職場でソーシャルメディアに費やす時間はどのくらい?
ソーシャルネットワークの活用を支援するBambuによると、アメリカでは、働く人の三分の二以上が職場でもソーシャルメディアを利用しています。この調査は、今年(2016年)の7月に、1,000人を対象に行われました。
「職場ではソーシャルメディアを利用しない」という回答者が、32.8%いる一方、67.2%が「利用している」と回答しています。
利用している人の中では、1日あたり0分~15分と回答した人が最も多く19%です。60分~120分を費やす人も9.6%います。さらに、9.4%が、なんと、120分以上もの時間を職場でもソーシャルメディアとともに費やしていると回答しています。
つまり、職場でソーシャルメディアを60分以上利用している人は、調査対象の五分の一近く(19%)いることが調査結果からわかります。
ソーシャルメディアを利用するタイミングについては、「ランチタイム」と答えた人(41.4%)が最も多いですが、「合間を縫って断続的に利用する」と答えた人も同じくらい(40%)います。
「1日の終わりに利用する(22.3%)」、「トイレで利用する(11.6%)」という回答もあり、ソーシャルメディアが、職場でも新たな習慣になり始めていることがわかります。
ニールセン グローバル サーベイが60か国の3万人以上を対象にした世論調査によると、同時に複数のことを器用にこなせるのが、ミレニアム世代の特徴のひとつです。さまざまなメディアが生まれる真っただ中で育ったミレニアル世代(1980年前後~2005年頃に生まれた世代)は、情報に貪欲です。食事をしながらスマホ、歩きながらスマホという光景は、日本でも見慣れた光景ですね。
ただし、ソーシャルメディアが生活に密着しているからと言って、それが、即、購入に結びつく場になり得るかというと、また別の話になります。
「 2016年:メールマーケティングとソーシャルメディア、どちらが良いの?
」 によると、ある企業が、同じキャンペーンを行った際のクリック率の違いは下記です。
メールマーケティング 3.57%
フェイスブック 0.07%
ツイッター 0.03%
サイトへの誘導やコンバージョンを狙うなら、メールマーケティングを利用するのが、現状ではベストな選択と言えます。
ソーシャルメディア世代は、とりわけ、個々の声や価値観を大切にします。BtoCのビジネスはもちろん、BtoBにおいても、相手を単なる消費者として見るのではなく、好きになってもらう、ファンになってもらうという視点が重要ですね。
キューノート エフシー
メール配信システムCuenote FC(キューノートFC)は、会員管理やメール配信後の効果測定をグラフィカルに表示。システム連携用APIなども提供しており、一斉配信からメールマーケティングまで行えます。独自開発のMTA(配信エンジン)とノウハウで、月間のメール配信数42億通・時間700万通以上(※)の高速配信を実現し、スマートフォンや携帯にもストレスなく高速・確実にメールを届けます。
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