世界のEmoji事情:米国での増加率は777%

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交番(Koban)、カラオケ(Karaoke)など、世界の共通語になった日本語はたくさんあります。

ビジネスの分野では、トヨタの効率的な生産システムとして有名になった "カンバン方式" を意味する "看板(Kanban)" や "改善(Kaizen)" などが世界に広まっています。
昨今では、官民一体となって日本の魅力を海外に発信するクールジャパンの勢いに乗って、マンガ(Manga)、アニメ(Anime)などの日本語が若い世代を中心に世界を席巻しています。 そして今、メール配信の業界では、絵文字(Emoji)が目覚しい勢いを見せています。

モバイル向けCRMシステムを提供する米国のAppboyの調査によると、2016年3月に絵文字を使って配信されたメルマガは1年目と比較すると、なんと、777%も増えています。

絵文字メールの増加率
出典:Appboy

個人が利用する絵文字 VS 企業が利用する絵文字

個人利用に限ると、喜んだり泣いたりしている「泣き笑い(Face with Tears of Joy)」や「ハート(Heart)」など、感情を表現する絵文字に人気が集まっています。
一方、企業が利用する絵文字は、「パーティ(Party Popper)」「指差し(Pointing Finger)」「キラキラ(Sparkle)」などがよく使われています。これらは、メルマガのコンテンツに対して注目を集めるという目的で利用されています。

絵文字の利用について
出典:Appboy

泣き笑いを意味する絵文字、「Face with Tears of Joy」は、オックスフォード辞典が選ぶ 2015年の
"ワード・オヴ・ザ・イヤー" にも選ばれ、絵文字文化が世界中に浸透していることを決定づけました。

絵文字の原型は、ポケベル全盛時代の1995年にドコモがハートマークを搭載したのが始まりです。
その後、iモードの機能に進化し、若い世代を中心に一気に広まりました。キャリア間の互換性など面倒な問題を未だ抱えていますが、現在では、各社でUnicode 6.0の絵文字対応が進んでおり、機種に依存せず、絵文字を使える環境が普及しつつあります。

日本発祥の絵文字が、新しいコミュニケーション手法を生み出したのは嬉しい限りです。
これからも、オンラインのコミュニケーションがどのように発展していくか楽しみですね。

出展:
Why Japan Got Over Emojis
The Emojis Used Most by Brands in Marketing Messages
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