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6月からメールが届かない?GmailのDMARC設定変更による影響とは

公開日:2016/05/30  更新日:2022/07/22
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以前こちらのブログでも取り上げましたが、今年(2016年)の6月、Gmailは新たにDMARCの設定を変更します。
DMARCとは、" Domain-based Message Authentication,Reporting and Conformance"という、なりすましメールの対策であるドメイン認証技術です。

今回の変更により、なりすましメールが減少するという、受信側にとっては良い影響となることは確かです。しかしながら悪意のある迷惑メールを排除するためのルールである一方、悪意のない送信側にとっても、気を付けるべき点や影響が発生します。

制御ルールの設定変更にあたり、私たちへの影響はどのようなことが考えられるでしょうか?
送信側として知っておくべき影響と、今すぐできる対策を3つご紹介します。

DMARCの仕組みや詳細については、過去の記事「送信ドメイン認証技術(SPF、DKIM)やDMARCとは、どのような仕組みか?」を参照ください。


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変更されるポリシーとは

DMARCポリシーが p="none" から p="reject" に変更されます。

つまり、差出人であるFromアドレスに「@gmail.com」のメールアドレスを使用する場合は、必ずGmailのプラットフォーム上から送信することになります。
例えばブラウザを利用する場合は、Gmailのメーラーでログインしたうえで送信する必要があります。


具体的にどんな影響がある?

6月からは、Gmailのプラットフォーム以外(自社のメールサーバーやメール配信のクラウドサービスなど)からメールを送る際、Fromアドレスを 「○○○@gmail.com」で送っても、届かなくなってしまいます。

Fromアドレスとは「差出人」のことで、相手にメールが届いたときに表示される「送り主」にあたります。
このFromアドレスは、差出人側が自由に設定することができ、メーラーによっては変更が可能なため、「差出人」を詐称してメールを送れてしまうのです。

一般的にメール配信を行っている企業は独自で取得したドメインを利用している企業がほとんどかと思いますが、念のため「@gmail.com」がfromアドレスに利用されていないか確認し、今すぐ除外対応しておくと確実でしょう。



*「Gmail」は、Google, Inc.の商標または登録商標です。






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