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【例文あり/解説付き】感謝の気持ちが伝わる「お礼メール」の書き方を紹介!

公開日:2023/09/28  更新日:2024/08/09
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ビジネスシーンではお礼のメールを送る場面が多くあります。

しかし、定型文のような文章になってしまったり、書き方に悩んでしまったり...という方も多いのではないでしょうか。

本記事では、お礼メールを送る際のポイントや、メール文面における注意点を解説します。実際に使える例文も合わせて紹介しますので、ぜひ参考にしてみてください!


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お礼メールの意味とは

お礼メールは、感謝すべきことに対して感謝の意思を伝えるという、ビジネスに限らず当たり前であり、大切なことです。
その中でも、ビジネスにおいてはただの礼儀に収まらず、良い仕事・成果に繋げるために戦略的に送ることも重要です。特に以下2つの意味・効果があります。

相手との信頼関係が生まれる

ビジネスは信頼関係が非常に重要です。顧客だけでなく、協力企業、社内などあらゆる方面に対しても大切です。

特に営業担当が新規顧客獲得を目指すときには、信頼関係を構築することで名前を憶えてもらえます。すぐの受注にならなかった場合でも、ニーズが顕在化したときに思い出して再び連絡してもらえる確率が上がることでしょう。

次の接点を繋げる機会となる

例えば、セミナーや展示会など些細な出会いにおいて、後日お礼のメールを送る時に、情報交換や商談の場、また食事の場を提案することができれば、次の接点を作ることができます。

接触回数が増えることで、単純接触効果である親しみや親近感を与えることができます。

お礼メールを行うケースとは

お礼メールを行うケースはさまざまありますが、以下のようなケースがあります。

  • 問合せ、受注、購入してもらった時
  • 何かの業務を対応してもらった場合
  • 交流会など直接の業務以外で接点があった時

問合せや業務をしてもらった時などは、既に行っている場合が多いでしょう。その他において交流会やプライベートなど業務以外であった時のお礼は、その場で挨拶をして終わってしまうケースが多いのではないでしょうか。しかし、お礼メールをきっかけに業務へつなげることで、次の接点につながるきっかけになります。

お礼メールを送る時に抑えたいポイント

感謝の気持ちをもって送信すること

お礼メールは、相手に感謝の気持ちを伝えることです。流れ作業のように「とりあえず送る」のではメールの文面のニュアンスなど細部に温度感が表れてしまい逆効果のお礼メールになってしまいます。

お礼メールを送るさいには、正しく感謝の気持ちを持ってメール文面を考え送信しましょう。

なるべく早く送信すること

人の記憶は次々に消えて行ってしまいます。また「お礼言われていないな」と思われてしまうとマイナスの印象を与えかねません。

メールでお礼すべきことがある場合には、なるべく早く送りましょう。商談の場合には当日中。夜の会食などは次の日の朝に送るとよいでしょう。

件名・内容など文面は簡潔にわかりやすく

お礼メールは、いつ何に対して、どんなお礼であるのか瞬時に分かるように、メールの件名は「〇〇のお礼」など要件が分かるようにしましょう。また文面も、簡潔にわかりやすくすることが大切です。ただし、短すぎて心がこもっていなければ意味がありませんので、メール文面の後半に思いを伝えるなど工夫をすると良いでしょう。

形式にとらわれないこと

当記事でも例文を紹介しますが、定型文の堅苦しい文章では気持ちが伝わりません。自分とお礼を伝えたい相手の関係性や、お礼をする内容に対して感想のようなものを添えてもよいでしょう。

例えば会食であれば、「〇〇がおいしく、大変居心地のよい場所を設定頂きありがとうございます。」などです。

【シーン別】お礼メールの作り方(社外向け)

まずは社外に向けて送るお礼メールの例文を紹介していきます。よくあるシーン別に分けて紹介しますので、 ご自身が該当するシーンに近い内容を、コピー&ペーストで使ってみてください。

お客様への訪問のお礼メール

件名

【会社名/名前】本日の訪問のお礼

本文

□□株式会社 〇〇様

いつもお世話になっております。

株式会社△△ 営業部の○○です。


本日はお忙しいところ、打ち合わせのお時間をいただき誠にありがとうございました。


いただきましたご質問については、社内で確認でき次第改めてご連絡を差し上げます。 再度ご提示できる内容が固まり次第、連絡を差し上げます。


その他気になる点・ご不明点などございましたら、 お気軽にお申し付けください。


引き続きどうぞよろしくお願い致します。

解説

お客様への訪問のお礼メールは、なるべく帰社後早いタイミングにて行うのが重要です。 また、件名には会社名と名前を入れるようにし、誰からのメールなのか相手が分かるように工夫しましょう。

営業のお礼メール

件名

【株式会社○○】本日の商談のお礼

本文

□□株式会社 〇〇様

いつもお世話になっております。

本日のお打合せにて、【サービス名】をご紹介させていただきました 株式会社△△ 営業部の○○です。


本日は〇〇様をはじめ、皆様の貴重なお時間を頂戴いたしまして、心より御礼申し上げます。

お打合せの中でいただいたご質問について、下記の通り回答を差し上げます。

①××に関するご質問・・・

①△△に関するご質問・・・


【サービス名】のプランや機能詳細をまとめた資料と合わせまして、当メールに添付致しましたので是非、ご覧下さい。

弊社提供のサービスに限らず、集客にお悩みの際はお気軽に、私、○○までお問合せください。

今後とも何卒よろしくお願いいたします。


解説

営業のお礼メールは、件名に会社名を入れること、本文内に紹介したサービスや導入メリットを入れることを心掛けましょう。 このようなメールを送ることにより、相手は営業を受けたサービス名と自社のメリットを振り返ることができ、印象に残りやすくなります。 商談内での宿題事項や関連資料を添付することも忘れないようにしましょう。

