【飲食店向け】メール配信システムを使ったメルマガ活用方法とは?
飲食店は、競合も多く商圏も広くはないことから、リピーター(常連客)の維持が非常に重要です。
定食のような高頻度で訪れてもらうお店から、高価格帯で記念日や大切な日に活用するお店においても同じです。
リピーター率の維持にはそもそものお店の味や居心地の良さなどの前提はありますが、その他のさまざまな集客手法と比べても非常に効果的な手法です。なぜなら、メルマガ配信というメールマーケティングの手法は、一度メルマガ登録してもらったお客様のため、リピーター候補、すでにリピーターに限定して情報を送ることができるためです。
当記事では、飲食店に限定したメルマガ配信のポイントをご紹介します。
メールマーケティングを

Cuenote FCはハイスピードな大量配信を得意としながら、効果測定や自動処理も可能で大手企業にも選ばれるメール配信システムです。メールマーケティング機能も豊富で、配信数上限はなく送り放題です!
なぜ今でも飲食店でメルマガ配信が重要なのか?
結論、メルマガというツールは未だに活況で、リピーター獲得の重要な手段の1つであるためです。
プライベートにおいて、メールでのコミュニケーションは減ってしまいましたが、実はメルマガ配信の数は依然と比較して増加しています。実際にECから送られてくるクーポンやキャンペーンなどのお得な情報の受信手段はメルマガで受け取っている人は少なくありません。
ただし、飲食店においては「また食べたい」と思ってもらえるよう、シズル感を出す必要があるため、文章のみのメールではなく、画像を盛り込んだ凝ったレイアウトができる「HTMLメール」を作成できる「メール配信システム」の活用をオススメします。
飲食店がメルマガ配信するメリット
お客様との継続的な接点を持つことができる
メルマガ配信は、定期的に送ることができるため、継続的な接点を持つことができます。
リピーターの維持を行うためには、お客様が次に来店されるまでに、お客様の頭の中から消されないこと、そして早く次の来店を促すことが重要です。
現代においては、味の優れた飲食店は山ほどあり、エンタメなどの娯楽も山ほどあります。訪れる間隔が開くほど、徐々にそのお店の記憶が薄れていき、外食したいと思った時の候補から消えて行ってしまいます。
メルマガは週1回など定期的に送ることで、定期的にお店を思い出してもらうことができるため、次の外食候補の1つになりえる可能性があります。
新規の情報を効率的に届けることができる
新たなメニューが追加されたときや、新たな店舗を開店する場合など新たな情報を多くの方に届けたいときに、メルマガ登録者=一度来店したことがある人に効率的に届けることができます。
ポスティングやチラシ配布と比べても、外に出る必要がなくPCの操作のみで完結できるため、時間的な意味においても効率的に届けることができます。
チラシや郵送などと比べてもコストが増え辛い
メール配信システムを利用して送る場合でも、送り先の人数が数十万などを超えない限り月額数千円~数万+数万の初期費用で送ることができます。
チラシをスタッフが作成して印刷した街中で配るという手法は、チラシを作るという点では費用はほとんど掛からないものの、本来開店準備などに充てられるスタッフにお願いしなければならず、人件費もかかるため、費用対効果でみれば比較的低コストで実施できます。
SNSなどと比べると効果はどうなの?
結論を言えば、お店により効果は異なります。できれば併用することをオススメします。
インスタグラムやLINEなどSNSはさまざまありますが、どちらも効果的な手法と言え、お店のジャンルや特徴によってはメールより相性が良い場合もあります。
ただし、多くのSNSが友人・家族とのやり取りや、趣味などの情報集め等プライベート使いをしていることが多く、セールスの内容を送ってしまうとストレスを感じる場合があります。特定キャンペーンやクーポンを得るために一時的にフォローし、ブロックするというケースもあります。
セールス内容はメルマガ、プライベートなどはSNS。と使い分けているケースも多いため、メルマガ配信のほうが良い場合もあります。不特定多数向けの内容はSNSで配信し、お得な情報はメルマガで配信のように併用することをオススメします。
飲食店のメルマガ配信ポイント

飲食店でメルマガをより効果的に送るためには以下のポイントを抑えましょう。
開封率をあげるには?
