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メルマガ・メール配信で独自ドメインは必要?分かりやすく解説

公開日:2025/03/03  更新日:2025/03/11
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メルマガ・メール配信で独自ドメインは必要?分かりやすく解説

メルマガやメール配信など、メールマーケティングにおいては、主にサイトに誘導するためにURLを記載します。そして、多くの場合、クリック率やクリック数を計測するために専用のURLを設置しているケースがあります。

メール配信システムやMAツールを使用しているときにおいて、ツール提供企業のドメインなのか、自社のドメインなのかを選ぶことができます。今回は、独自ドメイン(自社ドメインの活用)の必要性について分かりやすく解説していきます。


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メルマガ・メール配信における独自ドメインとは?

メルマガやメール配信では、配信したメールのクリック数・率を計測するための、専用URLを用いてリンクを設置します。

【例】
本来のURL:https://www.ymir.co.jp/
クリックカウント計測用の例 :http://xxx.cuenote.jp/12ey33se34.erzg457.html

上記のように本来のリンク先のURLとクリックカウント計測用のURLは、「www.ymir.co.jp」の部分である「ドメイン」が変わります。

しかし、クリックカウント計測用のURLを自社のドメイン=独自ドメインに変更することも可能です。

メルマガ・メール配信において独自ドメインは必要?

結論から述べると「独自ドメインのほうが好ましい」です。
なぜなら、メールのリンクURLを確認してからクリックする人は一定層いるためです。

現状「なりすましメール」と呼ぶ、企業のメールになりすましたメールが溢れています。気づかずリンクをクリックすると、ウイルス感染やなりすましサイトにより個人情報を取得されてしまう可能性があります。リンクのURLを確認することは、なりすましメールかどうかを見抜く方法の一つです。

しかし、独自ドメインではないと、リンクのURLが送られてきた企業のドメインではないため、興味を持ってもらってもクリックを避けられてしまう可能性があるためです。

独自ドメインにすることで、信頼性が上がり安心してクリックしてもらうことができます。

HTMLメールでも、リンク先URLは確認できる

メールには、文字列だけで構成されているTEXTメールと、Webサイトのように画像やレイアウトを組み多彩な表現ができるHTMLメールがあります。TEXTメールはURLはそのまま表示されるため、独自ドメインの効果は大きくなります。

HTMLメールの場合、リンクはボタンのような見た目に代わっていることがあり、一目でドメインを確認することはできません。しかし、メーラーによって変わるものの、PCであればマウスをリンク部分に重ねるとURLを確認することができます。スマホでもリンクを長押しなどすると、URLが表示されます。

当社が提供しているメール配信システム「Cuenote FC」も以下のように設定ができます。

独自ドメインを利用

メルマガ・メール配信で、独自ドメインを利用するメリット

信頼性が上がる

ここまで紹介した通り、独自ドメインにすると表示されるリンクのURLは、本来企業が持つドメインと同じであるため、リンクを良く確認するユーザーに対しての信頼度が上がります。

リンク先のドメインによって、クリックを避けられることは、興味を持ってもらった人にとって機会損失になります。

迷惑メール判定を受けづらくなる

各メールサービスは、迷惑メールを受信者に届かないようにするために対策を講じています。迷惑メールを判定するためには複数の判断基準がありますが、1つに「ドメインレピュテーション」があります。差出人のドメインやメール本文内のリンクURLのドメインを元に判定します。

独自ドメインではないと、同じ計測用のドメインURLを利用している企業・団体と評価を受けてしまいます。独自ドメインの場合は、自社単独で評価され、また何度もメルマガやメール配信を行っていくうちに、信頼度が上がり迷惑メール判定を受けづらくなります。

独自ドメインを利用した時の注意点

SSL証明書の取得が必要

昨今対応していない企業のほうが珍しいですが、「http://」ではなく「https://」のように「s」が付いたドメインの状態が、SSL証明書が有効な状態です。

SSL証明書が有効になると、通信が暗号化され、データが安全性高くやり取りされるため第三者の盗聴を防ぐことができます。この設定がされていないと、ブラウザによってはアクセスする前に警告が出ることなど、アクセスし辛くなります。

SPF、DKIM、DMARCなどの設定を行う

独自ドメインの使用の有無に関わらず、なりすましメール対策のために「SPF、DKIM、DMARC」などのドメイン認証の対応が必要です。対応せずに送ると、迷惑メール判定されることや正しく届かなくなります。また、使用したドメインの評価も下がる可能性があります。

独自ドメインにすることで劇的な効果改善にはならない

独自ドメインにすることで、リンクURLを気にしている層にとっては信頼度が上がるためクリックされやすくなります。しかし、HTMLメールなどそもそもリンクURLがすぐに見られない環境では、URLを確認せずにクリックする層もいます。

メルマガやメール配信の効果を高めていくためには、独自ドメインだけでなく「メールの件名や内容」「なりすましメールの対策」など、URL以外での対策も必要です。

さいごに

独自ドメインは、信頼度が上がりクリック率が上がる可能性が期待できます。可能であれば出来る限り設定頂くことをオススメします。

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この記事の著者

福島 竜司
過去に介護・美容の資格情報メディアにて事業統括責任者としてBtoC・BtoB共にメールマーケティング含めた、マーケティング全般の業務に携わる。 ユミルリンクではマーケターとして、メールマーケティングを中心に、メッセージングマーケティングの研究を行い、多くの記事の執筆・編集を行う。
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東証グロース上場のユミルリンク株式会社は、18年以上にわたり、メール配信システムをクラウドサービス・ソフトウェアとして提供し、メールに関する専門的な技術や運用ノウハウを蓄積してきました。
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