デジタルマーケティング7つの種類とは?分かりやすく解説
ITの進化に伴いマーケティングも、デジタルマーケティングは主流になるだけでなく、さまざまな手法が増え、SEO担当・広告担当・SNS広告担当のように手法ごとに担当がつくケースも一般的になりました。結果、マーケターであっても他の手法についてはあまり理解していないという方も増えているのではないでしょうか。
当記事では、改めて主となるデジタルマーケティング7つについて紹介していきます。
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そもそもデジタルマーケティングとは?
デジタルマーケティングは、名の通りデジタルを活用したマーケティング手法です。主にWebサイトやSNSなどが該当しますが、近年では電車内や街中にもデジタルを駆使した広告などがあり、オフラインにおいてもデジタルマーケティングはあります。
Webマーケティングとは何が違うの?
Webマーケティングはデジタルマーケティングの中の1ジャンルです。デジタルの中でもWeb上に特化したマーケティング手法で、ECサイトなど、主に商品・サービスを紹介するサイトに誘導して購買行動を促します。
1.インバウンドマーケティング
「インバウンドマーケティング」とは、自社のサイトに来た方に有益となる情報を提供し、自社を知ってもらい、最終的には顧客となってもらうまでのマーケティング手法です。インバウンドマーケティングのメリットは、一般的に下記が挙げられます。
メリット1.アウトバウンドに比べて顧客からの印象が良い
テレアポによるアウトバウンドのマーケティング手法は、口コミなどで顧客から悪いことを書かれてしまいがちです。顧客に嫌われることは企業にとって大きなマイナスになります。
「インバウンドマーケティング」にシフトチェンジすることで、顧客から嫌われにくく好かれやすい企業になることができるでしょう。
メリット2.マーケティングの資産(コンテンツ)が蓄積されていく
当社で一番大きなメリットだと考えているのが、コンテンツが会社の資産として蓄積されていく点になります。リスティング広告などは、 一時的に顧客の目に留まることで認知や流入を獲得できますが、施策後にそれ以上の獲得は見込めません。
展示会やセミナー、ウェビナーは、顧客のリード情報やブランドの価値向上が見込めますが、一時的なイベントに過ぎないことは確かです。
しかし、自社で所有するコンテンツは、web上に持続して残り、マーケティングとしての資産が蓄積されていきます。今後行う施策にもこの蓄積した資産が優位に働くことでしょう。
メリット3.豊富な顧客データの取得が可能
今までの様々な広告は見てもらうことを目的としているため、誰が何を見てどうしたのかという情報が全く分からないものでした。 しかし、自社で所有しているコンテンツを利用するインバウンドマーケティングでは、誰が何を見てどうしたのかという情報に対してのアプローチ対策を取ることができるようになるため、 より効率の良いマーケティング施策を打っていくことができます。
2.サーチエンジンマーケティング(SEM)
「サーチエンジンマーケティング」とは、GoogleやYahoo!といった検索エンジンを活用するマーケティング手法です。 最終的にユーザーを自社のwebサイトに引き込むことを目的としています。検索エンジンの結果ページの上位に表示されるように行う取り組み(SEO:検索エンジン最適化)や、 検索エンジン連動型広告(リスティング広告)などが代表的なものです。
サーチエンジンマーケティングのメリットは、ユーザーが何を目的としているのかを判断しやすく、コンバージョンに繋がりやすいユーザーを狙い撃ちしやすいという点です。
例として、『居酒屋 安い』というキーワードで検索しているユーザーは、安価な居酒屋を探している可能性が高いと言えます。自分の店舗が安い居酒屋だとするならば、来店に繋がる可能性の高いユーザーと言えます。
3.コンテンツマーケティング
「コンテンツマーケティング」とは、ターゲットユーザーに対して価値ある自社コンテンツの発信を行うことで興味を持たせ、結果的に商品やサービスの購入に繋げる、 ある程度の期間を持たせた中長期的な利益を獲得するマーケティング手法です。
コンテンツマーケティングのメリットは下記です。
メリット1.コンテンツは資産として蓄積していく
