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【メール配信のツボ3】SNSよりメルマガを選ぶべき3つの理由

公開日:2014/08/19  更新日:2022/09/16
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SNSが身近な情報伝達手段として広く普及している昨今、
SNSを広告メディアとして活用する企業が増えてきました。

それに伴い、「メルマガは古い」「SNSのほうが費用対効果が高い」という考えが
台頭してきたように思います。

それでも私は、顧客企業様に「メルマガ」を活用した
メールマーケティングをおすすめしています。

SNSもいいけれど、メルマガには大きな可能性がある。
私がそう考える3つの理由をご説明します。


メール配信のツボ3


▼理由1:メルマガならレスポンスのログ蓄積ができる


メルマガとSNSのいちばんの違いは、「ログの蓄積ができるかどうか」です。

メルマガは、受け取った読者がその後どのような行動をとったのか、
開封~クリックまでの行動を、メール配信システムや
マスターのデータベースに蓄積することが可能です。

一方のSNS。フォロワーは自分のページ内に表示された広告記事を目にしますが、
その後どんな行動をとったのか、詳しくログを分析するのは難しいでしょう。
そもそもSNSは、メルマガのようにログを手元に蓄積するメディア形態ではないのです。

ログデータ蓄積の有無は非常に大きな違いです。
なぜなら、ログデータがあれば、過去の行動結果に基づいた、
よりパーソナル性が高い追客メールを配信できるからです。

過去のレスポンスを踏まえたメール配信ができるのは、
ほぼメルマガだけと言ってよいでしょう。

例えば、商品の購入実績はないけれど閲覧履歴がある読者への追客メールと、
不特定多数に表示される広告記事。
コンバージョン率はどちらが高いか、結果は明らかです。

年齢や性別、居住地、収入、興味のある分野など、
複数の条件でターゲットを絞り込んだ
ターゲティングメールを配信できるのもメルマガならではです。

性別、年齢層、興味の対象、居住地の寒暖などなど、
読者によって求めるものはさまざま。
メルマガなら、読者情報に基づいて配信内容に色をつけ、
ターゲットごとに差を出すことができます。

そして、ターゲティングの精度を高めて
確実性の高いメルマガを配信することによって、
無駄な広告メールを減らし、費用対効果を高めることができるのです。

蓄積したログデータによる過去の配信結果や読者情報に基づいた
データベース・マーケティング、ターゲティングメールを考えているのであれば、
メルマガを選ぶべきだと私は思います。


▼理由2:メルマガなら読者のフォローができる


メールマーケティングの世界では、「見込み客を特定してアプローチする」という
考えが基本にあります。

その手法のひとつが、フォローアップメールです。

読者の状況やアクションに応じて、
設定したメールをタイミングよく自動配信できる機能で、
「ステップメール」や「シナリオメール」とも呼ばれることもあります。

効率的な販売促進やリピート購入につなげるために、
フォローアップメールはとても効果的です。

例えば、商品を購入した読者に対して、

・お礼を兼ねて、商品の活用方法や有益な情報を配信する。
・誕生月の読者に対して誕生日特典メールを配信する。

このような「フォロー」があると、読者との関係性が深みを増し、
購買意欲にも影響があらわれるものです。

最近は、顧客一人ひとりの特性に合わせた
パーソナライズメールを自動生成する機能などもあり、
読者とのきめ細かなコミュニケーションが可能になってきています。

フォローアップメールは、顧客の満足度を向上させ、
企業と顧客のつながりを円満に保つツールでもあるのです。
「顧客ロイヤリティ」を形成する上で、非常に重要な役割を果たしてくれるはずです。

メールマーケティングにおいて大切なことは、配信して終わりではないということ。
長期的な視点で効率的に読者とコミュニケーションをとる努力が重要です。
そのために、前述した「行動のログ蓄積」、そしてその後の「フォロー」が必要なのです。


▼理由3:メルマガなら特定メディアの事情に左右されない


電子メールという通信手段を利用して配信されるメルマガは、
インターネット上でもっとも安定した通信インフラを利用しています。

一方、SNSをはじめとするソーシャルメディアは、
ご存じのとおり運営企業が存在します。
ということは、運営企業の事情によっては、
読者との関係が絶たれてしまう可能性もあるということ。

例えば、運営企業が倒産してしまった場合や、
運営企業の都合でルールが変わってしまった場合。

昨日までのサービスが突然提供されなくなってしまうという事態も起こりえます。
SNSに依存しすぎると、いざという時に共倒れになってしまうのです。
特定メディアの事情に左右されないメルマガというツールは、持っておくべきでしょう。


メルマガ VS SNSいかがだったでしょうか。

今回は触れませんでしたが、広告メディアとしてSNSが優れている面ももちろんたくさんあります。
メルマガとSNS、双方の有利性を理解し、使いどころを間違えずに有効活用できたら、
メールマーケティングの幅は、もっと広がっていくでしょう。


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この記事の著者

米澤信弘
株式会社ライトアップでメールマーケティングやコンテンツ制作のプロデュースを担当。トレンドとユーザーニーズを組み合わせた企画を得意とし、伸び悩むメルマガに改善策を提案するメールコンサルタントとしても実績をあげている。近年は、顧客企業からの依頼でメールマーケティングセミナーの講師も務める。
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東証グロース上場のユミルリンク株式会社は、18年以上にわたり、メール配信システムをクラウドサービス・ソフトウェアとして提供し、メールに関する専門的な技術や運用ノウハウを蓄積してきました。
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