メルマガ配信には「開封率」という指標があります。メール到達した人の中でどのぐらいの割合で開封したかを示すもので、限りなく高めていくことが重要です。
メールの件名を工夫する
開封率を高めるには、「メールの件名」が大きく左右します。メールボックスの中でも目立つタイトルで、開きたいと思われる魅力的な内容にしていきます。
ポイントは、文字数を携帯・スマホ画面で収まる、10~15字前後にしましょう。
- 悪い例:開店10周年を記念したお得情報!50%OFFクーポン配信
- 良い例:【50%OFFクーポンあり】祝10周年記念キャンペーン開催!
悪い例では、開店10周年は分かりますが50%OFFというお得な情報が見えなくなっている可能性があります。重要な情報を冒頭にもっていき、特にお得な情報には【】を使い目立たせることもできます。
送信するタイミング・頻度を決める。
忙しい時間帯に送ってしまうと、見られない可能性もあります。
週1回同じ曜日の同じ時間など、決めた時間・頻度で送付することで、メルマガ購読しているお客様は受け取る準備ができます。
送信する時間は、お腹を空かせるお昼前や夕食前の時間。またはターゲットであるお客様が読みやすい時間にすることをオススメします。例えば主婦・夫の方であれば、家事がひと段落するお昼前~夕方ごろなどです。
メルマガを始めた最初は、送るたびに多少時間を変更し、検証してみてもよいでしょう。
メルマガ内のクリック率をあげるには?
メルマガ文章内に、サイトへのリンクや、PDFなどのダウンロード情報があった場合で、開封した人のうち、どのぐらいの割合でそのURLをクリックしたかを見る指標です。
クリック率が低いということは、購読いただいているお客様のニーズと合致していない可能性か、内容が読み辛い可能性があります。
クリック率を上げるためには、画像や装飾を加えたHTMLメールがオススメです。新メニューや期間限定の商品がある場合、商品やメニューの魅力をテキスト情報だけではなく、画像で視覚的に訴求するのが大変効果的です。
食欲をそそるようなものから、インスタ映えするものなど、魅力的な写真素材を使用することで、テキストメールでは到底表現できない飲食店の魅力をお客様に直感的に訴求することができます。
テキストメールと比較し、視覚的訴求力が非常に高く、直感的にバナーをクリックさせたり、お客様の来店意欲をそそらせることができます。 メールに限らず、テキスト情報だけではイメージが湧きづらいため、右脳に訴えかけて訴求することが難しくなります。
情報量の増え、SNS投稿が一般的になった昨今においてはクリック率を高める手段としてお客様の想像をかきたてたり、話題を生むようなビジュアルを含んだHTMLメールは非常に効果的なメール配信といえます。
HTMLメールというと難しいと感じてしまうかもしれませんが、弊社のメール配信サービスであるCunoteFCでは、専門知識不要でHTMLメールを作成することができます。
メルマガ経由の来店率をあげるには
メルマガ経由の来店率をあげるには、おいしそうな料理の画像だけではなく、「今来るべき理由」を訴求することが大切です。
例えば、「〇〇日までのメルマガを見た方限定クーポン配布」などのお得な情報や、「限定〇〇食の新メニュー登場」のような早く来ないと食べられない訴求などです。
ただし、やりすぎてしまうと飽きられてしまうため、間隔をあけて送ると良いでしょう。
メルマガ登録者数を増やすには
飲食店でメルマガの登録者数を増やすには、「その場で登録」をしてもらえるようにしましょう。
登録することでデザートやドリンク1つ無料にしたり、会計前に登録で〇%割引など特典を用意して、接客の中でスタッフからお客様に登録を促すフローを入れましょう。
特典を用意することで、その日の売上は下がるかもしれませんが、メルマガを通してリピートしてもらえればトータルではプラスになることが期待できます。
またその場で登録する際に、特典があったとしても登録が面倒であれば、登録されない可能性があるため、入力項目は簡潔に、わかりやすく簡単に登録できるようにしましょう。
飲食店が送るべきメルマガ内容とは?

