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【サンプル付き】メールマガジンのタイトル(件名)で開封率アップ!セールやイベントの集客に繋げるコツ

公開日:2022/07/14  更新日:2023/05/10
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本格的な夏のバーゲンシーズンを迎え、セールやイベントに向けた広告・販促施策にお悩みの方は少なくないのではないでしょうか。


デジタルマーケティングの普及によって企業によるプロモーションの手法は広がる一方ですが、デジタルで顧客と接点を持っている場合に有効なのがメールマガジン(以下メルマガ)の活用です。


ECサイトやWebサービスに登録する際、ほぼすべての顧客がメールアドレスを入力しているはずです。
すなわち、メールによるプロモーションは「多くの顧客に効率的・効果的にアプローチする手段」として期待できるということですね。


本記事ではセールやイベント時に、集客につながるようなメルマガを送りたい!と考えている方に向けて、配信効果を高めるためのメルマガタイトル(件名)で抑えるべきポイントをお伝えします。

〈関連記事を読む〉

メルマガ配信の基礎とは?作り方からNG手法まで徹底解説




通常のメルマガと、セールやイベント時のメールの違いとは?


まず初めに、「通常のメルマガ」とセールやイベント時の告知のために配信する「告知メール」の違いを整理していきましょう。


まず、通常のメルマガは自社の商品やサービスを発信することで顧客に認知・理解してもらい、長く良好な関係性を築いていくことを目的としているケースが多いかと思います。


一方、告知メールはセールやイベント、キャンペーン等の情報を知らせることで顧客に参加・購入してもらい、集客や売上拡大に繋げていくことが目的となります。


内容を簡単にまとめると、以下の表のようになります。


表1 通常のメルマガと告知メールの違い
通常のメルマガ 告知メール
配信内容 商品・サービスにおける
概要や想いなど
セール・イベント情報など
目的 読み手との関係構築 集客
受け手に
取ってほしい
行動
共感・理解
(自社の商品やサービスを知ってもらい、好きになってもらう)
訪問・購買
(店舗・ECサイト)
意識するべき
ポイント
読み手にとって興味のある内容、自社の想いが伝わる内容 読み手にとってお得だと思ってもらう、イベント性があると判断してもらう内容
メールの役割
イメージ
関係性を深める 広く発信する
行動を促す

同じ「メール配信」であっても、目的によって性質が異なることがお分かりいただけるかと思います。


【サンプル付き】セールやイベント時に効果的なメルマガタイトル(件名)と手法


それではさっそく、目的が整理できたところで、サンプルを交えながら配信効果を高めるメルマガタイトル(件名)のポイントをお伝えします。


明日からすぐに使えるものを【基礎編】として2つと、
少し時間をかけて仕組みを作っていく【応用編】を2つご用意しました。


現在の状況と用途に応じて、それぞれ使い分けてみてくださいね。


1.基礎編(メルマガタイトル)

集客を目的としたメルマガタイトルでは、特に情報と読み手(受け手)のメリットを具体的かつ簡潔に提示することが重要です。


思わずクリックしたくなるメールにするためには、読み手にとって有益な情報であることが目で見て分かるようにすることが大切ということですよね。


‐基礎編Point1‐ 【日付(時刻)】と【サービス名・商品名】を明記する


◇件名サンプル◇

・【〇月〇日 ×時スタート!】△店でお買い上げいただいた方にギフト券プレゼント!
・【〇月〇日~】7日間限定で人気のワンピースが〇%オフ!

このように数字などを交えながら具体的に示すことで、読み手は行動のメリットと緊急性に気付くことができ、メールが見逃される可能性が低くなります


このような対策が必要な理由としては、一般的に、メールの開封率(送ったメールのうち、実際に開いてもらえる確率)は約15~25%※と言われているためです。 ※数値は業界や業種によって異なります。


つまり、送信したうちの7割~8割は、メールの内容を見てもらえない(開いてもらえない)可能性があるということを踏まえると、最低限「いつ・どこで・なにを」などの基本情報を入れることでセールやイベントの概要を一目で分かりやすくするのは重要なポイントと言えますよね。


特に、決算のタイミングや季節に関連したセールやイベントは各社で開催されているため、 件名で差別化を図るという点も考える必要がありますよね。


‐基礎編Point2‐ 読み手に取ってもらいたい行動を盛り込む


◇件名サンプル◇

・【ご来店時にメルマガ提示で10%オフ】夏のクリアランスセール 〇月〇日から!
・【クーポンコードあり】マイページへのログインで人気のチョコレートBOXを最大1000円引きでご購入いただけます

ご注目いただきたいのは「ご来店時にメルマガ提示」や「マイページへのログイン」等、読み手がどんな行動をすればメリットを得られるのかを件名に盛り込んでいるという点です。


