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アンケートで選択式の設問は奥が深い。コツと基本設計を解説

公開日:2026/01/27
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アンケートで選択式の設問は奥が深い。コツと基本設計を解説

企業が行うアンケートで非常に多く活用されるのが「選択式」ではないでしょうか。回答のブレを防いで定量的に集計できるため、非常に使い勝手の良い設問形式です。

しかし、デメリットや注意する点もあります。今回は選択式をより良く活用していただくために、基本からメリット・デメリットなど網羅的に解説します。


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アンケートの選択式とは?深掘り解説

アンケートの選択式は、いくつか項目を用意しておき、そこから選んでもらう回答方式のことです。例えば、満足度調査において「満足、やや満足、どちらでもない、やや不満、不満」のような形があります。

  • 満足
  • やや満足
  • どちらでもない
  • やや不満
  • 不満

非常にシンプルで、アンケートの基本的な設問方法です。しかし、実はその種類は多岐にわたり、奥深さも持ち合わせています。まずは、改めて選択式の種類を確認していきましょう。

選択式には種類がある

  • 単一選択式
  • 複数選択式
  • マトリックス式
  • 順位付け形式

単一は1つのみ、複数は複数選択できる方式で多く利用される設問です。マトリックス式は、基本単一選択式で1つの設問に対してより詳細に分けられた項目ごとに満足度などを回答してもらう方法です。例えば、当ブログの満足度調査として「読みやすさ」「専門性」など各項目に対して満足~不満を調査する形です。

順位付け形式とは、回答者に提示された複数の選択肢の中から、優先度や重要度に基づいて順位をつけさせる回答形式のことです。例えば、「新商品の開発で最も重視する機能はどれですか?1位から3位まで順位をつけてください」といった形で活用されます。

アンケート選択式のメリット

感覚的かつ簡単に答えられる

ビジネスにおけるアンケートの多くは、回答者のご協力で成り立つものです。そのため、回答の敷居・負担を限りなく下げることが重要です。選択式は、既にある選択肢を選ぶだけであるため、考える手間を軽減できます。またデバイス上ではクリックやタップといった、非常に簡単な動作で回答ができることも負担軽減に繋がります。

回答のブレを抑えることができる

選択式は、選択肢の範囲でのみの回答になるため、回答のブレを抑えることができます。例えば正反対に近い設問方式に「自由回答」があります。極論では無限の回答が可能になるため、回答に大きくブレが生じる可能性があります。

回答も統一性がなくなると、定量的な集計が難しくなります。ただし、自由回答も十分メリットがあるため、目的に合わせて最適な設問を設定していくことが重要です。

定量的に集計ができる

例えば、5段階で満足度調査を行うことで、回答から平均点を出すことができます。セミナーやイベント、定期的な商品の満足度調査を行うことで、前後比較を行うことができます。「商品の色を変えたことで満足度がどのように変わるのか」など定量的なデータに基づいた分析・改善ができます。

アンケート選択式のデメリット

深いニーズが分からないケースがある

例えば食べ物の感想を「おいしかった~おいしくなかった」で調査します。定量的なデータは出せるものの、「おいしくなかった」場合のその理由を知ることは難しいでしょう。より詳細に甘さ・見た目など詳細に集計することも可能ですが、限界はあります。

自由回答や数人に対してインタビューを取ることなどを行う必要があります。

選択肢の範囲や内容によって活用できない結果になる

極端な例で、通勤時間の質問において「5分、10分、30分以上」という設問を用意したとします。ほとんどは30分以上かかるでしょう。アンケートを取る前提次第ですが、多くの場合で活用はしにくいでしょう。

このように範囲や設問の内容によって、答えから得られることが少なくなり、活用しにくくなるケースが考えられます。特に範囲を求める設問においては、目的や用途、回答者の状況を踏まえて適切な範囲にしましょう。

選択肢に被りや漏れがあると、正しい調査ができない恐れ

例えば通勤手段で、「電車・私鉄・バス」などの設問では、私鉄も電車に含まれるため、回答の正確性が低下します。また設問数が増えていくと、前の質問などと矛盾が生じる可能性があります。例えば、「野菜摂取をどの程度意識していますか?」と「野菜摂取を週どの程度行っていますか?」などです。「意識は全くないものの、毎日必ず摂取」という回答になった場合、解釈が非常に難しくなります。

選択肢は、回答者によって調整ができないため、設定した設問次第でそのまま矛盾や解釈が難しい状態になり得ます。この点は注意が必要でしょう。

状況や回答者の状況で偏りが出る

アンケートは、国や環境などによっても大きく影響を受けます。例えば無料で提供してもらったものなどにおいて、感謝の気持ちから課題が無いか確認し「大変よかった」などにするケースもあるでしょう。また好き嫌いがハッキリする性格や、「ふつう」「どちらでもない」を選ぶ傾向にある性格などの違いにより偏る可能性も考えられます。

よりよい集計を得るためのコツ

質問は簡潔・具体的に

質問が長いことや抽象的の場合、解釈が広がってしまうと回答者は回答に困ります。またそれぞれ質問の意図が異なるため、回答にバラつきが発生します。以下の点に気を付けると良いでしょう。

  • できる限り修飾語を避ける
  • 専門用語は、回答者が理解できる範囲でのみ使用する
  • 1つの設問につき、1文程度に簡潔にすること

悪い例では「あなたは、普段どのぐらい〇〇を利用しますか?」という質問で選択肢も「たまに」「よく」など抽象的ですと、どのぐらいの期間でどの程度使用しているか状況が掴みにくい状態になってしまいます。

1週間で何時間使用しますか?など具体的にしましょう。

二重否定など分かりにくい表現をやめる

「このサービスは役に立たないわけではないと思いますか?」など二重否定のような文章は、読み手側が悩んでしまうことや、何かの片手間に回答しているとしたら解釈を誤る可能性があります。

「このサービスは役立ちますか?」など、シンプルにしましょう。

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アンケートの基本である選択式を効果的に活用し、質の高い調査を実施するためには、事前に入念な検討が必要です。効率的なアンケート作成は、ビジネスにおいて非常に重要です。

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この記事の著者

福島 竜司
過去に介護・美容の資格情報メディアにて事業統括責任者としてBtoC・BtoB共にメールマーケティング含めた、マーケティング全般の業務に携わる。 ユミルリンクではマーケターとして、メールマーケティングを中心に、メッセージングマーケティングの研究を行い、多くの記事の執筆・編集を行う。またメールマーケティングに関するウェビナー・展示会などのイベントでのセミナー登壇も行っている。 本記事に関しては、企業の公式サイト・公的機関のデータ・当社が調査したデータと、著者の実績を踏まえて実態に即した内容提供に努めています。
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