない?原因と解決策をご紹介!
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昨今のアプリやサービス等ではSMS認証を利用するケースが多くなってきました。携帯電話の電話番号を用いるため利便性とセキュリティのバランスに優れているSMS認証ですが、届かなくなるとそれ以降の画面へ進めなくなってしまい、ひいてはそのサービスを利用できなくなるという事態に陥ってしまいます。
例えば利用したいアプリやサービス・システムにログインできない、ECサイトで決済ができないなどユーザーにとっては利用を諦めざるを得ない事態になりますし、サービス提供者にとっても顧客を失ってしまうことになりかねません。
SMS認証が届かない原因は何か、解決策にはどのようなものがあるのかをこの記事でご紹介していきます。受信側(ユーザー)と送信側(サービス・事業者)の両方の視点で違っており、また認証コードのメッセージを受け取ったあとの注意点についても確認していきます。
SMS認証とは何か?改めておさらいしましょう。
SMS認証とは、アプリやサービス・システムにログインする際に、SMS(ショートメッセージサービス)を使って認証コードを受信・入力し、本人であることを確認する方式の認証のことです。なお認証コードは、確認コードやセキュリティコードと呼ばれることもあります。
セキュリティを強化するとされる二段階認証を実現しつつ、携帯電話番号だけで受信できるという利便性も確保できるということから、SMS認証はもっとも定着した本人確認手段のひとつといえるほどメジャーなものとなっています。SMS認証の重要性やメリット・デメリットなどのさらに詳しい説明については SMS認証とは?電話番号を使った本人確認を徹底解説 をご覧ください。
SMS認証が届かないことの実際。困ることは何か?
では「SMS認証が届かない」というのは具体的にどういう現象を指しているのでしょうか。またそれによって困ることは何でしょうか。詳しく見ていきましょう。
1.「SMS認証が届かない」とは
「SMS認証が届かない」ために困っている、ということがあるようです。どういうことか紐解いていくと「SMSの送受信に失敗し認証コードを受け取れない(認証コードが届かない)」ことを指しているようです。では認証コードが届かないことで何が困るのか詳しく見ていきましょう。
2. 届かないと何が困るのか
何らかの原因によってユーザーがSMSを受信できず認証コードが届いていないので、アプリ・システム等の画面でその認証コードを入力することができないという事態になります。そのため本来の目的であるログインや決済といった次の処理に進むことができなくなります。
SMS認証が届かない場合の原因と解決方法をご紹介
どうしてSMS(認証コード)が届かないのか、その原因と解決方法について詳しく説明していきます。SMSの送受信には受信側(ユーザー)と送信側(SMS認証を提供するサービス・事業者)の2通りの立場がありますので、それぞれご紹介します。なおここでは全てではなく比較的多いものに限定して紹介していますので、他の原因等については各リンク先も併せてご参照ください。
1. 受信側(ユーザー)
まず受信者であるユーザーにまつわる原因を一部ご紹介します。解決方法については後述します。
① 事前に入力していた携帯電話番号が間違っている
② SMSプランに入っていない(格安SIM、オプション不備など)
③ SMS拒否設定になってしまっている
④ 電波が届かないまたは障害が起きている
上記では受信側のSMS認証が届かない原因を一部ご紹介しました。その他にもありますので、より詳しい説明や事例、それぞれの解決方法については SMSが届かない~携帯スマホユーザー向け をご覧いただき、SMS認証を通過するために該当するものがないかご確認ください。
またSMS認証を提供しているサービスでは、SMS認証が届かない場合、どういった確認事項があるかを説明している場合もあるので、よくある質問の有無を確認してみましょう。
2. 送信側(SMS認証を提供するサービス・事業者)
次にSMS認証を提供するサービス・事業者すなわち送信者に由来する原因を一部ご紹介します。解決方法については後述します。
① 送りたい相手の携帯電話番号が間違っている
② 国際網を使ってSMSを送信している
③ SMS送信システムやツールの不具合・障害が発生している
送信側は受信側ほどSMS認証が送れない原因は多くはありませんが、その特性上、ひとつの原因をとったとしても認証コードを送ることができない相手が多くなるため、重大な機会損失を招いてしまいがちです。またユーザーである受信側からすれば、送信側のどのような原因にせよ、SMS認証が正常に使えないということであれば、そのサービスの利用を避けることになってしまいます。
SMSが届かない原因と解決策~事業者側向け では事業者のSMS送信シーンや送信できない原因と対策・解決方法をさらに詳しくご紹介しています。信頼できるSMS送信サービスの選び方についても解説していますので、SMS認証をより確実にユーザーに届ける参考にしてください。
3. さらに詳しく
上述した受信側・送信側のSMS送受信トラブルについて、別の記事でさらに詳しく SMSが届かない・送れない原因と対策を徹底解説 していますので、そちらも併せてご確認ください。
届かないだけではない!?SMS認証で気をつけておくべきこと
受信側・送信側の双方で、SMS認証が届かない原因と解決方法をご紹介しました。SMSが正しく送受信でき認証コードが無事に利用できる状態になったとしても、気をつけておくべきことがもう少しだけあります。
認証コードが届いたのにも関わらずSMS認証ができず、次へ進むことができないと慌てる前に以下の確認事項にも留意しておきましょう。
1. 認証コードの入力が間違っている
SMS認証で提供される認証コード(セキュリティコード)は比較的短い文字列であることがほとんどですが、サービスによって利用される文字種が異なります。数字だけの場合は間違えにくい傾向にありますが、アルファベットが含まれる場合には注意が必要です。
例えば数字の0(ゼロ)とアルファベットのO(オー)や、数字の1(イチ)とアルファベットのl(エル)やI(アイ)などは、形が似たような文字のため間違えて入力してしまう可能性が高いです。受信側のユーザーは入力間違えに気をつけ、SMS認証を送信する側は似たような文字を含めないようにする工夫をしましょう。
2. 有効期限が切れている
セキュリティのため認証コードに有効期限を設けていることがほとんどですが、期限の長さにサービスによって違いがあります。数分で認証コードの期限が切れてしまうケースもあれば、数時間といったこともあるようです。
認証コードを入力しても有効期限が切れてしまっていて認証できない場合はその旨エラーメッセージが表示されると思いますので、そういった場合は電話番号を入力するところからやり直してみましょう。
SMS認証を提供している側は、有効期限がセキュリティと利便性のバランスが取れているかを再確認したうえで、期限がどの程度であるかユーザーにわかりやすく伝わるように工夫しましょう。有効期限が切れた場合、どのように対応してほしいかの案内もしっかり明記しましょう。
まとめ
いかがでしたでしょうか。SMS認証が届かないとはどういうことか、原因と解決方法はどのようなものがあるかについて、受信側・送信側の両方の視点に立ってご紹介しました。さらには認証コードの入力や有効期限についての注意事項についてもご紹介しました。
ユーザーの利便性を高めつつセキュリティを確保するものとして利用シーンがますます増えているSMS認証であるがゆえに、届かなくなってしまう事態に陥ると利用不能になってしまうだけでなく、サービス・事業者側にとっては顧客を失ってしまうことになりかねません。
いまいちどSMS認証が届かない原因をしっかりと把握し、どのように解決するか・どのように対策するかを確認しておきましょう。
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