ショートメッセージを予約送信する方法と活用方法を解説
メールでパーソナライズする方法とは?メリットも解説
メールマーケティングの効果を高めるためには、パーソナライズ化がカギです。 なぜなら、広告色が出てしまうメルマガにおいては受信者にとって興味関心の低いメールを送られると、メルマガの購読解除に繋がってしまうからです。
今回は調査データも交えてパーソナライズ方法について解説していきます。
メールマーケティングを

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なぜ、メルマガにパーソナライズ化が必要なのか
2024年に行った調査で「メールマガジンを配信停止するのはどんな時?」と491名の20歳以上の男女に調査した結果、以下の通りになりました。

>>当データのDLはコチラ:迷惑メールに関するメールマガジン 登録ユーザーの動向調査【2024】
なんと、8割の人が「自分の興味がない情報ばかり届いたとき」と回答しています。本来、メルマガは1度問合せや購買など接点があった人に対して送るため、商品・サービスに対して少なからず興味はあるはずです。そんな方たちが、興味のない情報が届くことにより購読解除してしまうことは、機会損失です。
そんな購読解除を減らすために行える方法が「パーソナライズ化」です。
メールをパーソナライズ化するためのデータとは
パーソナライズ化したメールを送るためには、そもそもメルマガ購読者の情報を知らなければなりません。一方で、過度に情報を取得しようとすると、フォームの項目数が増えるなど購読者の手間になるため、そもそもの購買率・問い合わせ率に影響する可能性があります。
そこで、以下のようなデータ取得が考えられます。
- 住まいなどの「場所」
- 過去の購買情報・サービス利用情報
- 行動情報(メルマガやWebサイト)
「場所」ごとにメールの内容を分ける
住まいなどの場所ごとにセグメントを分けることはパーソナライズの基本的な方法です。活用するケースとしては店舗のある企業など、住まいなどの場所がサービス利用に影響する場合です。
極端な例では、東京にしか店舗がないにも関わらず、九州や北海道など遠方の人に今週中までのクーポン配布などのメールを送っても、ほとんど意味がないでしょう。その他地域によっての思考の違いなど、場所によっては様々な違いがあります。適切に活用することで、適したパーソナライズが行えます。
[BtoCの場合]
- 地域別に異なる販売店舗のメールを送る
- 嗜好の異なる場所別に適した商品を案内する
[BtoCの場合]
- 地域別に異なる販売店舗のメールを送る

行動情報(メルマガやWebサイト)
メールのエンゲージメント履歴(開封、クリック)(Historical email engagement)やウェブブラウザ履歴(Web browsing history)などの情報でパーソナライズすることも可能です。
こうしたデータは一般的にユーザーの行動履歴といわれるデータで、近年、テクノロジーの進化やデジタルマーケティング製品の進化により、行動に関するさまざまなデジタルデータを取得・活用することができるようになってきました。
もちろん、デジタルだけではなく、実店舗などでのリアルな行動データを取得する方法もあるにはあります。
このようなデータを使うと、下記のように、ユーザーの行動に応じた対面接客に近いアプローチをすることもできるようになります。
[施策例]メールの反応に応じて、次回のメールコンテンツを変える
メールを送った結果、「開封やクリックをしていないユーザー」は、メールコンテンツの内容に興味がなかったり、行動を喚起する内容ではなかったりと推測できます。
そのため、開封やクリックをしていないユーザーに対しては、前回と異なるパターンのコンテンツを送り、興味を持ってもらえるようアプローチする。 一方、「開封やクリックをした人」は、送ったメールコンテンツには、反応してもらえたため、さらに興味を持ってもらえるようなコンテンツを送ることで、エンゲージメントをさらに高める。
[施策例]特定の商品やコンテンツを閲覧したユーザーをセグメントしメールでアプローチ
ウェブブラウザ履歴のデータを使えば、誰がどんなウェブコンテンツを閲覧したかという行動を追跡することができます。このデータを利用して、特定のコンテンツを閲覧したユーザーに対して、関連性の高い商品をメールで案内するといったことができます。
[施策例]ECでカートに入れっぱなしの商品やお気に入り登録した商品をメールでリマインド
こちらもウェブブラウザ履歴を使い、ECサイトでは鉄板とも呼べる施策を行うことができます。「カートに入れっぱなしで購入に至っていない商品」をメールでリマインドしてあげることで、購入のし忘れを防止することが期待でき、売上機会損失を防止する施策として活用できます。
一方、「お気に入り登録したユーザー」をセグメントし、メールで最後の後押しをしてあげることで、購買までつなげようとする施策として、活用できます。

過去の購買情報・サービス利用情報
顧客の購買情報やサービスの利用情報によってパーソナライズすることも可能です。例えば、映画のサブスクリプションサービスであれば、アクションを好む人にはアクション映画の紹介を行うなどにより、パーソナライズ化を行えます。
また、サービスを多く利用する人と、前回の利用から時間が経過した人では、サービスへの興味関心度が変わっていきます。時間が経過した人には、新たな機能の紹介や改めて利用することで特典付与など、サービスを多く利用する人にはより細かい機能を使ってもらうための紹介などが考えられます。
パーソナライズを行うための方法
メルマガ購読許可を得るタイミングで取得する
問い合わせフォームやアカウント登録、購入フォームなどメルマガ購読許可を得るタイミングで、パーソナライズする可能性のある情報を取得します。
項目が多すぎると、そもそもの購買率などが低下する可能性があるため、必要最低限にすることをオススメします。また、パーソナライズするための情報は、任意項目にしてメルマガ購読希望者のみに確認するなど、購買率に影響しないような配慮が必要です。
Webトラッキングや開封率など取得できるツールを選ぶ
メルマガなどメールマーケティングを行えるツールはさまざまあります。開封率やクリック率は基本的にどのサービスでも取得が可能でしょう。しかし、Webの閲覧情報をパーソナライズする際に活用できる機能はあるサービスとないサービス、オプションの有無などもあります。
パーソナライズすべき項目に対応できるかどうかをツール選定時に確認するようにしましょう。
パーソナライズの粒度を考える
厳密に1人1人に合ったメールを送ろうとすると、1通1通手動で送ることになり非効率になります。一方、パーソナライズの粒度が甘ければ、結果的に興味関心の低いメールを送ってしまう課題が解決できません。
オススメは用途によって切り分けることです。メルマガにおいては、定量的なデータが追えるようサンプル数が1,000以下を下回らない程度にセグメントを分けるなどが考えられます。
一方問い合わせ直後、購買直後など、大きなタイミングにおいては、自動配信によりパーソナライズを高めたメール配信も良いでしょう。
さいごに
パーソナライズしたメールを送ろうとすると、細かく配信リストを抽出しなければなりません。また、自動配信などを行うためには対応したシステムが必要です。メール配信システム「Cuenote FC」であれば、セグメント配信も簡単に行うことができます。また、ステップメール・シナリオメールなど、個別のタイミングに応じて自動配信する機能もあります。
パーソナライズしたメール配信をお考えであれば、ぜひお問合せください。

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