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SMSのメリット・デメリットやメールとの違いは?ビジネスでの効果的な使い方も解説

公開日:2024/03/21
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 SMSのメリット・デメリットやメールとの違いは?ビジネスでの効果的な使い方も解説

個人間でやり取りされることが多かったSMSですが、近年ビジネスシーンで活用されるケースが増えています。しかし、SMSとはどのようなサービスなのか、ビジネスでどう役に立つのかわからない方もいるでしょう。

そこで、この記事ではSMSの特徴やSNS・メールとの違いなどの基礎知識から、SMSのメリット・デメリット、効果的な使い方、SMS配信システムといった知識までくわしく解説します。


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SMSとは?

SMSとは、「ショートメッセージサービス」のアルファベット頭文字を取ったもので、携帯端末の電話番号で短いメッセージのやり取りができる国際規格のサービスです。

国際規格のため、電話番号さえ知っていれば世界中の携帯電話でテキストメッセージを送受信できます。2011年7月に、日本国内で異なる携帯キャリア同士でもSMSを送受信できるようになって、利便性が格段にアップしました。

最近はMNP(モバイルナンバーポータビリティ)の制度を活用することが一般的になり、携帯電話の番号が、キャリアが変わっても引き継がれることが多くなりました。
電話番号がほぼ恒久的に変わらなくなり、顧客への到達率が高まったため、ビジネスでSMSが活用される機会が増えています

SMSはSNS・メールとどう違う?

SMSと似たような単語に「SNS」があります。また、SMSと似たサービスとしてメールがありますが、SMSとSNS・メールがどう違うのかがわからない方もいるのではないでしょうか。そこで、SMSとSNS・メールの違いについて解説します。

SMSとSNSの違い

SMSとSNSはアルファベットが似ていて同じように見えてしまうのですが、サービス内容は異なります。
SMSは「ショートメッセージサービス」のアルファベット頭文字を取ったものです。ショートメッセージサービスとは、電話番号同士でメッセージのやり取りを行うサービスを指します。

一方、SNSは「ソーシャルネットワーキングサービス」のアルファベット頭文字を取ったものです。ソーシャルネットワーキングサービスとは、登録された利用者同士が交流できるWeb上の会員制サービスを指します。

サービス利用者同士が同じ趣味で集まったり、特定のグループや不特定多数のユーザーとコミュニケーションを密に取ったりできるのが特徴です。SNSの主なサービスとしてFacebookやX(旧Twitter)、Instagram、LINEなどがあげられます。

SMSとメールの違い

メールはインターネット上のメールアドレス同士で、テキストや画像、ファイルなどのやり取りができるサービスです。

データ容量に制限はあるものの、SMSとは異なり「70文字まで」のような厳密な文字制限はありません。テキストだけでなく、本文中にカラフルな文字や画像を埋め込んだデザイン性の高いHTMLメールの送信も可能です。

また、電話番号は携帯端末1台に対し1つのみですが、メールアドレスは1台の携帯端末で複数取得できます。各キャリアのメールアドレスやGmail、yahooメールなどのフリーメールアドレスを使い分けている方も多いでしょう。

SMSのキャリア別の種類について

次に国内の主要4キャリアが提供するショートメッセージサービスについて紹介します。国内キャリアといえば、ドコモ・ソフトバンク・auが主要3キャリアでしたが2020年の春に楽天モバイルが加わりました。

ドコモのSMS

ドコモのFOMA・Xi・5G・5G(ahamo)の電話番号もしくはSMS相互接続他事業者へ文字メッセージを送受信できるサービスです。

送信側・受信側の両方の機種が対応していれば絵文字の送受信もできます。ただし、iPhoneから絵文字を含むSMSを送信すると、受信側の環境によっては正しく表示されない場合があるので注意が必要です。

料金は1回70文字までの文字数だと3円、134文字までだと6円、201文字だと9円、最大670文字で30円と、文字数によって1回あたりの金額が変わります。

auのSMS

auのSMSはCメールとも呼ばれます。auの固有サービス名称であり、サービス内容はSMSと変わりはありません。電話番号もしくはSMS相互接続他事業者間で文字メッセージを送受信できます。

