【メルマガ】ネタ切れで困ったときに考える、ネタ探しの方法
メルマガを運用していくなかで、課題として多くあげられるのが「ネタ切れ」ではないでしょうか。
メルマガは多くの施策とは違い、うまくいった内容でも連続して送ることは難しく、常に内容を考えていく必要があります。
今回はそんな、メルマガでネタ切れを起こしたときに考えるネタ探しの方法をご紹介します。ぜひ参考にしてみてください。
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ネタ切れになってきたときに気を付けるポイント
メルマガの目的は見失わないように
メルマガのネタを探すのに必死になっていくと「ネタを考えること」が仕事になってしまい、本来の顧客獲得や、リピート促進といった目的から離れてしまう可能性があります。
ネタ探しをする際には、目的に沿っているか・顧客にとって有益なのかどうかを忘れないようにしましょう。
メルマガの思い込みがあったら捨てる
前項とは逆に近い内容ですが、毎回「顧客獲得ができる内容が必要」「〇〇の商品だから、〇〇の訴求ではないといけない」のような考えが強すぎると、ネタが探しづらくなります。
売上向上が目的のメルマガであっても、一度ブランディングやファン化につながる内容を送るなど、一度息抜きのような内容でもよいでしょう。
あえて一度目的とは少し異なる内容を送ることでメルマガの継続率や有益性を上げるという一種の戦略になります。
メルマガのネタに困ったときに考える方法
ここからは、具体的なネタ切れで困った場合に考える方法をご紹介します。
サジェストツールで広げる
サジェストとは、Google検索などで「メルマガ」と検索しようとすると「メルマガ 作り方」「メルマガ開封率」などと出てくる検索予測のことです。サジェストツールは、これらのKWを一覧で確認することができるツールです。
サジェストで出てくるKWは、元のKWのニーズとも捉えられるため、1つの単語から複数のネタを考えることができます。1つの商品においてさまざまな角度でのアプローチを考えたい場合には、非常にオススメの方法です。
顧客からの問合せの中から見つける
顧客から頂いた質問や、感想などを元にネタを考えることができます。例えば「よくある質問」は、メルマガ読者も感じた疑問である可能性もあります。メルマガにて紹介することで、問合せを減らす効果も期待できます。
感想やレビューを元にしたメルマガの作成もオススメです。第3者の意見は、購買の有無を判断する参考になります。
効果の良かったメルマガを深堀していく
メルマガを送っている中でも、効果の良かったものを派生・深堀させてネタを考えるのもよいでしょう。
例えば「メール 開封率」に触れた内容が良かった場合、「開封率の上げ方」「開封率のデータの活用の仕方」「開封率はどのように取得している」などに派生することができます。
派生させる内容については、最初に紹介した「サジェストツール」を使用してみるのもよいでしょう。
時事ネタ・トレンドに沿ったメルマガにする
お正月、桜の季節、お盆、ハロウィン、クリスマスといった年間でのイベントや、その商品・サービスに関連するニュース、あるいは最近のトレンドなどをメルマガのネタにしてみましょう。
これらはタイミングも重要です。ニュースは、取り扱うのが遅いと似たような内容に埋もれてしまいます。いち早く提供したほうが良いでしょう。トレンドや季節ネタは、早すぎると関心が薄い場合もあるため、見極めが重要です。
また季節ネタは毎年発生するため、次の年にも使える可能性があります。配信後のデータは特に確認し、うまく活用していきましょう。
ランキングコンテンツを配信する
売れ筋商品ランキングや、商品の満足度ランキングなどランキングは、繰り返し配信できるメルマガのネタです。購入・利用される回数が多いものほど、週次など短期間でも変動する可能性があるため、定期的に配信することができます。
商品が1つであることや少ないという場合にも、ブログなどのコンテンツの「読まれたランキング」や、その商品の「オススメの使い方ランキング」など、切り口を変えることで多くの企業でもランキングのメルマガを行うことができます。
あえて今までのメルマガの方向性と変えたものを考えてみる
企業ごとにメルマガのトーンの度合いや、大きなパターンや方向性は固定化されているというケースは多いでしょう。確かに読み手にとっては安心して読むことができますが、ネタ切れとのせめぎ合いになりかねません。ブランドイメージを壊さない程度に、ターゲットを変えてみることや、少し挑戦的なメルマガを考えてみてもよいでしょう。
もし効果が良い方向性に出会えた場合には、メルマガだけでなくその事業自体の新たな可能性を見つけることにもつながるかもしれません。
商品・サービスの立ち上げ背景・思いなどを載せる
商品・サービスの宣伝のような紹介ではなく、どういう背景で、どういう思いで提供しているのかを紹介する方法があります。こだわりのある飲食店で、店内に信条が書かれているケースを見たことがあるかもしれません。
その商品やサービスを深く理解することで、愛着や好感度が上がり再購入やファン化につながる効果も期待できます。
