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バウンスメールとは?発生の原因と対策を細かく解説!

公開日:2023/03/14  更新日:2023/04/10
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メールが送れない、送ったのに戻ってきてしまう...といったお悩みはありませんか?そのようなメールは「バウンスメール」と呼び、原因を把握することや未然に防ぐことができるんです。


本コラムでは、メール配信システムを提供する企業だからこそ説明できる、バウンスメールの原因やその対策を細かく解説します。




バウンスメールとは?

まず、バウンス(bounce)とは、「跳ね返す」意味をもつ英単語です。バウンスメールとは、簡単に言うと「配信できなかったメール」のことです。メールが届かないということは、メールを送信した相手のメールボックスにメールが届くまで、もしくは受信者が正当なメールと認識するまでに、何らかの支障が起きたものと考えられます。

メール送信後にMAILER-DAEMONやPostmaster、Mail Delivery Systemなどが送信元となって戻ってくるメールがバウンスメールです。未達メール、リターンメールと呼ばれることもあります。
バウンスメールには、「メールが送れませんでした」といった内容のメッセージとともに、

・バウンスされた日時

・バウンスしたメールサーバー

・情報エラーコード

・バウンスした理由

などが記載されています。

バウンスメールの種類

バウンスメールは、エラーの内容によって「ソフトバウンス」と「ハードバウンス」の2種類に分かれます。

・ソフトバウンス(一時的なエラー)

ソフトバウンスは、一時的に問題が発生したことによってメールが送信できなかった際に発生するエラーです。問題が解消されればメール配信できる可能性が高いため、多くのメールプロバイダーは数日の間メール送信を試行し続けます。

・ハードバウンス(恒久的エラー)

ハードバウンスは、何らかの事情でメールが恒久的に配信できないエラーを指します。時間をおいて試行してもメールが届くことはないので、送信できるようにするための対策が必要です。

バウンスメールが発生する理由

・ソフトバウンスの発生理由

・受信者のメールボックスに空きがない

受信側のサーバーには到達したものの、受信者のメールボックスが容量を超えており、受信できない状態です。受信者が受信済みの不要メールを削除し空き容量を増やすか、そもそものメール受信容量を増やすかなどすれば配信されます。

・メールサイズが大きすぎる

受信側のサーバーの規定で一定のサイズを超えたメールは、受け取りを拒否されてしまうことがあります。

・受信者のサーバーがダウンしている

受信側のサーバーに何らかのトラブルが生じてサーバーがダウンしており、受信者がメールをサーバーから受信できない状態です。受信者のサーバーが復旧すれば配信されます。

これらの受信側の都合で発生するエラー(ソフトバウンス)は、送信側のサーバーにエラーメッセージが返ってくるのが通常ですので、メールが届かなかったことを知ることができます。

・ハードバウンスの発生理由

・メールアドレスの一部に誤りがある

例えば、受信者がメルマガ登録をしたときなどに、綴りを間違って登録したというケースです。この場合、いくらメール送ってもメールアドレスが存在しないため、不達メールとなってしまいます。

・受信側のサーバーにスパムメール、迷惑メールと疑われている

受信側のサーバーがフィルタリング機能を設けている場合、迷惑メールやスパムメールと疑われてしまうと、送り返されてしまうことがあります。

バウンスメールを放置するとどうなる?

・受信拒否対象になるリスクがある

バウンスメールを放置すると、受信拒否されてしまうリスクが高まります。バウンスメールが発生すると、送信側のサーバーは数日の間メールを繰り返し送信し続けます。そうすると、受信側のメールサーバーにスパムメールや迷惑メールと疑われ、受信を拒否(ハードバウンス)されてしまう可能性があるのです。相手側のサーバーに迷惑メールとして認識されブロックされてしまうと、解除するのには相応の手間と時間がかかるため注意が必要です。

・情報伝達遅延のリスクがある

メールがバウンスされ続けると、必要な情報の伝達が遅くなる、あるいは伝達できないリスクが高まります。たとえば、取引先にメールを送ったが、相手のメールボックスがいっぱいでソフトバウンスされてしまった場合、バウンスメールに気づかなければ、「そんな話は聞いていない、メールは届いていない」といわれてしまうかもしれません。場合によっては、大きなトラブルに発展する可能性もあるでしょう。こういったケースでは、受信側は自分に原因があると気がついていないことも少なくありません。メールがバウンスされたら、早急に対策することが重要です。

バウンスメールの対策方法

バウンスメールはエラーメッセージからも理由が分かることがあります。代表的な例を以下に記載しますので、ご参照ください。

・メールサイズを確認する

送信したメールのサイズが大きすぎる場合には、以下のテキストが含まれたメッセージが届きます。

・message file too big

・message is too large

・message exceeds maximum fixed size

このエラーメッセージは、は送信側のメールサイズが大きすぎることが原因です。テキストだけのメールサイズでこのエラーが出ることはないので、添付ファイルのサイズが大きすぎるケースがほとんどです。添付ファイルを圧縮する、複数のファイルを送る場合には数通のメールに分割して送るなどの方法が必要です。または、大容量のファイル送信サービスを利用すれば、相手方の負担を減らすことにもつながります。

・定期的なリスト精査を行う

2種類のバウンスメールのうち、「ハードバウンス」が発生するのは、メールアドレスやホスト名が存在しない、または間違っていることが理由です。このケースでは、以下のテキストが含まれたメッセージが届きます。

・user unknown

・host unknown

このエラーメッセージは、受信者が存在しないことを示します。メールアドレスが誤っていないか、再度確認しましょう。

バウンスメール対策にはメール配信システム導入が有効!

バウンスメールを発見して適切に対応するためには、しっかりとメールを管理することが重要です。そのためには、メールの管理に特化したシステムを導入するのがおすすめです。数十通のメールであれば通常のメールシステムでの管理も可能ですが、たとえば数千ものメールを目視で管理するのは現実的ではありません。ツールを使いメールを振り分け、定期的にハードバウンスとなるメールアドレスを整理するといいでしょう。

メール配信システムによるエラー分析については、こちらをご参照ください▶エラー分析機能について

まとめ

送信したメールが相手に届かず戻ってくるバウンスメールには、一時的なソフトバウンスと恒久的なハードバウンスがあります。ソフトバウンスは時間をおいたり、エラーから原因を読み取りファイルサイズを小さくしたりすることでメールが届くようになります。
しかしハードバウンスは、待っていてもメールが配信されることはありません。気づいた時点で配信をストップしなければ、相手サーバーにスパム判定されてしまう可能性があるため注意が必要です。
バウンスメールは、内容に応じて適切な対応が必要なので、きちんと振り分けることが大切です。メールを適切に管理し、バウンスメールのトラブルを防ぐには、メールの管理に特化したツール利用がおすすめです。

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この記事の著者

佐藤 日和

飲料系流通大手にて、購買データ分析を基軸とした販売・マーケティング戦略の策定に携わる。 ユミルリンク入社後はWebマーケティング担当として、広告施策やコンテンツ制作等を担う。 自身がメールマガジンを配信していた経験から、「実務に則したわかりやすい記事」を心掛けています。

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