スロットリングとは?メルマガ配信で遅延が起きた時の原因と対策
こんなHTMLはNG!HTMLメールでやってはいけないこととは?
画像や色など、テキストメールよりもたくさんの情報を盛り込めるHTMLメールは、インターネットの発展に伴い、より一般的になってきました。画像を掲載できたほうが、商品の魅力も伝わりますし、ブランディングとしてもより詳細なPRが可能になります。ユーザから見た場合でも、より具体的に商品をイメージできるなど、よい効果が期待できます。
しかし、そんなHTMLメールマガジンでも気をつけなくてはいけないポイントが実はあります。もちろん、配信の不備などはもってのほかですが、今回は配信内容に関する、HTMLメルマガのNG事例をご紹介したいと思います。
▼嫌われるHTMLメルマガ例!
では、具体的にはどのようなHTMLメルマガがユーザに嫌われてしまうのでしょうか?以下にその一例をご紹介しますので、ぜひご参考にしてみてください。
(1)画像が小さい
(2)テキストが多い
(3)コンテンツや商品数が多い
(4)デザインがわかりにくい
総じてみると、全体的に情報量が多く、ユーザビリティーが低いメルマガが嫌われる傾向にあるようです。
(1)画像が小さい
まず、(1)画像が小さい ですが、これはそのものズバリ、商品などの画像が小さいことを表します。
せっかくHTMLで視覚的に情報を伝えられるのに、小さな画像ではその力も半減してしまいます。ユーザ側としても小さな画像では知りたい情報がわからずにストレスになってしまいます。
(2)テキストが多い
(2)に関しては、HTMLに限ったことではありませんが、あまりに長文のメールはユーザが敬遠しがちです。いくらスクロールしても文字ばかりが続いていると読む気がしませんよね。まして、画像で情報を伝えられるはずのHTMLでそれを行えば、嫌悪感はさらに大きくなるでしょう。
(3)コンテンツや商品数が多い
(1)と(2)の要素が招くとも言えるのが(3)の「コンテンツや商品数が多い」という問題。コンテンツの数が多ければ、必然的に一点一点の画像は小さくなりますし、テキストのボリュームも増えていきます。オススメしたい・紹介したい情報がたくさんある、という気持ちはわかりますが、数多くの情報と日々向き合う現代では、あまりにも情報量が多いメルマガはそれだけで敬遠されてしまいがちです。
ユーザが求める情報はなにかを考え、取捨選択した上でコンテンツ内容を決めましょう!
(4)デザインがわかりにくい
最後に(4)について。これもこれまで紹介したポイントと重なってきますが、たくさんある情報をなんとかまとめようとすることで、メリハリがないメルマガになってしまうことが考えられます。たとえば、メインとなるコンテンツとその他コンテンツの差が少なかったり、見出しなどのデザインが定まっておらず、情報のカテゴライズがうまくできていなかったり、などといったパターンが考えられます。
おわりに
どれも情報を詰め込みすぎることで起きる問題で、そうしたメルマガは必然的にユーザビリティーも悪くなりがちです。また、情報量が増えれば増えるほど、メルマガ自体の容量が重くなってしまい、そうした点もユーザの不興を買う原因になっています。
今の時代、メルマガが果たす役割はあくまでもWEBサイトへのショートカット。メルマガ本文では、厳選した情報のみを届け、WEBサイト側に回遊してもらうための仕掛けを行ったほうが効率的です。
情報を選別して、HTMLメールのメリットを存分に発揮できるように気をつけましょう!
キューノート エフシー
メール配信システムCuenote FC(キューノートFC)は、会員管理やメール配信後の効果測定をグラフィカルに表示。システム連携用APIなども提供しており、一斉配信からメールマーケティングまで行えます。独自開発のMTA(配信エンジン)とノウハウで、月間のメール配信数42億通・時間700万通以上(※)の高速配信を実現し、スマートフォンや携帯にもストレスなく高速・確実にメールを届けます。
※クラウド型サービス(ASP・SaaS)の実績値