色使いで与える印象は変わる!メルマガに役立てたい色の効果とは
例えばひまわりの花を見たときに、人は元気で活力のある印象を抱きます。
反対に紫陽花の花を見たときには、人はどことなく儚げで寂しい印象を持ちます。
この心理的な動きはもちろん、その花の持つ特性によるところも大きいのですが、色自体が持つイメージも大きく関係しています。
人は色に特定のイメージを持つものなのです。
今回は、メルマガでも使える色が持つ心理的作用についてご紹介したいと思います。
▼メルマガにも使える色が持つ心理的な効果
赤青黄色緑白黒...様々な色がこの世には存在しています。
そんな様々な色にはそれぞれ人に心理的な効果を与える力があります。
こうした色の力はセールスや、ブランディングに大きな力を発揮します。
では、具体的にはどんな効果があるのでしょうか。
赤色:活力を感じる色で、人に興奮や刺激を与える効果があります。
非常に目立つ色でもあるため、視線誘導や緊急性の高さを強調したいときに使われます。
黄色:喜びや希望を与える色で、人を楽しい気分にさせる効果があります。
気分を盛り上げるのでセール会場のメイン色として使われたり、注意喚起にも利用されます。
緑色:人をリラックスさせる効果があり、落ち着いたイメージを与えます。
そのためオーガニック系の商品や、エコ、教育などの分野で利用されることが多くあります。
青色:冷静さを感じさせるイメージがあり、信頼感や安心感を与える効果があります。
そのため、銀行やビジネスなどのコンテンツに利用されます。
白色:清潔感を感じさせ、空間の広がりを感じさせる効果があります。
医療や宗教関連のコンテンツと相性がよい他、その他のコンテンツを引き立たせる効果があります。
黒色:重厚感を感じさせる色で、力強さや高級感を人に与える効果があります。
高級品に対するマーケティングでよく利用され、洗練されたイメージからアパレルなどでも多様 されます。
大きく分けると、暖色系の色は主に人の気分を盛り上げ、視線誘導の効果が高い色であり、寒色系の色は落ち着いたイメージを与え、信頼感や高級感などを与えるといえるでしょう。
多くのWEBサイトやメルマガなどでは、こうした色の持つイメージを意識したカラーリングが用いられています。
例えば、高級アパレルブランドや、高級洋菓子などのメルマガでは、よく背景に黒や茶などの重厚感のある色を利用しているものがあります。
黒色の持つ力強さや重厚感がそのまま高級感のイメージを強く与えることを意識しているといえるでしょう。
また、セールなどで赤色のタグはWEBだけでなく、実店舗でもよく使われています。
ただ、これらの色を闇雲に目的に応じて使っても、メールの本文はごちゃごちゃしてしまうだけ。
うまく利用するためにはルールがあるのです。
▼HTMLメールのメルマガにおけるカラーリングのポイント
HTMLメールだけでなく、WEBサイトなどでも同じことがいえますが、メルマガ全体のカラーリングを決める上で、簡単なポイントが一つ、あります。
それは、「色を多用しすぎない」こと。
一つのメルマガで使う色は多くても3色以内が理想です。
多少前後してもよいですが、このルールを抑えるとメルマガに統一感が出るでしょう。
その3色の内訳については、メインカラー1色と、差し込みで利用するサブカラーが2色となります。
特にメインとなる色は重要で、メールで与えたい全体の印象を左右します。
先程ご紹介した色が与える効果を考え、企業として与えたいイメージを付与できるようにしましょう。
ただ、メインのカラーについては原色よりも少し淡い同系色の色合いにしたほうがよいでしょう。
理由は、あまりに強い色はその他の差し色やコンテンツが潰されてしまうからです。
そして差し色の2色については視線誘導やボタンに使うとよいでしょう。
メインのカラーを考え、その反対色となる色を使うと、より効果を発揮します。
いかがでしたでしょうか。
自由に色を乗せられるHTMLメールはブランディング効果や、イメージ訴求がより行いやすいメルマガです。
今後のメルマガ作成では、是非色の持つ意味を理解して、効果的なカラーリングを考えてみてください。
キューノート エフシー
メール配信システムCuenote FC(キューノートFC)は、会員管理やメール配信後の効果測定をグラフィカルに表示。システム連携用APIなども提供しており、一斉配信からメールマーケティングまで行えます。独自開発のMTA(配信エンジン)とノウハウで、月間のメール配信数42億通・時間700万通以上(※)の高速配信を実現し、スマートフォンや携帯にもストレスなく高速・確実にメールを届けます。
※クラウド型サービス(ASP・SaaS)の実績値