新メニューの紹介
メルマガで、新メニューの紹介は定番であり、オススメです。その時期の旬な食材を使った季節限定の料理などを定期的に増やし、メルマガで訴求することで定期的に来る理由が生まれます。場合によっては定期的に来る新メニュー情報を楽しみにされる場合もあるでしょう。
クーポン等お得な情報の発信
クーポン配布やお得な情報の発信は、メルマガの中でも人気の内容です。多くのメルマガ購読者は、お得な情報を待っています。
ただし、クーポン配布が多すぎると、クーポンが無いと来店しない状態になってしまいます。そうなると利益が減ってしまいますので、1年に数回など多くなりすぎないように注意しましょう。
誕生日など記念日に合わせた配信
誕生日や記念日に合わせて、来店を促すメルマガも良いでしょう。メール配信サービスでは、属性やシナリオ配信などの機能があり、誕生日などに合わせてメールを送ることができます。
内容は、誕生日の特別なクーポンだけでなく、特別メニューの提案や、デザートプレゼントの特典などもよいでしょう。
飲食店を好きになる内容
例えば焼き肉店であれば、お肉の部位の説明や、どういうお肉をどのようにこだわって仕入れているのか、おいしく食べられるための切り方など工夫していることなど、飲食店の魅力が増す内容を送るのもよいでしょう。
お客様をファン化することができれば、常連になるだけでなく、口コミによる新規顧客獲得も期待できるでしょう。
飲食店でメルマガを始める方法
メルマガ自体は、登録されたアドレスに送るだけなので、普段使っているメールアドレスを使って手作業で送ることも可能ですが、メール配信サービスを活用しましょう。
大きな理由の1つは、個人情報の取り扱いです。誤送信や、アドレスリストの取り扱い不備による漏洩などが発生してしまえば、信用問題につながります。
基本的には専用ツールを活用したほうが安全と言えます。
またそれ以外にもメール配信サービスでは飲食店がメルマガを始めるのに最適な機能があります。メール配信システムの選び方とともに紹介します。
飲食店のメール配信システムの選び方
HTMLメールエディターの有無と操作性
飲食店では、画像の情報が非常に大切になるため、見栄えが良くなるHTMLメールの配信ができるサービスを選びましょう。
またHTMLとはサイトなどを作成するときに書く、プログラムコードであり扱うためには専門知識が必要です。
CunoteFCを始め、メール配信サービスの中には、専門知識不要でカンタンに作成できるものもあります。
非常に使いやすく設計されており、おすすめです。
ステップメール機能とシナリオ配信
メール配信システムの「ステップメール機能」の発展型ともいえる"シナリオ配信"なども効果的です。
「ステップメール機能」とはメール配信システムに標準で搭載されているケースが多い、自動配信機能です。
例えば、お客様が会員登録や商品購入をしてくれた際に、3日後、1週間後、2週間後など、予め作成しておいたメール文書を一定期間おきにメール配信システムから自動配信する仕組みです。
「シナリオ配信」とは、ステップメール機能のような単純な自動配信とは少し異なります。お客様の開封やクリックなどの行動に合わせてメールのシナリオをお客様ごとに自動分岐させる、パーソナライズされた自動配信です。
なぜ、シナリオ分岐が最適かというと、お客様の行動に応じて、消費意欲の高さやエンゲージメントが異なるからです。
メルマガ配信を通じて何らかの行動を起こしてくれたお客様には、より強いアプローチのメールを送ることで、来店などの行動を起こしてくれることが期待できます。
一方、メルマガを開封しなかったお客様を、あまりハードなアプローチをよく思わないお客様と仮定します。
この未開封のお客様に対してはクーポンメールを送って期間限定のお得感を演出するなどといった送り分けも効果的でしょう。
しつこく配信することで配信解除や退会などのリスクもあるので、あえてメルマガの未開封・未クリックのお客様には2通目のメールを送らないというシナリオもあるでしょう。
このようなシナリオ配信機能といったパーソナライズされた自動配信が可能となる機能が充実しているメール配信システムは、使い方次第で高いメールマーケティングの効果も期待できます。
手動で一斉に配信することに加えて、このような自動メール配信機能も組み合わせることで、お客様フォローアップが効率化し且つ、加速することが期待できます。
メールマガジンを始めるなら『Cuenote FC』で
CunoteFCは、ここまで紹介した機能はすべて備わっています。送信するメールアドレスが2000件に収まるならば、月額5,000円から利用できます。
サポート体制なども充実していますので、メール配信に抵抗がある企業様もぜひご利用ください。
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メール配信システムCuenote FC(キューノートエフシー)は、会員管理やメール配信後の効果測定をグラフィカルに表示。システム連携用APIなども提供しており、一斉配信からメールマーケティングまで行えます。独自開発のMTA(配信エンジン)とノウハウで、月間のメール配信数76億通・時間1,000万通以上(※)の高速配信を実現し、スマートフォンや携帯にもストレスなく高速・確実にメールを届けます。 ※クラウド型サービス(ASP・SaaS)の実績値