セミナーアンケートテンプレート集|アフターフォローに活用できる
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セミナーアンケートの重要性が増しています。セミナーアンケートを実施すれば、集客や新規商談の創出などの効果を見込めます。
しかし、顧客が最後まで回答できるアンケート設計をしなければ、期待していた効果は得られません。
本記事では、アンケート作成が苦手な方に向けて、セミナーアンケートのメリットや作り方、2022年最新版のそのまま使えるテンプレート集を紹介します。
目次
セミナーアンケートとは
アンケートの内容を検討する際の注意点
アンケートに入れておくべき項目
セミナーアンケートテンプレート【シンプル】編
セミナーアンケートテンプレート【顧客インサイト発見】編
セミナーアンケートテンプレート【スマホ配信】編
セミナーアンケートテンプレート【BtoB】編
「Cuenote Survey」ならアンケート作成が簡単
セミナーアンケートとは
自社製品の認知度向上や新規顧客の創出を目的とした、セミナーやウェビナーを開催している企業は多くあります。
回を重ねてセミナーを開催したり、具体的な商談に繋げたりするためにはアフターフォローとして、アンケートを実施するのが有益です。
アンケートの配布方法としては、会場で実施する紙のアンケート調査もしくは参加者の好きなタイミングで回答できるメール配信による方法が一般的です。以下で、セミナーアンケート調査を実施するメリットを紹介します。
参加者の率直な意見(セミナー満足度)を収集できる
アンケート調査により、セミナーの内容やスタッフの対応など、セミナーの品質を確認できます。セミナー満足度が低ければ、参加者の数は減少し、セミナーの継続開催が難しくなります。
継続的にセミナーを開催し、顧客との関係性の維持やサービスの宣伝を行うためにも、参加者の率直な意見を反映するようにしましょう。
セミナー受講者(見込み客)の情報を得られる
セミナーアンケートを実施すれば、企業の資産となる見込み客の情報を得られます。具体的には、自社認知のきっかけやセミナーへの参加目的、職業や年代などの顧客属性、連絡先などです。
セミナーアンケートで得た見込み客の情報は、他の施策にも活かせます。例えば、参加目的とメールアドレスを取得できたら、参加者の温度感に応じてメールを送信したりすることで購買意欲の醸成が可能です。
このような段階的なメールを送る際は、メール配信システムのステップメール機能を使うと業務効率化にも繋がります。
見込み客に関する様々な情報を効率よく得られるのは、セミナーアンケートの魅力です。
参加日程の都合など、次回以降の参考
セミナーを継続開催する場合、参加者の都合が良い日時や希望内容などを把握し、可能な限り多くの方に参加してもらう必要があります。
セミナーアンケートを実施すれば、参加者の都合が良い日時を把握できます。特にアンケート調査ツールを使えば、日時が自動集計されるため、効率よく次回のセミナー開催日時を決められます。
資料請求や見積依頼など、商談へ繋がる機会を顧客へ提供できる
セミナー参加者に資料請求や見積もりなどの潜在ニーズがある場合、アンケートの設問を通じて、自然に商談へ繋がる機会を提供できます。
自然な流れで見込み客に資料請求や見積依頼を提示できるため、コンバージョン率向上へ繋がりやすいです。
アンケートの内容を検討する際の注意点
セミナーアンケートの内容を設計する際は、いくつかの注意点を知っておく必要があります。
綿密にアンケート内容を設計しなければ、信頼できる回答を得られなかったり、回答率の低下を招いたりする点です。以下では、セミナーアンケートを設計する際の注意点を紹介します。
設問が多くなりすぎないよう内容を吟味する
アンケートをできる限りたくさん回収するためには、気軽に回答できる設計にすることです。
設問数が多すぎると、顧客が回答に負担を感じてしまいます。アンケートの目的にもよりますが、理想は紙媒体ならA4サイズ1枚、メールやWEB上の回答フォームなら少しのスクロールでおさまるように設計すると回答者の負担を軽減できます。
そのためには、最低限必要な設問だけ含めるようにしましょう。
スムーズに回答していけるよう、導入部分は項目選択式の設問を多めに
複数あるアンケートの設問タイプの中でも、おすすめは用意された回答の中から該当するものを選ぶ「ラジオボタンの項目選択式」です。
