失敗事例から学ぶ!メール配信システム選びのよくある失敗とは
メール配信システムを選ぶ際、「吟味する時間がない」「どれを選んでもだいたい同じ」などと適当に選んでしまうと、いざ使ってみて後悔する結果になることも・・・
そこで今回は、よく耳にするメール配信システム選びの失敗事例と、その回避方法をご紹介します。
目次
失敗事例その1:必要な機能がない
失敗事例その2:機能が多すぎた
失敗事例その3:とにかく使いづらい
失敗事例その4:サポートが不親切
失敗事例その5:金額が高い
失敗事例その1:必要な機能がない
これは、使い手側がメール配信システムを選ぶ際に、必要な機能を精査してから導入しなかったことに端を発する問題です。
必要な機能・ほしい機能が具体的にならないうちにシステムを選んだため、いざ使ってみると必要な機能が搭載されていなかった・・・という問題が起こるのです。
よくあるのが、「メール配信は問題なくできるけど、見たかったデータが抽出できない」「開封率やクリック率を見たいが、自分で加工をしなければならないタイプのデータだった」など。
このような失敗を避けるために、必ず「なんのためにメール配信システムを使うのか」「目的を果たすためにはどんな機能がほしいのか」を洗い出しておくようにしましょう。
失敗事例その2:機能が多すぎた
これは、失敗事例その1の逆バージョンともいえます。
大は小を兼ねる・・・といって、多彩な機能をもつメール配信システムを導入したものの、とてもじゃないけど使いこなせないというケースです。
ハイスペック過ぎると、必然的に画面に表示されるメニューも多くなります。そうすると、いったいどこを操作すれば自分たちの求める機能にたどりつけるのか、項目を探すのが困難になってしまいます。どんなに機能がたくさんあっても、使わないのであれば宝の持ち腐れです。
このような失敗を避けるためには、自分たちのやりたいことをシンプルに突き詰めて、それにジャストフィットするシステムを選ぶのが大切です。
失敗事例その3:とにかく使いづらい
メール配信システムは、作業ミスが起きると誤配信につながってしまうこともあります。そして、その多くの原因は、インターフェースにあるともいわれています。
具体的には、メニューの名前が漠然としていたり、誤解される文言が書かれていたり、配信までのステップが不明瞭だったり、どこを操作したらどうなるのかが感覚的によくわからなかったり、システム独自のルールと名前を紐付けるのに時間がかかったり・・・などが挙げられます。
とあるケースだと、インターフェースや名前、文言などがシステム担当者向けの表現になっていて、マーケティング担当者にとっては理解しづらく使いにくかったということも。
このように使い手側が使いやすいように設計されていないシステムや、機能が多彩なゆえにメニューが多く、どこを操作したらいいのかわからないといったメール配信システムは、検討段階で候補から外しておきたいものです。
失敗事例その4:サポートが不親切
困ったときに頼りになるのが、ユーザーサポートです。
しかしながら、サポート体制が不十分なサービスだと、問い合わせても「マニュアルの●ページに書いてあるから読んでください」といった、いわゆるマニュアル対応をされてしまうことも。
このようなサポートだと、いざ紙のマニュアルを希望しても、「管理画面に掲載しているので読んでください」などと返されることもあるようです。
サポートが不親切だと、疑問が解決できず、メール配信システムを使いこなせないことも起こり得ます。
これを回避するには、導入前に営業さんにサポート体制のことをよく聞いておくことがポイントです。
「コールセンターに●人くらいスタッフがいて、こんな質問に応えてくれます」などとクリアに回答がくるところは、信頼できるメール配信システムといえるでしょう。
失敗事例その5:金額が高い
これはひとえに、「機能が多ければ多いほうがなにかと便利だろう」とハイスペックのシステムを導入してしまったというケースです。
高くてハイスペックなシステムを買っても、自分たちの必要な機能とマッチしていなければ効率的ではありません。いってみれば、野球を始めたての子どもがプロ用の道具で練習しているようなものです。
事前に自分たちのほしい機能を絞り込み、適切な機能と金額のメール配信システムを選ぶようにしましょう。
以上が、メール配信システム選びの失敗事例と、その回避方法です。
これらの失敗事例を反面教師に、失敗しないメール配信システムを選んでくださいね。
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