料金体系もドコモと同様です。1回70文字までの文字数で3.3円、134文字までだと6.6円、201文字だと9.9円、最大670文字で33円と、文字数によって1回あたりの金額が変わります。契約しているプランによっては、SMSの送信が無料になる場合もあります。

ソフトバンクのSMS

ソフトバンクのSMSも、サービス内容・料金体系はドコモ・auとほとんど同じです。また、auと同じく契約しているプランによって、SMSの送信が無料になる場合があります。

ソフトバンクのサブブランドとして提供している格安SIMのワイモバイルでも、同じ料金体系でSMSが利用できます。受信時の料金はかかりません。

なお、2022年4月以降、iOS5未満のiPhone3G・iPhone3GS・iPhone4で絵文字を含んだSMSの受信が終了しています。

楽天モバイルのSMS

楽天モバイルでも、ほかの3キャリアとほぼ同様のSMSサービスを提供しています。料金体系も送信する文字数に応じて金額が変動する点は同じです。

ただし、楽天回線を契約し、Rakuten Linkアプリを利用するとSMSの送受信が無料になります。詳細は楽天モバイルをご確認ください。

SMSの主な特徴・メリット

ここでは、SMSの主な特徴を紹介していきます。

①確実に届く

SMSは携帯電話に標準搭載されている機能で、ユーザー(受信者)は新たにアプリをダウンロードしたり、アカウント登録したりする必要がありません。電話番号さえわかっていれば、ほぼ確実にメッセージを届けられます。

デバイス不問なので、iPhoneやAndroidはもちろん、アプリ対応していないガラケーにも送信可能です。

また、技術的な話になりますが、メッセージを送信するための通信網には海外通信と国内キャリア通信の2種類があります。

国内のユーザーにメッセージを届ける場合は、国内キャリアの通信網を利用したほうが圧倒的に到達率が高くなります

②開封率が高い

SMSは即時配信され、通知にも反映されることから着眼率が高く、90%を超える高い開封率が安定的に期待できます。内容にもよりますが、企業からのメールの開封率は高くて30%程度であることを考えると、どれほどSMSが開封されやすいかがわかるでしょう。

SNSサービスは、1対1のメッセージ機能においては高い既読率が見込めます。しかし、企業・団体からの一斉配信ではどうしても既読率が下がりやすく、即座にブロックされてしまう可能性もあり、「会員数=読まれている数」にはなりきらないのが実情です。

③即時性がある

SMSはプッシュ通知で、アプリインストールの有無に関わらず、電話番号でポップアップ画面へのメッセージ通知が可能です。

④通信コストが低い

SMSは1通あたり数円、高くても30円前後で送信できるため、電話や郵送などよりも比較的コストが安く済みます。

電話をかける場合、顧客と話すのにそれなりの時間が取られるうえに、1度でつながるとは限りません。郵送の場合は手紙の印刷代や郵送費がかかるため、やはりSMSよりも費用が高くなります。

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SMSの主な注意点・デメリット

確実に届く、開封率が高いなどさまざまなメリットがあるSMSですが、いくつかデメリットもあります。

①SMSには文字制限がある

SMS(ショートメッセージサービス)は、基本的に全角70文字までしかメッセージを送信することができません。一部、最大670文字まで送信できるようになりましたが、この文字数では情報を伝えきれないことがあるでしょう。

②送信料金がかかる

SMSは普段よく使用するメールやメッセージアプリとは異なり、1回の送信につき料金がかかります。パケット通信を行わないために、送信料金がかかるのです。なお、送信は料金がかかりますが、受信には料金がかかりません。

③画像・動画は送れない

よりわかりやすく情報を伝えるために、画像や動画を使いたいと考える方もいるでしょう。しかし、残念ながらSMSはテキストの送信にしか対応しておらず、写真・画像・動画は送れません。

