メール配信システムのメリットを深堀!MAツールやメーラーとの違いも解説
脱・わからない!デジタルマーケティング基礎知識
SNS・生成AIなど、新たな技術がどんどんと増えています。以前まで「DX」などデジタル化を促す言葉が散見されていましたが、今ではデジタル化が当たり前になっている状況です。
今回はデジタル施策によるマーケティングについて基本知識から今後の対策までご説明していきます。
メールマーケティングを

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デジタルマーケティングとは
デジタルマーケティングとは、検索エンジン(著名なエンジンでいうとGoogleやYahoo!)やWEBサイト、メール、SNS(Twitter・Facebook・Instagram・Youtube・TikTok等)、デジタル広告(リスティング、ディスプレイネットワーク等)、デジタルサイネージなどあらゆるデジタルテクノロジーを活用したマーケティング施策のことです。
様々なデジタルメディアで自社の商品やサービスを宣伝、広告するというとても広い意味をもった言葉になります。
なぜ、今デジタルマーケティングが必要なのか
多くの人がスマートフォンを持つ時代であり、人々の行動でもデジタルを利用することが当たり前になってきているからです。
2025年の調査で「商品やサービスを探すとき、どのメディア・ツールで情報収集しますか? (複数回答可) n=1109」と質問したところ、以下の結果になりました。
媒体名 | 割合 |
---|---|
YouTube | 42.6% |
34.9% | |
X | 33.5% |
その他SNS | 13.7% |
メールマガジン | 24.0% |
LINE | 20.8% |
雑誌 | 13.8% |
生成AI | 8.7% |
Web検索 | 52.3% |
その他 | 0.7% |
分からない、特にない | 4.7% |
デジタル以外の結果が少ない状態です。設問の意図などが影響した可能性もあり、雑誌やさまざまなツールも一定の効果があることが考えられますが、それでもSNSなどの影響は非常に大きくなってきていることが伺えます。
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デジタルマーケティングとWEBマーケティングの違い
デジタルマーケティングと似た用語として、WEBマーケティングという言葉がありますが、WEBマーケティングはデジタルマーケティングの一部です。 WEBマーケティングは、Web上で行うマーケティングで、主に自社のWEBサイトへの流入を増やしていくマーケティング施策となります。
対して、デジタルマーケティングとはデジタルを駆使したマーケティング活動で、店舗などWeb以外でのデジタルを活用する方法もあります。
デジタルマーケティングの手法・種類
デジタルマーケティングには、さまざまな手法があります。
自社サイト(オウンドメディア)運用
デジタルマーケティング施策でまず1番に挙がってくるのが「WEBサイトの運用」です。多くのデジタルマーケティングの施策が「Webサイトへの誘導」があります。
Webサイトに訪れてもらうことで、新商品の案内や購入まで行うことなど売上に直結させることができます。またブランドの魅力を増やすためのコンテンツ作りをすることで、ファン化や常連化に繋げることも期待できます。
さらに自社サイト運用では以下のような施策が考えられます。
SEO対策
自社サイト運用における代表的な手法に「SEO対策」があります。自社サービスに関連するキーワード・内容に関するブログなどページを作成することで、検索エンジンで該当のキーワードで調べた際に上位にその記事が上位表示される可能性があります。
製品カテゴリに近しいキーワードで上位を狙い、直接購入に結び付けることや、関連するキーワードや検索数の多いキーワードでの対策を行うことで、サイト流入数を増やすことができ、認知施策になる場合があります。
一度上位表示ができると、一定期間は上位を保てる可能性が高く、継続的にサイト流入させる効果があります。ただし、この検索順位にはサイトの評価なども影響することがあり、施策を始めてから効果がでるまでには一定の時間がかかります。
リスティング広告
検索連動型広告ともいわれます。こちらも自社のWEBサイトを多くの人に見てもらうようにする施策です。
あらかじめ設定したキーワードで検索結果上位に表示されるようにする広告のことです。
1クリック毎に課金される仕組みで人気キーワードになるにつれ1クリックされる費用が高くなります。
メール(メールマガジン)
さまざまなデジタルマーケティングの手法が登場している昨今、従来からあるメール配信は、企業からユーザーへ直接情報を届けられる稀有なツールであり、マーケティングは効果が高く多くの企業やサービスで導入されています。
メール配信はSEO対策やリスティング等のインバウンドマーケティングではなく、
企業側から能動的に働きかけるのでアウトバンドマーケティングの一部となります。
SNS運用