コンテンツマーケティングの中でも、オウンドメディアやブログで配信したコンテンツは資産として自社のwebサイト上に蓄積されます。 このようなコンテンツはストック型コンテンツと呼ばれ、ユーザーのニーズに適した質の高いコンテンツは継続的に効果を発揮します。
一方、リスティング広告やメディアといった一時的にユーザーの目に触れ、蓄積されないコンテンツは、フロー型コンテンツと呼ばれ、 一時的に効果を発揮したい場合に有効となるため、うまく使い分けを行うことが重要です。
メリット2.あまりコストをかけずに始められる
コンテンツマーケティングは、自社で持つノウハウや情報をユーザーに適した形にして発信するため、運用にかかるコストがインターネット広告と比べて低い傾向にあります。 内製化、または外注する場合の人件費などはかかってきますが、それ以上に莫大な費用がかかる広告と比べれば、かなり予算を抑えられるでしょう。
コンテンツマーケティングにかかるコストは時間が経てば経つほど減少してきますが、各種広告のランニングコストはリードを獲得しようとする限り減少することはありません。
メリット3.ソーシャルメディアとの相性が良い
ソーシャルメディアとの相性が良い理由として、ソーシャルメディアの特性が、「シェア・拡散されやすい」、「ユーザーとのコミュニケーションが容易」ということにあります。
自社で作成したコンテンツも見てもらうことで初めて効果を発揮するものです。そのため、多くのユーザーに拡散が可能なソーシャルメディアはコンテンツマーケティングにとって必要不可欠な存在なのです。 また、コンテンツを見てくれたユーザーとのコンタクトもソーシャルメディアを使うことで容易にできるため施策をより加速させることが可能です。
参考記事:未知株式会社ブログ コンテンツマーケティングとは?8つの手法・実践事例をわかりやすく解説
4.アフィリエイトマーケティング
「アフィリエイトマーケティング」とは、ユーザーやブロガー、インフルエンサーが商品をSNSやブログなどで紹介し、紹介した商品が売れることで紹介者に報酬が配布される成功報酬型の広告です。
企業が自社の商品を紹介する場合、どうしても商品の良い点ばかりを押し出してしまいがちです。しかし、アフィリエイトマーケティングでは、 実際に使用しているユーザーがコンテンツを作成して紹介するため、より自然な形でのデメリットなども含めた商品紹介をすることができます。
アフィリエイトマーケティングのメリットは、下記点が挙げられます。
メリット1.自社の収益増加が見込める
自社の商品・サービスを販売する以外に広告としての収入源を得ることができます。
ただアフィリエイトマーケティングを始めるだけでは自社サイトへの流入の増加や売り上げの増加につなげることは難しいです。
しかし、コンテンツやユーザーとの関係性をブラッシュアップすることで、安定したアクセスの増加に繋げられます。
メリット2.ユーザーによる質の高いコンテンツの作成
アフィリエイトマーケティングをおこなう際、ユーザーが自らコンテンツを作成してくれる点もメリットの一つです。
アフィリエイトでユーザーが収益を上げるためには、優れたコンテンツが必要です。そのため、ユーザーは優れたコンテンツを制作してくれることが多いです。
時にはコンテンツ制作の際に、商品を実際に使用してコンテンツを制作してくれることもあります。収益面だけでなくコンテンツ面からも良い効果を得られます。
5.SNSマーケティング
「SNSマーケティング」とは、SNS(ソーシャルネットワークサービス)を活用したマーケティング手法です。 SNSマーケティングでは、SNSを活用して商品やサービスを拡散することで、他のチャネルに比べてユーザーが商品やサービスを購入するまでの導線をより多く構築できます。 その他にも、直接的なコミュニケーションに長けているため、リピーター(ファン)の育成もできます。
SNSマーケティングによるメリットは下記です。
メリット1.認知度の向上がしやすい
シェア機能を使ってフォロワーにシェアしてもらうことによって、フォロワーのフォロワーと拡散していき認知を広げることができます。
また、最近ではSNSを検索エンジンのように使う人も増えてきており、商品やサービス、店舗などが検索されて認知される機会もより増えました。
人気の投稿にランクインすることもSNSマーケティングの重要なポイントになります。
メリット2.ブランディングがしやすい
認知のみではなく、企業やサービスのブランドイメージを伝えることもできます。
ブランディングによって商品やサービスに対するファンが生まれ、そのファンによる購買とさらなるシェアに期待できます。
