1. Cuenote
  2. SMSの送信・配信サービス
  3. ブログ・各種資料
  4. マーケティングブログ
  5. SMSとは?メリット・デメリットやメールとの違い、ビジネスでの効果的な使い方も解説

SMSとは?メリット・デメリットやメールとの違い、ビジネスでの効果的な使い方も解説

公開日:2025/01/22  更新日:2025/01/28
  • このエントリーをはてなブックマークに追加

 SMSとは?メリット・デメリットやメールとの違いは?ビジネスでの効果的な使い方も解説

SMS(ショートメッセージサービス)は、携帯電話の電話番号を使用して短いメッセージを送ることができるツールです。
略称が似ているため混同しやすいLINEなどのSNS(ソーシャルネットワークサービス)やメールなど、他にもメッセージを送信できるサービスは豊富にあります。その中でもSMSはビジネスを中心に活用されるケースが増えています。

当記事では、SMSはどんな仕組みで、どんなメリットがあるのかなど網羅的に完全解説していきます。


Cuenote SMSで
成果が見えるSMS配信を
Cuenote SMS - 初期費用0円、高セキュリティ、業界最安水準、簡単操作

Cuenote SMSは1通6円からの業界最安水準の価格で、携帯電話の番号宛にメッセージを送信するSMS送信サービスです。専用ソフトは不要でPCや既存システムから簡単にSMSを送ることができ、ほぼ確実に読まれます!

詳しくはこちら »



SMS(ショートメッセージ)とは?

SMSとは「ショートメッセージサービス」の略で、アルファベットの頭文字を取ったものです。携帯端末の電話番号を利用して、短いメッセージのやり取りができる国際規格のサービスです。

国際規格のため、電話番号さえ知っていれば世界中の携帯電話でテキストメッセージを送受信できます。アプリのダウンロードの必要がなく、端末に初期から機能が搭載されており、どなたでも使いやすいサービスです。

SMS(ショートメッセージ)の歴史

SMSサービスは、1984年にフィンランドのマッティ・マッコネン氏によって発案されました。SMSは国際標準規格に採用され、日本では1996年4月にDDIポケット社(現KDDI社)にて携帯電話でのサービスが始まります。当時は携帯キャリア各社名称が異なり「ショートメール」「Cメール」「スカイメール」などと呼ばれていました。

2011年7月には、日本の各キャリア同士でもSMSの送受信ができるようになり、利便性が向上しました。

最近はMNP(モバイルナンバーポータビリティ)の制度を活用することが一般的になり、キャリアが変わっても携帯電話の番号が変わらなくなることが多くなりました。
電話番号がほぼ恒久的に変わらず、顧客への到達率が高いため、ビジネスでSMSが活用される機会が増えています

SMS(ショートメッセージ)は料金がかかる

SMSの利用は受信者は無料ですが、送信者は料金がかかります。また個人間で送る場合と、法人が送る場合では料金が変わります。

個人の場合

個人の場合は、1通当たり3円(税込3.3円)~30円(税込33円)前後です。
基本的に送信する文字数に応じて料金が変わります。70文字以内であれば3円(税込3.3円)。以降は67文字刻みで3円(税込3.3円)ずつ増加します。

送信文字数1回あたりの料金(税込)
1~70文字3円(税込3.3円)
71~134文字6円(税込6.6円)
135~201文字9円(税込9.9円)
202~268文字12円(税込13.2円)
269~335文字15円(税込16.5円)
336~402文字18円(税込19.8円)
403~469文字21円(税込23.1円)
470~536文字24円(税込26.4円)
537~603文字27円(税込29.7円)
604~670文字30円(税込33円)

※2025年1月現在の状況です。

法人の場合

法人でも個別の社員携帯で送る場合には、個人送付と同じ条件で1通当たり3~30円(税込3.3~33円)程度です。
「SMS送信サービス」と呼ばれる、SMS送信専用のツールを使用した場合では、1通送信あたり70文字以内であれば6円~18円(税込7.8~19.8円)前後です。以降は67文字刻みで、70文字以内の料金文が追加で加算されます。

高い到達率を誇るSMS送信サービス CuenoteSMS

SMSはSNS・メールとどう違う?

