メールマーケティングツール厳選6社紹介!比較ポイントも解説
さまざまな業界で多種多様なサービスがある一方、国内の人口はピークを過ぎ減少傾向にあります。そんな時代においては、新規顧客獲得だけでなく既存顧客など既に関係性のある顧客に対しての対応が重要になってきています。
そこで重要になる施策が「メールマーケティング」です。アドレスを取得できた接点のある顧客に対して、継続的にさまざまなアプローチをすることができます。
今回は、メールマーケティングが実施できる「メールマーケティングツール」について解説していきます。
メールマーケティングを
Cuenote FCはハイスピードな大量配信を得意としながら、効果測定や自動処理も可能で大手企業にも選ばれるメール配信システムです。メールマーケティング機能も豊富で、配信数上限はなく送り放題です!
メールマーケティングツールとは?
メールマーケティングツールとは、メールマーケティング全般ができるツールのことを指します。ただし、メジャーな名称ではありません。主にメール配信専用の「メール配信システム」とマーケティング全般を自動化する「MAツール」が、メールマーケティングを実行できるツールとして知られています。
メール配信システムとは
メール配信に特化したツールであり、大量のメールを高速に高い確立で届けることができる特徴があります。主にメルマガ配信を行うときに使用されますが、ステップメール・セグメント配信・ABテストなど、メールマーケティング全般を行うことができます。
MAツールとは
マーケティングオートメーションツール、略してMAツールは、マーケティングを自動化できるツールとして有名です。顧客の行動状況などに応じて、サイト内の表示を変更することや、メールを自動配信することができます。さらに、スコアリング機能により獲得見込みの高い顧客を抽出することができます。
MAツールとメール配信システムの違い
メール配信システム | MAツール | |
---|---|---|
機能 | 特化型 配信は「メール」のみで可能。メールに対して高い効果を発揮。 |
網羅型 配信は「メール」「SMS」「LINEメッセージ」など多岐に渡った媒体で可能。幅広く訴求できる一方、正しい設定が必要 |
一般的な料金体系 | アドレス件数に応じて選べる※1
宛先となるメールアドレスのユニーク数に応じたプラン選択が採用されています。配信数により従量課金がないプランも。 | データ処理量に応じて選べる※1 ユーザー情報やユーザー行動に関するデータの取り込み量に応じ、プランが用意されています。 |
導入までにかかる時間 | 1〜2ヶ月※2
比較的短期間で、メール配信をするための基本的な機能の利用が開始できます。 | 2〜4ヶ月※2
データの取り込みの設定・外部システム連携など、エンジニアをアサインしながら開発を進めていきます。 |
※1 一般的な料金形態について説明したものになり、サービスにより異なります。
※2 ツールの申込完了後からの想定所要時間。要件により、期間は前後します。
MAツールは幅広く施策を行える一方、運用難易度と料金が上がる傾向にあります。定量的な分析や、システム運用が得意な企業にはオススメです。
メール配信システムの場合は、できる範囲がメールマーケティングとできる範囲が限定されますが、配信性能に優れており、料金も低い傾向にあるため、高い費用対効果が出やすい傾向にあります。
そもそもメールマーケティングとは
メールマーケティングは字のごとく、メールでマーケティングを行うことを指します。 主な目的は、さまざまなメール手法を用いて、顧客と適切な関係性を持ち購買行動につなげることです。
手法は、多数の人に一斉にメールを送るメルマガが有名ですが、ステップメール・シナリオメールなど、1人1人の適切なタイミング・状況に合わせたメールを送ることもできます。
人の手を介さずに、顧客がサイトで登録後に自動メールを送り、その後メルマガで訴求、何か行動があれば再びメールを送って顧客化を目指すということも不可能ではありません。
メールマーケティングで特に注目の手法3つ
メルマガ
メルマガは週1回など、定期的に商品・サービス情報を提供するメールマーケティングの手法のことです。定期的に顧客と関係性を持つことができるため、認知度の維持・向上や、ニーズが顕在化した時の第一想起を目指すことができます。また、新商品・サービスのいち早い拡散ができるメリットもあります。
一方で、送り過ぎや顧客にとって有益ではない内容を送り過ぎてしまうとブランドイメージの低下などマイナスの影響もあります。
シナリオメール
MAツールを中心に活用されている手法で、メールの開封の有無など閲覧状況に応じて次のメールを自動配信します。
例えば、特定の課題に対するメルマガを配信し、メールのリンクをクリックした人には、より詳細の情報やクーポンがついたメールを送ることができます。また、メールを開かなかった人にメールの件名を変えて再送して開封を促すことも出来ます。
ステップメール
購買や資料請求など主にフォーム経由で問合せが発生した場合に、当日・1日後・3日・7日後など、あらかじめ作成したステップに応じてメールを自動配信する手法です。
購入から3~4営業日程度で商品が届くような場合では、当日は感謝のメール。1日後はより効果的に利用してもらうための手法訴求、7日後には再購入時に使えるクーポン訴求などを送るなどができます。
