メールをオートメーション化とは?分かりやすく解説
販促目的のメールは「メルマガ」だけではありません。顧客の行動を起点に自動でメールを送る「オートメーションメール・トリガーメール」や、あらかじめ決めたステップに分けてメールを送る「ステップメール」などがあります。
これらは24時間365日顧客のタイミングに合わせてメールを送ることができるため、人間ではカバーしきれない細かい部分のマーケティング施策ができます。
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メールのオートメーション化とは?
メールのオートメーション化とは、トリガーメールやステップメールなど自動でメールを送ることを指します。
代表的な手法には、ECサイトなどで顧客が商品をカートに入れたまま離脱してしまった場合に、購入忘れがないかリマインドメールを送る「カゴ落ちメール」があります。1人1人の状況に応じたメール配信ができるため、よりキメ細かいマーケティング施策になるだけでなく、顧客満足度向上につながることも期待できます。
代表的なオートメーションメール
トリガーメール
トリガーメールは、主にWebサイトの閲覧状況に応じてメールを送信するオートメーションメールです。例えば、お申し込みフォームに訪れたものの、問合せを完了せずに離脱してしまった人へのフォローメールがあります。他にも、特定のページを見た人や最後にサイトを訪れてから時間が立ってしまった人に対して送ることなどができます。
タイミングよく送ることができるため、反応率が高い傾向にありますが、高確率でトリガーメールが送られると、追跡されているような感覚を覚えてしまう可能性があるため、注意が必要です。
カゴ落ちメール
商品を選び購入ページまで訪れたものの、購入ボタンをクリックする直前で戸惑いや迷いが生じてカートを放棄してしまった顧客に対して、フォローのメールを送って、もうひと押しする手法です。
コンバージョンに至らなかった商品のページをもう一度ご案内したり、色違いの商品なども取り揃えていることをアピールします。
ステップメール
主に商品購入後・お問合せなどのコンバージョンを起こした顧客に対して、あらかじめ決めておいたステップに沿ってメールを送る手法です。例えば、ネットでケーキを注文した人に対して、当日にお礼メール、翌日にケーキと合わせて購入したいコーヒー・紅茶などの紹介メール、到着した後に再購入を促すクーポン配布のメールなどです。
トリガーメールと異なり、連続してメールを送るため送り過ぎには注意が必要です。ただし、一番顧客のサービスへの温度感が高い購入・問合せを起点としてメールを送るため、メールを読んでもらえる確率も上がります。
シナリオメール
シナリオメールはメールの開封や購買など、顧客の行動など、あらかじめ決めておいたシナリオに沿ってメールを送る手法です。主にMAツールにて利用されることの多い手法ですが、メール配信システムでも行えるケースがあります。
見込み度の高い顧客に対して、クーポンなど購買行動を後押しするメールを送り、見込み度が低い顧客に対しては、離反を防止するためのメールを送ることができます。よりキメ細かい訴求をしたいときにオススメの手法です。
メールのオートメーション化の具体例
購入ページでカートを放棄した場合
商品を選び購入ページまで来てくださったにも関わらず、購入ボタンをクリックする直前で戸惑いや迷いが生じてカートを放棄してしまったお客様に対しては、さっそくフォローのメールを送って、もうひと押ししてみましょう。
コンバージョンに至らなかった商品のページをもう一度ご案内したり、色違いの商品なども用意していることをアピールします。 このフォローメールを自動化するために必要な情報と、紐づけておくべき情報は下記です。
- 必要な情報:購入されなかった商品名やその商品のカテゴリー
- 紐づけておくべき情報:色違いやサイズ展開情報、または類似商品情報
購入した場合
いったん商品を購入してくださった人は、次なる購入の見込みが最も高いお客様です。次に興味を持ってもらえそうな商品の見当はつきますか?そのような関連商品があったら、積極的にメールでご案内しましょう。いわゆる "クロスセル" です。
このような"クロスセル" のメールを自動化するために必要な情報は下記です。
- 必要な情報:購入した商品名やその商品のカテゴリー
- 紐づけておくべき情報:次に興味を持ってもらえそうな関連商品
消耗品を購入した場合
自動配信メールが最も効果を発揮するのは、消耗品を購入したお客様です。購入していただいた商品が無くなりそうなタイミングを見計らってメールを届けます。
新たな商品にトライしていただくことを目論み、類似商品の情報を送ることも効果的です。
- 必要な情報:購入した消耗品名やその商品のカテゴリー
- 紐づけておくべき情報:その商品カテゴリーの類似商品

ある購入金額やあるポイントに達した場合
一定の購入金額やポイントに到達した日を起点にして、ロイヤルカスタマーに御礼のメールが自動的に届くようにします。御礼の気持ちを伝える特典を用意してお届けすることで、さらなる関係強化を期待できます。
- 必要な情報:到達したポイント数や購入金額
- 紐づけておくべき情報:到達したポイント数や購入金額に応じた特典
メールマーケティングは、成果を見ながら調整していく必要があります。ですので、オートメーション化に取り組むにあたっては、まず、大まかな計画でテスト運用することをお奨めします。最初はあまり細かく分類しないで、簡単なステップメールから始めてみてください。
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