SMSと似たような単語に「SNS」があります。また、SMSと似たサービスとしてメールがありますが、SMSとSNS・メールがどう違うのかがわからない方もいるのではないでしょうか。そこで、SMSとSNS・メールの違いについて解説します。

SMSとSNSの違い

SMSとSNSはアルファベットが似ていて同じように見えてしまうのですが、サービス内容は異なります。「ショートメッセージサービス」の略であるSMSは、電話番号同士でメッセージのやり取りを行うサービスを指します。

一方、SNSは「ソーシャルネットワーキングサービス」のアルファベット頭文字を取ったものです。ソーシャルネットワーキングサービスとは、登録された利用者同士が交流できるWeb上の会員制サービスを指します。

サービス利用者同士が同じ趣味で集まったり、特定のグループや不特定多数のユーザーとコミュニケーションを密に取ったりできるのが特徴です。SNSの主なサービスとしてFacebookやX(旧Twitter)、Instagram、LINEなどがあげられます。

SMSとメールの違い

メールはインターネット上のメールアドレス同士で、テキストや画像、ファイルなどのやり取りができるサービスです。

データ容量に制限はあるものの、SMSとは異なり「70文字まで」のような厳密な文字制限はありません。テキストだけでなく、本文中にカラフルな文字や画像を埋め込んだデザイン性の高いHTMLメールの送信も可能です。

また、電話番号は携帯端末1台に対し1つのみですが、メールアドレスは1台の携帯端末で複数取得できます。各キャリアのメールアドレスやGmail、yahooメールなどのフリーメールアドレスを使い分けている方も多いでしょう。

使用頻度にも違いがあります。メールアドレスはWebサービスを利用する時に使用されるため、メルマガやお知らせメールなど1日に複数のメールを受信するケースも一般的です。対してSMSの現状は、重要通知や一部の連絡手段程度の限定的な使用が一般的です。

SMSのキャリア別の種類について

次に国内の主要4キャリアが提供するショートメッセージサービスについて紹介します。国内キャリアといえば、ドコモ・ソフトバンク・auが主要3キャリアでしたが2020年の春に楽天モバイルが加わりました。

ドコモのSMS

ドコモのFOMA・Xi・5G・5G(ahamo)の電話番号もしくはSMS相互接続他事業者へ文字メッセージを送受信できるサービスです。

送信側・受信側の両方の機種が対応していれば絵文字の送受信もできます。ただし、iPhoneから絵文字を含むSMSを送信すると、受信側の環境によっては正しく表示されない場合があるので注意が必要です。

料金は1回70文字までの文字数だと3円(税込3.3円)、201文字だと9円(税込9.9円)、最大670文字で30円(税込33円)と、文字数によって1回あたりの金額が変わります。

auのSMS

auのSMSはCメールとも呼ばれます。auの固有サービス名称であり、サービス内容はSMSと変わりはありません。電話番号もしくはSMS相互接続他事業者間で文字メッセージを送受信できます。

料金体系もドコモと同様です。

ソフトバンクのSMS

ソフトバンクのSMSも、サービス内容・料金体系はドコモ・auとほとんど同じです。また、auと同じく契約しているプランによって、SMSの送信が無料になる場合があります。

ソフトバンクのサブブランドとして提供している格安SIMのワイモバイルでも、同じ料金体系でSMSが利用できます。受信時の料金はかかりません。

なお、2022年4月以降、iOS5未満のiPhone3G・iPhone3GS・iPhone4で絵文字を含んだSMSの受信が終了しています。

楽天モバイルのSMS

楽天モバイルでも、ほかの3キャリアとほぼ同様のSMSサービスを提供しています。料金体系も送信する文字数に応じて金額が変動する点は同じです。

ただし、楽天回線を契約し、Rakuten Linkアプリを利用するとSMSの送受信が無料になります。詳細は楽天モバイルをご確認ください。

高い到達率を誇るSMS送信サービス CuenoteSMS

SMSの主な特徴・メリット

ここでは、SMSの主な特徴を紹介していきます。

①確実に届く

SMSは携帯電話に標準搭載されている機能で、ユーザー(受信者)は新たにアプリをダウンロードしたり、アカウント登録したりする必要がありません。電話番号さえわかっていれば、ほぼ確実にメッセージを届けられます。