効果の良かったメルマガを再度送る
過去のメルマガで効果の良かったメルマガを、もう一度送るという手もあります。特に1年程度たっているもので、内容が古くない場合には同じような効果を得られる可能性があります。
基本的にメルマガの開封率は20%程度と言われており、会員も一定程度入れ替わりがあります。大半が開封されていないという現状や、1企業の1年前の1つのメルマガを覚えていて再送されたことに嫌気を覚えるというケースも少ないと考えられるためです。
さらに例えば、「年末の大掃除の工夫」のようなメルマガで効果が良ければ、おそらく同じメルマガを再び送られたことを気づいたとしても、改めて見返してもらえることもできるでしょう。
ボリュームの多いメルマガは分割する
メルマガの中には、紹介する商品や、リンク数が非常に多いという場合もあるでしょう。メルマガの基本は下に行けば行くほどクリック率や読まれる確率も低下してしまいます。
そのため、長いメルマガは分割して送ることも検討しましょう。分割することで、1つの案が2回分のメルマガになるため、ネタ切れを遅らせることが期待できます。
本来埋もれてしまう下部のリンクも、別のメルマガで上位に記載されることでより多くクリックされることも期待できます。
アンケート企画を考える
メルマガ登録者の多くは、何らかの形で商品・サービスを利用したか、知っている状態が多いでしょう。その方たちにアンケートの回答をお願いすることで、商品・サービスの改善に役立つことが出来ます。
ただし、ただでさえ読んでもらう為に工夫が必要なメルマガで、相手にお願いする形のアンケートは全く回答されないという可能性もあります。アンケートに答えるとクーポンがもらえるなど、特典と合わせてお願いするとよいでしょう。
気を付けたほうがよいメルマガのネタとは
メルマガのネタを考えるうえで、避けたほうがよいものもあります。特に気を付ける3つの点をご紹介します。
宗教・政治など、答えのない部分の内容
時事的な内容を含めたメルマガは案としては有用ですが、宗教や政治などの情報は避けたほうが良いでしょう。理由として「答えがない」「人それぞれに考え方や関心の強さがことなる」などの理由があります。また、多様性も重要な社会になっています。「〇〇は、●●がするもの」のような、誰かが不利になることや今の価値観にそぐわない内容にも気を付けなければなりません。
これはネタだけでなく、メルマガ文章内でも気を付けたほうがよいでしょう。
競合や他製品を下げる内容
自社商品の良さをアピールするために、競合や他製品を下げることは避けたほうがよいでしょう。メルマガの読者にはどのような人がいるかはわかりません。なかには競合や他製品にも強い関心がある方もいる場合、強く傷付けてしまう可能性があります。
またメルマガはプライベートやちょっとした息抜きに見るという方も多いでしょう。そのようなときに、ネガティブなメールは嫌がられてしまう可能性も考えられます。
メルマガの効果を上げるための安易な、誤解を生む表現
より開封してもらうため、クリックしてもらうために、目を引く工夫が必要です。ただし、過剰・過激なタイトルや内容にならないように注意しましょう。表現の仕方によっては景品表示法に引っかかりますし、実態と異なる内容であれば解約率の悪化につながる可能性があります。
日頃からネタ切れさせない方法
メルマガ効果分析のたびに、ネタも考える
送ったメルマガの効果を分析するときに、良かった点や改善点などが見つかることもあるでしょう。そのさいに、すぐに改善につながるネタを考えておくことで数字に基づいたメルマガを作成することができます。
メルマガを作成する時点でも、出てきた案などをストックすることもよいでしょう。
自社製品・サービスをたくさん利用する
自社製品・サービスを実際に利用すると、顧客目線での課題や疑問点、その他気になることが出てきます。利用するときには、さまざまな使用方法を行ってみましょう。例えば食べ物であれば、いろんな調理の仕方・組み合わせなどを挑戦してみることで新たな発見があり、メルマガのネタにつながる可能性もあります。
競合等など他社のメルマガを購読する
メルマガ担当であれば、多くのメルマガを読んでおくことをオススメします。業種・業態関わらず、さまざまなメルマガを読むことで新たな案が出てくるでしょう。
他社のメルマガを購読する際は、タイトルや文面について分析することはもちろんのこと、読みたくなったか・クリックしたくなったか・また読みたいと思ったかなど、自分の気持ちの揺れ動きも確認し、「なぜそう思ったのか」まで分析することで次の改善につながります。
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メルマガのネタ探しで、もう1つ大切なことは、メルマガ配信における一連の業務でアドレス登録・配信設定など事務的な作業を減らし、ネタ探しや文面作成・分析など、よりクリエイティブな業務に注力することです。
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