退職の際の社外向けお礼メール

件名

退職のご挨拶【△△株式会社 ○○】

本文

□□株式会社 〇〇様

いつも大変お世話になっております。△△株式会社 ○○です。

表記の件につきまして、私事で大変恐縮ですが、一身上の都合により3月31日付けで△△株式会社を退職する運びとなりました。最終出社日は3月15日を予定しております。


御社には○○の案件をはじめ、数多くのプロジェクトに伴走いただき、大変お世話になりました。私自身も御社とお仕事をさせていただく中で学びも大変多く、成長させていただいたことを実感しております。

ご迷惑をおかけしてしまったこともあったかと存じますが、いつも優しいお言葉をかけていただいたことに心より感謝申し上げます。


今後について、後任は同じ部署の××が務めさていただきます。

もしお時間をいただけるようでしたら、後任の鈴木とご挨拶に伺いたく存じます。

早速ですが、以下日程のご都合はいかがでしょうか?

・〇月〇日 〇〇:〇〇

・〇月〇日 〇〇:〇〇

・〇月〇日 〇〇:〇〇


お忙しい中恐縮ですが、ご検討いただけますと幸いです。

末筆ながら、皆様のさらなるご健勝とご活躍をお祈り申し上げます。

今後とも何卒よろしくお願いいたします。


解説

退職の際は、お世話になった取引先一人一人にメールを送るのがベターです。

メールを送るタイミングは最終出社日ではなく、遅くとも最終出社日の2週間前以上にしましょう。 余裕をもって送ることで、進行中のプロジェクトに関する進捗確認や質問を受け付けることができます。

本文には、取引先への感謝の気持ちと合わせて退職日と最終出社日を盛り込むことで業務に支障が出ないように配慮することがポイントです。

また直接退職の挨拶ができる場合は、日程の候補を合わせて送るようにしましょう。

【シーン別】お礼メールの作り方(社内向け)

次に、社内に向けて送るお礼メールの例文を紹介していきます。

最近では社内用の連絡ツールとしてチャット等も普及していますが、 オフィシャルな連絡を取る際や、関係者が多い場合にメールを活用することができます。 こちらもご自身が該当するシーンに近い内容を、コピー&ペーストで使ってみてください。

上司へのお礼メール

件名

営業同行へのお礼(営業部○○)

本文

□□部長

お疲れ様です。

営業部の○○です。


午前中はお忙しい中、△△社への営業に同行いただきありがとうございました。


商談中に先方よりいただいたご質問については、先程回答のメールをお送りしております。

□□部長もCCに含めさせていただきましたので、お目通しください。


本件の進捗等ございましたら、今後も速やかにご報告させていただきます。


引き続きよろしくお願い致します。

解説

上司へのお礼メールは、できるだけ簡潔に伝達事項を盛り込むことを心掛けましょう。 特に、商談の中で出た話や今後の進捗など、上司も気になっていると思われる点を本文に記載することで、スムーズな報連相ができる印象を持たせることができます。

退職の際の社内向けお礼メール

件名

退職のご挨拶(営業部○○)

本文

各位

お疲れ様です。

営業部の○○です。

この度、今月末を以て退職する運びとなり、本日が最終出社日となります。

本来、直接ご挨拶を申し上げるべきところですが、略儀ながらメールにて失礼いたします。

入社以降、未経験ながら幅広い経験をすることができ、会社の成長を感じながら仕事に向き合えたことが私にとっての大きなやりがいでした。

これまで至らぬ点もあったかと思いますが、皆さまからいただいたお言葉が励みとなり、多くの学びを与えてくれました。

今後も、この会社で培った経験を活かしていきたいと思っております。

退職後の連絡先は下記になりますので、今後ともご連絡いただけると幸いです。

メールアドレス:◯◯◯@〜

携帯電話:090-◯◯◯


最後になりましたが今後も会社の発展と、皆様の益々のご活躍を心よりお祈り申し上げます。

大変お世話になりました。ありがとうございました。

解説

社内向けのメールについては、特定の宛先がいない場合は「各位」と書くようにしましょう。 ポイントは件名や退職理由はシンプルにすること、社内のメンバーに向けた感謝の気持ちを自分の言葉で伝えることです。

また、退職後の連絡先を記載できる場合は書いておくことで、退職後もビジネス/プライベート問わず繋がりを持つことができます。

まとめ

お礼メールで重要なのは、早く送ることと相手に感謝の気持ちを伝えるように、自分の言葉で書くことです。 どのような内容を送れば、今後のビジネスシーンでスムーズに話が進むかを想定してから書き始めるようにしましょう。

本記事では、ビジネスシーンでのお礼メールの書き方と例文、書く際のポイントを紹介しました。よくある例を挙げて解説しましたが、他のシーンであっても、作り方の参考にしていただければ幸いです。

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