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ニュースレターとは?メルマガとの違いや使い分け方を解説

公開日:2026/03/17

企業が顧客や関係者に送る一斉メールには、メルマガや休業案内などの案内メールのほかに「ニュースレター」と呼ばれるものがあります。

今回は、ニュースレターについて解説していきます。


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ニュースレターとは?

ニュースレターは、顧客や利害関係のある人に向けて関係維持・ブランド認知向上などのためのニュース・情報を送るメールのことです。一般的なメルマガは販促用途として広告色の強い内容であるのに対して、ニュースレターは直接的な広告はなく、読み物としての傾向が強くなります

ただし、明確な定義があるわけではなく、一定の広告色があったとしてもニュースレターと呼ばれることや、広告色がなくともメルマガと呼ぶこともあります。また正式な英語の発音は「ニューズレター」です。

メルマガやプレスリリースとニュースレターの違い

明確な定義はありませんが、以下のように分けられています。

ニュースレターメルマガプレスリリース
目的情報提供販促公式発表
配信頻度定期的定期的発表直後
ターゲット内容に合う関係者顧客メディア、業界全体
トーン関係性重視広告色強い報道向けで堅い

ニュースレターの種類

ニュースレターの中にもいくつかの種類があります。1つ1つ紹介します。

ニュースタイプ

名前の通り「ニュース」の内容を送るメールのことです。具体的には、プレスリリースするほどの大きな発表ではない、イベント開催・出展や最新情報・関連する情報・トピックスを送るタイプのものです。イベント開催では集客や認知度を上げることができます。

また当社のメール配信システムというサービスを提供している場合、2024年にあったGmailの送信者ガイドライン変更のアナウンスなどが、ニュースタイプに属するでしょう。サービスをより良くご利用頂くための、関連情報を届けることは顧客との信頼関係などの構築に役立ちます。

キュレーションタイプ

キュレーションとは、収集・選定・整理などの意味があります。つまり、メールの受信者にとって役立つ情報を収集して選定・整理を行った内容を送るメールのことが「キュレーションタイプ」に属します。

具体的には「〇〇特集」のような内容で「お花見・夏休み・クリスマス」など時期やイベントに合わせて関連した内容を盛り込む形式です。販促目的でも、特定の商品を購入した人には、関連する商品をまとめたメールの配信がオススメです。

ブログタイプ

ブログのように、ノウハウや思いなどを綴ったメールのことです。当社の場合、メルマガの効果を上げるための到達率の上げ方・開封率の上げ方などの内容が該当します。

飲食店であれば、食材をどのように工夫して手に入れ、どのようにこだわって作っているのかなど、根拠を伝えることでブランド力向上に寄与します。

ニュースレターを配信するメリット

メルマガと組み合わせて、効果を最大化する

広告色のあるメルマガは、購読者のニーズを捉えて適切なタイミングで配信出来れば購買に繋がりますが、大半の人は開封せず、開封しても数秒しか見ず、何度もご利用いただいている顧客であってもメルマガ解除をすることもあり得ます。

そこで、広告色を無くした読者ファーストなメールを挟むことで、メルマガの有益性が上がるため、読まれやすくなります。習慣化までつながれば、定期的な広告内容のメールを送った時も反応されやすくなります。

顧客と継続的に信頼関係を構築することができる

顧客ファーストなニュースレターを送ることで、顧客はより望んでメルマガを読んでもらえます。当社も有益性の高いメールの配信も行っており、メルマガ購読したいという問い合わせも発生しています。

継続的にメールを送ることで、継続的な顧客との接点を生むことができるため、「単純接触効果」と呼ばれる心理効果も踏まえて信頼関係を構築することができます。

ブランディングに繋がる

企業や商品にまつわる背景や思い・こだわりなどを読者が興味を持つ形で情報提供ができれば、ブランド力向上に繋がります。またファン向けのイベント開催し、その情報を届けることでファンマーケティングも可能です。

またクオリティの高いニュースレターは、ブランディングにも繋がります。

ニュースレターで配信する内容を考えるコツ

有益性にこだわる

ニュースレターは基本的に無料で提供します。だからこそ、「無料でこの内容!」という印象を受けてもらえれば、ブランド力向上や信頼関係構築に寄与します。

ニュースレターを送ることを目的とせず、有益な内容を届けて顧客にとって何らかの形で役に立つように心がけましょう。

独自性(オリジナリティ)を上げる

ネット検索やAIで情報を容易に調べられる昨今、ここでしか得られない情報がなければ、率先して読まれることはないでしょう。有益かつ、独自性のある情報を提供するようにしましょう。