デバイス不問なので、iPhoneやAndroidはもちろん、アプリ対応していないガラケーにも送信可能です。

さらに確実に届けたいなら「国内キャリアの通信網」がオススメ

メッセージを送信するための通信網には海外通信と国内キャリア通信の2種類があります。

国内のユーザーにメッセージを届ける場合は、国内キャリアの通信網を利用したほうが圧倒的に到達率が高くなります。なぜなら、海外は日本と比べてSMSの流通量が多くスパムも多いため、海外からのSMSは事前にブロックされる可能性があるためです。

②開封率が高い

SMSは即時配信され、通知にも反映されることから着眼率が高く、90%を超える高い開封率が安定的に期待できます。内容にもよりますが、企業からのメールの開封率は平均20%程度であるため、SMSは開封率が高いと言えます。

またSNSサービス(ソーシャルネットワークサービス)は、1対1のメッセージ機能においては高い既読率が見込めます。しかし、LINEなどで企業・団体から連絡・配信ではどうしても既読率が下がりやすく、即座にブロックされてしまう可能性もあるため、「会員数=読まれている数」にはなりきらないのが実情です。

③電話番号を知っていれば送ることができる

ビジネスを中心に、メールアドレスなどの情報が取得できておらず、電話番号だけしか知らないというケースがあります。そんな時、電話をかけずともSMSを送ることで端的に連絡することができます。

また電話がつながらなかったときなどに、送信元番号が表示されるSMSを送ることで、受信者側も折り返しの電話を行いやすくなります。

④電話や郵送と比べ、通信コストが低い

支払督促や重要な連絡の場合、メールでは他のメールに埋もれることや、迷惑メールフォルダに入るなど届かないケースがあるため、確実性の高い電話や郵送を行っている企業も多いでしょう。

SMSはメールと比べ確実性が高いツールでありながら、1通あたり数円、高くても30円前後で送信できるため、電話や郵送などよりも比較的コストが安く済みます。

電話をかける場合、顧客と話すのにそれなりの時間が取られるうえに、1度でつながるとは限りません。郵送の場合は手紙の印刷代や郵送費がかかるため、やはりSMSよりも費用が高くなります。特に2024年10月には郵送費用が値上がりをしています。デジタル化やコスト削減のためにSMSはオススメのツールです。

高い到達率を誇るSMS送信サービス CuenoteSMS

SMSの主な注意点・デメリット

確実に届く、開封率が高いなどさまざまなメリットがあるSMSですが、いくつかデメリットもあります。

①SMSには文字制限がある

SMS(ショートメッセージサービス)は、基本的に全角70文字までしかメッセージを送信することができません。一部、最大670文字まで送信できるようになりましたが、この文字数では情報を伝えきれないことがあるでしょう。

②送信料金がかかる

SMSは普段よく使用するメールやメッセージアプリとは異なり、1回の送信につき料金がかかります。パケット通信を行わないために、送信料金がかかるのです。なお、送信は料金がかかりますが、受信には料金がかかりません。

③画像・動画は送れない

よりわかりやすく情報を伝えるために、画像や動画を使いたいと考える方もいるでしょう。しかし、残念ながらSMSはテキストの送信にしか対応しておらず、写真・画像・動画は送れません。

画像や動画を送りたい場合はSMS以外の手段を利用するか、SMSの本文に画像・動画をダウンロードできるURLを貼りつけておくと良いでしょう。

④ビジネス利用の際は「特定電子メール法」に注意する

広告・宣伝目的のSMSは特定電子メール法に定められた、「特定電子メール」に該当します。

ビジネスでSMSを利用する場合は、以下の条件を守る必要があります。

特定電子メール法のポイント

事前に受信者から同意(オプトイン)を得る

いつでも配信停止(オプトアウト)できるようにしておく

そのほかにもいくつかルールがあるため、SMSを送信する前によく確認しておきましょう。規則に違反した場合、懲役や罰金などが科せられるおそれがあるため注意が必要です。

出典:特定電子メールの送信の適正化等に関する法律(デジタル庁)

