HTMLメール配信の効果、メリット&デメリットとは?
テキストメールとHTMLメール。
どちらのメールも配信するか、どちらか一方だけ配信するかなど悩む方も多いのではないでしょうか。
また、HTMLメールの配信を検討しているけれど、テキストメールとは勝手が違うことからいまひとつ踏み切れないなんてことも。
そこで今回は、HTMLメール配信の効果、メリットやデメリットをご紹介します。
目次
HTMLメール配信の効果
HTMLメール配信のメリット
HTMLメール配信のデメリット
HTMLメール配信の効果
配信効果その1:メールの閲覧者を増やすことができる
詳しくはメリットの部分で述べますが、結論だけいいますと、HTMLメールを配信することによってメールを閲覧するユーザーを増やすことができます。
とはいえ、ただHTMLメールを配信するだけでは、閲覧者を増やすことはできません。開封率を手掛かりにした、検証とブラッシュアップが必要になります。 開封にもっとも影響する件名を改善し、開封率をアップさせることで閲覧者を増やせるというわけです。
配信効果その2:メールマーケティングの効率が改善する
メール閲覧者の母数が増えることで、必然的にクリックしてもらえる率も高くなります。商品を購入してもらったりサービスに契約してもらったりする場合、メール内では完結しないため、メールからWebサイトに誘導する必要があります。
HTMLメールの強みを生かしてクリック率を上げ、Webサイトへうまく誘導するボタンなどを設置すれば、売上につながることが期待できます。
HTMLメール配信のメリット
配信メリットその1:メールの開封率を把握できる
HTMLメールを配信すると、メール配信システムやその他効果測定ツールによって、「●通出したうち●%のユーザーが開封した」という開封率のデータを収集することができます。
この開封率は、メールマーケティングにとってとても大切な数字。「このテーマだと開封率が下がった」「件名に●というワードを入れると開封率が上がった」「●時台に配信したものより●時台に配信したもののほうの数字がいい」など判断できるため、試行錯誤しながらさまざまな改善をすることができます。
メール配信の度に開封率をチェックしながら改善を加えていくことで、より効果的なメールマーケティングが叶うでしょう。
配信メリットその2:画像を使って商品やサービスを視覚的に伝えられる
百聞は一見にしかず、ということわざがあります。いくら文章で説明されても、実物を見ないことにはなかなか伝わりにくいものですよね。メール配信においてもそれは同じことです。
商品のデザインやサービスの概要など、文章で説明してもいまいち伝わりにくいものを、HTMLメールでは画像で表現することができます。イメージが一発で伝わるため、Webサイトへの誘導もしやすくなります。
また、ボタンやバナーを設置できるので、クリックさせたい部分を強調できるというメリットもあります。
HTMLメール配信のデメリット
配信デメリットその1:テキストメールと比較して費用がかかる
テキストメールであれば、テキストエディタやWordなどをつかって誰でも原稿を作成することができます。しかし、HTMLメールとなると、専門のスキルをもった人材が必要になります。
画像をつくるデザイナーはもちろん、HTMLを組むコーダー・・・など、テキストメールに比べてHTMLメールは作成に必要なプレイヤーが増えるため、その分コストがかかります。
配信デメリットその2:テキストメールと比較して制作時間が必要
こちらも、作成に関わるプレイヤーが増えたことによる影響といえます。テキストメールであれば、自分が作成して修正があれば自分で直して配信・・・ということができますが、HTMLメールだとデザイナーやコーダーの作業を待つ時間が発生します。 そのため、テキストメールと比較して配信までのスケジュールに余裕をもって制作を進める必要があります。
このように、HTMLメール配信における効果やメリットは十分にあります。その一方で、費用やHTMLメールの作成にかかわるデメリットも無視できません。
HTMLメールがメールマーケティングの効果をアップさせることは明白ですが、いま配信しているテキストメールの配信目的や規模、内容によっては、上記のデメリットが大きく響くことも。コストや時間をかけてでもテキストメールではなくHTMLメールを配信するメリットがあるかどうか、しっかり検討することが大切です。
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