画像や動画を送りたい場合はSMS以外の手段を利用するか、SMSの本文に画像・動画をダウンロードできるURLを貼りつけておくと良いでしょう。

④ビジネス利用の際は「特定電子メール法」に注意する

広告・宣伝目的のSMSは特定電子メール法に定められた、「特定電子メール」に該当します。

ビジネスでSMSを利用する場合は、以下の条件を守る必要があります。

特定電子メール法のポイント

事前に受信者から同意(オプトイン)を得る

いつでも配信停止(オプトアウト)できるようにしておく

そのほかにもいくつかルールがあるため、SMSを送信する前によく確認しておきましょう。規則に違反した場合、懲役や罰金などが科せられるおそれがあるため注意が必要です。

出典:特定電子メールの送信の適正化等に関する法律(デジタル庁)

SMSの効果的な使い方

ここまで、SMSの基本的な知識やほかのメッセージツール・チャットツールとの異なる点を紹介してきましたが、SMSの有用性についてはまだ分からない部分も多いと思います。

ここからは、SMSをビジネスでの使用で効果的な方法について紹介していきます。

本人認証

SMSは電話番号を宛先としたメッセージサービスです。電話番号の取り扱いについて変遷があり、携帯端末の電話番号はほぼ恒久的に変わらないものとなりつつあります。

この「恒久的に変わらない」部分に着目すると、届けたい人にほぼ確実にメッセージが届くと解釈できます

このSMSの確実性を利用した方法が「本人認証」です。ほぼ1人1台スマートフォンを持つ昨今、さまざまなWebサービスが発達し、なりすまし防止のためにSMSによる本人認証が活用される場面が増えてきました。

仮に個人のアカウントにログインを試みようとしても、電話番号で二段階認証が設定されていると、その番号と一致する端末を持っていなければ認証用パスワードが確認できないのでログインできません。

その結果なりすましが難しくなるため、特にセキュリティが重視される金融機関やアプリ内課金が発生する際に活用されています。

参考:「令和3年版情報通信白書」

業務連絡

SMSの確実性を利用した方法として、業務連絡も例として挙げられます。例えば人材派遣会社は、派遣スタッフ個人のメールアドレスやLINEアカウントを管理していないことがほとんどです。

スタッフもプライベートなアカウントは知られたくないという人が多いため、電話番号のみで連絡できるSMSが活用されています。

予約完了通知

確実性が高いSMSを、予約完了通知に活用している例もあります。例えば飲食店を予約する際、電話をかける方は多いでしょう。

そのときにお店側が予約者の電話番号を取得しておけば、予約完了の確認メッセージや予約日が近づいていることを知らせるリマインド通知を送信できます。

事前連絡

商品の配送日や予約日のリマインドなどにSMSを利用する方法もあります。近年、飲食店の予約の無断キャンセル問題が話題になるケースが増加していますが、SMSでリマインドをすることで直前のキャンセルを防止しやすくなるでしょう。

重要なお知らせ

重要なお知らせにSMSを活用するのもおすすめです。SMSは到達率が高いだけでなく、プッシュ通知をオンにしている人も多いためお知らせに気づいてもらいやすいからです。

ただし、お知らせの内容によっては詐欺を疑われるケースがあるので、URLを記載しないようにするなど工夫するようにしましょう。

キャンペーンなどの告知

キャンペーンやセールの告知に、メルマガやSNSを活用している企業は多いでしょう。しかし、大量のメルマガやSNSに埋もれてしまい、顧客に見てもらえずに終わることも少なくありません。顧客のメールアドレスが変わっていて戻ってくるケースもあります。

到達率・開封率が高いSMSなら顧客に内容を確認してもらいやすいので、販促効果がアップするでしょう。キャンペーンやセールの情報が届けば、休眠顧客の掘り起こしや来店数アップ、Webサイトへの誘導力アップなどにつながる可能性があります。ただし、特定電子メール法には注意しましょう。

各種督促

クレジットカードやローン、税金などの未払い金の督促にもSMSが活用できます。

電話や督促状の郵送は、電話に出なかったり郵便物を開封しなかったりと無視されがちです。

対して、SMSが届くととりあえず開封してみる人が多いので、回収率が向上したり連絡が取れやすくなったりといった効果が見込めます

アンケート調査の活用

アンケート調査を実施したいときにもSMSが役立ちます。SMSはメールよりも到達率が高く、携帯からそのまま返信可能で、回答を得やすいためです。顧客の電話番号宛てに一斉配信できるため、配信作業も効率化できます。