BtoB等であれば、製品にまつわるアンケート調査結果などの公表がオススメです。BtoCであれば、製品にまつわる裏話や便利な使い方などの内容もよいでしょう。

定期的に送ることを心掛ける

広告色が少なくとも企業が送るメールは最終的には売上に繋げることが目的でしょう。ニュースレターはブランド力や信頼関係構築に寄与して結果的に顧客化・常連化に繋がるため、単発で終わらないようにしましょう。

送ることが目的になってはいけませんが、月に1回など無理なく送ることのできる頻度で始めることをオススメします。また、反響の良かったメールは1年後改めて送信してみるのもよいでしょう。

ニュースレターを配信する時のステップ

目的とKPIの明確化

ニュースレターを送る際には、目的とKPIを明確にしましょう。目的はブランディングや顧客との関係構築、そしてイベントへの参加などが考えられます。KPIは、さまざまな観点で考えられますが、オススメは「クリック率」がよいでしょう。あくまでニュースレターは内容を読んでもらうことで購入などに結び付けることではありません。

そのため、メール内での最終ゴールとなるクリックをKPIにすると良いでしょう。販促目的のメールよりは高い数値になります。

内容の決定

具体的にどんな内容を送るのか、内容・テーマを決定しましょう。なるべく最初にまとまって内容を考えると良いでしょう。案に悩む場合には、生成AIを活用して出してもらうこともオススメです。

ニュースレターを配信していくうちに、効果の良いもの・悪いものが現れます。傾向を踏まえて、徐々にテーマも変更していくと良いでしょう。

メール文章の作成

メールの文章作成する時は、タイトルと中身それぞれで気を付けるべきポイントがあります。

メールの件名は、冒頭の14文字程度に重要な内容が来るようにしましょう。ユーザーが一瞬で認識できる文字数と言われています。また、中身に関しては斜め読みでも分かるよう1文の文字数を短くすることや、ハイライトを付ける・行間を広くとるなど工夫すると良いでしょう。

PDCAを回す

ニュースレターは何が効果良いのか悪いかは最初のうちは分かりません。必ずクリック率など結果を踏まえてPDCAを回しましょう。特にメールは、配信タイミング・頻度・内容の3つが効果に大きく左右します。

定期的に送る曜日や時間を変えてみることや、頻度を変えるなどもオススメです。

ニュースレター配信の注意点

ニュースレターを配信すること自体に、専門的なスキルや知識はそれほど必要ありません。ただし、配信にあたって重要なことを知らない状態だと、思わぬトラブルにつながったり、目的達成が難しくなったりします。ニュースレターを配信する際の注意点について解説します。

特定電子メール法を遵守する

SMSやメルマガでニュースレターを配信する場合は、特定電子メール法を遵守しなければなりません。

特定電子メール法とは、いわゆる迷惑メールを規制するための法律です。特定電子メール法では、プトイン(Opt-in)が義務付けられており、同意を得ずにニュースレターを配信することは禁じられています。

また、読者が配信解除を希望したときはすみやかに対応できるよう、解除用ページへの導線を設置する必要もあります。さらに、送信者の氏名・名称、送信元のアドレス、問い合わせ先の電話番号やアドレスなども記載しなければなりません。このほか、送信元のメールアドレスを偽る行為も禁止されています。

特定電子メール法に違反すると改善命令が下され、命令に従わない場合は刑事罰が科されるため注意が必要です。罰則の内容は1年以下の懲役または100万円以下の罰金、配信元が法人の場合は行為者への罰および法人に対して3,000万円以下の罰金となっています。

もし違反をしてそれが明るみになれば、企業としての信用も落ちてしまうでしょう。ニュースレターを配信する際は、法律に基づいた表記をし、同意の獲得や配信解除の仕組みを必ず取り入れることが大切です。

配信後に効果測定を行う

コストをかけてニュースレターを配信しても、それだけで完結していてはあまり意味がありません。定期的に効果測定を実施してニュースレターがどのような効果をもたらしたかを明らかにし、問題点の洗い出しや改善を通じてマーケティングに役立てることが重要です。

とはいえDMやチラシなどの紙媒体で効果を詳しく測定することは難しく、かけたコストに対してどの程度の反応があったかが分かる程度です。一方でインターネット上で配信する場合は、メール配信システムを利用することで、開封率(Open Rate)や不達率、リンクのクリック数など、さまざまなデータを収集できます。

データの中で特に重要なのは、ニュースレターが読まれた割合を示す開封率や、ユーザーがアクションを起こした割合を示すコンバージョン率などです。さらにクリックスルー率(リンクがクリックされた割合)や配信解除率なども、読者がどの程度興味を持ったのかを知る重要な要素だといえるでしょう。データから読者の傾向や好みが分かれば、内容の改善に役立てることができます。

ニュースレターの効果を高めるポイント

時間と手間をかけてコンテンツを作成し、配信するからには、できるだけ効果を高めるための工夫も大切です。ニュースレターの効果を高めるためのポイントについて解説します。