SMSの効果的な使い方

ここまで、SMSの基本的な知識やほかのメッセージツール・チャットツールとの異なる点を紹介してきましたが、SMSの有用性についてはまだ分からない部分も多いと思います。

ここからは、SMSをビジネスでの使用で効果的な方法について紹介していきます。

本人認証

SMSは電話番号を宛先としたメッセージサービスです。電話番号の取り扱いについて変遷があり、携帯端末の電話番号はほぼ恒久的に変わらないものとなりつつあります。

この「恒久的に変わらない」部分に着目すると、届けたい人にほぼ確実にメッセージが届くと解釈できます

このSMSの確実性を利用した方法が「本人認証」です。ほぼ1人1台スマートフォンを持つ昨今、さまざまなWebサービスが発達し、なりすまし防止のためにSMSによる本人認証が活用される場面が増えてきました。

仮に個人のアカウントにログインを試みようとしても、電話番号で二段階認証が設定されていると、その番号と一致する端末を持っていなければ認証用パスワードが確認できないのでログインできません。

その結果なりすましが難しくなるため、特にセキュリティが重視される金融機関やアプリ内課金が発生する際に活用されています。

参考:「令和6年版情報通信白書」

業務連絡

SMSの確実性を利用した方法として、業務連絡も例として挙げられます。例えば人材派遣会社は、派遣スタッフ個人のメールアドレスやLINEアカウントを管理していないことがほとんどです。

スタッフもプライベートなアカウントは知られたくないという人が多いため、電話番号のみで連絡できるSMSが活用されています。

予約完了通知

確実性が高いSMSを、予約完了通知に活用している例もあります。例えば飲食店を予約する際、電話をかける方は多いでしょう。

そのときにお店側が予約者の電話番号を取得しておけば、予約完了の確認メッセージや予約日が近づいていることを知らせるリマインド通知を送信できます。

事前連絡

商品の配送日や予約日のリマインドなどにSMSを利用する方法もあります。近年、飲食店の予約の無断キャンセル問題が話題になるケースが増加していますが、SMSでリマインドをすることで直前のキャンセルを防止しやすくなるでしょう。

重要なお知らせ

重要なお知らせにSMSを活用するのもおすすめです。SMSは到達率が高いだけでなく、プッシュ通知をオンにしている人も多いためお知らせに気づいてもらいやすいからです。

ただし、お知らせの内容によっては詐欺を疑われるケースがあるので、URLを記載しないようにするなど工夫するようにしましょう。

キャンペーンなどの告知

キャンペーンやセールの告知に、メルマガやSNSを活用している企業は多いでしょう。しかし、大量のメルマガやSNSに埋もれてしまい、顧客に見てもらえずに終わることも少なくありません。顧客のメールアドレスが変わっていて戻ってくるケースもあります。

到達率・開封率が高いSMSなら顧客に内容を確認してもらいやすいので、販促効果がアップするでしょう。キャンペーンやセールの情報が届けば、休眠顧客の掘り起こしや来店数アップ、Webサイトへの誘導力アップなどにつながる可能性があります。ただし、特定電子メール法には注意しましょう。

各種督促

クレジットカードやローン、税金などの未払い金の督促にもSMSが活用できます。

電話や督促状の郵送は、電話に出なかったり郵便物を開封しなかったりと無視されがちです。

対して、SMSが届くととりあえず開封してみる人が多いので、回収率が向上したり連絡が取れやすくなったりといった効果が見込めます

アンケート調査の活用

アンケート調査を実施したいときにもSMSが役立ちます。SMSはメールよりも到達率が高く、携帯からそのまま返信可能で、回答を得やすいためです。顧客の電話番号宛てに一斉配信できるため、配信作業も効率化できます。

本人認証であるSMS認証をもっと深堀!

