メールマーケティングにおける間違い・改善ポイント13選
失敗事例から学ぶ!メール配信システム選びのよくある失敗とは
メール配信システムは、比較的安価に使えることや「メール配信」というマーケティングの中では1用途に限られることから、適当に選定してしまうというケースもあるでしょう。
しかし、送信するアドレスの設定や、なりすましメール対策など行うべきポイントは多く、利用状況によってはすぐに移行が難しいケースがあります。そのため、導入初期からよく検討することをオススメします。
そこで今回は、メール配信システム選びの失敗事例と、その回避方法をご紹介します。

メール配信システム比較!種類や機能・目的別選び方を徹底解説
メールマーケティングを

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メール配信システム選びの失敗例
到達率が低く、そもそも配信が正常に行えない
メール配信システムで一番使われる用途である「メルマガ」は、一度に大量のメールを送ります。本来メールはコミュニケーションツールであり、大量のメールを送る用途ではありません。そのため、正しく対策を講じないとメールアドレスで考えられる文字列をランダムに生成して大量に送りつける「スパムメール」と判断されて正しく届けられないケースが発生します。実際に到達率を課題とするお問い合わせは非常に多くいただきます。
到達率が低くなる要因として、アドレスが間違っているなどもありますが、システム提供企業の要因で起こることもあります。例えば、共用サーバーと呼ばれる1サーバーを複数の企業が利用する場合、1社が不正なメールを送っていると同じサーバーを利用している企業も影響を受けてしまいます。ただしく、利用企業のチェックをしているかも影響します。
到達率に関する失敗を回避するためには
メール配信システムサービス企業にて、到達率の高さをアピールしているか、どんな企業が利用しているかなどをチェックすることをオススメします。
またエラーメールが発生した際や、スパムメール認定されてしまった時のサポート状況。そして「なりすましメール対策」の状況についても確認しましょう。
メール配信システムに必要な機能がない
メールマーケティングは、メルマガだけではありません。メールの開封の有無に応じて配信有無や内容を変える「シナリオメール」や、特定の属性のみに配信する「セグメント配信」などさまざまな手法があります。また継続的に送るメルマガではABテストや効果測定による日々の改善も重要です。
導入時はメルマガだけでよかったとしても、効果が表れるにつれ他の施策も行いたいケースが発生します。
必要な機能を考えるためには?
現状考えられる配信したい機能が他にないか、一度サービス提供企業などの話を伺いそれぞれの機能を把握すると良いでしょう。そのうえで、必要な機能を選定していくことをオススメします。
また近しい業種の企業などベンチマークとなる企業の配信状況を分析してみるのも良いでしょう。BtoBであれば、フォームに訪れたのち、問い合わせなかった人に送る「トリガーメール」や、問合せ後予め決められたステップに応じてメールを送る「ステップメール機能」などがあります。BtoCであれば、「カゴ落ちメール」などもあります。
API連携など運用上必要なものも要チェック!
大きな施策としての機能以外にも、メルマガ購読者をどのようにメール配信システム内にデータを移動するかでは、API連携などの機能もあります。また、アドレスを管理する上でどのような仕組みになっているかなど、細かい機能も正しくあるかチェックしましょう。
サポートに繋がらない。対応できないなどの失敗
メール配信においては、システムの使い勝手などから、エラーメール・スパムメールに認定されたときの対処。また、Gmailの送信者ガイドラインなど、日々ルールが変わるメール状況に対応するためのサポート体制は重要です。
サポート体制がほとんどない、連絡がつかない場合、メールが配信できなくなった時にすぐの解決が難しく困ることがあります。
サポート体制による失敗を防ぐには
サポートは、なるべく手厚いほうが良いでしょう。特に確認すべきポイントは「問合せ受付時間」「問合せ方法について(メールや電話など)」「問合せのスピード」などがあります。事前に良くチェックすることをオススメします。
料金体系があっていないなど、結果高額になってしまった
メール配信システムには、大きく分けて2つの料金タイプがあり、オプションも多く存在します。
料金タイプ | 初期費用 | 月額費用 |
---|---|---|
配信数に応じた料金 | 10,000~50,000円 | 5,000通:4,000円前後 30,000通:15,000円前後 |
アドレス件数に応じた料金 | 10,000~50,000円 | 2,000件:5,000円程度 10,000件:20,000円程度 |
1月に1回しか配信しないなど、配信頻度が低い場合には配信数に応じた料金のほうが適している可能性があります。一方で、1日1回メルマガ配信したいり、さまざまな手法を駆使する場合には1人当たりの配信数が多くなることから、メールアドレス件数に応じた料金タイプが適しています。
またオプションの有無での確認も重要です。基本料金は低いものの、多くがオプション料金に含まれていない可能性もあります。結果的に、多くの機能がオプション費用なく利用できるサービスのほうが安価にする可能性もあります。
想定と料金が異なることを避けるための対策とは
行いたい機能、配信方法などある程度要件を決めておき、そのうえで複数社に見積もりをもらうのが良いでしょう。ただし、徐々に配信頻度が上がる可能性や、逆に配信しなくなる可能性もあります。現状のメールマーケティングにおける体制や目標とする数値を踏まえて考えるのも良いでしょう。
メール配信システムの操作性に課題がある
メール配信においては、配信設定などさまざまな設定操作が必要なうえに、デザイン性の高いメールを作成しようとすると「HTMLメール」と呼ばれるものを作成する必要があります。多くのメール配信システムにおいては「HTMLメールエディター」と呼ばれる、専門知識なくマウス操作で作成できる機能があります。
一方、システムによって使い勝手が大きく変わります。どのサービスが使い勝手が良いかは利用者の主観が含まれるため、実際に無料トライアルなどを通じて触ってみることをオススメします。
セキュリティ要件が低かった
失敗例としては非常に少ないものの、近年不正アクセスなどネット環境はリスクも生じます。またメールにおいては誤送信などのリスクも生じます。
メール配信システムの中には、高いセキュリティレベルを要しているサービスもあります。公官庁や金融系など、セキュリティ要件が高そうな企業の導入実績などを見て確認すると良いでしょう。
また誤配信を防ぐために、配信承認機能など、誤配信を抑制するための機能が備わっているかも確認ポイントです。企業によっては、高すぎるセキュリティは非効率と感じられる場合もありますが、お客様の情報を扱うシステムでもあるため、一般的に備わっているものは搭載されているものがよいでしょう。
メール配信システム選びを成功するためのチェックポイント
ここまで紹介した点を振り返ると以下のようなチェックポイントがあります。選定時には是非確認してみましょう。
- 到達率や配信速度など配信性能が高いか、実績はあるか
- 必要な機能は備わっているか。またオプション費用かどうか
- サポート体制はどうか。時間や手段はなにか?
- 料金体系はどのようになっているか。
- 無料トライアルを通じてどうだったか。
企業によっては、他にも確認すべきポイントはあることでしょう。ぜひ、選定前にチェック項目をまとめたうえで、しっかり確認していくことをオススメします。
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