自由記述形式の設問には、回答者に率直な意見を書いてもらえるメリットがあります。しかし、自由記述形式が多いアンケートは、回答負担が高くなってしまいがちです。
導入部分では、項目選択式の設問を多く用意し、リズムよく回答できる設計にして、最後に自由記述形式を設置するのがおすすめです。
目的を意識して設問をつくる
アンケート調査の目的を明確にしていなければ、目的達成とは関係のない無駄な設問ばかり並ぶリスクがあります。
例えば、目的が曖昧なままアンケート設計をすると、複数の設問で似たような回答が行われるなどの結果になります。
この場合、回答者にも無用な負担をかけてしまい、自社にとってもアンケート結果の有効活用が難しくなるのです。まずはアンケート調査の目的を明確にし、常に目的を意識しながら設問を作成しましょう。
解釈に幅が出てしまうような曖昧な設問にしない
解釈に幅が出る曖昧な設問は、回答者に負担をかけたり、回答の方向性が統一されなかったりするため、集計したあとにデータの活用が難しくなります。
例えば、「時々、ネットショップを利用しますか」という設問では、「時々」が曖昧な単語です。人によって週に2回を時々と解釈する人がいれば、月に2回を時々と捉える人がいます。
特に、自由記述形式で曖昧な設問が生じやすいです。人によって解釈の異なる単語の使用は避け、誰が見ても明確な設問を作成しましょう。
アンケートに入れておくべき項目
ここまでに紹介した、セミナーアンケート実施のメリットと注意点を踏まえ、アンケートに盛り込む項目を検討します。
以下では、セミナーアンケートに入れるべき9つの項目を紹介します。
設問項目の例1:大まかな満足度
大まかな満足度は、アンケート序盤に入れます。セミナー全体に関する満足度を問う設問のため、アンケート序盤に入れることで、回答者は率直な印象のまま回答することが可能です。
また、率直な意見を得られるため、今後のセミナーに活用できるデータを得られます。
初めに大まかな満足度を尋ねることで、回答者は細かな感想を整理しやすくなり、アンケート終盤の自由記述形式で具体的な意見を伝えてくれる確率が高まります。
設問項目の例2:項目ごとの満足度
セミナーの「テーマ①〇〇」「テーマ②××」「時間配分」「分かりやすさ」「スタッフの対応」など、いくつかの項目に分けて、それぞれの満足度を「満足 / やや満足 / どちらでもない / やや不満 / 不満」と項目選択式で尋ねます。
設定項目は必要に応じて、柔軟に作成します。例えば、複数の講師が登壇するセミナーならば、講師名やテーマカテゴリごとの満足度を収集します。
ただし、「注意点」で述べたように、回答者が同じことについて繰り返し回答するのを防ぐため、それぞれの目的を明確に意識しながら設問を考案しなければいけません。
設問項目の例3:満足度に関する自由記述
満足度に関する自由記述を入れることで、項目選択式で得た回答の深掘りや顧客ごとの詳細意見を得られます。
例えば、「1:今回のセミナーにご満足いただけましたか」と選択式で尋ねたあと、「1のように回答された理由をお聞かせください」と自由記述にすれば、満足度の深掘りを行えるのです。
もしくは、セミナーの「テーマ」や「分かりやすさ」、「スタッフの対応」など項目別の満足度を尋ねたあと、「今回のセミナーの満足な点・ご不満な点をご自由にお聞かせください」という流れにすると、項目選択式では拾えなかった顧客の声を得られます。
自由記述では、回答内容に一貫性を持たせるために、「何について」の自由記述なのかを設問で絞り込めるようにしましょう。
設問項目の例4:ニーズ
セミナーに参加した目的や取り上げてほしいテーマ、セミナーの希望開催日時などの顧客のニーズを掘り下げていきます。
セミナーアンケートで得られたニーズは、セミナー内容のほか、自社サービス全般の展開にも活かすことが可能です。
例えば、「現在のお悩みについて自由にお聞かせください」という設問を含めると、効率よく顧客の悩みを把握できます。
顧客の悩みをもとに、次回セミナー内容を決めることができれば、マーケティングや製品開発などに反映することもできます。
設問項目の例5:セミナーを知ったきっかけ
セミナーを知ったきっかけをアンケートに入れると、顧客流入元の傾向や割合などを分析でき、マーケティング施策の最適化を行えます。
例えば、メールマガジンからの流入が多いならば、メールマーケティングに更なる費用を投資すると大きな効果を見込めるでしょう。
選択式の設問でチャネルを提示しておき、自由記述もできるようにすると、漏れを防げます。
