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メルマガの配信スケジュールの立て方とは?メールの再利用も
他の業務と兼業しているメルマガ配信担当者は多いことでしょう。
忙しい中、次から次へとやってくるメルマガの配信日。スケジュールに追われると配信することが目的になってしまいます。
そこで、重要なのが「メルマガの配信スケジュールの立て方」です。当記事では分かりやすく解説していきます。
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メルマガの配信スケジュールを立てる上で最初に考えるべきポイント
無理に配信する必要はない
メルマガは読者に有益でありつつ、効果に繋げる必要があります。ネタが不足して有益なメールを送ることができない場合には、無理に送る必要はありません。配信することが目的になってしまい、有益ではない企業本位のメールを配信してしまうと、購読解除や迷惑メール報告されてしまう可能性もあります。
スケジュールが決まっていたとしても、無理に送ることは避けましょう。
メルマガの再利用は十分に可能
メルマガのスケジュールを決めるとき、そもそも送るネタがない。という方も多いでしょう。オススメなのは過去に送って効果の良いメールを再利用することです。1企業の1回のメルマガを覚えている人はほとんどいません。そもそも開封率が平均の20%だった場合、残りの80%は開封しておらず中身を見ていません。よって、再利用しても似たような結果になる可能性があります。
配信する目的を常に明確に
メルマガを配信することが目的にならないように、メルマガ・メールマーケティングを行う目的を明確化し、常に意識するようにしましょう。顧客のナーチャリングか商談獲得、購入してもらうことなど、業種業態によってさまざま考えられます。目的は最初に決めるだけでなく、メルマガに関するMTGなどでは定期的に確認を取って目的がブレないようにしましょう。
メルマガの配信スケジュールの立て方
①メルマガの配信タイミングと頻度を考える
メルマガを配信する上で、週何回何曜日の何時に送るかなど、配信する日程を決めましょう。毎回同じ時間に配信することで、受信者にとっては習慣化する効果もありますが、メルマガ担当者側が業務のルーティン化ができるメリットが大きくあります。
決めておかないと、配信頻度が低下していく可能性や、社内で「こんなメール送って!」という要望に応えて、企業本位なメールの頻度が上昇していく可能性もあります。最初から送信する枠を決めておいて、内容自体にもバランスを考えながら送信しましょう。
②メルマガで配信するジャンルを決める
目的が売上であったとしても、定期的に送るメルマガには一定のジャンルが分けられます。例えばメール配信システムを提供している弊社の場合、ブログやホワイトペーパーの案内など、ノウハウを提供する内容。そして、セミナー・イベント情報など集客を行うもの。そして、キャンペーンや製品紹介など広告色の強いメールに分けられます。
広告色の強いメールばかり送っていると、読者が離れる原因になります。ノウハウなど読者にとってメリットのある内容をベースに、適切にキャンペーンなどのメールを送ったほうが良いでしょう。
BtoCの場合にも、商品をカテゴリごとに分けることや、売上ランキングなど商品全体の配信、サービスをより良く利用してもらうためのノウハウやクーポン配布など、さまざまなカテゴリに分けられます。
③配信する曜日と日時を決める
最初のうちは配信する曜日を固定していきましょう。メルマガ配信に慣れたり、ある程度実績がある場合には、配信曜日や時間を変更することや、頻度自体を増やすなどもよいでしょう。
例えば以下のようなイメージです。
- 【BtoBの場合】
火曜日10時:ノウハウ系のメール 木曜日13時:イベント情報 - 【BtoCの場合】
火曜日17時:商品紹介 金曜日17時:売れ筋ランキング紹介
④年間で送るメルマガのスケジュールを立てる
年間スケジュールは、1つ前に決めた1週間の配信スケジュールを凡そ×50回(1年間分)の配信スケジュールです。リスト形式でネタを考えます。例えば以下のような形です。
- 4月3週目火曜日:GWに関連する商品紹介
- 4月3週目金曜日:週間売れ筋ランキングTOP10
- 4月4週目火曜日:初夏に向けた商品紹介
- 4月4週目金曜日:ブログ(〇〇記事)紹介
上記の例の場合で、クリック率が高かったメールは次の年も再利用しましょう。BtoCで商品が変わるという場合には、同じような傾向の商品を扱うのが良いでしょう。ブログなどノウハウ系で1年たっても内容が変わらないという場合、まったく同じメールを配信しても似たような効果が出る可能性があります。
スケジュールをベースにした改善方法
クリック率など指標が低いメールは差し替える
年間スケジュールを決めて何回か同じメールを送ると、徐々に効果が落ちることや、より良いメルマガのテーマが出てくる可能性があります。1年間通じてクリック率や開封率などの指標をみて、平均より大きく下回るものは、内容を入れ替えていきましょう。
そうすることで、年間通じてメールの効果が維持しやすくなり、配信前にどの程度のクリック率になるか予想もできるようになります。
効果の良いメルマガは再利用し続けられるよう仕組み化する
効果の良かったメールは、毎年配信したいものの、内容が古くなる可能性があります。なるべく内容を変えずに配信しても問題ないように内容を工夫しましょう。ただし、読者への有益性を忘れてはならないため、毎年変えたほうが良い場合も多々あります。
さいごに
メルマガは流動的に毎回毎回ネタを考え、効果もその時々で変わるという運用をしている企業も多いでしょう。しかし、メルマガの得意とするところは大量に配信して定量的なデータを元に改善できる部分のため、配信内容も傾向を分析して適切に再利用を行って、再現性のある運用を行うことをオススメします。
ぜひ当記事を参考にしてみてください。