以前までは、SNSでは自社アカウントでより多くの情報を届けて、Webサイトへの誘導や店舗への誘導が主でした。さっこんでは、UGC活用と呼ばれるユーザーの投稿をどう活用していくのかがポイントになっています。また、インフルエンサーを活用することで効率的に認知を上げていく施策も注目されています。
デジタルサイネージ
サイネージと呼ばれることもありますが、同義語です。日本語に訳すと電子看板などとも呼ばれます。
紙に代わる新しい情報伝達媒体として利用され、画像や動画、時には音声コンテンツを組み合わせて広告宣伝することです。
上記6種のほか、MAツール(マーケティングオートメーション)の導入やSFAツール(セールス・フォース・オートメーション)ツールを使用して営業活動に活かすこともデジタルマーケティングともいわれます。
デジタルマーケティングのメリット
下図は弊社のアナリティクスデータです。デジタルマーケティング施策に力を入れたことでWEBサイトの流入アップに成功し、現在ではアウトバウンドからインバウンド営業が主軸となっています。
経路別の問い合わせ件数、商談化率、受注率などのデータも取得することができ、データに基づいた施策見直しも可能です。
スピーディーに実施し、データを蓄積できる
例えば、テレビコマーシャルの出稿や新聞広告への出稿にはクリエイティブの選定や原稿作成に時間を要し、掲載までに様々な制約があり非常に時間がかかります。
また出稿した広告が"どれだけの人に見られたか"や"広告をみた人の年齢や性別・時間・場所・年収"、"広告をみて購入した数"などの数値を正確に把握することが難しいです。
一方、デジタルマーケティングではWEBサイト、メールマガジン、SNSであれば入稿もWEB上で完結し発信までのスピードが大幅に削減できます。
また"どの経路から流入したか"や"広告をみて購入した数"等細かくデータを確認し蓄積することができます。
デジタルマーケティングを活用することで自社のデータが膨大な資産ともなりうるのです。
効率的なマーケティングができる
データを活用して自社の商品やサービスに興味のある人だけに広告を打つことも可能です。不特定多数のユーザーではなくある程度ターゲットを絞り込み出稿することで、出稿額を抑えることができます。
またどのような経路で自社の商品やサービスを購入しているかが判明するため、マーケティング戦略においてどの分野で力を入れるべきか否かも可視化できます。
現時点でやるべきマーケティング戦略がデータとして明確になるので効率よく施策を実行できることになります。
効果的なデジタルマーケティングの設計方法
デジタルマーケティングを始めるにあたり、施策の設計が重要となってきますので、最低限欠かせない内容をご説明していきます。
施策の目的を明確にする
無料と有料のチャネルを自社の戦略方針に応じて組み合わせを考える。
何の結果が欲しくて施策を実行するのか(認知拡大、コンバージョンの獲得?フォロワー数の獲得なのかセッション数の増加なのか?等)
ターゲットを明確にする
誰に向けた施策なのか(WEBサイトの流入データ等を分析してターゲットに沿った広告の制作を行う)
市場分析を鑑みた施策なのか(季節や価格などでもターゲットが変動していきます)
自社の立ち位置を把握する
自社商品・サービスが競合他社と比較して「優越性」「独自性」「重要性」を理解しているか(自社の位置を理解していると自ずとターゲットや市場も明確化していきます)
デジタルマーケティングに限らず、自社商品・サービスがどの位置に属しているのか、目的やターゲットを理解することが施策を行う上での重要な部分となってきます。
デジタルマーケティングに関わるコスト
これまでデジタルマーケティングに関しての概念や手法についてあげてきましたが、マーケティング担当者として気になるコスト面も見逃せませんね。
どのような施策を実施するかによってもコスト感は変わってくるのですが、大枠でかかるコストをご紹介いたします。
コンテンツ費用
出稿するクリエイティブやテキスト、自社サイト構築等のコンテンツのことを指します。自社内で制作するか外部へ委託するかで制作費用が異なります。
展開したい内容に合わせて外部の制作会社さんと協力して効果的なものを編み出すことも大事です。
広告出稿費用
CMや新聞、雑誌等と同様で出稿をするためには出稿料がかかってきます。 SNS等無料で投稿できるものもあれば、リスティングやサイネージ等は一定の出稿料がかかります。
CMや新聞と比較すると金額は安価でミニマムにスタートできる場合が多いです。
今後のデジタルマーケティングについて
生成AIの台頭により、デジタルマーケティングは大きく変わろうとしています。例えば、SEO対策の中でも「〇〇とは?」など認知施策として記載していた記事は、生成AIに置き換わってしまう可能性があります。
一方、AIによりリスティング広告などさまざまな施策において、自動化が進みより効率的に施策を行うことができます。結果、行うべき施策も広がっていくことも予想されます。
まとめ
今回、デジタルマーケティングについての基本知識や今後についてご紹介しました。 デジタルマーケティングの一部であるメールマーケティングにも触れましたが、効果的なデジタルマーケティングとして注目されています。
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