設問項目の例6:資料請求など商談に繋がる設問
資料請求などの商談に繋がる設問を用意します。
具体的には、「以下のジャンルについて、最新のニュースメールでお届けしてよい内容があれば選択」などの設問です。
セミナー直後は顧客の購買意欲が高まっているため、効率よく商談創出ができます。メールや資料請求、無料体験版の申し込みなど自社ビジネスに適した設問を記載しましょう。
設問項目の例7:回答者属性
セミナーアンケートでは、職業や性別、年齢などの属性を設問で尋ねます。回答者の属性データは、様々なマーケティング施策に活用できます。
設問項目の例8:顧客情報
顧客情報とは、名前やメールアドレスなどのより具体的な個人情報です。
顧客情報を得ることで、顧客の興味関心に適したメール配信などのパーソナライズ化した施策の展開が可能です。
設問項目の例9:「その他、どんなことでも」という趣旨での自由記述欄
セミナーアンケートの最後に設けるのが「その他、どんなことでも」という自由記述欄です。
この項目を設けることで、回答者が設問では伝えられなかったものの、伝えておきたいことを記入できます。
【あわせて読みたい】
Webアンケートの作り方・作成見本と10個のポイント!セミナーアンケートテンプレート【シンプル】編
まずは設問10程度の比較的なシンプルな内容の基本的なテンプレートからご紹介します。業種やセミナーの種類を問わない汎用性の高いテンプレートです。
- ▼ポイント
- ・短時間(数分)で回答しやすいシンプルなつくり
- ・セミナー自体の感想を大まかに収集することを主目的としているため、選択回答形式がメイン
- ・具体的な要望、不満などがあれば記載してもらえるよう、区切りごとに自由記述欄も設置
- ・今後のニュースメール配信を希望する場合に、気軽に選択できるようジャンルを提示
本日は、〇〇〇にご参加いただき誠にありがとうございました。
今後の弊社セミナー・サービスをよりよいものにしていくために、受講者様の忌憚なきご意見をお伺いしたく、アンケートを実施させていただきます。
ぜひ最後まで、ご回答賜れましたら幸いです。
▼問1:今回の〇〇〇の全体的な内容について、ご満足いただけましたか?
満足 / やや満足 / どちらでもない / やや不満 / 不満
▼問2:以下の項目について、ご感想をお聞かせください。
【内容の分かりやすさ】
大変分かりやすかった / 分かりやすかった / どちらでもない / 一部、分かりづらかった / 非常に分かりづらかった
【進行のスピード】
ちょうどよかった / 概ねよかった / ペースが早すぎた / ペースが遅すぎた
【スタッフの対応】
満足 / やや満足 / どちらでもない / やや不満 / 不満
▼問3:問1~問2で回答いただいた内容について、具体的な理由があればぜひこちらでお聞かせください。
▼問4:次回の〇〇〇にもご参加いただける予定ですか?
参加したい / どちらでもない(検討中) / 内容によっては参加したい / 参加しない
▼問5:次回の〇〇〇の内容について、具体的なご要望があればぜひこちらでお聞かせください。
▼問6:今後、弊社からメールにて最新のニュースをお届けしてよいジャンルがありましたら、選択ください。
〇〇(ジャンル1) / ××(ジャンル2) / △△(ジャンル3) / ・・・
▼問7:上記ニュース配信をご希望された方は、お名前と配信先メールアドレスをご記入ください。
【お名前】
( )
【メールアドレス】
( @ )
▼問8:その他、今回のセミナーへのご感想や弊社へのご要望がありましたらお聞かせください。
ご協力、誠にありがとうございました。
セミナーアンケートテンプレート【顧客インサイト発見】編
マーケティングに活かせる顧客情報の収集を目的にしたテンプレートです。
例えば、企業の担当者を対象にしたセミナー運営のあと、顧客インサイトの深掘りや商談創出を目的とする場合に活用できます。
- ▼ポイント
- ・流入元から顧客の業務課題までまんべんなく把握できる
- ・自由記述形式が多いながらも一言で回答できるため、回答者の負担が少ない
- ・メールアドレスを尋ねることで、回答者との関係性を維持できる
本日は、〇〇〇にご参加いただきありがとうございました。
ぜひ受講者様からのご意見をいただき、よりよいセミナーにしていきたいと思いますのでアンケート回答のご協力をお願い致します。
▼問1:今回の〇〇〇の全体的な内容について、ご満足いただけましたか?