セグメントごとに配信内容を変える

ニュースレターの効果を高めるには、顧客の興味・関心や属性などに合わせてセグメント配信することが重要です。

読者のニーズとマッチしない情報を送り続けると、徐々に関心が薄れたり、ニュースレターが届くことを鬱陶しく感じたり、配信解除に至ったりと、ネガティブな反応が増えてきます。

そうならないためには、属性や行動履歴、アンケート結果などに基づいて読者をセグメントし、それぞれの特徴に合わせた情報を配信するのが効果的です。セグメント配信をすることで読者の興味・関心を引ける可能性が高まり、顧客ロイヤルティや開封率の向上が期待できます。

読者のセグメントには住居や性別、年齢や職業などの顧客情報を分類しなければならず、手間がかかる点に注意しておきましょう。また、細分化しすぎると配信数が減ったり、対象者が少なすぎるゆえに成果につなげにくくなったりします。

HTMLメールを活用する

インターネットを介して配信するニュースレターには、HTMLメールを使うことが効果的です。

HTMLメールは文字のみのテキストメールとは異なり、文字の色や大きさを変えたり、画像を挿入したりなど、幅広い装飾ができます。目立たせたい部分を強調するなど多彩な表現ができるうえ、全体的な情報量も増えるため、訴求力が高いことが特徴です。さらに開封率や読者が閲覧に使っているデバイスの種類、どこで読まれたかなどの詳細な情報を収集でき、効果測定に役立ちます。

HTMLメールを使う際の注意点は、自作するにはHTMLやCSSといったマークアップ言語のスキル・知識が必要なことです。加えて、テキストメールと比較するとメール1通当たりのサイズが大きくなるため、送受信に負荷がかかりやすい点も留意しておかなくてはならないでしょう。

嫌がられない頻度や時間帯で配信する

ニュースレターをメールやSMSなどを使って配信する場合は、配信頻度や配信時間にも注意が必要です。

配信頻度が高すぎると、読者に嫌悪感を与える可能性があります。ネタが切れて似たような内容ばかりになってしまえば、飽きられてしまうこともあるでしょう。反対に配信数が少なすぎると、存在を忘れられてしまったり、不要だと判断されて配信解除されたりします。適切な配信頻度を知るには、ABテストやアンケートを実施して読者の意識調査を行いましょう。

また、ニュースレターは読者に時間的・精神的な余裕のあるタイミングのほうが読まれやすくなります。多くの人が忙しい平日の朝などはスルーされることが多いため、配信の時間帯にも配慮が必要です。ターゲットのライフスタイルなどを元に、最適な時間帯を見きわめましょう。

メール配信システムを利用する

インターネットを介してニュースレターを配信するのであれば、メール配信システムを導入しましょう。メール配信システムには、顧客データの管理やメールの作成・配信などを効率的に行える機能が備わっているため、配信業務の手間を削減できます。

また、メール配信システムを使うことで、配信したメールが迷惑メールとして扱われることを防ぎつつ、大量のメールを迅速に配信することも可能です。どれだけ内容が素晴らしいニュースレターでも、読者に届かなければ効果がありません。到達率をアップさせることは、ニュースレターの効果を高めることにもつながります。

さらに、開封率やコンバージョン率といったデータの計測機能もあるため、効果測定もスピーディーかつ正確に行えます。なおかつMAツールに比べてコストが低いため、導入しやすい点も重要なポイントです。初めてニュースレターを配信するときや、実際に使ってサービスを比較検討したい場合も使いやすく、企業の規模を問わずに活用できます。

ニュースレターは「メール配信システム」がオススメ

企業が顧客などに送る一斉メールでは「メール配信システム」の活用がオススメです。メール配信システムは、大量のメールでも低遅延で高い到達率で送信することが可能です。また、メルマガ購読者の管理や配信承認機能など、メールマーケティングを安全に簡単に行える機能が豊富に備わっています。

また当社が提供している「Cuenote FC」ならシナリオメール・セグメント配信など多くの機能がオプション費用なくご利用いただけます。是非お問合せください。

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この記事の著者

福島 竜司
過去に介護・美容の資格情報メディアにて事業統括責任者としてBtoC・BtoB共にメールマーケティング含めた、マーケティング全般の業務に携わる。 ユミルリンクではマーケターとして、メールマーケティングを中心に、メッセージングマーケティングの研究を行い、多くの記事の執筆・編集を行う。
この記事の運営企業

東証グロース上場のユミルリンク株式会社は、20年以上にわたり、メール配信システムをクラウドサービス・ソフトウェアとして提供し、メールに関する専門的な技術や運用ノウハウを蓄積してきました。
メール以外にも、SMS配信サービスWEBアンケート・フォームシステムもクラウドサービスとして提供しています。

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