企業がSMSを活用する主なシーンとして「SMS認証」があります。ログイン時に、4桁など認証番号をSMSで送信し、入力してもらうことで本人かどうかを判定する方法です。

携帯電話番号は、各キャリアの審査を経て使用することが一般的であり、電話番号が変わるケースも少ないことから本人認証として有効とされています。専用機器を用いた物理的な認証よりも手軽に利用でき、乾燥など肌の状況によって精度が変わる指紋などの生体認証と比べ安定して確認ができる手段です。

SMS認証を悪用されるケースも

SMS認証は本人認証として精度が高い一方、手軽な手段であることから悪用されるケースも0ではありません。例えば「SMSインターセプト」問題では、悪意のあるアプリにて「SMSへの許可」を与えていると認証を読み取られてしまう可能性があります。また、詐欺業者が電話などで認証番号を聞き取ろうとする手口があります。SMSへの許可を与えない・認証番号は他の人に教えないなどを徹底することで一定のリスクを低減できます。

SMSに近いサービスは複数ある

電話番号を元にしたSMSには、画像が送れないことや都度料金がかかるデメリットがあります。そこで、電話番号に対してメッセージを送ることができ、条件によって画像の送付や都度料金のかからない、近しいサービスが複数あります。それぞれ紹介していきます。

RCS

RCSとは「リッチコミュニケーションサービス」の略で、携帯電話でメッセージを送受信できる標準規格です。画像・動画の送信から、ビデオ通話・位置情報共有などもできます。長らくandroidのみの対応でしたが、2024年9月に提供されたiOS18よりiPhoneでも利用が可能になりました。

+メッセージ

「+メッセージ」は、RCSに基づいたサービスで、docomo・au・Softbankの携帯大手の3社が提供するSMS送信を行うためのアプリです。送信者・受信者双方において「+メッセージ」のアプリを利用している場合には、画像・動画を送付することができ、LINEのようなスタンプなども送ることができます。

iMessage

iMessage(アイメッセージ)は、Apple社が提供しているメッセージアプリです。基本的には、電話番号ではなくApple IDを元にして送受信するサービスで、Apple社のデバイスを利用しているときに使用できます。画像や動画も送付することが可能です。

相手がiMessageを利用できない場合には、SMSやMMSの送信に切り替わります。

MMS

MMSはマルチメディアメッセージサービスの略で、メールアドレスを利用したチャット形式のツールですが、送受信者が同じ携帯電話会社である場合には、電話番号を用いて送受信することもできます。

基本的にはメールアドレスを元にするため、画像や動画の添付にも対応しています。

SMSをビジネスで活用するなら「SMS配信システム」がおすすめ

SMSをビジネスで活用するなら、SMS配信システムの導入がおすすめです。通常、SMSは複数人に同時に送信ができません。

しかし、SMS配信システムなら複数人に一斉送信できます。予約送信などの便利な機能が搭載されているシステムも多いため、SMSの送信作業が楽になるでしょう。

高い到達率を誇るSMS送信サービス CuenoteSMS

SMS配信システムの主な機能

SMS配信システムには、ビジネスシーンで役立つ便利な機能が多数搭載されています。どのような機能があるのか、SMS配信システムの主な機能についてみていきましょう。

一斉送信機能

複数人に同じ内容のSMSを一斉送信できる機能です。1件1件宛先や本文などを入力する必要がなくなるので、作業効率が大幅にアップします。

個別送信機能

SMSを1件ずつ個別に送信できる機能です。宛先や氏名、会員番号など、送信先別に異なる情報を差し込む機能が使えることもあります。

URLのクリックカウント機能

SMS配信システムによっては、本文内のURLがどれくらいクリックされているのかを確認できる機能も搭載されています。

SMSがきちんと送信されたか、開封されたかを確認できる機能がついているシステムを選べばさらに便利です。

予約送信機能

予約送信機能搭載のSMS配信システムなら、事前に設定した日時にSMSが自動で送信されます。毎回送信作業をする手間が削減できるうえに、送信忘れもなくなるので、効率良くSMSが送信できます。

他人判定機能

携帯電話番号は、主に使用者の理由により極一部変わってしまうケースもあります。重要な通知を送りたいときに、番号が変わってしまうリスクもあります。そこで、電話番号が変わった形跡がないか過去の利用履歴を照合し、 可能性がある場合には送信しないようにする機能があります。

非常にレアなケースですが、SMSにて重要な連絡を行う場合にはオススメの機能です。

SMS配信停止(オプトアウト)