満足 / やや満足 / どちらでもない / やや不満 / 不満
▼問2:以下の項目について、ご感想をお聞かせください。
【内容の分かりやすさ】
大変分かりやすかった / 分かりやすかった / どちらでもない / 一部、分かりづらかった / 非常に分かりづらかった
【進行のスピード】
ちょうどよかった / 概ねよかった / ペースが早すぎた / ペースが遅すぎた
【スタッフの対応】
満足 / やや満足 / どちらでもない / やや不満 / 不満
▼問3:問1~問2で回答いただいた内容について、具体的な理由があればぜひこちらでお聞かせください。
▼問4:今回のセミナーを知ったきっかけについてお聞かせください。
Webサイト / SNS / 店舗 / Eメール / その他()
▼問5:今回のセミナーに出席した理由についてお聞かせください。
▼問6:セミナー受講前後で変化した点があればお聞かせください。
▼問7:ビジネスで抱えているお悩みや課題があればお聞かせください。
▼問8:今後、弊社からメールにて最新のニュースをお届けしてよいジャンルがありましたら、選択ください。
〇〇(ジャンル1) / ××(ジャンル2) / △△(ジャンル3) / ・・・
▼問9:上記ニュース配信をご希望された方は、お名前と配信先メールアドレスをご記入ください。
【お名前】
( )
【メールアドレス】
( @ )
▼問10:その他、今回のセミナーへのご感想や弊社へのご要望がありましたらお聞かせください。
ご協力、誠にありがとうございました。
セミナーアンケートテンプレート【スマホ配信】編
セミナー後に、顧客のメールアドレスに配信するアンケートテンプレートです。
会場ではなく、帰宅中や自宅でアンケートに回答する時間をとってくれることを考えると、顧客は商品サービスに高い興味関心を持っていると言えます。
そのため、商談予約や資料ダウンロードを促す設問で商談の機会を創出します。
- ▼ポイント
- ・スマホでの回答を意識して、短めのアンケート設計
- ・顧客の興味関心を尋ねることで、ニーズを可視化できる
- ・顧客の製品への興味関心が高いと想定し、資料請求や商談予約を設問で訴求
本日は、〇〇〇にご参加いただきありがとうございました。
皆さまからのご意見をいただき、よりよいセミナー作りをしていきたいと思いますのでご協力をお願い致します。
▼問1:今回の〇〇〇の全体的な内容について、ご満足いただけましたか?
満足 / やや満足 / どちらでもない / やや不満 / 不満
▼問2:以下の項目について、ご感想をお聞かせください。
【内容の分かりやすさ】
大変分かりやすかった / 分かりやすかった / どちらでもない / 一部、分かりづらかった / 非常に分かりづらかった
【進行のスピード】
ちょうどよかった / 概ねよかった / ペースが早すぎた / ペースが遅すぎた
【スタッフの対応】
満足 / やや満足 / どちらでもない / やや不満 / 不満
▼問3:本日のセミナーでご紹介したものの中で、関心のあるものがあればお聞かせください(複数回答可)
A / B / C / D / E
▼問4:上記質問で、弊社から無料のホワイトペーパーをお届けしてよいジャンルがありましたら、選択ください。
▼問5:その他、今回のセミナーへのご感想や弊社へのご要望がありましたらお聞かせください。
ご協力、誠にありがとうございました。
セミナーアンケートテンプレート【BtoB】編
BtoB向けの定番セミナーアンケートテンプレートです。
認知経路から満足度、自社製品への興味関心まで測れます。セミナーの成果を営業やマーケティングに結び付けられる汎用性の高いテンプレートです。
- ▼ポイント
- ・イベントテーマに対する理解度を把握できる(問5~7)
- ・サービスや製品への関心度を測ることで、顧客の購買ジャーニーの位置を把握できる
- ・短時間で回答できるため、スマホはもちろん、紙のアンケートにも対応できる
▼問1:お名前を入力してください
▼問2:貴社名を入力してください
▼問3:本セミナーについて、どこで知りましたか。
Webサイト / SNS / 店舗 / Eメール / その他()
▼問4:本セミナーの分かりやすさについてお聞かせください。
大変分かりやすかった / 分かりやすかった / どちらでもない / 一部、分かりづらかった / 非常に分かりづらかった
▼問5:本セミナーに参加しようと思ったポイントや期待したことをお聞かせください
▼問6:上記質問で期待したことは得られましたか。
得られた / 少し得られた / どちらでもない /あまり得られなかった / 得られなかった
▼問7:上記のように回答した理由をお聞かせください
▼問8:次回セミナーで、具体的なご要望があればぜひこちらでお聞かせください。
▼問9:「サービス/製品名」に興味はございますか。
詳しく説明が聞きたい / 無料デモ希望 / 製品資料希望 / 興味がない / 導入済み
ご協力、ありがとうございました。
「Cuenote Survey」ならアンケート作成が簡単
セミナーアンケートは企業にとって重要な施策の一つです。
セミナーアンケートを実施すれば、新規商談の獲得や顧客情報の収集などのメリットを得られます。ただし、回答者に最後まで回答してもらう必要があり、そのためには綿密なアンケート設計が必要です。
「Cuenote Survey」を使うと、HTMLやCSSの知識が不要で、レスポンシブ対応デザインのWebアンケート・フォームが作成できます。
回答結果はグラフで表示され、Googleアナリティクスとの連携も可能なため、アクセス数などの測定もできます。また、容易にデータを営業やマーケティングに繋げることも可能です。
キューノート サーベイ
Cuenote(キューノート)のアンケートシステムは、直感的な操作画面で誰でも簡単にWebアンケートや問い合わせフォームを作成できるクラウド型(ASP・SaaS)サービス。PCの他、スマートフォンや携帯電話にも対応しています。