このような行動を促すような文章は、メール本文に書くことはもちろん、使う文字が限られた件名に入れ込むというのも集客の観点から有効であると考えられます。


補足ですが、普段から「メルマガ会員限定で5%オフ」などの手法をとっている場合は、告知メールを送る際に普段のおトク情報とどのような点が異なるのか、という点を明記して伝えることで、より見逃されにくい件名になりますよ。


2.応用編(メール配信全般)

さて、ここからはメール配信の応用編として、さらに配信効果を上げるテクニックをご紹介します。


‐応用編Point3‐ 複数タイミングで告知する


外出するタイミングで、たまたま好きなブランドのセールが開催されることを知る...といった経験はありませんか?
「今日なら行ける!」という接点を作るためにも、セールやイベントの告知を複数回行うことは大切です。


一定期間の開催が見込まれているものについては、事前案内・期間中案内・追い込み案内の合計3回メールを送るのがおすすめです。


それぞれ効果的な配信タイミングと件名キーワードをご紹介しますね。


表2 カテゴリ別の配信タイミングと件名キーワード
カテゴリ 配信タイミング 件名キーワード
事前案内 開催の1週間前 【イベント告知】【受付開始】
【〇年ぶり開催】など
期間中案内 開催の初日~中日まで 【本日より】【開催中】
【大好評】など
追い込み案内 終了の2.3日前または前日 【○日まで】【残りわずか】
【最終案内】など

ちなみに、このように複数のタイミングに分けた配信をする場合、メールを事前に作成して自動配信できるサービスが便利です。


‐応用編Point4‐ 配信をパーソナライズする


「パーソナライズ」という言葉を耳にしたことはあるでしょうか。


― パーソナライズとは、"顧客全員に同じサービスやコンテンツを提供するのではなく一人一人の属性や行動履歴に基づいて最適な情報を提供する手法や仕組み"と定義されています。


自身が顧客の立場になって考えてみても、より個人の嗜好や行動に合わせた内容のメールが送り分けられていると感じると、その会社への信頼度は増していきますよね。


今回は顧客の購入頻度に合わせた案内や特典例をご紹介します。


表3 購入頻度別の案内内容と特典例
購入頻度 案内内容(例) 特典
毎月1回以上購入
(条件:6か月以上継続)
優良顧客限定セール 20%オフクーポン
半年に1回以上購入
(条件:1年以上継続)
リピーター特別セール 10%オフクーポン
年に1回以上購入
(条件:新規を含む)
会員限定イベント 5%オフクーポン

ほかにも【メルマガ会員のみ】や【1か月以内にご購入いただいた方のみ】など大枠の分類や、【特定の商品を購入した方のみ】【年間〇円以上お買い上げの方のみ】と細かく絞り込むことも可能です。もちろん年齢や性別等、属性に合わせた配信も可能です。

活用シーン例はこちら【パーソナライズメールを送信】

今回、応用編としてご紹介した「自動配信」や「メルマガのパーソナライズ機能」等は、CuenoteFCの標準機能で簡単に仕組みを作ることができます


今回ご紹介したもの以外にも、メールマーケティングに関する機能や、メルマガを活用していただくためのサポート体制を整えております。

現在、以下のリンクから資料をご請求をいただいた方には、導入企業様の成功事例集をプレゼントしています!ぜひご活用ください。


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セールやイベントの集客に繋がるメルマガタイトル(件名)のコツ


・セールやイベントなど、集客を目的とした告知メールの件名には、「日時や対象商品などの具体的な内容を明記する」ことと「読み手に取ってほしい行動を盛り込む」ことを意識しましょう。


複数タイミングでの告知消費者の行動属性に沿った内容の配信(メルマガのパーソナライズ)を行いましょう。



「読まれるメルマガ」で関係を築き、集客に繋げるサイクルを作ろう


最後までお読みいただきありがとうございました。
セールやイベントへの集客を目的とした「告知メール」のコツはつかんでいただけたでしょうか?


今回は「通常のメルマガ」と「告知メール」を分けて考えましたが、実はこの2つは相互に関係し合っているんです。


というのも、まずは通常のメルマガで日頃から読み手にメリットを感じてもらえる内容を適切なタイミングで配信することで、「この会社の情報は面白い、興味があるな」と思ってもらうことができますよね。
そのように通常のメルマガ配信を通じて顧客との信頼関係を築くことで、セールやイベントの告知をした際にも「せっかくなら行ってみようかな」といった行動を促すことができます。


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いかに読み手の心理的なハードルを下げられるかどうかが、セールやイベント時の集客のカギにもなってくるということですね。


オンライン、オフライン問わずセールやイベントが増えてくるこの時期だからこそ、日々多くのメールを受信する読者の立場を想定して、本記事を参考にメールの件名や送り方を工夫していただけると幸いです。


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