ブランディングを行う際には、投稿内容に統一性を持たせることやジャンルを絞り込むなどさまざまな方法があります。ファンが商品について投稿しやすくするための工夫をすることがSNSマーケティングの肝となります。

SNSマーケティングとは?メリットや手法、成果を上げるポイントを解説
6.モバイルマーケティング
「モバイルマーケティング」とは、モバイル機器を介して、ユーザーに商品やサービスの認知・理解を促進させることです。ここでの「モバイル」とは、スマートフォンやタブレット、ノートパソコンなどです。
モバイルマーケティングでは、ユーザーに対しプッシュ通知やテキストメッセージによってユーザーが気になるメッセージを送信します。 この手段はユーザーにアプリを開いてもらい、アプリの使用頻度を増やしたり、メルマガと同様にクーポンを送付するなど、ユーザーに行動を起こしてもらうことを目的に使用します。
このモバイルマーケティングを成功させる鍵となるのはアプリです。ユーザーがアプリをインストールして、そこから直接商品を購入することが一般的となっている現在、 「アプリがないとどうしようもない」といっても過言ではありません。アプリによるユーザーとの接点の確保が貴重になってくるのです。 モバイルマーケティングの第一歩としてアプリの開発を検討してみるのも良いのではないでしょうか。
7.メールマーケティング
「メールマーケティング」とは、「メール」を活用してマーケティングの目的を達成するようにユーザー自らに行動を起こしてもらうことです。
最終的な目的を決め、そこから逆算し戦略的なメールコンテンツを配信していくことがメールマーケティングです。
メールマーケティングのメリットには、下記点が挙げられます。
メリット1.低コストで始められる
メールマーケティングで必要となるのは、メール配信システムや効果検証ツールにかかる費用です。今ではほとんどのメール配信サービスが効果検証機能を備えているため、
メール配信サービスの費用のみと考えてよいでしょう。メール配信システムには数千円で始められるものもあるため、印刷代等を必要とするダイレクトメールよりも圧倒的に低コストで始めることができます。
そのため、今までメールマーケティングを行ってこなかった企業でも新たな施策として導入しやすいです。
コストを抑えた形で数千~数万人への一斉配信をすることができるのです。
メリット2.ユーザーの属性ごとに適したアプローチが可能
メールの内容はもちろん、配信のタイミングや配信頻度など、ユーザーごとに適したアプローチを行うことは難しいものです。
しかし、メールマーケティングであれば神のダイレクトメールよりもその場の状況に適した柔軟な対応をすることが可能です。
また、webトラッキングと併せて活用することで、「サイトを訪れた特定のユーザーに対して最新の情報を送る」といったより一歩踏み込んだ施策を行うこともできます。
メールに様々な自社サイトのリンクを記載することで他メディアとの相乗効果も期待できます。
メリット3.効果検証が行いやすい
メールの送信後の効果検証がしやすいのもメールマーケティングのメリットのひとつです。
メール配信サービスとは別に効果検証ツールを導入することで、メールの到達率や開封率、CTR(クリック率)、CVR(コンバージョン率)などのデータをすぐに確認することができます。
しかし、最近ではメール配信サービスの一機能としてこういった分析ができるようになっているため、別途で効果検証のツールを導入する必要は無くなってきています。
こういった効果検証のデータをもとにPDCA(計画、実行、評価、改善)サイクルを回すことで、施策をより効率の良いものにできます。

メールマーケティングとは?基礎知識やメリットの解説
~まとめ~
今回は、知っておきたい人気のデジタルマーケティングについてご紹介しました。
年々、デジタルマーケティングに力を入れる企業は増えてきており、それによってマーケティングの手法も進化しています。
いきなり全部覚えてやるというのはなかなか難しいので、まずは自分が興味の持ったものや、自社の業種・商材に合った手法を試してみるのも良いかと思います。
特にデジタルマーケティングの中で始めやすいものとして「メールマーケティング」が挙げられます。メール配信システムさえ用意してしまえば人的コストもあまりかけずにスタートできます。
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