広告・宣伝目的のSMSを送るときには、特定電子メール法に定められた規則を守る必要があります。

SMS配信停止(オプトアウト)の機能があれば顧客は簡単に配信停止手続きができ、配信停止リストに対象の電話番号が登録されるので、管理しやすくなるでしょう。

双方向SMS(一部)

SMS送信サービスは、主に送信することしかできません。しかし、サービスによってはチャットのように双方向でやり取りができるサービスもあります。質問や返答を要する内容を送る場合には、双方向SMSの機能があるサービスがオススメです。ただし、基本的にはオプション費用がかかります。

SMS配信システムを選ぶ際のポイント

SMS配信システムは製品によって機能が異なり、導入・運用のしやすさも差があるため、自社に合ったものを選ぶ必要があります。

最後に、SMS配信システムを選ぶ際のポイントを紹介します。

国内キャリアと直接接続できるものか

SMS配信システムには、「国際網接続」と「国内直収接続」の2種類があります。このうち国内直収接続なら、国内の各携帯キャリアサービスと直接接続可能です。

また、国内での情報伝達に特化しているため到達率が高く、セキュリティ面でも安心です。

自社に必要な機能を備えているか

SMS配信システムは、それぞれ搭載している機能が異なります。各システムの機能を比較し、自社に必要な機能が備わっている製品を選びましょう。

例えば本人確認やワンタイムパスワードを送信する場合はAPI機能が必要です。あらかじめSMSを送る目的や内容を明確にして、どのような機能が必要になるかを洗い出しておきましょう。

料金は適正であるか

SMS配信システムの料金は、初期費用と送信費用に分かれます。初期費用は無料の製品が多いですが、オプションをつけると~20万円程度になります。

送信費用は金額が一定の「定額制」か、SMS送信数に応じて金額が変動する「従量課金制」のどちらかになるのが一般的です。

定額制の相場は1,000通/月で1万~2万程度、従量課金制の相場は1通あたりの送信料金は15円前後とされています。

配信件数が多い場合は従量課金制のほうが費用を抑えられるので、どれくらいの送信数になるかをシミュレーションして適正な料金のものを選びましょう。

さいごに

近年、SMSをビジネスに利用する企業が増えています。SMSは到達率・開封率が高いので、メルマガやSNSなどほかの手段であまり手ごたえが感じられていないなら、SMSの導入を検討してみてはいかがでしょうか。

Cuenote SMS キューノート エスエムエス

SMS(ショートメッセージサービス)送信サービス、Cuenote SMS(キューノート SMS)は、携帯・スマートフォンを持っているユーザー全てに携帯電話網を利用したSMS送信が高速・確実に行える法人向けのSMS送信サービスです。開封率は90%以上という圧倒的な開封率の高さと、電話番号宛にメッセージを送れる利便性の高さが強みです。国内最高水準のメッセージングソリューションを手掛けるユミルリンクが培った配信技術と高次のセキュリティで、本人確認(SMS認証)や決済通知、督促連絡、業務連絡、プロモーション用途等、様々な用途でのSMS活用をサポートいたします。

高い到達率を誇るSMS配信サービス CuenoteSMS


この製品に関してのお問い合わせ

この記事の著者

福島 竜司
過去に介護・美容の資格情報メディアにて事業統括責任者としてBtoC・BtoB共にメールマーケティング含めた、マーケティング全般の業務に携わる。 ユミルリンクではマーケターとして、メールマーケティングを中心に、メッセージングマーケティングの研究を行い、多くの記事の執筆・編集を行う。
  • このエントリーをはてなブックマークに追加
この記事の運営企業

東証グロース上場のユミルリンク株式会社は、18年以上にわたり、メール配信システムをクラウドサービス・ソフトウェアとして提供し、メールに関する専門的な技術や運用ノウハウを蓄積してきました。
メール以外にも、SMS配信サービスWEBアンケート・フォームシステムもクラウドサービスとして提供しています。

Cuenoteシリーズの導入に関して
ご不明な点がございましたら
お気軽にお問い合わせください

ユミルリンク株式会社
受付時間 平日 10:00〜18:00
ページの先頭へ

SMS配信サービス
Cuenote SMSをもっと知る