SMSをビジネスで活用するなら「SMS配信システム」がおすすめ

SMSをビジネスで活用するなら、SMS配信システムの導入がおすすめです。通常、SMSは複数人に同時に送信ができません。

しかし、SMS配信システムなら複数人に一斉送信できます。予約送信などの便利な機能が搭載されているシステムも多いため、SMSの送信作業が楽になるでしょう。

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SMS配信システムの主な機能

SMS配信システムには、ビジネスシーンで役立つ便利な機能が多数搭載されています。どのような機能があるのか、SMS配信システムの主な機能についてみていきましょう。

一斉送信機能

複数人に同じ内容のSMSを一斉送信できる機能です。1件1件宛先や本文などを入力する必要がなくなるので、作業効率が大幅にアップします。

個別送信機能

SMSを1件ずつ個別に送信できる機能です。宛先や氏名、会員番号など、送信先別に異なる情報を差し込む機能が使えることもあります。

URLのクリックカウント機能

SMS配信システムによっては、本文内のURLがどれくらいクリックされているのかを確認できる機能も搭載されています。

SMSがきちんと送信されたか、開封されたかを確認できる機能がついているシステムを選べばさらに便利です。

予約送信機能

予約送信機能搭載のSMS配信システムなら、事前に設定した日時にSMSが自動で送信されます。毎回送信作業をする手間が削減できるうえに、送信忘れもなくなるので、効率良くSMSが送信できます。

SMS配信停止(オプトアウト)

広告・宣伝目的のSMSを送るときには、特定電子メール法に定められた規則を守る必要があります。

SMS配信停止(オプトアウト)の機能があれば顧客は簡単に配信停止手続きができ、配信停止リストに対象の電話番号が登録されるので、管理しやすくなるでしょう。

SMS配信システムを選ぶ際のポイント

SMS配信システムは製品によって機能が異なり、導入・運用のしやすさも差があるため、自社に合ったものを選ぶ必要があります。

最後に、SMS配信システムを選ぶ際のポイントを紹介します。

国内キャリアと直接接続できるものか

SMS配信システムには、「国際網接続」と「国内直収接続」の2種類があります。このうち国内直収接続なら、国内の各携帯キャリアサービスと直接接続可能です。

また、国内での情報伝達に特化しているため到達率が高く、セキュリティ面でも安心です。

自社に必要な機能を備えているか

SMS配信システムは、それぞれ搭載している機能が異なります。各システムの機能を比較し、自社に必要な機能が備わっている製品を選びましょう。

例えば本人確認やワンタイムパスワードを送信する場合はAPI機能が必要です。あらかじめSMSを送る目的や内容を明確にして、どのような機能が必要になるかを洗い出しておきましょう。

料金は適正であるか

SMS配信システムの料金は、初期費用と送信費用に分かれます。初期費用は無料の製品が多いですが、オプションをつけると~20万円程度になります。

送信費用は金額が一定の「定額制」か、SMS送信数に応じて金額が変動する「従量課金制」のどちらかになるのが一般的です。

定額制の相場は1,000通/月で1万~2万程度、従量課金制の相場は1通あたりの送信料金は15円前後とされています。

配信件数が多い場合は従量課金制のほうが費用を抑えられるので、どれくらいの送信数になるかをシミュレーションして適正な料金のものを選びましょう。

さいごに

近年、SMSをビジネスに利用する企業が増えています。SMSは到達率・開封率が高いので、メルマガやSNSなどほかの手段であまり手ごたえが感じられていないなら、SMSの導入を検討してみてはいかがでしょうか。

新たにSMSを導入しようと考えているなら、下記のスタートガイドもご覧ください。

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東証グロース上場のユミルリンク株式会社は、18年以上にわたり、メール配信システムをクラウドサービス・ソフトウェアとして提供し、メールに関する専門的な技術や運用ノウハウを蓄積してきました。
メール以外にも、SMS配信サービスWEBアンケート・フォームシステムもクラウドサービスとして提供しています。

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