1人1人に合った訴求ができる一方、同条件になった人には全て同じメールを送るため、定量的なデータがたまるため、改善していくことができます。
メールマーケティングツールの比較ポイント7つ
メールマーケティングを行う際に必要な「メールマーケティングツール」を選ぶ際に特に確認しておきたい7つのポイントを紹介します。
効果測定ができるか
メールマーケティングは、1回のメールから莫大な効果を生むことはできません。PDCAを回しながら長期的に効果を上げていき、結果的に大きな効果を生みます。
そのため、効果測定ができるかは大きな比較ポイントです。大きな指標では「到達率」「開封率」「クリック率」「解約率」があり、多くのツールでは取得可能でしょう。ツールによる差異としては、クリックしたユーザーを具体的に確認できるかなど独自にどんな集計ができるのか、また見やすさやデータ取得のための扱いやすさはどうかなどをよく確認しましょう。
シナリオメール・ステップメールなど必要な手法はできるか
メールマーケティングには、紹介したメルマガ・シナリオメール・ステップメールのほかにも、トリガーメール・セグメント配信など、さまざまな手法があります。
ツールや提供プランにより、できる手法が変わります。多いほど良いというわけではありませんが、自社の商品・サービスに合った手法ができるか確認しましょう。
配信速度は十分にあるか
メールは、バケツリレー形式でデータを転送していく仕組みです。大量のメールを送ると遅延が発生します。例えば100万通規模のメールであれば送信ボタンを押してから受信ボックスに届くまでに数時間かかるケースもあります。
配信速度はメールマーケティングツールごとにより大きく変わります。重要な情報・先着制の情報などの遅延は、トラブルを生む可能性もあります。配信速度は必ず確認するようにしましょう。
セキュリティーレベルは問題ないか
機能や料金などに目が行きがちですが、メールマーケティングは大量の個人情報を扱います。そのため、セキュリティーレベルの確認は特に行いたい部分です。
メールマーケティングツール提供企業にてPマークやISMSの取得。また、金融機関や公官庁など高いセキュリティーレベルを求める企業の導入実績があるか確認しましょう。
また、ツールには2段階認証や、メール配信前の承認機能など、誤配信を抑制するための機能が備わっているかも確認しましょう。
サポートは充実しているか
メールマーケティングのさまざまな手法を行う場合には、一定レベルツールを使いこなせなければなりません。分からない時にすぐ聞けるサポート体制があるか、確認したほうが良いでしょう。
またメールを大量に送ると、さまざまなエラーが発生します。エラーを解消するために、サポートが何処まで対応してもらえるのかも確認が必要です。
料金は、見込める額と見合っているか
MAツールとメール配信システムでは料金に大きな開きがあります。どちらが良いというわけではありません。MAツールはできる機能が多いため高い傾向にあり、メール配信システムはメールに特化しているため比較的安価である傾向です。
使いこなすことができそうであるか
比較的使用難易度が低い傾向にあるメール配信システムでも、メールマーケティングを行う場合には、さまざまな操作をする必要があるため、使いやすさは重要です。
特にMAツールでは、そもそもの使用難易度が高い傾向にあるため、無料トライアルなどを通じてよく検証したほうが良いでしょう。
おすすめのメールマーケティングツール
メール配信システム:CuenoteFC
当社が提供しているメール配信システム「Cuenote FC」は、1時間に1000万通配信できる高速性能を要しています。さらに、シナリオメール・ステップメールができることはもちろんのこと、RFM分析ができる集計ツールなど、メールマーケティングを十分に行えるツールです。
料金は、アドレス件数に応じた料金テーブルで、何度配信を行っても定額料金です。低価格に高い効果を望む方は是非ご利用ください。
メール配信システム:配配メール
「配配メール」は10,000社を超える導入実績を誇るメール配信システムです。簡単で使いやすいインターフェースが特徴です。
Bridgeプランでは、シナリオメールやホットリード抽出など、さまざまなメールマーケティングを行うことができるツールです
メール配信システム:MailChimp
MailChimpは、インターフェースが英語であるものの、使いやすさを重視して設計されており、開封率・クリック率の分析も可能です。1か月1000円代から利用できるプランもあり、低価格でメールマーケティングを始めたい方にはオススメです。
MAツール:List Finder
List Finder は、BtoBマーケティングに必要な機能を厳選して搭載されています。MAツールは機能がたくさんあり使いこなすことが大変な一方、BtoBビジネスを行っている企業にとってはピッタリのメールマーケティングツールかもしれません。
MAツール:Bownow
Bownow は、導入実績14000社以上の代表するMAツールの1つです。MAツールとしては価格も安価であり、初任者でも扱いやすい傾向にあります。
MAツール:SATORI
SATORIは、まだ名前の分からない「匿名の見込み顧客」に対してもアプローチが可能なMAツールです。メールマーケティングにおいてもステップメールや自動メール配信などさまざまな施策も実行が可能です。
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